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[3227] 胸鰭上方黒色斑の謎>色いろいろ… 
2002/10/22 (火) 06:38:00 小西英人
▼ 渡辺謙司さん

 魚をじっくり見るようになると、いろいろおもしろいですよね。

 この胸鰭上方黒色斑ですが、たしかに黒かったり、ちょっと茶色っぽく光っているだけで、斜めにしてみなければ見えなかったり、金色に輝いたりします。

 なんなんでしょうね。

 魚の体色に興味を持って、ちょっと調べたりもしてみましたが、これ、けっこうややこしくて、ぼくの理解の範囲を超えてしまうのです。

 それだけに、面白いのですが…。

 魚はいろいろな色に見えますが、基本的には、皮膚の真皮のなかにある、黒色素胞、赤色素胞、黄色素胞、白色素胞、虹色素胞くらいで、色をだしてしまうのです。近年になって、いちぶの魚種で青色素胞が見つかっています。

 えええ。青い魚はなんぼでもいるやないか…と叱られそうです。魚の青は、基本的には、虹色素胞などの光の干渉と反射でつくられるようです。

 なぜか…、聞かないでね、ややこしいのです。勉強しようと、文献を置いてはあるのですが…。そのうhcいに、もっと理解したら書きましょう。

 簡単に色素胞のこと、書いたコラムがあるので、転載しておきます。

                           英人

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 釣りサンデーの隔月刊誌『磯釣りスペシャル』のコラム【知彼知己百戦不殆】カレヲシリオノレヲシレバヒャクセンアヤウカラズ…から転載します。

■磯釣りスペシャル■2002年3月号より
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知彼知己
百戦不殆

メジナの色


アドレナリンが放出されると
魚体は光輝き命輝かせるのだ


 釣り人って簡単な質問に答えられなくて、議論をしまくる人種である。そんなことないというあなたたち。それならメジナの色をいってごらんなさい。
 青や、茶や、灰色や、いやいや赤やで、ちゃうで青緑や、知らんな緑や…、きりがない。
 魚って鱗に包まれているように思うけれども、やはり基本は皮膚に包まれている。外側からいうと表皮、真皮、皮下組織になっており表皮には粘液腺、神経末端部などがある。真皮というのは分厚く、鱗、色素細胞、血管、神経繊維などがある。体色を決めるのは色素細胞で、ほとんどがこの真皮中にある。
 色素細胞は細胞に含まれる色素顆粒によって、黒色素胞、赤色素胞、黄色素胞、白色素胞、虹色素胞などにわけられ、最近では青色の色素細胞も見つけられている。虹色素胞とはグアニン、といってわからなければタチウオの「ぴかぴか物質」などが主成分で、反射させる。これらの色素細胞が組み合わさり、反射させ、光の干渉現象をおこし、などなどして、複雑で微妙な色をかもしだすのである。
 色素は自律神経やホルモンで凝集したり拡散したりする。たとえばアドレナリンが放出されると黒色素胞内のメラニンが凝集し色は淡くなる。アドレナリンが放出されなくなるとメラニンは分散し色は黒くなる。
 釣りあげたとき、メジナがひときわ色を変え、斑紋をだすのはアドレナリンが放出されて興奮しているのである。可哀想なこともしている。それもきっちりと自覚し釣りを楽しみたい。