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[1561] コシナガ>だとぼくは思います 
2002/7/12 (金) 06:48:11 小西英人
▼ 西潟正人さん

 この写真、ぼくにもコシナガに見えます。しかし、コシナガだと断定は、できません。ぼく、コシナガを見たことがないもんで…。

 コシナガは、南方系の小型マグロだと思われていて、日本近海では、ほとんどいないと、ちょっと前まで思われていました。

 中坊さんによると、高知県以布利の漁師はコシナガをきちんと見分けていて、一目で見分けられるということでした。しかし、前に宮本さんが、この【さかなBBS】にアップした写真を見せたところ、ううんと、うなっていました。なんともいえないなあと。胸鰭の長さからクロマグロではない、しかし、コシナガであるとはいいにくい…。波戸岡さんは、コシナガだと思うけどなあといっていまして、ぼくは、コシナガを見たことはないけど、消去法ではコシナガに落ちるなあと、ただし、消去法で消極的に同定すると、ろくなことないから、同定不能としました。

 その宮本さんの「まぐろ」よりは、西潟さんのは、コシナガに見えます。

 その宮本さんの画像のあるアドレスを入れておきます。

■さかなBBSの過去log
http://fishing-forum.org/cgi-bin/zk_bbs/zcyclame.cgi?ol=200204&tree=c415

 いま、遊漁船で、「まぐろ釣り」が盛んですが、この船頭たちは、コシナガとクロマグロを見分けていません。混同しています。

 漁師でも、流通関係者でも、若魚では混同している人が多いと、京都大学にいた中村泉博士に聞きましたけど、どうなんでしょうか?

 西潟さん。

 コシナガは、南方系なので、日本近海に寄ってくるのが遅れます。海の温度が高くなるのは、陸よりも2ヵ月ほど遅れるのですね。だから秋から晩秋にかけてが多いのです。

 写真の感じといい、暮れに多かったという情報といい、コシナガだと、ぼくは思います。

 しかし、マグロにも変異がいろいろあって、マグロ類の専門家の中村泉博士でさえ、ぼくが、コシナガだと思うと送って、同定を依頼した写真で、そのように見えますが実物を見ないと、なんともいえません…とかなり慎重なお答えをいただきました。中村博士は、クロマグロとコシナガの見分けの研究をしているのです。その途中なので、専門家でも写真同定は難しいのです。

 相模湾では、はっきりと、クロマグロとコシナガを見分けているのでしょうか?

 ぼく、去年の暮れ、高知県安芸市沖にいって、漁師の船に乗ったのですが、残念ながらクロマグロとスマだけでした。コシナガの写真と標本をとりにいったのですが…。そのときの『怪投乱麻』のアドレスをいれておきますね。

■怪投乱麻
http://www.nifty.ne.jp/forum/ffish/hideto/ranma/60/60.htm

 相模湾でたくさんでるのなら、相模湾の漁師の船に乗せてもらおうかな?

 知り合いの漁師さんいてはる?

 コシナガと、クロマグロの若魚、日本近海で、きっちりと写真を撮って、きっちりと物がいえるように標本をとりたいのですが…。

 最後に、京都府立センターのニュースを引用しておきますね。このニュースによると、コシナガの胸鰭は長くて先端が丸い…となっているのも気になりますが…。

                          英人


■京都府立海洋センターの2001年11月1日のニュースより


「コシナガ」ってご存じですか?

コシナガはマグロの一種です。

大きくなっても全長1.5mぐらいの、マグロとしては小型の種類です。

京都の海で獲れるマグロといえば、クロマグロが代表的ですが、クロマグロは「本マグロ」と呼ばれ、マグロ類のなかで最も美味であり、高値で取引されています。

京都の海では例年、初夏に「シビ」と呼ばれる体重数十kgから100kgを超える大型のクロマグロが定置網で漁獲されています。

また、秋にはその年に生まれた小さいクロマグロも京都の海に現れます。

ところが、最近の調査で、この小型のクロマグロに混じってコシナガがかなり漁獲されていることが分かりました。

※ここに写真が入っています。下のアドレスで見に行ってくださいね。

市場に水揚げされたコシナガ 上がクロマグロ、下がコシナガ

クロマグロもコシナガも、どちらにも横縞がみられますが、コシナガの方が胸鰭が長く、その先端が丸みを帯びていることなどからクロマグロと区別できます。

コシナガはクロマグロに比べて、より南方の海で生まれたと考えられており、以前は日本近海では珍しい種類とされていました。

このコシナガの例だけでなく、最近、若狭湾ではギンカクラゲやイシガキダイなど南方系の生物が多くみられるようになっています。

こうした現象は、夏季に例年より海水温が高くなっていることとも関係があるのかも知れません。

http://www.pref.kyoto.jp/kaiyo/2-topicnews/news/2001/01-11-01/koshinaga-tuna/koshinaga-tuna1.html