さかなBBSトップ
魚のことならおまかせ。WEBさかな図鑑
釣具の通販・Gear-Lab
HOME 似たもの検索  携帯版  | Gear-Lab

新コミュニティ(掲示板)オープンのお知らせ

WEB魚図鑑では、2013/7/25より新しいコミュニティをオープンしました。 「このお魚何?」というQ&A専用のページもあります。是非新しいコミュニティを使ってみてください。新コミュへの投稿はズカンドットコムへのアカウント登録が必要です。2013年1月以前にWEB魚図鑑へ投稿したことのある方はアカウントの引き継ぎを行うことができます。


[このスレッドを表示]

[272] 撮り方>弱った魚のこと… 
2002/2/28 (木) 10:01:31 小西英人
▼ 清野耕一さん

 そうそう撮影中に弱らせてしまった魚のことですね。

 まあ、大きな魚は、滅多にないから喜んで食べるから問題ないとして、食べられないような小魚の場合ですね。

 ぼくの場合、弱らなかったら逃がしますが、弱ってしまったら、ほとんど、京都大学総合博物館、つまり中坊徹次さんところに送っています。

 筋肉組織からDNAが直接解析できるようになったのは、ここ数年のことであり、いまはアルコールの組織標本からもDNA解析ができるようになりましたが、ほんと、ここまでやれるようになったのは、ここ1、2年のことなのです。

 そのために、東洋一の魚類標本収蔵量を誇る京都大学でも、DNA解析のできる組織標本もある魚類標本は、まだまだ少ないのです。こういう標本の場合、数個体や一個体でも、ほしい場合があるので、ぼく、まとめておいて京都大学に送るのです。

 いま、冷凍の宅急便があるので、ほんと便利です。多いときは釣り場から送ったりもします。少ないときは、家で冷凍して、まとめて送ります。

 また、たとえば、ウナギ目魚類なら、ウナギ目の権威、波戸岡さんところに一個体でも送ります。彼、ぼつぼつぼつぼつ集めているのです。このまえ、ドクウツボの若魚を送りましたが、波戸岡清峰さんの知る限り、若魚の標本は珍しく2個体めだと喜んではりました。それとタウエガジ科も彼の所に送っています。

 また、いま、生命の星・地球博物館の瀬能宏さんところが、大型魚類の標本を収集してはります。アカメ、ヒラスズキ、タイリクスズキ、スズキなどの大物が釣れたら、送ってといわれています。それ以外の物でも、大きければ大きいほどいいそうです。この辺は、高知の長野さんにもお願いしてあるのですが、長野さん、ぼくが頼んでから、まったく釣れていないようです。悪いことしたかな?

 また…。

 と、いろいろなところが、いろいろな標本をほしがっていますので、もし、無益に殺してもったいないなあと思うときや、大型でもてあますとき、またどうしても種を同定したいとき、これは新種に違いないと思うとき、この【さかなBBS】に書きこむか、ぼくあてにMAILをしてください。

 貴重な標本になったりします。

 ぼく、けっこう、すごい標本を入れているのです。発表できないのも、数種ありますけどね。

 釣り人という採集方法が、研究者には少ないので、けっこう「大穴」になったりするのです。

                          英人