さかなBBSトップ
魚のことならおまかせ。WEBさかな図鑑
釣具の通販・Gear-Lab
HOME 似たもの検索  携帯版  | Gear-Lab

新コミュニティ(掲示板)オープンのお知らせ

WEB魚図鑑では、2013/7/25より新しいコミュニティをオープンしました。 「このお魚何?」というQ&A専用のページもあります。是非新しいコミュニティを使ってみてください。新コミュへの投稿はズカンドットコムへのアカウント登録が必要です。2013年1月以前にWEB魚図鑑へ投稿したことのある方はアカウントの引き継ぎを行うことができます。


[このスレッドを表示]

[681] あぽごん>髭のないヒメジたち… 
2002/5/6 (月) 15:08:45 小西英人
▼ takaxさん

 ネンブツダイの軍艦巻きなんて、あるんですか?

 すごいですね。

 ところで、返事をし忘れていました。クロホシイシモチと一緒に釣れたという…。

この魚と同じ体型、同じ色で、縦縞がもっと沢山あって綺麗な
魚がいました。同じ魚の模様の変異かなと思うのですが、
何だったのでしょうかね?

 と書かれている魚は、たぶん、オオスジイシモチだと思います。これも、よく似た魚はいっぱいいますが…。テンジクダイ科で、よく釣れるのは、クロホシイシモチ、ネンブツダイ、オオスジイシモチなのです。

 これらはテンジクダイ科テンジクダイ属で、日本産のテンジクダイ属だけで53種もいます。

 テンジクダイ属の学名は Apogon といいます。研究者は、これらをなにか愛称のようにアポゴンと呼びます。かわいらしい響きがあるから、すぐに覚えられるでしょう。ぼくは、なんとなく「あぽ」の「ごん」やとばかり思っていたのですが、そんなラテン語なさそうです。

 それで、ある日、思い立って調べてみたら、「あ」「ぽごん」だったのです。

 ギリシャ語で、「あ」は否定、「ぽごん」は顎髭だったのです。

 アポゴンは、「顎髭がない」という意味だったのですが、言葉の意味はわかっても、実際の意味が分かりません。

 もっと調べると、1758年にスウェーデンのリンネがヒメジ科の魚だと思って記載したのを、1801年に、フランスのラセペードが、髭のないヒメジだよということで新属をたてて、アポゴンにしたのです。

 小魚にも、人の苦闘の歴史があるのです。

 どちらにしても可愛い学名でしょう?

 こういう覚えやすいものから学名を覚えるのも、ひとつの楽しみではあります。

                  英人