釣った魚では無く、底引き網にかかった物を朝市で購入し食べました。仲買さんが、「身はそうでも無いが、肝と皮が絶品」と言っていたので、3匹1000円で購入。身は、硬くも無く柔らかくも無いですが、水炊きにすると、普通にふぐの味が出ますので、出汁として使うにはよいかもしれません。一部は空揚げにしましたが、フグ独特のプリプリ感は無いものの、柔らかくそれなりに美味しく食べれました。 で、肝ですが、これは確かに美味でした。味は仲間であるカワハギの肝と同じです。大きな分食べ応え充分で、臭みも無く美味しくいただけました。また、皮は、生では硬く、包丁すら通りませんが、お湯に入れると大変身、外側は柔らかくなり、内側は膨れ上がってゼラチンの様になります。これが弾力を持ちながらも柔らかく、ほのかな甘みがあって面白い味を出します。水炊きだったので、ポン酢で食べてしまいましたが、これをスープ等に使ったら最高の食材になるかもしれません。因みに、あまり茹ですぎると、表裏共に解けて無くなってしまいますので、要注意です。 |