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新コミュニティ(掲示板)オープンのお知らせ

WEB魚図鑑では、2013/7/25より新しいコミュニティをオープンしました。 「このお魚何?」というQ&A専用のページもあります。是非新しいコミュニティを使ってみてください。新コミュへの投稿はズカンドットコムへのアカウント登録が必要です。2013年1月以前にWEB魚図鑑へ投稿したことのある方はアカウントの引き継ぎを行うことができます。



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2445
[2445] 図鑑>スズキ>登録しました 
2002/9/17 (火) 23:01:14 小西英人
 itooさんがスズキをアップしてくれました。登録しておきました。

■スズキ
http://fishing-forum.org/cgi-bin/zukan/zkanmei.cgi?seq=000541

 ありがとうございます。             英人

2398
[2398] 二重投稿? 
2002/9/16 (月) 21:49:04 KOUJI
 一連のアップ中に、度々「送信ボタンが二度押されたか、二重投稿の可能性があります」と言う警告が出て困りました。
 多分、本文の内容が同じ文句ばかりなのが原因だと思うのですが、投稿内容のチェックは本文だけで行われているのでしょうか?
 上記の事に気が付いてから、前後にスペースを足したり削ったりしたら、何とか投稿出来たのですが・・・

[2399] Re:二重投稿? 
2002/9/16 (月) 21:52:07 小西英人
▼ KOUJIさん

 疲れているのに、連続のアップ、ご苦労さまでした。

 それなのにごめんね。ぼくシステムはわかりませんが、じゅん坊さんが答えてくれるでしょう。
                          英人

[2443] RE: 二重投稿? 
2002/9/17 (火) 20:58:25 じゅん坊
 ども、KOUJIさん。

>送信ボタンが二度押されたか、二重投稿の可能性があります」

 のメッセージは、同じ人が同じ本文を続けて送信すると発生します。題名じゃなくて、本文ね。送信ボタンの二重押しを防ぐ為に、そのような仕様になってるのです。

[2444] Re2: 二重投稿? 
2002/9/17 (火) 22:35:10 KOUJI
▼ じゅん坊さん

 そうですか。
 便宜上、本文は魚種ごとに頭部ですとか、尾部ですとか、同じモノを使ってますが、スレッドも違うので、続けて、と言う訳ではないのですが・・・
 勿論二度押しもありません。
 そう言う場合でも、短時間内に投稿した場合はチェックに引っ掛かってしまうモノなのでしょうか?

2378
[2378] キタマクラ>全体 
  【魚図鑑参照】
2002/9/16 (月) 21:14:48 KOUJI
◆画像拡大
キスが居なくて彷徨った先で釣ったキタマクラです。
体長8cm。
浦戸湾にて。

鈎を外した時点で半死半生になってしまってました・・・
元気な時はもっと白っぽかったですが、一応上げておきます。

[2379] キタマクラ>頭部 
2002/9/16 (月) 21:15:24 KOUJI
◆画像拡大
 頭部の画像です。

[2380] キタマクラ>尾部 
2002/9/16 (月) 21:16:21 KOUJI
◆画像拡大
尾部の画像です。

[2385] キタマクラ>OKです 
2002/9/16 (月) 21:26:41 小西英人
▼ KOUJIさん

 きれいに撮っていますやん。雌の成魚。

 腹部正中線の皮褶が、もっときちんと写ったらいうことなかったけど…。

                           英人

[2404] Re:キタマクラ>OKです 
2002/9/16 (月) 23:07:07 KOUJI
▼ 小西英人さん

 あれま、雌雄まで判っちゃうんですか?
 って書いて、釣魚図鑑を見たら、雄の特徴が記載されてましたね。f^_^;
 投稿時は新さかな大図鑑だけ見てるもので。
 お陰で(?)随分装丁がバラけて来てしまいました。

 腹部正中線が写っている画像は有りませんでした・・・
 次の機会には忘れないように撮りましょう。

[2416] Re2:キタマクラ>OKです 
2002/9/17 (火) 06:45:29 小西英人
▼ KOUJIさん

 いや、腹部からの写真があればベストですが、KOUJIさんの写真で、腹部の前後に、うっすらと黒い物が見えますよね。これ、皮褶だと思います。

 これができているということは、雌でも大きいと思います。どうせなら、ちょっと見えているのではなく、側面からの写真でも、みんな見えるように撮ったらよかったかなあ…と、そういう感想です。

                           英人
ps
 フグ科で二次性徴のあるのは珍しいです。ぼく、これ知らなくて、はじめて宮崎OLMで、夫婦で釣ったとき、わけわからなくて、なんでなんで、これなにこれなに、と聞きまくったのでした。Niftyのfdivingのウオッチング会議室(ここは、すごいのが、いっぱいいたなあ。いま連中はNiftyは抜けてしまって、神奈川県立生命の星・地球博物館のボランティアをやって、瀬能宏博士を手伝ってはります。ボランティア活動が忙しくて、パソ通もインターネットもできないようだけど)で、論文を教えてもらって納得です。

pps
 『新さかな大図鑑』の装丁、ごめんね。かなり注意してつくらせているのだけど、やはり、あのページ数では重くなって、無理があるのです。ぼくもちょっとハードな作業をすると、ほんと、ばらばらになってしまい、みなさんに悪いなあと思うのです。でも、あの定価におさめるためなのです。

[2417] キタマクラ>雌雄>補足です 
2002/9/17 (火) 10:15:09 小西英人
▼ KOUJIさん

 ちょっと読み直していたら、腹部が白ければ雌、青ければ雄のようにも書いていますので、ちょっと、みなさんに補足しておきます。蛇足かもしれないけど…。

 皮褶が発達して青くなり複雑な斑紋がでるのは雄ですが、あくまで二次性徴であり、腹部が白いのは、雄も雌もいます。ただ、KOUJIさんお釣ったのは大きそうで、それでも白いので、雌ではないかと思っただけで、これは正確ではありません。正確に言えるのは、解剖して生殖腺を調べない限り、青いのが雄としか言えません。

 ごめんね。ややこしくして。

 ちょっと週刊釣りサンデーに連載している『似たモン魚譜』から、転載しておきます。

                              英人

===========================================================
■キタマクラ雄 vs キタマクラ雌

■北枕なんて縁起の悪い和名を持つ「ふぐ」を、釣り人が好きなわけはない。けど、ハリスを「がじがじ」にされてもええやんか、うっかり者の釣り師に、もうハリスを換えたらと忠告してくれていると思って、怒らない、怒らない。いま、キタマクラたちは恋の季節の真っ最中、あたたかい眼で見てやろう。
■キタマクラは、6月から9月にかけてが産卵期で、雌雄がペアになって日中に産卵が行われる。産卵を観察したダイバーの報告によると、このとき雄は全身がブルーメタリックに輝き、ほんとうに美しいそうだ。
■ふぐにしては珍しく、キタマクラでは二次性徴が知られる。腹部が青くなり、体が大きくなり、背と腹の皮褶(ひしゅう=褶とは、しわ、ひだ、のこと、皮膚がひだのようになったものをいう)が著しく発達するのは雄の二次性徴だ。はじめは雌雄とも2本の縦線がはっきりし、腹部は白く、腹部正中線にある皮褶は淡青色だ、雌はほとんどがこのまま。次の段階で腹部は茶色っぽくなる。最終的に腹部が青く複雑な斑紋がでるのは雄だけ。
■青い雄が釣れたら、それは懸命に雌を誘っていたかもしれない。優しくね。
小西英人■

[2429] 画像>キタマクラ>雌雄です 
2002/9/17 (火) 13:00:32 小西英人
◆画像拡大
キタマクラ■上=雄の二次性徴がでたもの。下=雌か雄の二次性徴の出ていないもの
2002年5月23日、高知県甲浦

[2430] 画像>キタマクラ>青い雄の腹部 
2002/9/17 (火) 13:03:29 小西英人
◆画像拡大
キタマクラ■雄の二次性徴がでたものの腹部。
2002年5月23日、高知県甲浦

[2431] 画像>キタマクラ>雌です 
2002/9/17 (火) 13:04:19 小西英人
◆画像拡大
キタマクラ■雌か雄の二次性徴の出ていないものの腹部
2002年5月23日、高知県甲浦

[2435] Re:画像>キタマクラ>雌雄です 
2002/9/17 (火) 18:09:51 KOUJI
▼ 小西英人さん

 これは判りやすいですね。
 わたしのは、釣り上げた時は、まんま下のと同じに見えました。

[2425] 図鑑>キタマクラ>登録しました 
2002/9/17 (火) 12:14:16 小西英人
▼ KOUJIさん

 キタマクラ、登録しました。ありがとうございます。   英人

2418
[2418] ケンサキイカ釣れました 
  【魚図鑑参照】
2002/9/17 (火) 11:27:38 nori
◆画像拡大
9月15日に福井の小浜にて半夜便で釣ってきました。体長15センチくらいで小さめでしたが、船の上でイカ刺しにして食べたところ病みつきになる美味しさでした。

[2419] ケンサキイカ>幼体>OKだと思います 
2002/9/17 (火) 12:06:23 小西英人
▼ noriさん

 イカの幼体って、これ美味しいんですよね。

 釣り人しか知らない味でしょう。羨ましい。長いこと食べていないなあ。このごろ船釣り行かないからなあ。

 イカ類は同定が難しくて、それの幼体は、また難しいのですが、これはケンサキイカの幼体でしょうね。似ているのはヤリイカです。ヤリイカは触腕が短く弱くて、ケンサキイカの触腕は長く太いのです。

 写真の触腕は短く感じますが、太いので、ケンサキイカかなあと思います。たぶん縮めているのでしょうね。

 ヤリイカとケンサキイカは似ています。この触腕を、よく観察してみてください。

                            英人

[2434] 図鑑>ケンサキイカ>登録しました 
2002/9/17 (火) 17:09:57 小西英人
▼ noriさん

 ケンサキイカ、登録しました。ありがとうございます。   英人

2386
[2386] ベラの仲間>全体 
  【魚図鑑参照】
2002/9/16 (月) 21:29:56 KOUJI
◆画像拡大
 これは釣り上げた時点でくたばってしまってましたが、魚種が知りたいのでアップします。
 体長7cm。
 浦戸湾にて。

 ベラの仲間であろうとは思うのですが・・・

[2388] Re:ベラの仲間>全体 
2002/9/16 (月) 21:31:50 ぷいぷいユッケHomePage
▼ KOUJIさん

タコベラっぽい!!!
この魚、山渓社の写真がキレイで、
私の釣ってみたい魚種の一種にノミネートされている魚デス。

貴重な情報になりそう♪

[2407] Re2:ベラの仲間>全体 
2002/9/16 (月) 23:24:00 KOUJI
▼ ぷいぷいユッケさん

 メチャんこ反応早かったですね。(^^;)
 ぷいぷいユッケさんがそこまで言うこの魚って、珍しいんでしょうか?
 早々にくたばってくれたんで、ライブなのを撮ろうとアタリを待ち続けましたが、とうとうこの1匹しか釣れなかったんですが・・・

[2411] Re3:ベラの仲間>全体 
2002/9/17 (火) 00:01:48 ぷいぷいユッケHomePage
▼ KOUJIさん

>  メチャんこ反応早かったですね。(^^;)
見覚えあったので、思わず反応してしまいました。(^^;;

>  ぷいぷいユッケさんがそこまで言うこの魚って、珍しいんでしょうか?
釣りでは結構珍しい種かなと、、、小型種みたいですし、、。
地域的なモノもあるのでしょうが……
神奈川県人なんで、分布域の相模湾はギリギリですが、
自分はおろか釣り上げているヒトを見たことがないので。。。
私の勝手な位置付けですが、ゴンベの類や、イザリウオの類と同じ位釣れ難い魚なのでは!?
と思ってます、、。

釣った事のある方や、釣ったのを見た方、、、レスお願いしたいデス、、。
果たしてどれ位いるのか???

[2389] ベラの仲間>頭部 
2002/9/16 (月) 21:33:06 KOUJI
◆画像拡大
 頭部の画像です。

[2390] ベラの仲間>尾部 
2002/9/16 (月) 21:33:45 KOUJI
◆画像拡大
 尾部の画像です。

[2396] タコベラ>OKです 
2002/9/16 (月) 21:44:49 小西英人
▼ KOUJIさん

 胸鰭上方に1暗色斑があって、背鰭前方が黒っぽい…とう特徴が分かりにくいのですが、尾鰭上下葉と中央がのびて、タコベラだと思います。ベラ科のモチノウオ亜科になります。

                             英人

[2408] Re:タコベラ>OKです 
2002/9/16 (月) 23:30:00 KOUJI
◆画像拡大
▼ 小西英人さん

 やはり死んでしまったので特徴が残ってなかったんでしょうかねぇ。
 上げ忘れていた背鰭部を上げて置きますが、前方が黒っぽいと言う感じではないですね・・・

 モチノウオ亜科と言う事は、ナポレオンの親戚ですか?

[2412] Re2:タコベラ>OKです 
2002/9/17 (火) 06:19:21 小西英人
▼ KOUJIさん

 そう。ナポレオンの親戚です。          英人

[2426] タコベラ>アップしていただけません? 
2002/9/17 (火) 12:16:31 小西英人
▼ KOUJIさん

 不本意でしょうが、いちおう、図鑑にアップしていただけないでしょうか?

 厭なら、待ちますけど、そうでもないのなら、アップしてください。

 タコベラは、変異が多そうですから、死んだときの斑紋も参考になると思うのです。

                           英人

[2427] Re:タコベラ>判りました 
2002/9/17 (火) 12:49:54 KOUJI
▼ 小西英人さん

 キッポ(死後硬直したのをこう言います)に成ってた訳ではない、時間が経ってない状態ですし、参考になると言う事でしたら登録しておきます。

[2433] 図鑑>タコベラ>登録しました 
2002/9/17 (火) 17:08:52 小西英人
▼ KOUJIさん

 タコベラ、登録しました。ありがとうございます。   英人

2432
[2432] 図鑑>ホタルジャコ>登録しました 
2002/9/17 (火) 17:07:41 小西英人
 sfcさんが、ホタルジャコをアップしてくれました。登録しておきました。

 ありがとうございます。sfcさん、ここでもよろしくね。

                          英人
■ホタルジャコ
http://fishing-forum.org/cgi-bin/zukan/zkanmei.cgi?seq=000540

1965
[1965] 棘鯛の系譜3>ミナミクロダイ 
2002/8/24 (土) 06:17:15 小西英人
 棘鯛の系譜の3を転載します。ミナミクロダイです。1オキナワキチヌと2クロダイは、過去ログに潜りこんでしまいました。URLを書いておくね。

■棘鯛の系譜@>オキナワキチヌ
http://fishing-forum.org/cgi-bin/zk_bbs/zcyclame.cgi?ol=200207&tree=c1659
■棘鯛の系譜A>クロダイ
http://fishing-forum.org/cgi-bin/zk_bbs/zcyclame.cgi?ol=200207&tree=c1600

 また、ミナミクロダイとオキナワキチヌ(オーストラリアキチヌ)をめぐる動きが、ぼくの書いた2000年から変わっています。オキナワキチヌで注記を入れたけど、それと同じものを転載しておきます。

■注記転載
============================================================
 ぼく、『釣魚図鑑』の色校正をかかえて、2000年の魚類学会に行くと、そこで琉球大学の粂さんに声をかけられたのです。彼らは、オーストラリアキチヌの研究をしていたのです。

 もう、その最新情報を入れて書き直せなかったので、その情報は、先に『快投乱麻』から抜いておきます。

■快投乱麻
http://www.nifty.ne.jp/forum/ffish/hideto/ranma/37/37.htm

■この「棘鯛の系譜」でオーストラリアに棲むオーストラリアキチヌと、沖縄に棲むオーストラリアキチヌ、そしてミナミクロダイの関係は「いまのところ研究者でさえ、しっかりしたことは、なにもいえないという困りもの…」だと書いた。琉球大学理学部海洋自然科学科大学院生の粂正幸さん、吉野哲夫助教授、東京大学海洋研究所の西田睦教授によってオーストラリア産と沖縄産のオーストラリアキチヌとミナミクロダイとナンヨウチヌの遺伝子分析がされ、すべて同じ程度の遺伝的分化が確認された。つまりオーストラリアのオーストラリアキチヌと沖縄のオーストラリアキチヌはやはり別種であり、ミナミクロダイとも別種であると遺伝子からも確認された。(2000年度日本魚類学会年会講演要旨)

■この日本魚類学会年会は神奈川県立生命の星・地球博物館で十月六日〜九日まで行われた。そのポスターセッションという展示発表会場を歩いていたら声をかけられた。クロダイ属の話をするときに、眼を輝かせ、くりくりくりくり動かす好青年、琉球大学の粂さんだった。彼からオーストラリアキチヌとミナミクロダイの識別点をご教示いただいた。ただし、彼の研究は発表されていないので、まだ書けない。とにかく『釣魚図鑑』に書いたことは古くなりそうなのだ。また一九九七年に赤崎正人博士はオーストラリアキチヌを「おきなわきちぬ」という和名に変えようと提唱されたけどその提唱の方法が乱暴だから、しばらく使わないと書いた。しかし十二月二十日に出版されるであろう『日本産魚類検索・第二版』では、この赤崎博士の提唱を受けオキナワキチヌを採用したようだ。世紀末になってクロダイ属研究が動き始めた。
       ■
■今世紀は地球破壊の世紀になってしまった。新世紀は地球との共存の世紀にしなければ。生物としてのヒトを見直さなければならない。『釣魚図鑑』は、はや古くなりそうだけど世紀末に元気な分類学はうれしい。
================================================================

 また本文中で、鹿児島県種子島のクロダイを「オキナワキチヌ」ではないかと書いたが、これは、そのときの気の迷い、クロダイと、そしてたぶんミナミクロダイだと思われる。この文章を書いてからのちに、種子島で写したクロダイ類の写真を琉球大学の吉野哲夫助教授に見ていただいて、いろいろご教示いただいたが、オキナワキチヌではなかった。ミナミクロダイに見えるものもいた。しかし、クロダイとミナミクロダイは、非常に近縁で、分けることに意味がないかもしれないらしい…という面白いことを教えていただいた。

 それでは、前置きが長くなったね。始めます。

                             英人


■『釣魚図鑑』(小西英人・2000年)より転載
==============================================
魚あれこれ■棘鯛の系譜3

琉球列島を根城に頑張るぞ。謎の鱗4.5枚軍団
ミナミクロダイ■


■琉球にしかいない黒鯛


==============================================

■ミナミクロダイ、これは世界のクロダイ属の中でも、いちばんの新参者である。そして「琉球列島」に行くとごくふつうに見られる「くろだい」の仲間なのだが、謎も多く、いまのところ研究者でさえ、しっかりしたことは、なにもいえないという困りものでもあるのだ。
            ■
■1962年、ケネディ大統領がキューバ海上封鎖を声明、フルシチョフ書記長とつっぱりあって核戦争の恐怖に巻き込んだ「キューバ危機」に、世界が固唾をのんだ年、極東の片隅で、京都大学みさき臨海実験所の特別報告書が出版された。『タイ型魚類の研究−形態・系統・分類および生態』という題名で、著者は当時京都大学農学部水産学教室にいた赤崎正人博士である。この特別報告書ではじめて記載されたのがミナミクロダイで、このように新しい学名をつけられたものを「新種」という。ミナミクロダイは、1962年に新種として記載されたのだ。
            ■
■琉球列島から台湾、中国にかけて、背鰭棘条部中央下側線上方横列鱗数が4.5枚のクロダイ属がいる。背鰭棘条部中央下側線上方横列鱗数(TRac)というとややこしいが、背鰭の棘の真ん中まで、小さな鱗をふくめて側線の上にある鱗を数えるとよい。クロダイ属の背鰭棘は11〜12本あるので、前から6本目あたりの棘の下の鱗を数えるとよい。背鰭のすぐ下の小さな鱗は0.5枚と数える。この鱗数が5.5枚以上ならクロダイ、3.5枚ならキチヌかナンヨウチヌだ。何の問題もない。これが4.5枚の「くろだい」になると、俄然、話はややこしくなる。
■琉球列島には、クロダイとキチヌはいなくて、鱗数が4.5枚の「くろだい」しかいなかった。それを赤崎博士が新種として1962年に発表して、まあ、めでたしめでたしだった。ところが、ミナミクロダイに似ているのだが形態的に分離できる「くろだい」もいて、それを赤崎博士はオーストラリアの Acanthopagrus australisと同種だとし、オーストラリアキチヌという和名を『日本産魚類大図鑑』(益田一・ほか編、1984)で提唱した。
■「ミナミクロダイ」とそれから分離できる「極東のオーストラリアキチヌ」と「オーストラリアのオーストラリアキチヌ」の3種は、それからややこしくなった。
            ■
■赤崎博士が、いちばん最近に書いた図鑑の記載を見てみる。『日本の海水魚』(岡村収・尼岡邦夫編、1997)でミナミクロダイは「奄美・琉球列島の固有種」と書いている。「オーストラリアキチヌ」を赤崎博士は、この図鑑から消した。オーストラリアのオーストラリアキチヌと極めて類似しているが「若干の差異につき現在検討中である」とし、「おきなわきちぬ」という新称を提唱してしまったのだ。ちょっと提唱の仕方が乱暴なので、よけい混乱を招いてもいけないから、しばらく1984年に提唱され定着している「オーストラリアキチヌ」という和名を使う。赤崎博士は分布は琉球列島としている。
■「琉球列島」という用語は魚類学ではよく使われる。ただし、きちんと定義された言葉ではなく定義らしいものといえば『魚類図鑑・南日本の沿岸魚』(益田一・ほか著、1975)の解説に−−従来慣用されていた「南西諸島」の代りに、「琉球列島」を用い、これにはトカラ列島から八重山諸島南端までが含まれる−−と書かれているくらいのものだろうか。とにかく屋久島、種子島までは日本の魚類相の本土圏内であって、トカラ列島より先が違うという「常識」のようなものはある。簡単にいうと琉球列島の海中は「熱帯」であり、屋久島・種子島以北の海中は「温帯」なのだ。ただし、ご存じのように、この海域は黒潮がまともに流れるところであり、単純な線引きはできない。季節により「亜熱帯」ラインはふらふら移動し、大きく、北上したり南下したりする。
            ■
■ミナミクロダイとオーストラリアキチヌの違いを、おさらいしておこう。はじめがミナミクロダイの特徴、そして()の中にオーストラリアキチヌの特徴を書く。
■体色は黒っぽい(体色は白っぽい)
■腹鰭と臀鰭は暗灰色(腹鰭と臀鰭は淡色)
■臀鰭中央は暗色(臀鰭中央が黄色いのもいる)
■尾鰭は全体に黒っぽい(尾鰭後縁が黒いのもいる)
■背鰭は全体に黒っぽい(背鰭縁辺が黒いのもいる)
■ということだが、なんともいえないものも多い。またいまのところ別種に間違いないともいえない。同種内の型、もしくは老成魚の形質と考えられないこともない。この2種はいろいろな特徴を複合的に組み合わせ、やっと分離できる。それでも沖縄の釣り人が「ちん」と「ちんしらー」と分けているので別種だろうと思う。よく魚を見ている釣り人の眼は漁師や研究者と同じく鋭い。
            ■
■外国では、この2種をどう扱っているのだろうか。
■琉球列島から連なる台湾の魚類図鑑を見よう。『臺灣魚類檢索』(沈世傑編、1984)は、クロダイ、キチヌ、ナンヨウチヌ、ミナミクロダイの4種を収録、クロダイは「ごく普通」に見られ、それ以外は「やや珍しい」となっている。ミナミクロダイの産地は台湾の東北部と蘭嶼海域。それが同じ編者の『臺灣魚類誌』(沈世傑編、1993)になるとミナミクロダイは消され、かわりにオーストラリアキチヌがはいり、ミナミクロダイに似ていると注記され、台湾南部で発見が予想されるがまだ見つかっていないとなっている。写真にはオーストラリア産のオーストラリアキチヌが掲げられている。中華人民共和国の『福建魚類誌・下巻』(1985)を見るとクロダイとナンヨウチヌとキチヌの3種のみが収録されている。
            ■
■ふう。ややこしいね。しかし台湾の魚類図鑑の扱いから見て現在のところミナミクロダイは琉球列島の固有種としていいのかもしれない。いや、そうしかできないだろう。オーストラリアキチヌは東アジアから琉球列島まで広く分布する可能性がある。香港で釣りあげ標本にした「くろだい」もオーストラリアキチヌだと思われる。そして、このオーストラリアキチヌは、オーストラリアのオーストラリアキチヌとは別種だと思われるのだ。
            ■
■東アジアにもう1種、鱗数4.5枚の「くろだい」がいるとされる。1962年の赤崎博士のミナミクロダイの原記載の前のページに「からちぬ」という新称が提唱されている。中国の北部と中部沿岸に生息するとし、その形態記載は香港の「オーストラリアキチヌ」とよくあう。またミナミクロダイの原記載には、ミナミクロダイは多くの点で「からちぬ」に最も近縁であると書いている。
■ああ赤崎大先生、ミナミクロダイは、いったい、どう考えたらいいのでしょうか?
■赤崎正人元宮崎大学教授、「タイ科の赤崎」は1999年5月12日、73歳で永眠された。ご冥福をお祈りいたします。いちど長崎で夜をご一緒した。ぼくのようなアマチュアには親切で、好々爺であったが、厳しい先生であったと聞く。日本人にとって海外など「夢のまた夢」だった時代、世界中からタイ科の標本を集め、広い視野で研究し、記載された。標本に欲しい魚が水族館で泳いでいると毎日通って睨み、ついに手に入れた「赤崎の睨み殺し」という「伝説」まである。クロダイ属のお話を伺いに行こうと思っていたのに聞けなくなってしまった。
■赤崎博士以後、クロダイ属は総合的には研究されていない。「何ともいえない」状況はしばらく続くだろう。
            ■
■1999年9月20日、鹿児島県種子島に行った。地元の釣り人たちは異口同音に、クロダイはいる。本土とまったく同じだよ。それとキチヌもいるということだった。
■釣りあげた「くろだい」の幼魚はミナミクロダイだった。いや、鱗数4.5枚の「くろだい」だった。やはりクロダイより白っぽく、一目で違うとは思うけれど慣れないと見分けがつかないかもしれない。ぼくは幼魚を見分けたことがなく何ともいえないのだが、どちらかといえば「オーストラリアキチヌ」ではないかと思った。
■1999年7月19日、沖縄の屋我地で釣れた「幼魚」と、それはそっくりである。これはミナミクロダイなのか、オーストラリアキチヌなのか。わからない。
■まあ「謎」は「謎」だからこそ、おもしろいのだが。

初出●『ちぬ倶楽部』1999年12月号

[1970] 図鑑>オキナワキチヌ>登録しました 
2002/8/24 (土) 13:07:13 小西英人
 オキナワキチヌを図鑑に登録しておきました。

■オキナワキチヌ
http://fishing-forum.org/cgi-bin/zukan/zkanmei.cgi?seq=000451

 よろしく。                 英人

[1979] Re:図鑑>オキナワキチヌ>登録しました 
2002/8/25 (日) 02:58:30 KOUJI
▼ 小西英人さん

 47cmと言えば大きい方だと思うのですが、体型も格好良いし、鰭も鱗もシャンとしていて若く見えますね。
 南方系のチヌってかなり大きくなるんですか?

[1980] Re2:図鑑>オキナワキチヌ>登録しました 
2002/8/25 (日) 06:59:09 小西英人
▼ KOUJIさん

 オキナワキチヌは、かなり大きくなると、釣り師の勘で思います。ほとんど知られていないクロダイ属ですし、香港にいるというのも、釣って、おかしいと思って京大に送って確認したからいえるのであって、向こうの釣り師もむちゃくちゃいいますし、香港大学から出た魚類図鑑にも載っていません。香港の研究者も知らないでしょう。ほとんどデータがないのです。

 香港では、オキナワキチヌ以外は釣れませんでしたが、ぼくの確認したクロダイ属は、クロダイ、キチヌ、ナンヨウチヌ、オキナワキチヌの4種です。あんな小さいところに、4種います。香港というと、半島の先の島というイメージがあるでしょうが、大きな珠江という河の河口になります。ここから淡水が大量に押しだして、香港沖合の島々も、水が甘く、クロダイ属に適しているようです。ちょっと島の名前を忘れているのですが、香港の沖合に小さな島は多いのです。『燃えよドラゴン』でも『プロジェクトX』でもでてきていたでしょう。香港から高速艇で磯渡りできます。亜熱帯系の磯を想像したのですが、その珠江の水の関係か、日本海のようなおとなしい雰囲気でした。

 オキナワキチヌは、香港の「磯名人」にいわせると、80cmを超えると言います。しかし、信用はできないですね。なにせ、香港に着いたら、香港には日本とまったく同じ魚がいるから面白いと力説します。ほら、と、見せられた香港の雑誌に載ったクロダイやら、なんやらの図鑑説明的な魚の写真は、すべて、『新さかな大図鑑』と『釣魚検索』から、見事にコピーした物でした。

 魚のことを、あまり知らないようです。

 しかし、日本の磯の名人たちも、大挙していっているようですが、魚のことを知らなくて、まったく情報にもなんにもなっておらず、磯のサンドイッチマンたちは売名と釣り具の宣伝で忙しいようです。たくさん釣るためのプロなんだから、魚のことに興味はないのでしょう。香港の人のこと、えらそうにはいえません。

 とにかく、オキナワキチヌは大きくなると思われます。

                           英人

[1991] Re3:図鑑>オキナワキチヌ>登録しました 
2002/8/25 (日) 14:18:07 KOUJI
▼ 小西英人さん

 やはり大きくなりそうですか。
 クロダイって大きさと共に見た目に味が出て来るけど、この魚からはそれが感じられませんものね。

 香港だけで4種と言うのは凄いですね。
 生態学的な事は全く判らないのですが、狭い範囲に近似種が居ると、交雑と言うような事は無いのでしょうか?

 しかし雑誌の写真にさかな大図鑑とかのモノをパクってるってのは笑えると言うか、妙に納得と言うか。(^^;)
 もしかしたらバッタもんのさかな大図鑑とか売ってたりして。

[1993] Re4:図鑑>オキナワキチヌ>登録しました 
2002/8/25 (日) 14:34:01 小西英人
▼ KOUJIさん

 香港で中国版『新さかな大図鑑』を売っていても驚きませんが、見たことはないです。

 前の『さかな大図鑑』は、台湾で5分冊にして、豪華ケースに収めた、立派な台湾中国版があって驚きました。

 まったくのコピーですが、序に、いろいろ偉そうなことを書いているふし(中国語だから正確にはわからないけど…)があって笑っちゃった。

 ベルヌ条約に、はいっていないから、手の打ちようがなかったです。

                           英人

[2002] Re5:図鑑>オキナワキチヌ>登録しました 
2002/8/25 (日) 16:25:27 KOUJI
▼ 小西英人さん

 うは〜、やっぱり有ったんですか。<バッタもん
 流石と言うか、何と言うか。(^^;)

[2019] ミナミクロダイ>画像をアップしておきます 
2002/8/26 (月) 11:21:10 小西英人
◆画像拡大
 ミナミクロダイ 45cm
 1998年12月7日 奄美大島古仁屋。

[2021] 図鑑>ミナミクロダイ>登録しました 
2002/8/26 (月) 14:36:53 小西英人
 ミナミクロダイを図鑑に登録しておきました。

 オキナワキチヌと見比べてください。       英人

[2162] 棘鯛の系譜4>キチヌ 
2002/9/5 (木) 12:10:08 小西英人
◆画像拡大
キチヌ■2000年5月22日 鹿児島県小湊


 棘鯛の系譜の4、キチヌを転載しますね。

                           英人
■『釣魚図鑑』(小西英人・2000年)より転載
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魚あれこれ■棘鯛の系譜4


西太平洋とインド洋に広がる。熱帯の魚だという
キチヌ■


■謎が謎呼ぶ汽水の黒鯛


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■海水魚は、あの塩辛い水を、がぶがぶがぶがぶ、がんばって飲んではるって知ってただろうか?
■淡水魚は、食道の括約筋をぐっとしめ、がんばって水を飲まないようにしてはるって、知ってただろうか?
            ■
■ふつう、海水魚を淡水に放りこむと死んでしまう。反対に淡水魚を海水に放りこんでも死んでしまう。これは体内の「浸透圧」の調整ができないからだ。
■あらゆる動物は「体液」で満たされているが、この体液の浸透圧と電解質組成を一定に保たなければ生きていけない。水中にすむ生物は周囲の浸透圧を直接体表で受けてしまう。魚類の体表面の大半は鰓がしめ、その鰓はその呼吸のために、透過性の高い一層の扁平上皮からできているので、水分や塩分は勝手に通ってしまう。
■簡単にいおう。
■海水魚は周囲の浸透圧の方が高く、体内の水が鰓からどんどん逃げだして「しぼんで」しまう。だから、どんどん水を飲んで、しぼんでしまわないようにしている。そして摂りすぎた「塩分」は、鰓に特に発達している塩類細胞から排出する。尿は少ししか出さない。
■淡水魚は周囲の浸透圧の方が低く、まわりから水がどんどん入ってきて「水ぶくれ」になってしまう。ほとんど飲まないようにして、水ぶくれにならないようにしている。そして「塩分」は鰓から取り込む。鰓から体内に入った水分は尿として多量に出してしまう。
            ■
■水中の生物は、海水と淡水でこのように劇的に状況が変わってしまう。入れ替えると「ふつう」は死んでしまう。このように、死んでしまう魚を「狭塩性」の魚という。しかし平気な魚もいる。海水と淡水を行ったり来たりする魚たちだ。浸透圧の調節器官の機能をうまく切り替えることができる魚たちを「広塩性」の魚という。
■黒鯛たちは「広塩性」だ。
■海水と淡水を行ったり来たりするとは一種の回遊である。マグロのような「海洋回遊」と区別し、この回遊は「通し回遊」と呼ぶ。通し回遊を細分しよう。
■遡河回遊=サケ科の魚など=河川で孵化し海で成長して河川に産卵にもどる。
■降河回遊=ウナギなど=海で孵化し河川で成長して海に産卵にもどる。
■淡水性両側回遊=アユなど=河川で孵化し海で成長し河川でも成長して産卵する。
■海水性両側回遊=ボラ、スズキ、キチヌ、クロダイなど=海で孵化し河川で成長し海でも成長して産卵する。
■この海水性両側回遊魚というのは、日本には少ないのだが、稚魚期に河川に入って成長するボラ、スズキ、キチヌ、クロダイなどは、この仲間にいれてもいいくらいの生活史を持っている。
■それでは、なぜ、塩辛い水をがぶ飲みしたり、水を飲まないようにがんばったり、そんな「ややこしい領域」に魚は、わざわざ踏み込んでいくのだろうか?
            ■
■世の中に賢い人はいるもので1987年に出されたグロスの回遊進化仮説がおもしろい。
■熱帯域では海より河の方が生産性が高いので海水魚から淡水魚へ移行する方に、温帯域では反対に海の方が生産性が高いために淡水魚から海水魚へ移行する方に「通し回遊」は進化するというのである。
■熱帯では、海水魚→広塩性回遊魚→海水性両側回遊魚→降河回遊魚→淡水魚に。
■温帯では、淡水魚→広塩性回遊魚→淡水性両側回遊魚→遡河回遊魚→海水魚に。
■それぞれ進化が進みやすいというわけだ。降河回遊の代表であるウナギはたしかに熱帯性であり、日本に海水性両側回遊魚が少ないのもうなずける。ボラや黒鯛類は熱帯に行くほど川の中で生活していることが多い。遡河回遊の代表であるサケ科魚類はたしかに冷水性であり、淡水性両側回遊魚のアユは日本でふつうに見られる。
            ■
■これらのことから、黒鯛の仲間は熱帯起源であり、そのため淡水にはいる傾向を持っているのだろうか。キチヌが熱帯地方を中心に広い分布を持ち、いちばん北に勢力をのばしたクロダイよりも淡水を好むのは、こういうダイナミックな「進化」を物語っているのだろうか。
            ■
■クロダイも謎の多い魚だが、キチヌは、もっと謎が多い。生活史や生態など、ほとんど知られてはいない。
■産卵場所や産卵生態はわかっていない。さまざまな情報を総合すると、南日本での産卵期は9〜11月であり、盛期は10月だと思われる。クロダイが春に産卵する黒鯛だとしたらキチヌは秋に産卵する黒鯛なのだ。そしてクロダイと同じように「性の分化」が見られる。
■クロダイ属の見分けで、よくいわれる背鰭棘条部中央下側線上方横列鱗は3.5枚であり、クロダイは5.5枚以上なので間違うことはない。ぱっと見た目に、かなり鱗のあらいと感じる黒鯛が、キチヌなのだ。
■尾鰭の下葉と臀鰭の真ん中が黄色く、若い間は腹鰭も黄色くて、一目でキチヌと分かるのだが、ここが黄色というより淡色であったり、なんともいえない黒鯛も混じってしまう。3.5枚を覚えておくと間違いない。
            ■
■分布は琉球列島をのぞく本州中部以南で、中国沿岸から西部太平洋、インド洋、紅海、アフリカ東岸と、かなり広いとされているのだが、世界中の魚類図鑑をひっくり返し見比べていると、いろいろ疑問がわいてくる。
            ■
■東南アジア、オーストラリアにいるとされているが、オーストラリアや東南アジアの、ほとんどの魚類図鑑にキチヌの記載はない。やっと見つけたのは西オーストラリア博物館の『マリン・フィッシーズ』のアレン博士の記載。英名はウェスタン・イエローフィン・ブリームとなって、北西オーストラリアと南東アジア、北インド洋と西太平洋にいるとなっている。写真はなく簡単な図で腹鰭と臀鰭と尾鰭がすべて黄色く描かれており、とても違和感があるけれども、図だからなんともいえない。
■もうひとつ見つけたのはアラビア半島のオマーンの魚類図鑑『コースタル・フィッシーズ・オブ・オマーン』でハワイ、ビショップ博物館のランドール博士が書いている。41pの親と、17pの幼魚のランドール博士の写真が載せられているが、親は、ぼくはキチヌに見えない。どちらかといえばオーストラリアキチヌに見えるが、ほんとうに何ともいえない。幼魚もキチヌに見えないこともないがオーストラリアキチヌのようにも思える。どちらも写真が小さいので背鰭棘条部中央下側線上方横列鱗数は数えられない。記載によると、第4棘条部下側線上方横列鱗は4.5枚。日本での数え方は中央下なので第6棘条部下であり、3.5枚になる。数える場所が違うのでなんともいえない。英名はイエローフィン・シーブリームで、アラビア湾から南アジア、西太平洋、そしてオーストラリアから南日本に分布しているとなっている。
            ■
■インド・太平洋域の熱帯と亜熱帯地域に、広く分布するとされているキチヌだが、なにか混乱があるようだ。特にオーストラリアキチヌとの関係は、もういちど、きちんと見直さなければいけないのだろう。
■南日本のキチヌは見間違えない。韓国のキチヌも、中国のキチヌも見たけれどキチヌであった。東南アジアからオーストラリア、そしてインド洋、アフリカにかけてのキチヌは、少し形態が違うのだろうか、オーストラリアキチヌと、かなり似ている部分もあるのだろうか、謎は深まるばかりである。キチヌをキチヌであると証明するのは学名の基準となったタイプと呼ばれる標本と見比べなければならない。キチヌの学名は1782年にホウトタインがつけており模式産地は日本、しかしタイプは知られていない。どこにあるのか分からないのだ。この場合キチヌの国際的な「基準」はないということになる。
            ■
■ああキチヌよ、おまえもか。
■謎は謎を呼ぶばかり。まあいい。世界中のキチヌを、こつこつと釣って見て歩いてやるさ。そのうちにね。


初出●『ちぬ倶楽部』2000年2月号

[2303] 棘鯛の系譜5>ナンヨウチヌ 
2002/9/15 (日) 09:16:36 小西英人
 棘鯛の系譜の最終回、その5を転載します。ナンヨウチヌです。

 いま、家にいるので、ナンヨウチヌの画像は送れませんが、画像はまた、後でいれることにしましょう。ちょっと変わったチヌですよ。お楽しみにね。

 そうそう、これを書いたとき、フォシュスコールのことを知りませんでした。あれから西村三郎の『リンネとその使徒たち』を読んだりして、フォシュスコールの dry skin という標本が、どんなものか、ちょっとだけ知りました。そのことをここ【さかなBBS】でちらっと書いたことがありますので、その部分だけ引用しましょう。

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 (前略)
 そうそう。いちおう液侵標本としましたが、学名を決める『国際動物命名規約』に標本の種類は規定されていません。わかれば何でもいいのです。たとえば1775年に出版されたフォッシュスコールの標本類は、コペンハーゲン大学動物学博物館にあって「フォッシュスコールの、せき葉標本」とあだ名されています。魚類の「押し葉標本」ですね。魚の皮をはいで紙に挟んで乾燥させた物です。

 スウェーデン人のフォッシュスコールは、あの分類学の創始者、リンネの弟子の一人で、デンマーク王室が派遣した、世界で初めてのアラビア学術探検隊に参加して、紅海を調査し、31歳でマラリアにかかって客死したのです。彼の標本類は死後に整理され、出版されたのですが、アルコールに漬けた液侵標本類は、管理ができず腐敗したりして遺棄されてしまい、皮だけが残ったのです。

 江戸時代の、そんな若造の博物学者がどないしてんといわれそうですが、彼の死後出版された『諸動物の記載』(1775年)で初記載され、日本産魚で、いまだに有効な学名だけで61種もあります。彼の業績をたたえて、その日本産魚のリストを掲げておきます。これらの魚の完模式標本(世界でただ一つの、学名を担える標本の意味です)は「押し葉」なのです。

トンガリサカタザメ
ツカエイ
ヒョウモンオトメエイ
ハモ
オオイワシ
オキイワシ
サバヒー
ホシザヨリ
ウケグチイットウダイ
ヨゴレマツカサ
アヤメエビス
トガリエビス
クロハタ
ユカタハタ
オオモンハタ
アカハタ
アカマダラハタ
ヒトミハタ
バラハタ
コトヒキ
ホウセキキントキ
モトギス
クロボシヒラアジ
コガネアジ
クロヒラアジ
ホシカイワリ
ロウニンアジ
コガネシマアジ
イケカツオ
セイタカヒイラギ
ゴマフエダイ
バラフエダイ
ニセクロホシフエダイ
ヒメフエダイ
ヨスジフエダイ
マダラタルミ
ミナミクロサギ
エリアカコショウダイ
ホシミゾイサキ
マトフエフキ
ハマフエフキ
タテシマフエフキ
ヨコシマクロダイ
ナンヨウチヌ
ヘダイ
ミナミヒメジ
テンジクイサキ
ナンヨウツバメウオ
ツバメウオ
トゲチョウチョウウオ
シマスズメダイ
フウライボラ
タイワンメナダ
カマスベラ
キヌベラ
ヒブダイ
ブチブダイ
オウムブダイ
ハゲブダイ
ナガニザ
テングハギ
=======================================================

                           英人


■『釣魚図鑑』(小西英人・2000年)より転載
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魚あれこれ■棘鯛の系譜5

紅海でマラリアに倒れる。悲運の博物学者を想う
ナンヨウチヌ■


■インド洋太平洋の覇者


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■思わぬところで思わぬ人に出逢うことがある。思わず心ときめいたりしてね。
■釣り人の場合、それが、いい女ではなくて、いい魚だったりする。それで、心ときめきまくったりするんだから、ほんとツリビトって変な人種だなあと思う。まさしくそれだった。ぼくとナンヨウチヌとの出逢いは。
            ■
■Field Guide to the Freshwater Fishes of Tanzania.
■そんな図鑑を眺めていた。英語って長ったらしくて厭だ。長くなけりゃ読んでやってもいいのだけど。『タンザニア淡水魚の野外案内』と日本語なら簡単なのに。とにかく、そういう図鑑をぱらぱらとくって眺めているとタイ科 Sparidae という言葉が眼に飛びこんできた。
■クロダイ属 Acanthopagrus この連載タイトルにもしている「棘鯛」という言葉まで眼に飛びこんでくる。
■ええっ!
■淡水魚の図鑑とちゃうのん。アフリカのタンザニアの図鑑とちゃうのん。なんでやのん。
■Acanthopagrus berda (Forsskal,1775)
■学名はこう書かれていて、国連食糧農業機関名はピクニック・シー・ブリーム。地方名はクング。国連食糧農業機関名というと、たいそうだが FAO Namesといって、FAOが英語、フランス語、スペイン語で決めている名前のことだ。FAOはいま世界中の魚のカタログを世界中の研究者に委託しまとめつつある。日本は標準和名という「考え方」があるが、外国ではあまりなく魚名は混乱している。「標準世界名」のようなものが国連食糧農業機関名になるだろう。この図鑑もFAOがだしている。
■そんなことはどうでもいい。眼が釘付けになってしまったのは、最大寸法だ。75pとある。
■淡水に75pもあるクロダイ属がいるのか?
■しかし、そのあとには…普通30pとも書いている。汚いぞ。その手は桑名の焼き蛤だい。
            ■
■日本の図鑑で調べてみて、またまたまたまた大びっくり。それはナンヨウチヌだったのだ。
            ■
■日本では西表島以南にしかすまないクロダイ属で、鱗が大きく、体高が高く、ぬめっとし、尾鰭の後縁はハート形のように切れ込み、なんというか、日本産のクロダイ属の中では、いちばん「変」な黒鯛である。
■クロダイ属で、よく問題になる背鰭棘条部中央下側線上方横列鱗数は3.5枚、それで鱗が大きく見える。キチヌと同じだが、キチヌは琉球列島にはいないので間違えない。また、キチヌの臀鰭は、中央が黄色か淡色だが、ナンヨウチヌは暗色になっている。淡水性が強く、西表島でも、マングローブ林から河の中に多いようだ。日本では、ほとんど知られていない変な黒鯛なのだが、世界で見るといちばん広く分布し、いちばん古くから報告され、いちばんよく知られていた黒鯛なのだ。台湾、香港から東南アジア、オーストラリアの東岸、北岸、西岸、インド洋、紅海、アフリカ東岸まで、インド洋と西太平洋のほとんどを制覇したのがナンヨウチヌなのだ。
            ■
■2000年1月1日から、かちっと音をたてて動きだしたものって知っているだろうか? 2000年問題ではない。
■ICZN,1999 だ。国際動物命名規約の第4版が1999年に出版され、2000年1月1日から「かちっ」と発効した。
■国際動物命名規約・第4版。International Code of Zoological Nomenclature,Fourth Edition.略称が ICZN,1999 英語とフランス語で書かれた、この書物こそが、すべての動物学名を決める「法律」なのだ。
            ■
■学名って、なんだろう?
■学名、二名法というのは、スウェーデンの大植物学者(医学者・分類学者)カール・フォン・リンネ(1707〜1778)をもって嚆矢とする。すべての動物学名は、このリンネの『自然の体系・第10版』 (Systema Nature,10th Edition,1758)から出発するのだ。
■リンネの時代は大博物学時代といってもいい時代だった。世界中が探検され、ヨーロッパにさまざまな動植物が持ち込まれ博物学者たちはどんどん記載していった。すべて新種だった。地球は「発見」に満ちていた。そして、てんでに名前をつけ発表し、混乱もすごかった。
■リンネも先の『自然の体系』で、ライオンを Felis cauda elongata,corpore helvolo とした。訳すと尾の長い体が淡黄色の猫となるらしい。ほかにも「ふさふさした長い尾を持ち上半身にたてがみのある猫」なんて名前も書いた。そして本の欄外にLeo という略号を振る。この『自然の体系』の欄外の略号が学名のはじまり。
■もちろん、このままはじめたものではなく制度化されたのはずっとずっと遅れた。1889年のパリの第1回国際動物学会議で草案が提出され、1900年の第5回ベルリン大会で採択された。そして1961年にいまの命名規約のもとになった「新規約」の第1版が出版されている。
            ■
■ライオンの学名を書く。
■Felis leo Linnaeus,1758
■フェリスが属名、レオが種小名、ふたつあわせて種の学名である。これがリンネの二名法。イタリック体で表記する。その後ろのリンネウスはリンネの英語表記で著者名、年号は出版日付。1758年出版のリンネの『自然の体系』で記載されているという意味で、これらは学名につけても、つけなくてもいい。
■簡単に考えると、学名とは出版された「名前」の引用だと思ったら、実状に近いのかもしれない。
■1758年の『自然の体系 第10版』以後に世界中で出版されたものすべての中から、国際動物命名規約で厳密に定めた条件に合う名前で、いちばん最初に出版された名前を有効にしましょう…というのが「学名」なのだ。
■反対にいうと、242年の間に、出版されたすべての記載の名前を調べなければならないのが「学名」だ。そして、記載だけでは生物は分からない。その記載には「標本」が指定されている。いろいろあるが、いちばん重要な標本は「ホロタイプ」と呼ばれる「完模式標本」で、ぶっちゃけていうと学名とは、その、世界でたったひとつの「標本」の名前のことだと思うとよい。
■そんなむちゃくちゃなと思うだろう。そう、そんなむちゃくちゃな世界なのだ。世間は新種か新種でないかとすぐ騒ぎたがるけれど、研究者たちが慎重で「新種」ともいわず「未記載種」などといい、なかなか研究が進まないのは、こういう「壮大」な事情があるのだ。
            ■
■もういちど、ナンヨウチヌの学名を書く。
■Acanthopagrus berda (Forsskal,1775)
■Forsskal とは、スウェーデンの博物学者、ペーテル・フォシュスコール(フォルスコルとも)のことで、有名な「リンネの使徒たち」のひとりである。リンネから「学名」が始まるのは、彼の生物分類体系がすばらしかったこともあるのだが、彼が「使徒」と呼んだ弟子たちを世界中に派遣し、標本を集め記載したことにもよる。リンネの使徒のひとりでもあるツューンベリ(ツンベルグとも) Thunberg は1775年に日本にも来て『日本動物誌』などをまとめている。1775年とは安永4年、杉田玄白らが『解体新書』を出版した翌年にあたる。
■フォシュスコールは、1761年にデンマーク王によって編成されたアラビア調査探検隊に加わり、世界ではじめて紅海の魚類調査を行った。調査中の1763年にイエメンでマラリアによって客死した。この探検隊で生きてデンマークに帰ったのはひとりだけだったという。この探検の時にイエメンの紅海で採集されたのがナンヨウチヌ。彼の死後、整理され1775年に出版された。完模式標本はZMUC P5055 デンマークのコペンハーゲン大学動物博物館に収蔵されている。もちろん見たことはないけれど文献によると dry skin となっている。乾燥した皮なのだろう。江戸時代に記載された学名の標本がきちんと保管されている。「ヨーロッパ」という文化の底力を思う。
            ■
■学名ひとつで225年の時空を超え、いろいろな空想もできる。魚類分類学とは、そういう「遊び」もできる。


初出●『ちぬ倶楽部』2000年4月号

[2428] 画像>ナンヨウチヌ 
2002/9/17 (火) 12:58:57 小西英人
◆画像拡大
ナンヨウチヌ■1996年12月26日、西表島
TL30cm

2382
[2382] コウライトラギス?>全体 
  【魚図鑑参照】
2002/9/16 (月) 21:22:23 KOUJI
◆画像拡大
 トラギスかと思ったんですが、何かちょっと違うような・・・
 で、コウライトラギスかなと。
 体長8cm。
 浦戸湾にて。

 これも釣り上げたら半死半生で、眼がもう死にかけてました・・・
 図鑑にはちょっとと思いますが、魚種の確認をしたいので上げてみます。

[2383] コウライトラギス?>頭部 
2002/9/16 (月) 21:25:55 KOUJI
◆画像拡大
頭部の画像です。

[2384] コウライトラギス?>尾部 
2002/9/16 (月) 21:26:36 KOUJI
◆画像拡大
 尾部の画像です。

[2391] コウライトラギス>OKです 
2002/9/16 (月) 21:34:01 小西英人
▼ KOUJIさん

 コウライトラギスの雄です。トラギス類は、案外弱くて、すぐに死んで体色が薄くなるから難儀ですよね。しかし、この写真は、うまく特徴をとらえているから、大丈夫です。というより、きれいに写せているやん。

 背側に5個の暗色鞍状斑があって、コウライトラギスです。胸鰭基部に1暗色斑があるので雄です。

                         英人

[2405] Re:コウライトラギス>OKです 
2002/9/16 (月) 23:16:01 KOUJI
▼ 小西英人さん

 トラギスの類はそんなに釣った事が無いので、弱いと言うのは知らなかったです。
 判るように撮れている様で良かった。
 図鑑に上げといても大丈夫そうですね。

 トラギスとは顔付きが違いましたね。
 言えばマトウトラギスの色違いみたいな感じ。

[2415] Re2:コウライトラギス>OKです 
2002/9/17 (火) 06:32:45 小西英人
▼ KOUJIさん

 トラギス類の釣れるような所は、いろいろ釣れるもんで、バケツに泳がせて撮影の順番待ちをさせていると、急に白くなって、はかなくなりはるのです。体色が白くなって、眼が完全に死ぬので、撮る気をなくしてしまいます。

 コウライトラギス。高知は多いようですね。もっと全体に濃い色が多いのですが、KOUJIさんの、これ、そんなに変色していないよ。

 いま、ちょっと頼まれてクラカケトラギスを追いかけているんだけど、頼まれると釣れなくなるのが魚というもんで…。釣れなくなっちゃった。

 クラカケトラギスを釣ったら、注意して撮影して、できたら、ちょうだいね!

                           英人

[2424] 図鑑>コウライトラギス>登録しました 
2002/9/17 (火) 12:11:27 小西英人
▼ KOUJIさん

 コウライトラギス、登録しました。ありがとうございます。  英人

2369
[2369] ツバメコノシロ>全体 
  【魚図鑑参照】
2002/9/16 (月) 21:03:01 KOUJI
◆画像拡大
胸鰭の遊離軟条が5本あるので、ツバメコノシロだと思います。
体長22cm。
高知海岸にて。

これ、メッキ狙いのルアー(ミノー)に喰って来ました。
フィッシュイーターじゃない様に見えるけど・・・

[2370] ツバメコノシロ>頭部 
2002/9/16 (月) 21:03:37 KOUJI
◆画像拡大
頭部の画像です。

[2372] ツバメコノシロ>尾部 
2002/9/16 (月) 21:05:31 KOUJI
◆画像拡大
 尾部の画像です。

[2375] ツバメコノシロ>遊離軟条 
2002/9/16 (月) 21:07:57 KOUJI
◆画像拡大
 遊離軟条部の画像です。
 広げてくれなかったので、指で判るようにしているところを合成してます。

[2377] ツバメコノシロ>OKです 
2002/9/16 (月) 21:11:46 小西英人
▼ KOUJIさん

 遊離軟条が5本で、体側に暗色縦線があるので、間違いないです。

 いいなあ。

 ぼく、ツバメコノシロを写したいと思いながら、まだ、釣ったことがないのです。いいなあ。羨ましいなあ。ミノーで釣れるんですね。知らなかった。

                          英人

[2387] ツバメコノシロを狙って釣る! 
2002/9/16 (月) 21:30:02 ぷいぷいユッケHomePage
▼ 小西英人さん

>  ぼく、ツバメコノシロを写したいと思いながら、まだ、釣ったことがないのです。いいなあ。羨ましいなあ。ミノーで釣れるんですね。知らなかった。

丁度この時期、神奈川県の西湘〜湘南と呼ばれる海岸や河口で、
ツバメコノシロが回遊してきて、12月一杯釣れるのですが、
大磯辺りでは狙って釣るヒトも居て、
海岸でウキ釣りで狙うそう。勿論、キス釣りの外道でもよくかかるみたいですが、、。
私もルアーで釣れたというのは初耳ですが、
この地方特有(では無くなりつつありますが)のサーフトローリングと呼ばれる、
弓角の引き釣りや、投げサビキなんかでもよくかかるので、
神奈川県にこの時期に来た際、狙ってみて下さい@@@

うちよせる波の影に魚影が沢山見える時は特に興奮します。

かく言う私も、標本はあるのですが写真がないので、来週狙いに行く予定デス、、。
また、コバンアジと一緒に泳いでる事もある様で、両種混じって釣れた経験もあります。

ご参考までに♪

[2392] Re:ツバメコノシロを狙って釣る! 
2002/9/16 (月) 21:35:57 小西英人
▼ ぷいぷいユッケさん

 情報ありがとう。

 秋口に紀州でも回ってきて波打ち際にいるのですが…。

 あの、相性というやつです。      英人

[2406] Re:ツバメコノシロ>OKです 
2002/9/16 (月) 23:20:13 KOUJI
▼ 小西英人さん

 まさかルアーに喰って来るとは思ってもみませんでしたよ。
 他にも皆で5匹くらい釣ったんじゃないかな?
 波打ち際辺りに居て、引き波の中でルアーを留めていたら波の中を横切って来て喰い付いて来ました。

[2414] Re2:ツバメコノシロ>OKです 
2002/9/17 (火) 06:27:16 小西英人
▼ KOUJIさん

 たまたまルアーに来たのかと思ったけど、違うんですね。

 ミナミコノシロなど、巨大になってスレッドフィンサーモンなどと呼ばれ、オーストラリアでは有名なゲームフィッシュですが、その片鱗が幼魚でもあるのかな。ツバメコノシロは、あまり大きくはならないけど。

                           英人

[2423] 図鑑>ツバメコノシロ>登録しました 
2002/9/17 (火) 12:10:23 小西英人
▼ KOUJIさん

 ツバメコノシロ、登録しました。ありがとうございます。  英人

2393
[2393] 代理>クロサギ?>全体 
  【魚図鑑参照】
2002/9/16 (月) 21:40:21 KOUJI
◆画像拡大
 釣ったのはマルやのかずさんですが、その時カメラを持ってなかったので、撮ってあげたら、じゃん臭いから代わりに上げとけ!との優しいお言葉を頂きましたので代理アップです。(^^;)

体長9cm。
高知海岸にて。

多分クロサギではないかと・・・

[2394] 代理>クロサギ?>頭部 
2002/9/16 (月) 21:41:48 KOUJI
◆画像拡大
 前半身の画像です。
 ヒイラギみたいに口が伸びるんですね。

[2395] 代理>クロサギ?>尾部 
2002/9/16 (月) 21:42:36 KOUJI
◆画像拡大
 下半身の画像です。

[2397] クロサギ>OKです 
2002/9/16 (月) 21:46:12 小西英人
▼ KOUJIさん

 クロサギでOKです。

 角度によって、体側にV字状斑が見えたと思うのですが、それを写せばよかったのですが…。

 ぼくも、それは成功していないけど。       英人

[2409] Re:クロサギ>OKです 
  【魚図鑑参照】
2002/9/16 (月) 23:33:44 KOUJI
◆画像拡大
▼ 小西英人さん

 V字状斑ですか・・・
 忘れてましたね。f^_^;

 で、画像をもう一度チェックして見たら、それらしいのが有りました。
 釣った時に、マルやのかずさんの腹の前でぶら下げた状態で撮ってます。
 縦位置で撮影してますが、横で上げて置きます。

[2413] Re2:クロサギ>OKです 
2002/9/17 (火) 06:23:05 小西英人
▼ KOUJIさん

 V字状というから、Vなんだろうと思っていて、ぼく、前に撮ったの流れていたから違うんだと思っていたんだけど、Vじゃないよね。

 クロサギ科も標徴形質が少なく分類の厄介なグループで、この暗色斑も手がかりにしようとしています。これも、図鑑に登録しておいてね。

                         英人

[2400] ありがとうさんでした 
2002/9/16 (月) 21:54:20 マルやのかず
▼ KOUJIさん

どうもすいませんでした (__)

よく考えたら 九州でも釣っていて ココに上げていたのであった

キャハハッハーーー  スンマセン。

[2410] Re:ありがとうさんでした 
2002/9/16 (月) 23:41:21 KOUJI
▼ マルやのかずさん

 まあまあ、あの前置きはジョークですって。(^^;)
 それに前のは九州で、今回は四国なんだしね。
 ただ、図鑑に登録するのにわたしの登録分に成っちゃうんで、自分で上げた方が良かったんじゃないかなと思ったんです。
 でもね、あまり良い写りでなかったから、レタッチするの厄介だったと思うんで、結局撮ったわたしがやって正解だったと思う。

[2422] 図鑑>クロサギ>登録しました 
2002/9/17 (火) 12:09:41 小西英人
▼ KOUJIさん

 クロサギ、図鑑に登録しました。ありがとうございます。   英人


2363
[2363] ギンガメアジ>全体 
  【魚図鑑参照】
2002/9/16 (月) 20:47:13 KOUJI
◆画像拡大
高知海岸のギンガメアジです。
体長13cm。

マルやのかずさんとダブりますが上げてみます。

[2364] ギンガメアジ>頭部 
2002/9/16 (月) 20:48:27 KOUJI
◆画像拡大
頭部の画像です。
ちょっと血が・・・
水掛けたんですが取れなかったのでそのまま。(^^;)

[2365] ギンガメアジ>背鰭 
2002/9/16 (月) 20:49:17 KOUJI
◆画像拡大
背鰭の画像です。

[2366] ギンガメアジ>尻鰭 
2002/9/16 (月) 20:50:59 KOUJI
◆画像拡大
尻鰭の画像です。

[2367] ギンガメアジ>尾部 
2002/9/16 (月) 20:55:37 KOUJI
◆画像拡大
尾部の画像です。

[2374] ギンガメアジ>OKです 
2002/9/16 (月) 21:07:31 小西英人
▼ KOUJIさん

 きれいに写しますね。ほんと感心します。

                        英人

[2403] Re:ギンガメアジ>OKです 
2002/9/16 (月) 22:58:25 KOUJI
▼ 小西英人さん

 +1段補正して撮ったんですが、曇天だったので、それでもアンダーに成りまくりでレタッチに一手間掛かりました。
 カメラのモニターで再生しても、正確な状態は判り難いので、やはり経験がモノを言いますね。

[2421] 図鑑>ギンガメアジ>登録しました 
2002/9/17 (火) 12:08:36 小西英人
▼ KOUJIさん

 ギンガメアジ図鑑に登録しました。ありがとうございます。    英人

2358
[2358] タイリクスズキ?>全体 
  【魚図鑑参照】
2002/9/16 (月) 20:38:39 KOUJI
◆画像拡大
「誰かさん」です。(^^;ゞポリポリ
3週間振りの釣りは、高知でした。
往復6時間、実釣10時間、睡眠2時間、特攻みたいな釣行は何時もの事。

ヨタは置いといて、スズキです。
体長約65cm。
浦戸湾産です。

現物はもっと体高があったんですが、撮影時にやや腹側から撮ってしまっているようで、スマートに写ってしまってます。
斑点だけ見ればタイリクスズキかと思うのですが、口がやや小さめで、眼がやや前よりにあるんですが、鰓蓋が大きく、頭部の大きさは普通のスズキと同じくらいに見えます。
タイリクとスズキのハイブリッドみたいな魚です。

[2359] タイリクスズキ?>頭部アップ 
2002/9/16 (月) 20:39:38 KOUJI
◆画像拡大
頭部のアップです。

[2360] タイリクスズキ?>体側 
2002/9/16 (月) 20:41:23 KOUJI
◆画像拡大
体側部の画像です。
飛んでしまって面目無いんですが、斑点は視認出来ると思います。

[2361] タイリクスズキ?>尾鰭 
2002/9/16 (月) 20:42:27 KOUJI
◆画像拡大
尾鰭の画像です。

[2362] タイリクスズキ?>おまけ(^^;) 
2002/9/16 (月) 20:44:03 KOUJI
◆画像拡大
口のアップです。

[2371] タイリクスズキ>OKです 
2002/9/16 (月) 21:04:48 小西英人
▼ KOUJIさん

 タイリクスズキですね。

 その大きさで斑点があれば、間違いないですが、頭部の感じも、尾鰭の感じも、タイリクスズキだと思います。

 スズキとタイリクスズキは、数年前まで、変異型とされていたほど似ていますから、なんともいえないような中間の形態を持つものもいます。

                          英人

[2402] Re:タイリクスズキ>OKです 
2002/9/16 (月) 22:51:36 KOUJI
▼ 小西英人さん

 やはりタイリクスズキでよかったですか。
 釣り上げた時はタイリクだと直感したんですが、帰って画像を眺めてたら何かちょっと感じが違うな〜って思ってしまったんです。

[2420] 図鑑>タイリクスズキ>登録しました 
2002/9/17 (火) 12:07:19 小西英人
▼ KOUJIさん

 図鑑に登録しました。ありがとうございます。    英人

2352
[2352] 高知のエバ 
  【魚図鑑参照】
2002/9/16 (月) 12:20:31 マルやのかず
◆画像拡大
高知まで遠征して つれたのはコイツと後2匹のみ(T_T)

本命すずきはアタリ1回のみ、キス釣りにいたってはまったく釣れない。

後で誰かさんからはどんどん投稿があると思われ
腕の差を実感する今日この頃であります (T_T)

あっそうだ肝心な話  これは鰭が黄色いからロウニンアジ(幼魚)でよいのでしょうか。
死後 明瞭な黒い横縞が出ました。生きてるうちは薄いですね。

[2353] ギンガメアジ幼魚>OKです 
2002/9/16 (月) 12:51:47 小西英人
▼ マルやのかずさん

 たしかに尾鰭下葉が黄色くなっていますが、、尾鰭後縁がうっすらと黒くなっていますね。

 また鰓蓋上端に小黒点があります。体は全体に細身で、頭部もすらりとしています。

 これはギンガメアジの幼魚です。

 体側に6本の横帯がでます。この横帯は背縁から腹縁まであります。ロウニンアジの幼魚は、5本の横帯で背縁から体側中央までで、腹側にはありません。

                             英人
ps
 誰かさんは何を釣ったんだろ?

 かずさん、おたがい歳だから、のんびり釣ろうね。

[2354] 了解です 
2002/9/16 (月) 13:07:01 マルやのかず
▼ 小西英人さん

尾部の黒いところ、横縞の数ですね わかりました。
どうも数釣ったことがなくてこいつら判りにくいです。

ほんま年を感じる今日この頃
少し暗いと眼はウロウロ、車の助手席に乗れば乗った瞬間 爆睡
釣行後も疲れ果て爆睡。

つりの準備で楽しみの半分くらい済んでるんですが、
現場に行くとやはり釣れてほしい。

なかなかのんびりという心境には、、、、、、、、、、、、

来週は鳥取にリベンジ!!!!!!!!!!



[2355] 図鑑>ギンガメアジ>登録しました 
2002/9/16 (月) 13:20:32 小西英人
▼ マルやのかずさん

 ギンガメアジ登録しました。ありがとうございます。   英人

2325
[2325] この魚は? 
  【魚図鑑参照】
2002/9/15 (日) 22:45:03 あららHomePage
◆画像拡大
今日は昼過ぎまで仕事。その後知人に誘われて磯(地磯)に行ってみました。コッパメジナ(18〜23Cm)はいっぱい釣れたのですが、混じって釣れた魚の中に図鑑で調べがつかなかった魚(写真)がありました。なんでしょう?8Cmぐらいです。

[2326] ついでにこのエバは? 
  【魚図鑑参照】
2002/9/15 (日) 22:52:34 あららHomePage
◆画像拡大
今日は足場が悪く、カメラを持って行けなかったので死んでしまったエバ(氷漬けしていた)なんですが、また迷ってます。背鰭・臀鰭がちょっと長いんですよね。これぞテンジクアジ??なんだか最近、毎回違ったエバが釣れます。(ちょっと嬉しい・・・)

[2327] エバの大きさ 
2002/9/15 (日) 22:54:37 あららHomePage
記載し忘れてましたが、大きさは22Cm・場所は岩礁浅瀬です。

[2332] イトヒラアジ?>だと思うのですが… 
2002/9/16 (月) 00:01:20 小西英人
▼ あららさん

 たしかに、背鰭軟条基底部に黒斑がないように見えますのでテンジクアジのように見えます。

 けれども、ちょっと魚体が光っていて、黒斑も、側線も見えにくくなっているのではないと思います。

 側線直走部が、曲走部より短く見えます。これはイトヒラアジの特徴です。

 またテンジクアジより体高があるように見えます。

 それで、イトヒラアジの幼魚で、背鰭軟条基底の黒斑が光って見えにくくなっているのではないかと、ぼくは思います。

                            英人
ps
 あららさんが釣った場所は、ぼくは宮崎だとわかりますけど、いろいろな人が見ていますので、釣り場はわかるように書いてね。

[2335] Re:イトヒラアジ?>だと思うのですが… 
2002/9/16 (月) 00:20:14 あららHomePage
▼ 小西英人さん

ちょっと写真が良くないので、またチャレンジしてみます。
釣れた時に思っていたのはイトヒラアジか、テンジクアジかな?と思ったのですが、背鰭軟条基底の黒斑はまったく目だってませんでした。そこでテンジクアジじゃなかろうか・・と。

釣り場の件了解しました。確かに何処か判んないですよね。
一応念のために、宮崎市堀切峠下というポイントです。ここは洗濯岩で有名なんですが、釣り場は足場が悪く、滑ってこける危険性があり、貴重品を持って行けないんですよね。ほんとはデジカメ持ってすぐに写真撮影したいんですけど・・・。

[2337] 釣った場所(宮崎市・堀切下) 
2002/9/16 (月) 00:45:49 あららHomePage
◆画像拡大
明日も休みだと思うとちょっと夜更かしして遊んでしまってます。
サーバー容量の無駄使いかもしれませんが、たまにはこんな写真も。

宮崎市・堀切下は洗濯岩が並び、全体的に浅いのですが、先端まで行くとドン深の場所もけっこうあって、メジナ・チヌ・イシダイなども良く釣れる場所です。入り込んだ場所は幼魚の巣ですが、波が抜ける場所は常に潮が動いて楽しい釣りができます。

写真は9月15日(もう昨日か・・)釣ってるのが私「あらら」で同行者に写してもらってました。私のもっとも好きな場所です。

[2341] Re:釣った場所(宮崎市・堀切下) 
2002/9/16 (月) 00:54:49 小西英人
▼ あららさん

 いいとこですね。宮崎はいいな。釣り場が近くて。

                   英人

[2340] Re2:イトヒラアジ?>だと思うのですが… 
2002/9/16 (月) 00:53:20 小西英人
▼ あららさん

 見た目で黒斑がなかったのであれば、ぼくの考えすぎで、テンジクアジかもしれませんね。ちょっと研究者に照会してみます。

                           英人

[2349] イトヒラアジ>登録しておいてください 
2002/9/16 (月) 10:03:51 小西英人
▼ あららさん

 照会していた研究者から返事があって、よく分からないけどイトヒラアジに見えます…とのことでした。

 ぼくも、黒斑は別にして、それ以外の特徴はイトヒラアジだと思いますので、イトヒラアジで図鑑に登録していただけますか。

 間違いがあれば気がついたときか、指摘したいただいたとき、直しましょう。

                          英人

[2350] Re:イトヒラアジ>登録しておいてください 
2002/9/16 (月) 11:02:56 あららHomePage
▼ 小西英人さん

わざわざ研究者の方に聞いて頂いてありがたいです。前回登録しているイトヒラアジと比較しながら、鰭の長さが短いなぁと思いながらも臀鰭の縁が白いところでイトヒラアジなのかなぁ・・と思っていたところでした。

[2351] 図鑑>イトヒラアジ>登録しました 
2002/9/16 (月) 11:11:01 小西英人
▼ あららさん

 イトヒラアジ、登録しておきました。ありがとうございます。

 前のとくらべて、いろいろ面白いですよね。【WEBさかな図鑑】のテンジクアジとは違いますし…。

 とにかく、こういう変異の幅があるものは難しいです、とりあえず、間違いを恐れず、どんどん画像を登録していって、並べて見えてくる物もあります。また、そういう「情報」が貴重なことも多いのです。

 その手で、進めてみます。             英人

[2329] タナバタウオ>タナバタウオ科の魚です 
2002/9/15 (日) 23:45:21 小西英人
▼ あららさん

 タナバタウオで、やっと尾鰭の割れていない写真が出てきました。

 タナバタウオ科のタナバタウオです。         英人

[2331] Re:タナバタウオ>タナバタウオ科の魚です 
2002/9/15 (日) 23:57:11 あららHomePage
▼ 小西英人さん

掲示版の中でどこかに写真があったと思ってましたが、8月の書き込みで息子さんが「かえるうお」と呼んでいた魚ですね。名前が判らなかったものでハゼなどで一生懸命探してました・・・

[2333] Re2:タナバタウオ>タナバタウオ科の魚です 
2002/9/16 (月) 00:03:26 小西英人
▼ あららさん

 そうです。マルやのかずさんも載せていましたね。   英人

[2348] 図鑑>タナバタウオ>登録しました 
2002/9/16 (月) 07:29:33 小西英人
▼ あららさん

 タナバタウオ、登録しました。ありがとうございます。   英人

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