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[1519] コノシロ>そろばん玉があるんだ! 
2002/7/4 (木) 05:53:38 小西英人
▼ 西潟正人さん

 いやあ。美味しそうですね。

 それにしてもコノシロに「そろばん玉」とは知りませんでしたが、ちょっと、文献をぱらぱら見ると、「コノシロ,ボラの幽門部は平滑筋層が肥厚して硬く,そろばん玉と呼ばれる」とうい記述がありました。また、落合明、田中克の『新版魚類学 下』のコノシロの項に「胃の幽門部は肥厚する」と書いてあります。コノシロのも「そろばん玉」と呼んでもいいようです。

 西潟さん。急にデトリタスと書いても、みなさん分かりませんよ。

 ぼくの勉強のためにも、『広辞苑』と『生物学辞典』から引用します。

■広辞苑
デトリタス【detritus】
(破片の意)
*〔生〕生物体の破片・死骸・排出物、またその分解産物。

■生物学辞典
デトリタス
[英detritus 仏d*tritus 独Detritus 露детритус]
【同】デトライタス
生物学上では,生物体の破片・死骸・排出物ならびにそれらの分解産物一般.元来は,ひろく完体の破片の意味.ただし実際には,それに微生物などが付着し,まじり合って構成されており,それらの分離が容易ではないこと,かつ分離して扱うこと自体に問題があることなどから,無機物をも含めた全体を指すことが多い.生物を含めたデトリタスを集塊(aggregate),デトリタスから微生物を除いたものをデブリス(organic debris)とよんで区別することもある.デトリタスは,陸上・水中を問わずあらゆる場所に広くかつ多く存在しており,細菌などの微生物活動の場となっているとともに,(*)食物連鎖の中でも重要な位置を占める.(→セストン)

 どちらも、分かったような分からないようなだな。

 魚類学でデトリタスといえば、上のようなことになるのだが、簡単に言えば、水底にたまった有機物を含んだ泥のことです。この「有機泥」を食べる魚は多くて、デトリタス・フィーダー、もしくはデトリタス食魚と呼ばれます。ボラは有名なデトリタス食魚です。

 コノシロを調べてみましたら、プランクトン食魚です。近縁種のドロクイは、その名の通りデトリタス食魚ですが、コノシロは違うようです。食性と幽門部の発達は関係ないのかなあ。そんなこともないと思うけど…。

 ほかに、「そろばん玉」を持つ魚っているのかしら。

 西潟さんの観察眼のおかげで、ひとつ賢くなりました。ありがとう。

                       英人