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[402] :イシガキダイ>子供はどこ?>再アップ 
2002/4/9 (火) 22:55:06 小西英人
▼ JUNさん

 なんか、ぼくの書いたのが消えてしまったようですね。

 同じことを書けるかどうか、まったく違うこと書いちゃったりするかもしれませんが、とにかく、もういちど書いてみます。

 イシガキダイのことは、ほとんど知られていないので、まだ、ちょっと研究されている、イシダイのことで書いていきます。

■イシダイ

 ●成熟の最小体長は、雌で2歳、20センチあまり、雄で1.1歳13センチとなっています。案外、小さくて成熟、つまり成魚になるのです。

 ●産卵は外海に面した岸近くで水温18度以上の4〜7月におこなわれます。

 ●自然界での産卵行動の観察記録はないと思います。水槽観察の報告では、数尾の雄が1尾の雌をうばいあって追尾することから始まるようです。追尾を繰り返したあと雌は水面近くまであがって体を反転させて底に向かって急降下しながら放卵します。最後まで追尾した雄が体をふるわせて雌にすり寄り、放精します。

 ●孵化後20日で体長9ミリになり、斑紋が体の前方からできはじめて、15ミリ以上になって、横帯が完成します。この時期に稚魚は流れ藻について海上浮遊生活を始めるのです。そうイシダイは流れ藻について、ひろがっていくのです。

 ●体長8センチで臼歯が完成するけれども、このころから、流れ藻を離れて、底生生活をはじめます。

 ●10〜20センチの若魚は、大きな移動をしないようです。

 ●30〜50センチの成魚になって、一日20キロに及ぶような大きな移動をしたりします。また毎年2〜3月には群れをつくって南下の産卵回遊をするようです。

 以上が、イシダイの生活史ですが、イシガキダイも流れ藻についていますし、だいたいイシダイを、やや南方にずらしたような生活をしているのだろうと考えられています。

 ただ、イシガキダイの老成魚、日本記録級は、南方ではなくて、温帯の磯、長崎県男女群島や高知県水島群礁などで釣れます。亜熱帯域には大物はほとんどいません。こういうことが何を意味するのか、不思議ですがわかりません。

 どちらにしても、イシダイもイシガキダイも、産卵場がきちっとわかっているわけではないし、謎の多い魚です。

 ともかくJUNさん、流れ藻について流れてくるのですから、そのような場所に幼魚はすむと思われます。ただ、宮崎は、流れ藻はかすめるだけで、あっというまに流れていってしまうのかもしれませんね。

                           英人