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[1401] 西潟流、釣り人の魚料理。Hトウゴロイワシ。 
2002/6/27 (木) 01:11:37 西潟正人
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トウゴロイワシ
鎧をまとった、清楚な白身
金のかからんファミリーフィッシングは、堤防釣りだろう。昼飯持参の日中釣りゆえに、それらしい魚など現れる気配もない。お父さんは諦めたか、子供のためにサビキ仕掛けを用意する。
撒き餌(え)に寄ってくる魚は、小メジナやカゴカキダイにネンブツダイ。周期的にやってくるのは、小サバやイワシのたぐい。それでも竿先が震えれば、一日は楽しい思い出となる。
硬い棒のような魚が、やたら元気よく釣れる。10センチにも満たない、トウゴロイワシだ。ばりばりとしたウロコの触感、ボラのようにつぶれた顔。帰り際にバケツを覗いて、さすがにこれは食えんだろうなぁ:。ちょっと待って!お父さん。トウゴロイワシは、美味しい魚だ。

群れる魚は、必然的に数が釣れる。料理はシステマティックにやらないと、途中で嫌になって放り投げることになる。トウゴロイワシは頭を落としたら、返す刃で腹を開く。次から次へと済ませたら、手でウロコを取りながら、ついでに腹も洗ってしまう。ウロコは鎧のように硬くても、男の爪なら難はないだろう。ムリなら、包丁を使えばいい。
きれいに洗って、しっかり拭いたトウゴロイワシはどうだろう。サヨリの身にも似て、透き通っているじゃないか。ウロコが硬いぶん、骨とは柔らかいものであろうか。このまま、塩を付けての丸かじりが一等。トウゴロイワシの正しい食べ方を、子供にも教えてあげねばなるまい。

トウゴロイワシとは、藤五郎ジイサンらしき人の名前とばかり思っていた。漁師が親しそうに、トオゴロウと言うからだ。
語源は、玄海地方の「とんころ」からであるらしい。調べれば、着物を脱がずに来たまま寝ること(栄川省造著、魚名考)とある。旨いのに、よほど着物を脱がすのが、めんどうだったと思われる。
トウゴロイワシはウロコが硬いために、今は生き餌にもならない。競って捕るようになったら、ちょっとつまらない。