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[31] 同定>タイワンカマス? 
  【魚図鑑参照】
2002/1/29 (火) 14:22:51 JUN
◆画像拡大
釣行日 :2000年11月
場所 :宮崎県宮之浦港(都井岬近く)
採集方法:ルアー

鱗の粗い感じ、胸鰭先端と第一背鰭起点の位置から、タイワンカマスかなと。
あるぽさんが釣ったものです。

[39] 同定>タイワンカマス>ちょっと待って 
2002/1/29 (火) 19:29:41 小西英人
▼ JUNさん

 JUNさんの書いているキーは『日本産魚類検索』第一版のものだと思いますが、第二版で変わっています。そのキーは使えません。

 カマス類は苦手なのですが、タイワンカマスに行くとは思います。ただ、2000年にイブリカマスというのが分離され、和名提唱されたと思います。覚え違いかもしれませんが、いま手元に資料がないので、なんともいえません。

 あしたまで、待ってね。事務所で見てみます。ぼく、イブリカマスが発表されたとき、すぐに釣りサンデーの「似たモン魚譜」で書いたのですが、忘れちゃった。

 どちらにしろ、カマス類は難物でっせ。          英人


[41] イブリカマスのこと 
2002/1/29 (火) 20:26:11 JUN
▼ 小西英人さん

イブリは、以布利なのですね。
燻られてカマされた日にゃ、かなわんなと思いましたが(^^;)。

「以布利 黒潮の魚」(大阪海遊館/中坊徹次編)で記載、ですか。
インターネットはこういう時に、途方もなく便利ですね。
たいていのことは、糸口くらいはすぐに見つかります。



[42] イブリカマス>その通り 
2002/1/29 (火) 20:48:50 小西英人
▼ JUNさん

 イブリカマスを中坊さんたち京都大学グループが分離して書いたとき、ぼく中坊研究室にいって、話を聞いて、まとめたのに…。

 『黒潮の魚』も、ぼくの書いた記事も、事務所にあるので…。

 側線と縦帯が、どこで交わるかがキーです。

 ほんと、インターネットはすごいですね。     英人

[46] 南の魚 
2002/1/29 (火) 22:39:02 JUN
▼ 小西英人さん

>  側線と縦帯が、どこで交わるかがキーです。

なるほど、これは写真が鮮明なら見分けられそうですね。

しかし、今回アップした4種、やっぱり南の魚ですね。
カレイもアイナメもメバルもいないかわりに、変な魚はようけいそうです。宮崎は。

特に、外之浦港ですね。
ろくに真面目に釣りをしていないのに、セレベスワニゴチの一種、
ウラウチフエダイ、アオハンネズミゴチと、変なのがわらわら出てきました。
これ、全部「新種」の可能性があるのですから、驚きますけど、
案外、ああいう縁辺というか、交差点というか、黒潮の出張所みたいなところの
魚って、研究がまだまだこれからなのかもしれませんね。

宮崎大学も、隠し玉をいっぱい持ってそうだなあ。

[47] 南の魚>ほんと宮崎は熱帯だと 
2002/1/29 (火) 22:50:59 小西英人
▼ JUNさん

 ほんと、海から見ると宮崎は熱帯です。いや、温帯と熱帯の出合うところだから、変ですよね。

 宮崎大学の岩槻さんも、たくさん持ってるよ。

 いちど魚類学会で岩槻さんの発表を聞いたらおもしろいよ。あれほど、これも変、あれも変、新種ちゃうか、すごい…と、派手に報告する人も珍しいです。

 クロサギも、岩槻さんたちが、クロサギとミナミクロサギとオガサワラクロサギの3種に1999年にわけちゃったんだけど、ぼく、見分けが、よくわからなくて、写真をにらんで悩んでいます。どうしてもわからなかったら、宮崎大学に教えを請いに行こうと思っています。

 クロサギ科も難しいのだけど、これを、最近、岩槻さんたちは、けっこう派手にやってはったから…。

                            英人

[48] 南の魚>クロサギ科 
2002/1/29 (火) 23:02:41 JUN
▼ 小西英人さん

92年頃だったと思いますけど、初めて岩槻研究室に寄らせてもらった時に、
クロサギらしき標本を指して、
「これ、面白いんだよ。オフレコだよ。宮崎の海には新種、ごろごろいるよ。」と
オフレコ、オフレコといいながら、面白い話をたくさん聞かせてくれました。
記載は99年になったのですか。ほんと、手間のかかる仕事ですね。

クロサギとミナミクロサギとオガサワラクロサギ、棲み分けてるのでしょうか。
それともクロサギはクロサギだから、みんな河口近くの水の甘いところかな。
見てみたいですね。



[49] 南の魚>オガサワラクロサギのこと 
2002/1/29 (火) 23:11:01 JUN
ハゼの向井さんのところのHPに、オガサワラクロサギが載っていました。
http://homepage2.nifty.com/PhD-mukai/01Fish/01Dec.html

吻背方の鱗の有無で他のクロサギ類と見分ける、だそうです。

岩槻さんが記載された標本はフィリピン産で、他には小笠原でしか見つかっていない、
ということなのですけど、面白いものですね。

ああ、だんだんマニアックになっていく(^^;)。

[54] Re:南の魚>オガサワラクロサギのこと 
2002/1/30 (水) 06:07:23 小西英人
▼ JUNさん

 宮崎大学の岩槻さんに、三重大学の木村さん、このおふたりのバックに琉球大学の吉野さんという御大がついてやっていますので、魚類学会のなかでも、なんというかマニアックなメンバーです。クロサギ科は、これからもでてくるでしょう。

 でも、あんまり分けられると、どこがちゃうねん…と、悩んでしまいます。

 しかし、勝手なもんで、よく見慣れている魚は、ちょっとした違いで大騒ぎをするのですが、人が大騒ぎしていると、冷ややかになるのです。

 まあ、ちゃうで、いやいっしょやでと騒いでいることが楽しいので、魚類学は、釣りと同じく、結果より過程がおもしろいようです。

                            英人

[55] :同定>タイワンカマス>OK 
2002/1/30 (水) 09:55:42 小西英人
▼ JUNさん

 第1背鰭起部が腹鰭起部より、はるか後方に位置して(このキーはJUNさんの写真からはわかりませんが…)体側に褐色縦帯が2本あれば、タイワンカマスかイブリカマスになります。

 以下、タイワンカマスとイブリカマスの見分けやすい相違だけを『黒潮の魚』(中坊徹次ら編・大阪海遊館・2001年)から抜いて書きます。

■イブリカマス           ■タイワンカマス
明瞭な褐色縦帯           不明瞭な褐色縦帯
下方の縦帯と側線が尾柄部で交わる 下方の縦帯と側線が尾柄やや前で交わる
鱗は細かくはがれにくい       鱗は大きくはがれやすい

 以上のことから、JUNさんのこのカマス科の魚はタイワンカマスになると思います。

 イブリカマスは未記載種(ぶっちゃけていえば新種)になる可能性がありますが、相模湾以南の黒潮域でふつうに見られる魚で、いままでタイワンカマスと混同されていたのです。2001年4月に発行された『黒潮の魚』で和名が提唱されていますので、まだ一年にもならない新顔のカマスです。JUNさんがかかれているように、大阪海遊館の海洋研究所がある、高知県以布利で発見研究されたので、「以布利かます」と命名されています。

                            英人

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