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[3288] 投稿＞マコガレイ
	【魚図鑑参照】

▽ 2002/10/30 (水) 02:55:09 ▽ 渡辺謙司

◆画像拡大

１０／２９　広島県安芸郡倉橋町唐船浜　２５センチ

余り餌で、ちょいと竿出しの巻です。潮目に投げ込むと、一投目から釣れました。

[3301] マコガレイ＞ＯＫです

▽ 2002/10/30 (水) 06:24:47 ▽ 小西英人

▼ 渡辺謙司さん

　マコガレイ、ＯＫです。端正なプロポーションですね。胸鰭の下に「定紋」がありますね。定紋ってなんだと叱られそうです。

　ぼく週刊釣りサンデーで連載している『似たモン魚譜』から、メイタガレイ　ｖｓ　マコガレイを転載しておきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　英人
=======================================================
■メイタガレイ　Pleuronichthys cornutus
眼と眼の間に骨性突起がふたつある
　　ＶＳ
■マコガレイ　Pleuronectes yokohamae
眼と眼の間に突起はなく鱗がある

■魚屋さんでは美味しいと有名なメイタガレイだが、釣り人はあまり知らない。ふつうは20cmまで大きくて30cmくらいにしかならない小型種なのと、やや深い所にいて船釣りでまじる程度なので知らないのか。小さくても美味なメイタガレイ、知らないと大損だぞ。
■眼が突出し、眼と眼の間に、前方と後方に向く骨性突起があるとメイタガレイ。眼板鰈と書くのも、この突起ゆえだろう。小さくても体高と厚みがあるのも特徴だ。近年ナガレメイタガレイと２種に分けられた。有眼側の小黒斑が不定形なら本種、丸ければナガレメイタガレイだが、こちらは少ないようだ。
■マコガレイは眼はそれほど突出せず、眼と眼の間に鱗がある。ここに鱗がなければマガレイだ。マコガレイといえば大分県日出の城下鰈が有名で、内田恵太郎博士は「城下鰈には殿様の定紋があると言われているが、なるほど胸鰭の付け根に白い点がでる…」と言ったらしい。しかし、この白い「定紋」は、ほとんどのマコガレイにあって、マガレイにもある。城下鰈はお国自慢の典型だろう。香川で育ったぼくは、備讃瀬戸と鳴門周辺のマコガレイこそ最高だと思っている。小西英人■

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