さかなBBSトップ
魚のことならおまかせ。WEBさかな図鑑
釣具の通販・Gear-Lab
HOME 似たもの検索  携帯版  | Gear-Lab

新コミュニティ(掲示板)オープンのお知らせ

WEB魚図鑑では、2013/7/25より新しいコミュニティをオープンしました。 「このお魚何?」というQ&A専用のページもあります。是非新しいコミュニティを使ってみてください。新コミュへの投稿はズカンドットコムへのアカウント登録が必要です。2013年1月以前にWEB魚図鑑へ投稿したことのある方はアカウントの引き継ぎを行うことができます。


[このスレッドを表示]

[230] 知彼知己>メジナの骨 
2002/2/16 (土) 11:09:10 小西英人
 釣りサンデーの隔月刊誌『磯釣りスペシャル』に、ちいさなグレ(メジナ・クロ)のコラムを書いています。【知彼知己百戦不殆】カレヲシリオノレヲシレバヒャクセンアヤウカラズ…というタイトルですけど、たぶん、なんもわからないけどね。ぼくの文章じゃあね。

 そのなかのひとつを転載します。
                         英人


■磯釣りスペシャル■2001年11月号より
================================================
知彼知己
百戦不殆

メジナの骨


ぼくらとクロメジナはお仲間
同じ骨を体に持っているんだ


 「尾長はなあ、かみそり持っとんや。ハリスをすっぱり切るんや…」と真剣にいう磯師は多い。かみそり?そう、クロメジナに限らず、ほほにかみそりを持つ魚は多い。ふつう鰓蓋の前に小さな鰓蓋があるが、この縁辺は鋭く、かみそりのようになっている。スズキで俗に「鎌」と呼ぶ部分と同じである。
 クロメジナが向こうに走るとき、ここを立てて、すっぱりとハリスを切るというのである。真偽はわからないけど、ここが鋭くて危ないのは事実だ。この「かみそり」は鰓蓋の骨、前鰓蓋骨と呼ばれる。ふつうはぴったりと閉じられていることが多く気がつかないままに、すっと触れると、ほんとうにエッジがかみそりのようになっていて深い切り傷になることが多い。
 ところで「鯛の鯛」は知っているだろうか。胸鰭を支える骨が魚に似ており、鯛の中にミニチュア鯛がいるから「鯛の鯛」と呼ばれる。クロメジナのクロメジナもいる。この骨の魚の頭部にあたる骨は「肩甲骨」で、胴体と尾部は「烏口骨」だ。
 えっ、なんで魚に肩甲骨があるのだろう…と驚くだろう。
 魚と人は共通祖先から分岐した。ぼくらは、脊椎動物という「お仲間」なのだ。クロメジナは肩甲骨で胸鰭という自由肢を支え、ぼくは肩甲骨で腕という自由肢を支える。それなら烏口骨って何なのと聞かれそうだ。人の肩甲骨の上部には突起があり烏口突起と呼ぶ。ここで上腕二頭筋と烏口腕筋を支える。
 ほら、ぼくとクロメジナは同じ祖先の骨を持っているんだ。