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新コミュニティ(掲示板)オープンのお知らせ

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[423] Re4:命名>サラサカジカ>誰でしょうね 
2002/4/12 (金) 06:28:26 小西英人
▼ 清野耕一さん

 タイリクスズキは、もともと、香港から出荷されることが多いのですが、香港では、昔から、七星鱸、もしくは、それを英訳してセブンスターなどと呼んでいたようです。

 この中国産スズキ、もちろん研究者も昔から知っていて、スズキ科の権威だった故片山博士も、きちんと見分けて、スズキの黄海や有明海の変異型としていたのでした。

 有明海にも、かなり似たのがいます。いちおう有明海産スズキとしましょう。

 遺伝子の解析から、タイリクスズキとスズキの交雑種だということがわかっています。

 海の魚で交雑により種が形成されたのが確認された、はじめてのケースになるかもわかりませんし、いまも交雑が進んでいるのではないかと考える人もいます。

 日本と大陸の地図をにらんでください。有明海は、古黄河の河口域だったと思えばいいのです。大陸の残存種がいます。日本では有明海の固有種が多いのですが、大陸と見てみると、ほとんど同じなのがいます。

 また、いまでも、ときどき黄河が氾濫して、大量の水が海にはきだされると、日本まで、大陸にしかいない魚類が流されてくることが確認されています。

 どちらにしても有明海の生物地理学的な研究は、非常に重要なのですが、タイリクスズキの人為的な侵入により、研究ができなくなる恐れがあります。

 それでも、「ホシスズキ入荷、グッドファイター」などと書かれたら、喜んでいくのがいるのですね。

 このまえiopニュースに、ストライプド・バスが東京湾で釣られた報告が載せられていました。霞ヶ浦でもかなり生息している可能性があるといいます。

 研究者たちは、侵入ルートを不思議がっていますが、これも、たぶん管理釣り場なのでしょう。「淡水スズキ」という人気メニューがあるようですね。

 こういう形で、魚がもてあそばれ、釣り人なんて、いい加減なものさといわれるのが、いちばん厭で、そのためにも、いろいろがんばってきたのですが、実際、そうなのかもしれません。

 ふう。                  英人