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[1852] Re:生物の分類方法 
2002/8/11 (日) 13:49:58 小西英人
▼ じゅん坊さん

 生物の分類は、いろいろ細分はされているのですが、基本的なものは、7階級です。

 界、門、綱、目、科、属、種です。かい、もん、こう、もく、か、ぞく、しゅ、です。

 イシガキダイなら動物界、脊索動物門、硬骨魚綱、スズキ目、イシダイ科、イシダイ属、イシガキダイです。

 ヒトなら動物界、脊索動物門、哺乳綱、霊長目、(真猿亜目、ヒト上科、こういう風に細分化され、すべてあわせると20くらいの階級がある)ヒト科、ヒト属、ヒトです。いまは、ネアンデルタール人は、ヒトの亜種と考えられているので、ほんとうは現生ヒトも亜種となりますけど。

 それぞれの階級の判断基準とは何か…。

 これ、ぼくのような素人が書くと怒られそうなんだけど、その分類群で広く研究して広く比較し研究者のみ、やっと判断できる「常識」でしかないと思います。生物学とか分類学とかが、科学ではないと、攻撃されるのも、こういうところでして、客観的な基準がなかなか示せないのです。

 基本的に、DNAで分類をやるときは、DNAの置換が問題になり、それにより発現する形質は問題にしません。ほとんどの遺伝子コードが、発現に関係ないので意味がないのだと思われます。それで、遺伝子の解析と、それの発現形質のすりあわせなど、分類学ではまったく考えていないのではないかと思います。

 このDNAの置換による種分化の推定というのは、これ、ほとんど数学で、統計学です。多変量解析をコンピュータでやれるようになってから、集団遺伝学というのが、どんどん進んでいます。そういう意味では、ぼく文科頭で、まったくついていけないのですが、じゅん坊さんのような数学頭には、かなり知的興奮がある分野だと思いますよ。

 ちょっと分類学とは離れてしまうかもしれませんが、中立進化説を唱え、世界的にリードし、数年前に亡くなりはらなければ、ノーベル賞も夢ではなかった、木村資生の『生物進化を考える』が、最高の教科書でしょう。木村博士が一般向けに岩波新書で書いてくれてはります。定価680円です。

 これほど凄い日本人も少ないのだけど、ほとんど日本ではしられていないんだよなあ。

                             英人