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[527] Re:撮影>背景色>折衷案として(^^;) 
2002/4/27 (土) 05:34:30 小西英人
▼ JUNさん

 ぼくの使っているパネルは、いろいろな色があります。

 たとえば灰色も使ってみましたし、薄いグリーンや、薄いブルーも使ってみました。まず色が入ると、やはり見る人の目が、その背景色に左右されてしまうことがひとつ。その次に海水をかけると、どうしても、水たまりができて水たまりとして写ってしまうのです。

 たとえば、白なら、やはり条件によって水たまりになったとしても、気にならないくらいに抑えることができるのです。

 みょうな色の撮影板を使うのなら、波止とか、岩とか、木とか、そういう自然のものの上で撮影した方が、違和感がないし、臨場感もあります。ぼくは余裕があると白バックで写して、あとで岩などの上でも撮影します。

 去年の甑島は、天気がよすぎて、明るすぎて、大変でした。そういう意味で条件が限界をこえていたのです。いわゆる、どピーカンですね。かなり苦労しました。だいたい人間も外でおれないくらい大変だったもんね。

 このごろ、どピーカンなら、影をつくって、そのなかでストロボ撮影をするようにしています。この方が全体のバランスがいいことがあるのです。

 ただ、ストロボは、銀塩写真の場合、あがりが見当つかないので、変なところが光ったりしてしまいます。そのために、微妙に角度を変えて撮っておかなければ危ないという面倒さはあります。

 クマノミは、魚自体に「露出差」のある難しい魚です。黒と白では、それぞれ、きれいに写そうと思うと、2絞りくらいの差があるでしょうし、そのうえに尾鰭の黄色自体も露出がシビアになるという、カメラマンを「おためし」しているような魚です。

 それを、あの、どピーカンの下で撮るのですから…。

 ともかく、露出というのは、一枚の写真の中でも、すべてに均等なものではありません。対象の、部分によっても、かなり違うのです。それをすべて合わせることなんて、スタジオで、かなり光を管理しても難しいのです。

 さて、どうするか。

 カメラマンの好きなところに、あわせて、後は無視して、そういうもんだとわりきったらいいのです。そんなもんだと思っています。

 このクマノミでいえば、全体に、アンダーで、つぶれ気味で、白い部分にあいにごりがでていて、それが残念ですが、尾鰭の黄色は毒々しいなりにでているし、黒と白がはっきりしているというのがでているから、それでいいと思います。クマノミという魚はわかります。

 魚の露出が極端だと思うのは、これを半絞りあけても、そう変わらないのです。

 これに、1絞りあけたのと2絞りあけたのを写しておくと、1絞りあけたので、全体のイメージがきちんとつかめる写真になり、2絞りあけたのは、オーバー気味にはなるでしょうが、鱗の数とか、胸鰭の数とか、それらの様子とかの、デティールがわかる写真になるから使えるのです。

 また、あとで印刷に使う場合、見開きで大きく使うのならば、ちょいアンダー原稿が、よくて、小さく使うのならば、このごろのDTP製版なら、ちょいオーバーか、けっこうオーバー原稿がいいようです。

 まあ、ふつうの撮影なら、こんなに考えることもないのでしょうが、ぼくがいいたいのは、露出に「適」などないですよということです。どこに合わせるかをカメラマンが決めなければならないのです。決められないのなら、とにかく1絞りずつ3段階で撮ってみて、その結果から、次を考えたらいいと思うのですけど、これって、面倒なのかしら?

 面倒なのかもしれないね。

                          英人