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[1716] センニンフグvsカイユウセンニンフグ 
2002/7/30 (火) 10:48:21 小西英人
▼ 忠さん

 ホームページ見ましたよ。がんばってはりますね。

 センニンフグとカイユウセンニンフグを、週刊釣りサンデーの『似たモン魚譜』で書いていますので転載しましょう。写真も別ファイルでアップします。

                          英人
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カイユウセンニンフグ Lagocephalus suezensis
   VS
センニンフグ Lagocephalus sceleratus

■カイユウセンニンフグ
背面には複雑な形の斑紋がある

■センニンフグ
背面には小黒点が散在する

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■ははははははははは…と思わず笑ってしまう。これほど違う斑紋なのに日本では同種と考えられていたのだから。研究者も釣り人も漁師さんも、みんなの目は「節穴」だったんだ。大阪海遊館が発刊した魚類図鑑『黒潮の魚』で京都大学の中坊徹次教授が日本初記録種とし、カイユウセンニンフグという新称を提唱するまで誰も気づかなかった。まあ「発見」とはこんなものなのだろうと思う。
■カイユウセンニンフグの背面は複雑な斑紋でセンニンフグの背面は小黒点である。見分けは一目瞭然。中坊博士によるとカイユウセンニンフグの方が体前半部の幅が広く眼が大きく背面の茶色味が強いという。写真のカイユウセンニンフグは父島産、センニンフグは高知沖ノ島産で若魚だが全長50cmもある。
■センニンフグは黒潮域の外洋表層を遊泳する大型フグでメーターを優に超える。その幼魚の背面には複雑な斑紋があるが、成魚になると小黒点になると「勝手に」理解されていたのだろう。カイユウセンニンフグは現在のところ15.8cmが標本で確認された最大の体長であり小型種なのかもしれない。思いこみは目を眩ませるという好例だろう。小西英人■