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[195] そい>4>それでは最終結論をば… 
2002/2/10 (日) 07:55:14 小西英人
@Nifty【さかな会議室】より転載
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01300/01781 PDG00606 小西英人 そい>4>それでは最終結論をば…
(14) 99/02/28 11:49 01216へのコメント コメント数:1


 「そい」チェーンのみなさま、それでは、とりあえずの結論を書いておきますね。

 驚かないでね。

 ■黒っぽいカサゴを「そい」だと思う人がいる。

 ■「そい」の中心はクロソイであるが、間違えやすい「まぞい」とは言いたくない。

 これが最終結論です。あんまり簡単だとか、それ、みんなが言った事じゃないかとか、怒りっこなしね。

 釣り人向けの魚類図鑑と称するものの、ほとんどは、キツネメバルの地方名として「まぞい」をあげていますが、これは、誰かがちょんぼしたのを、受け売りしているのでしょう。松崎明治の文章からも、関東や、北海道の釣りフォーラムメンバーからの証言でも、キツネメバルより、クロソイの方が、中心になるようです。

 だいたい、釣り人向け魚類図鑑としているもので、フサカサゴ科のことが分かっていると思えない。イズカサゴをめぐる釣り人の大混乱も、こいつらのせいだと思う。

 「釣り人向け」というのは、魚など知らない奴が、どうでもいいこと書いて、金儲けしている、「馬鹿向け」ということでなければいいのですが…。

 さて、あまりにも単純な最終結論で、こんなのなら、はじめから分かっているのじゃないかと怒られそうですが、ぼくとしては、だいぶ、いろいろ勉強になりました。

 形になりつつあると言うことです。

 いちおう最終にはしておきますが、まだまだ、勉強してみたいとは思っています。

 ■黒っぽいカサゴ型魚類

 というのだけでも、説明しようとすると、ややこしい。だいたいカサゴはカサゴ属で、メバル属とは違うのです。カサゴ属の特徴は…と書きたい気もするけど、書き始めると、。また「そい」チェーンくらいになってしまうから、とりあえずは書かない。

 まあ、釣り人の「感じる」「そい」の特徴を、とりあえず言葉にしておきましょう。

 ■体高が低く体の断面は円筒形に近い
 ■尾鰭後縁が円形である
 ■両眼の間が狭くへこんでいる
 ■両顎がそろっている
 ■頭の周りがごつごつしている
 ■体は黒っぽい

 ついでに、釣り人が「めばる」と感じる特徴も書いておきましょう。

 ■体高が比較的高く体の断面はどちらかといえば平たい
 ■尾鰭後縁が截形(まっすぐ)である
 ■両眼の間隔は広く突出するか平坦である
 ■下顎が長い
 ■頭の周りはつるんとしている
 ■体は赤っぽいのが多い

 日本産メバル属31種を、一般名称としての「めぬけ★☆」「めばる●○」「そい■□」の三つに強引に分けてしまいましょう。それぞれのマークは、ソリッドが強くて、アウトラインが弱いということです。

 1)アラメヌケ      ★ Sebastes aleutianus
 2)アコウダイ      ★ Sebastes matsubarae
 3)アラスカメヌケ    ☆ Sebastes alutus
 4)ウケグチメバル    ○ Sebastes scythropus
 5)ハツメ        ○ Sebastes owstoni
 6)ヒレグロメヌケ    ★ Sebastes borealis
 7)バラメヌケ      ★ Sebastes baramenuke
 8)サンコウメヌケ    ★ Sebastes flammeus
 9)オオサガ       ★ Sebastes iracundus
 10)クロメヌケ      □ Sebastes glaucus
 11)ヤナギメバル     ○ Sebastes itinus
 12)ガヤモドキ      ○ Sebastes wakiyai
 13)アカガヤ       ○ Sebastes minor
 14)ヤナギノマイ     ● Sebastes steindachneri
 15)エゾメバル      ● Sebastes taczanowskii
 16)トゴットメバル    ● Sebastes joyneri
 17)ウスメバル      ● Sebastes thompsoni
 18)メバル        ● Sebastes inermis
 19)クロソイ       ■ Sebastes schlegeli
 20)タケノコメバル    □ Sebastes oblongus
 21)コウライキツネメバル ■ Sebasles ijimae
 22)キツネメバル     ■ Sebastes vulpes
 23)タヌキメバル     ■ Sebastes zonatus
 24)ゴマソイ       ■ Sebastes nivosus
 25)シマゾイ       ■ Sebastes trivittatus
 26)コウライヨロイメバル □ Sebastes longispinis
 27)ヨロイメバル     □ Sebastes hubbsi
 28)ムラソイ       ■ Sebastes pachycephalus pachycephalus
 29)ホシナシムラソイ   ■ Sebastes pachycephalus nigricans
 30)オウゴンムラソイ   ■ Sebastes pachycephalus nudus
 31)アカブチムラソイ   ■ Sebastes pachycephalus chalcogrammus

 ということに、ぼくはしちゃいますが、このこと自体に、何の意味もないことも分かっておいてくださいね。

 案外、尾鰭後縁の形状(まるいか、まっすぐか)と、下顎が出ているか出ていないかということが、この類の印象として重要なのですが、これを「キー」にひとくくりにすると、どれほど例外が出て苦しむか、ぼくは、実感しているのです。『釣魚検索』のフサカサゴ科で、それらのキーで抽出したページは、やり直しが相次いだのです。

 とにかく、「そい」は、ゆるい釣り人の「感覚」なのです。

 この「ゆるさ」を、「はっきり」とぼくらのものにしていって、新しい「釣り文化」という形に昇華(青臭い、あのころの言い方なら、アウフヘーベンだけどな)していきたいなと、ぼくは思います。

                                 英人


01338/01781 PDG00606 小西英人 そい>4>最終結論>訂正です
(14) 99/03/22 09:40 01300へのコメント


 あれからも、折に触れ、「そいって何」って聞き回っている英人です。

 ちょっと訂正があるので書いておきます。

 「まぞい」の件なのですが、東北地方、それと北海道でも札幌の釣り人は、キツネメバルのことを「まぞい」というようです。

 だから、「そい」の中心はクロソイで、あとキツネメバルなどということでいいのでしょうが、「まぞい」をキツネメバルの地方名とする地方もあるようです。

 だいたい、キツネメバルという標準和名が「誤解」を招いているもとになっているのかもしれません。

 とにかくキツネメバル(ふくむタヌキメバル、コウライキツネメバル)の地方名として「まぞい」を使う地方も多いということに訂正しておきます。

                               英人
ps
 宮崎、もう2週間以上も波浪注意報がでているようです。

 宮崎のオオニベは中止しました。精進の悪い英人です。嵐を呼ぶ男なのでしょうか。