夕飯のおかずや酒肴のため、夕方に近くの堤防に氷たっぷりのクーラーボックスとサビキ仕掛けだけを持って行きます。餌も不要で、ちょっとしたアクションを加えると、群が回遊していれば鈴なりに釣れます。水汲みバケツに泳がせて、鱗を落とさせ、動きが止まったらすぐに鱗を完全に剥いで、キンキンの氷の中へ。ある程度数が釣れたら帰宅して、即頭落として、内臓とヒレを全て取って手開きでお刺身にします。やや鮮度が良すぎて、骨に身がついて剥がれてしまいますが、そこは諦めます。食卓に運んで、生姜醤油やワサビをつけて食べると、臭みは全くなく、トロリとした食感に、やや甘味を感じ、旨くて箸が進むこと間違いなしです。 フィッシュイーターがイワシ類を猛烈に追いかけて無我夢中で捕食する意味を感じることができます。 |