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新コミュニティ(掲示板)オープンのお知らせ

WEB魚図鑑では、2013/7/25より新しいコミュニティをオープンしました。 「このお魚何?」というQ&A専用のページもあります。是非新しいコミュニティを使ってみてください。新コミュへの投稿はズカンドットコムへのアカウント登録が必要です。2013年1月以前にWEB魚図鑑へ投稿したことのある方はアカウントの引き継ぎを行うことができます。



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1734
[1734] メダカでしょうか? 
2002/7/31 (水) 01:28:46
◆画像拡大
はじめまして!
子供と一緒に、夏休みの宿題で近所の川で網ですくいました。
現在、我が家の水槽の中で泳いでいます。
特徴は、目がブルーで川魚にしてはキレイです。
名前を調べる為に、WEBをウロウロして、こちらのHPにたどり着きました。
写真がなかなかうまく撮れませんでしたが、どうぞよろしくお願い致します。

[1735] メダカ>OKです 
2002/7/31 (水) 06:05:39 小西英人
▼ 楓さん

 環境の変化や、移入種のカダヤシとの競争に負けて、なかなかしんどいメダカです。カダヤシや、グッピー(これも移入されて多いです)との見分けは臀鰭(でんき=しりびれ=肛門の後ろにある鰭です)を見ることで、臀鰭基底(でんききてい)が長ければメダカです。臀鰭と体のつながっているところで、ここが長いのです。

 写真の魚は臀鰭基底が長くメダカでOKです。

 また臀鰭が大きく長く平行四辺形のような形をしているので、雄(おす)です。

 ただ、気になるのは体が赤っぽいことです。

 体の赤いメダカは観賞用に品種改良されたもので「ひめだか」と呼ばれます。残念ながら野生種とは違います。水槽のライティングのせいで赤くなっているのかもしれませんが、体が赤ければ観賞用の飼育種です。

 「ひめだか」が売られているせいで、野生のメダカを知らない子供たちは、メダカを赤い魚だと、このごろ思うそうです。

 背中は黒褐色で上から見ると目立ち、体は赤くないのがメダカです。

                         英人

[1737] Re:メダカ>OKです 
2002/7/31 (水) 20:42:52
早速にお返事いただきまして、ありがとうございます。

上の方から見ると黒色をしていますし、
「ヒメダカ」はペットショップで見ているので、違うと思います。

メダカは群れでいるというイメージがあったのですが・・・・・
この日メダカは1匹だけで、
後はハヤとホトケドジョウが数匹採れました。
1匹だけというのは、不自然ではありませんか?
他にもいるか、日を改めて行ってみたいと思っています。

[1738] Re:メダカでしょうか? 
2002/7/31 (水) 22:34:49 タツヤ
▼ 楓さん

なんか熱帯魚の卵生メダカのように見えますね。
最近はグッピーの泳ぐ川があるくらいですからね・・・

1690
[1690] 黄色い口の・・・>アオくないネズミゴチ 
  【魚図鑑参照】
2002/7/29 (月) 19:38:03 KOUJI
◆画像拡大
 最後は今回の本命、テンコチ。
 予定していた釣り場が、海水浴で車が停められなかったので、止む無く似たような環境の釣り場を探して釣りました。
 ツレが暇そうだったんで、ヘルプに同行してもらいまして、今回わたしは撮影に時間を割くことが出来た上に、しっかりヘルプして貰いました。

 で、首尾良く見釣りで11匹釣ったんですが・・・
 その内の3匹くらいが口が黄色いんです。
 でも、アオくないんですよね。これが。
 その上、第1背鰭の模様が・・・
 模様だけ見ると雌雄同体か?って感じですね。

 なお、黄色い口のと分けてませんが、サンプルは本日、全部京大に発送して置きました。

[1691] 黄色い口の・・・>第1背鰭 
2002/7/29 (月) 19:39:28 KOUJI
◆画像拡大
 この模様の出方、どうでしょう?
 青くも無いし・・・

[1692] 黄色い口の・・・>第2背鰭と尻鰭 
2002/7/29 (月) 19:46:45 KOUJI
◆画像拡大
 第2背鰭と尻鰭辺りの画像です。

 残念ながら英人さんほど綺麗に展翅出来てません。( ̄∇ ̄;)
 あのズルズルは中々の難敵ですね。(^^;)
 切り抜きももう一寸慣れないと上手い事行きませんし・・・

 と言うような言い訳は置いといて、尻鰭は黒いですね。
 ネズミゴチなら雄なのでしょうが、第1背鰭の丸斑は雌。
 さ〜て困った。

[1693] 黄色い口の・・・>頭部・背面 
2002/7/29 (月) 19:48:10 KOUJI
◆画像拡大
 頭部上面の画像です。

[1694] 黄色い口の・・・>頭部・腹面 
2002/7/29 (月) 19:49:05 KOUJI
◆画像拡大
 頭部腹面の画像です。

 口は黄色いですね。

[1695] Re:黄色い口の・・・>アオくないネズミゴチ 
2002/7/29 (月) 20:24:28 JUN
▼ KOUJIさん

アオハンの青い斑紋。時間がたつと、こんな具合に、
薄いグレーみたいな色になるやつがありますね。

斑紋の入り方も、ネズミゴチの雌みたい・・・かな。
アオハンの雄?とは少しちがうような気もしますね。
尻鰭の黒をみると、ネズミゴチなら雄といえるのでしょうね。

ネズミゴチの雄も、小さなうちは眼状斑が入るそうです。
これが、何センチくらいから縁辺の筋状になっていくのか
知りませんけど、この個体はどのくらいの大きさでした?



[1704] Re2:黄色い口の・・・>アオくないネズミゴチ 
2002/7/29 (月) 22:21:39 KOUJI
▼ JUNさん

 体長を書き忘れてましたね。f^_^;
 体長は17cmです。
 小さくはないでしょ?
 黄色くないのも含めて、他の個体は13cm〜20cmくらい、平均15、6cmでした。

 口が黄色いのもそうでないのも、青いかどうかの確認だけして見ましたが、青いのは居ませんでした。

[1702] ネズミゴチ・雄>ありがとうございます 
2002/7/29 (月) 21:39:17 小西英人
▼ KOUJIさん

 標本採集と送付、ほんとうにありがとうございます。

 この個体、いまのところ、雄のネズミゴチの未成魚から成魚になりつつあるか、なったばかりの個体としかいえないと思います。

 ちょっと、驚いています。ぼく、このまえ大雨の徳島県那佐湾で、同じような個体を釣り、曲者でっせと、中坊さんに送ったばかりです。

 そう、口が、やや黄色いのです。

 ネズミゴチの典型的な雄と、いろいろ比べてみて、もっと見てみなければ、いまは何も言えないでしょう。

 ちょっと典型的な雄のネズミゴチを集めようと思っています。

 しかし、日本海にも、この、ややけったいなのがいるんだなあ。

 謎が深まってしまうのかなあ。ネズミゴチも、やはり、一筋縄ではいきそうにもないなあ。

 ほんとうに助かりました。

                             英人

[1710] Re:ネズミゴチ・雄>ありがとうございます 
2002/7/29 (月) 23:10:22 KOUJI
▼ 小西英人さん

 徳島でも同じような個体を採集されてたんですか。
 これで少なくとも口の黄色いのは、宮崎、徳島、岡山、鳥取の海域には生息しているようですね。
 山陰も沢山見れば青いのが居るかも?

 詳しい事は研究を待つとして、今は「変なネズミゴチ」として標本採集をしつつ、色々と考えを巡らせたりしてみましょう。
 判らない時が楽しいし面白いと思いますから。

[1715] Re2:ネズミゴチ・雄>ありがとうございます 
2002/7/30 (火) 10:15:05 小西英人
◆画像拡大
▼ KOUJIさん

 これ那佐湾の個体です。ネズミゴチの雄です。口はやや黄色いです。KOUJIさんのより、ちょっと成熟しているようです。もうちょっと未成熟の雄の個体も撮影しており、そちらのほうがKOUJIさんのには近いですが、こちらを参考にアップしておきましょう。

 凄い風で、車のバックドアをあけて、後部の荷室に持ち込んで撮影していたのに、がっちょが吹き飛ばされるほどの風でした。

                             英人
ps
 タツヤさんも、あららさんも楽しめていただけて嬉しいです。

[1725] Re3:ネズミゴチ・雄>ありがとうございます 
2002/7/30 (火) 19:51:33 KOUJI
▼ 小西英人さん

 なるほど、パッと見は普通のネズミゴチですが、少し黄色いですね。
 中坊先生からのメールで、差が微妙になって来たと書かれておりましたが、そんな気がしてます。

 牛窓でネズミゴチが良く釣れる所が在るのですが、フグも多いんで二の足を踏んでます。
 気合が入ったら其処のも釣ってみますね。

[1714] Re:黄色い口の・・・>アオくないネズミゴチ 
2002/7/30 (火) 09:32:18 タツヤ
▼ KOUJIさん
僕が以前山口県大島で釣っていたネズミゴチの口はまっ黄色ですよ!
その頃にアオハンの存在を知っていたらなぁ・・・と悔しい思いをしています。
早く確認しに行きたいのですが、あまりの暑さに・・・

それにしても見覚えのある魚達の写真が連続で登場しているので嬉しくなりました。
本当に楽しそう・・・

[1724] Re2:黄色い口の・・・>アオくないネズミゴチ 
2002/7/30 (火) 19:39:14 KOUJI
▼ タツヤさん

 大島のネズミゴチの口はまっ黄色なんですか。
 広島沖で金星キス釣った日もテンコチ釣りましたが、どれも口は白かったです。
 ハッキリ判るくらいですから、青い可能性が高いですね。
 行きたいな〜。

 でも流石に遠いです。<大島
 前行った時は、お金を掛けないように地道を行って5時間掛かりました。
 着いた頃には腰が砕けそうになってましたよ。( ̄∇ ̄;)

 広島の仲間に船に乗せて貰いに行くんですが、大島まで行くと青物狙ってしまいますからね・・・
 一応本業(?)はルアー屋なもんで。

[1722] Re:黄色い口の・・・>アオくないネズミゴチ 
2002/7/30 (火) 11:24:16 小西英人
▼ KOUJIさん

 見釣りで釣れるの?

 ぼく今週、『怪投乱麻』の取材を京都の日本海側にでもいって、夜釣りのマゴチを狙い。昼間はネズミゴチの採集をしようと思っています。

 そんな、見えるところにいるの。どんな風に釣るの?

                          英人

[1728] Re2:黄色い口の・・・>アオくないネズミゴチ 
2002/7/30 (火) 20:46:21 KOUJI
▼ 小西英人さん

 ええ、居ますよ。
 今回釣った所の水深は、1.5m〜2mくらいです。
 山陰は港内でも水が綺麗な所が多いんで、ジッと観察してると色んな魚が居るのが見えます。
 海底だけ見てても、がっちょの他に、キス、ヒラメ、カレイ、ハゼ、中層から表層にはその辺りに居る魚の幼魚が沢山見えます。

 がっちょだけで言えば、底はできるだけ綺麗な砂の方が良いと思います。
 で、狙い目は船溜まりの船の下。
 普通は余り竿を出さない所なのと、見釣りだと水面がザワついてては見え難いので、細波が立ち難い船の間が見易いです。

 釣り方を聞かれるとちょっと返答に困ります。(^^;)
 子供の頃から釣りに親しんでる人ならば、その子供の頃のノリでやって下さい、って言うんですが・・・
 そうですね、わたしのイメージで言えばハゼの探り釣りの感じでしょうか。
 竿1本に針1本、適当に錘を噛ませて餌を付け、ポトリと海底に沈める。
 あとは魚に聞いて見る。
 余り難しく考えなくても良いですよ。

[1732] Re3:黄色い口の・・・>アオくないネズミゴチ 
2002/7/30 (火) 21:14:30 小西英人
▼ KOUJIさん

 ありがとう。のんびり遊んでみます。     英人

[1736] 図鑑>ネズミゴチ(雄)>登録しました 
2002/7/31 (水) 19:56:42 小西英人
▼ KOUJIさん

 ネズミゴチ(雄)図鑑へのアップありがとうございます。

 登録しておきました。            英人

1686
[1686] 投稿>クツワハゼ?>ですかね? 
  【魚図鑑参照】
2002/7/29 (月) 19:12:15 KOUJI
◆画像拡大
 これはテンコチを釣っていた時に釣れたハゼです。
 体長9cm。

 ヒメハゼではないですね。(^^;)
 感じとしてはクツワハゼなんですが・・・

[1687] 投稿>クツワハゼ?>前半身 
2002/7/29 (月) 19:17:07 KOUJI
◆画像拡大
 前半身の画像です。

 眼の後に黒色線が有りますね。

[1688] 投稿>クツワハゼ?>後半身 
2002/7/29 (月) 19:18:04 KOUJI
◆画像拡大
 後半身の画像です。

[1689] 投稿>クツワハゼ?>頭部>上から 
2002/7/29 (月) 19:21:05 KOUJI
◆画像拡大
 眼の後から鰓蓋の辺りまで有る黒色線を撮る為に斜め上から撮りました。

[1701] クツワハゼ>OKです 
2002/7/29 (月) 21:29:19 小西英人
▼ KOUJIさん

 眼から鰓孔の上部にかけて暗褐色縦線があり、体の斑紋の感じからもクツワハゼでいいと思います。

 しかし、念のために波戸岡さんにも聞いておきます。

                           英人

[1723] クツワハゼ・イソギンポ>OKです 
2002/7/30 (火) 11:56:12 小西英人
▼ KOUJIさん

 波戸岡さんから、クツワハゼとイソギンポでOKと返事がありました。

 よろしく。                  英人

[1729] Re:クツワハゼ・イソギンポ>OKです 
2002/7/30 (火) 20:59:46 KOUJI
▼ 小西英人さん

 お手数でした。<(_ _)>

 図鑑の方、タイはハッキリしないので止めておきます。
 ネズミゴチはどうしましょう?

[1730] Re2:クツワハゼ・イソギンポ>OKです 
2002/7/30 (火) 21:08:55 小西英人
▼ KOUJIさん

 ネズミゴチ(雄)として、アップしておいてください。

 よろしく。               英人

1678
[1678] 投稿>マフグ>で良いですかね? 
  【魚図鑑参照】
2002/7/29 (月) 18:24:00 KOUJI
◆画像拡大
 キスの外道で釣れて来たフグです。
 背鰭の基部に黒斑が有るんで、マフグかと思うのですが。

 体長9cm。

[1679] 投稿>マフグ>前半身 
2002/7/29 (月) 18:25:10 KOUJI
◆画像拡大
 前半身の画像です。

[1680] 投稿>マフグ>後半身 
2002/7/29 (月) 18:27:01 KOUJI
◆画像拡大
 後半身の画像です。

 背鰭の基部に黒斑が有ります。

[1698] クサフグ>考えすぎですよ 
2002/7/29 (月) 21:06:30 小西英人
▼ KOUJIさん

 クサフグです。

 白斑が円形に近く、眼の下に斑紋がなく、臀鰭が白いでしょう。

 マフグの白斑は、もっとややこしくて、眼の下に斑紋があって、臀鰭が黄色いのです。

 背鰭基部に、この連中は黒斑を出すのでややこしいのです。それで、考えすぎはったね。

                             英人

[1707] Re:クサフグ>考えすぎですよ 
2002/7/29 (月) 22:46:14 KOUJI
▼ 小西英人さん

 ありゃ、そうですか。f^_^;
 撮った時のはクサフグだと思ってたんですが、画像見ながら調べてたらマフグかなと思ったもので。
 中途半端に知識が有ると駄目ですね。(^^;)

[1721] クサフグ>背面いれておきます 
2002/7/30 (火) 11:14:38 小西英人
◆画像拡大
▼ KOUJIさん

 ぼくの写したクサフグ背面です。これ、背鰭基部の黒斑分かると思います。かなり濃くだしているものもあります。

 淡路島の鳥取で釣りました。

 餌盗りはまかしてね!              英人

[1726] Re:クサフグ>背面いれておきます 
2002/7/30 (火) 20:14:10 KOUJI
▼ 小西英人さん

 ありがとうございます。
 黒斑、良く判りますね。
 わたしが釣ったのも、上から見たらこれに近いくらいかも?
 今度は上からも撮って置きます。

[1727] 図鑑>クサフグなど5種>登録しました 
2002/7/30 (火) 20:21:44 小西英人
▼ KOUJIさん

 クサフグ、クツワハゼ、ホンベラ、カワハギ、イソギンポの図鑑へのアップありがとうございました。登録しておきました。

                       英人

1683
[1683] タイ>なんですが・・・ 
2002/7/29 (月) 18:43:09 KOUJI
◆画像拡大
 キスの外道で来たチャリコの仔(^^;)です。

 展翅の画像が撮れなかったのと、体長5cmと小さいので、何ダイなのか判断付きません。
 眼の中の暗褐色線が目立つのと、尾鰭の後端が赤いのが見分けるキーに成るでしょうか?

[1684] タイ>頭部アップ 
2002/7/29 (月) 18:45:03 KOUJI
◆画像拡大
 頭部アップの画像です。

[1685] タイ>頭部アップ>正面 
2002/7/29 (月) 18:46:50 KOUJI
◆画像拡大
 正面からのアップです。

 眼と眼を繋ぐようにコバルトブルーの帯が有ります。

[1700] マダイ>だと思いますけど 
2002/7/29 (月) 21:17:31 小西英人
▼ KOUJIさん

 マダイかチダイでしょうけど、背鰭が決め手になります。

 しかし、これはマダイだと思います。チダイの子は、ちょっと感じが違いますもの。きちんと説明できなくてごめん。

                         英人

[1709] Re:マダイ>だと思いますけど 
2002/7/29 (月) 22:58:49 KOUJI
▼ 小西英人さん

 すみません。
 これはデコパネのカットをめんど臭がってちゃんと展翅しませんでした。
 ただ、伸びた、もしくは長い棘は有りませんでした。

1681
[1681] 投稿>ホンベラ・雄>で良いですかね? 
  【魚図鑑参照】
2002/7/29 (月) 18:32:27 KOUJI
◆画像拡大
 港内の岸壁に生えていた海草周りをチョロチョロしていたのを見釣りで釣りました。
 ホンベラの雄だと思うんですが、どうでしょう?

 体長13cm。

[1682] 投稿>ホンベラ・雄>前半身 
2002/7/29 (月) 18:33:10 KOUJI
◆画像拡大
前半身の画像です。

[1699] ホンベラ・雌>だと思います 
2002/7/29 (月) 21:14:41 小西英人
▼ KOUJIさん

 眼の前後の縦帯で雄と考えてはると思いますが、ホンベラの雄は縦帯がもっとはっきりして、背鰭の前方に暗色斑がでます。

 これはホンベラの雌でしょう。         英人

[1708] Re:ホンベラ・雌>だと思います 
2002/7/29 (月) 22:52:37 KOUJI
▼ 小西英人さん

 雄は背鰭の前方に暗色斑が出るのですか。
 仰る通り、帯が結構判るし、オスかと思いました。
 このベラは沢山見えてたのですが、テンコチ探してた時だったので、1匹釣っただけでした。
 もっと釣って見れば良かったな。

1670
[1670] へんなさかな〜>全体 
  【魚図鑑参照】
2002/7/29 (月) 18:01:51 KOUJI
◆画像拡大
 山陰へテンコチ釣りに行ったついでに釣った魚たちの第1弾。

 前に知り合いが愛媛で釣ったのと良く似ています。
 イソギンポ科の魚ではないかと思います。

 採取場所は船磯漁港。
 体長は13cm。

[1671] へんなさかな〜>前半身 
2002/7/29 (月) 18:03:45 KOUJI
◆画像拡大
目の上に触角みたいのが有ります。

[1672] へんなさかな〜>後半身 
2002/7/29 (月) 18:06:10 KOUJI
◆画像拡大
尻鰭が黒いので、イソギンポとカエルウオでは無いと思います。

[1673] へんなさかな〜>頭部>斜め前方 
2002/7/29 (月) 18:07:36 KOUJI
◆画像拡大
胸鰭の有り様が面白いですね。

[1674] へんなさかな〜>水中 
2002/7/29 (月) 18:08:38 KOUJI
◆画像拡大
バケツに泳がせてるところを撮影。

[1696] イソギンポ>いいなあ 
2002/7/29 (月) 20:54:59 小西英人
▼ KOUJIさん

 いいなあ。いろいろ釣れて…。

 眼上皮弁があって、背鰭が大きくつながっており、暗色斑の入り方と、赤色小斑点の感じからいって、イソギンポ科のイソギンポでいいと思います。

 上顎の奧に犬歯があるのが特徴ですけど…。

                            英人

[1706] Re:イソギンポ>でしたか 
2002/7/29 (月) 22:40:46 KOUJI
▼ 小西英人さん

 あ、イソギンポで良いんですか。
 初めて見る魚なんで、全然判りませんでしたよ。
 犬歯は見てません。
 口の中までは見てないですから・・・

 今回は、投げ釣りは夜間と早朝だけで、後はお遊び竿持って足元をチョロチョロ釣って歩いたんで、魚種は多かったです。
 キス、フグ、イソギンポ、タイ、ハギ、ハゼ、ネズミゴチ、ベラ、イイダコ、ハオコゼ。
 港内の、ほんの5m先で14、5cmのキスがポロポロ釣れたのはちょっと意外でしたね。
 また、仔ダイは多くて、投げ以外でも結構釣りました。

 ここのところずっと週末は徹夜な釣りばかりなんで、次の週末はのんびりしようと思います。
 少なくとも貫徹な釣りは止めときましょう。(;^_^A
 今回は帰って片付けだけして、そのまま12時間死んだように気絶してしまいましたし。f^_^;

1675
[1675] 投稿>カワハギ>で良いですかね? 
  【魚図鑑参照】
2002/7/29 (月) 18:15:44 KOUJI
◆画像拡大
朝方キスをサビいていて釣れたハギです。

体長5cm。(^^;)

[1676] 投稿>カワハギ>「ツノ」のアップ>前から 
2002/7/29 (月) 18:17:54 KOUJI
◆画像拡大
ツノに有るトゲって、交互に有るんですね。
気が付いてなかった。

[1677] 投稿>カワハギ>「ツノ」のアップ>後ろから 
2002/7/29 (月) 18:18:49 KOUJI
◆画像拡大
後ろから見る方が判りやすい。

[1697] カワハギ>OKです 
2002/7/29 (月) 20:56:30 小西英人
▼ KOUJIさん

 小さいから、棘がはっきりしていますね。

 ほんと、こんな格好だったんだ。もっと魚を見なければいけません。

 ちょっと反省します。            英人

1663
[1663] 漁港の入札風景。 
2002/7/27 (土) 00:57:48 西潟正人
◆画像拡大
市場(いちば)は、生産者市場と消費者市場に大別されます。
生産者市場とは、生産者が直接荷揚げするところ。野菜なら農協、魚なら漁協でしょうね。ここで仲買人が買って、消費者市場に運ばれます。

消費者市場には、荷受け人がいて、最低落札価格を決めるわけです。いわゆる”セリ”は、大声を出し合いながら価格を競り上げていくこと。誰が競り落としたかは、一目瞭然。みんな、納得です。

生産者市場には、地元の人間しかいません。不用意なトラブルが起きないよう、競りは入札方式となります。黙って値段の書き込まれた紙を、箱に入れるのです。競ることはないが、相手の心の読みが勝負を決める。昨日は100円だったから、今日は102円にしょうとかね。これが150円もの札を入れたら、買えるけどひんしゅくものです。ばかやろうが、あんな値を入れやがって!となるわけです。
1円2円の駆け引きで、小さな漁村は円満に生きられているのです。
ちなみにトラフグの場合は、相対と言って袋の中の手で値段を言うんですね。自分の値段を聞こえないよう、見えないようとします。これも、仲間同士のトラブルを防ぐ先人の知恵なんです。

三浦半島の、ある漁港の黒板です。
セーゴとは、小型のスズキ。
青りとは、アオリイカ。
甲とは、コウイカ。
テとは、マダイ。
神八は、カンパチ。
クロテは、クロダイです。
落札価格は毎日違いますが、変動はゆるやかです。

消費者市場に入る前の価格ですから、私たちから見ると安いと感じるかもしれませんが、2〜3倍が小売り価格でしょうね。沿岸の魚が捕れなくなった昨今、漁師の生活も厳しいかもしれません。

漁師は、卸値から手数料も引かれます。釣り人も料理屋の価格を知ってるなら、生産者価格も、垣間見といてください。

[1664] Re:漁港の入札風景。 
2002/7/27 (土) 06:28:15 小西英人
▼ 西潟正人さん

 いつも、おもしろいレポートありがとうございます。

 魚名もおもしろいですね。こういう名が、日本の伝統の名として残ってきたものなのでしょう。

 「方坊」なんて書くのですね。ホウボウのこと。
 「そげ」はヒラメですか。関東でも言うのですね。
 「ばらこち」ってなんですのん?
 「小庄」ってなんでっか?
 「テ」「神八」はわかったけど、そのまえの「Y]ってなんだす?
 「小春子」もわかりまへんで?
 「サゴチ」ってコチでもなし、さごしでもなし、なんだっか?
 「ごま」もなんやろ?

 と、なんでなんで攻撃をゆるしてね。

 しかし、ある漁港のある日のある黒板だけでも、不思議だらけだなあ。おもしろいね、日本って国は。

                          英人

[1665] Re2:漁港の入札風景。2 
2002/7/27 (土) 08:16:25 西潟正人
▼ 小西英人さん

そげ・・・小ヒラメ。ばらごち・・・イネゴチ。小庄・・・コショウダイ。
Y・・・養殖モノ。小春子・・・春子はカズゴと読み、マダイの500グラム以下。小はそれ以下です。100グラムなんてのも混じります。サゴチ・・・サワラの小でサゴシのこと。ごま・・・ゴマサバ。

いずれもキロ単価です。わかりました?英人さん。

[1666] Re3:漁港の入札風景。2 
2002/7/27 (土) 09:01:27 小西英人
▼ 西潟正人さん

 ありがとうございます。

 サワラの小はこちらでは狭腰で「さごし」といいます。春子で「かすご」は驚きますね。紀州でマダイの幼魚を「ちゃりこ」そのうえを「かすご」です。

 紀州の漁師が黒潮を追いかけていって、伊豆半島やら、房総半島に住みついたなんていわれますけど、少なくともやはり黒潮文化圏、同じ文化圏ですね。魚名は同じなんだなあ。

 釣り師でみると、関西と関東は、えらい違うのにね。

                           英人

[1667] Re4:漁港の入札風景。2 
2002/7/27 (土) 09:27:40 西潟正人
▼ 小西英人さん

釣り師は、古人ほど新天地を求めていませんね。

三浦半島の佐島は九州や四国からやってくるカツオ船団の基地でした。生き餌であるカタクチイワシを供給していたのです。半島の先端にある浦賀は軍港となってしまいましたが、戦前までは鰹節工場がいくつもありました。
四国からやってきた人達が住み着いて、文化が融合したのでしょう。アオリイカを捕る網を「ゴトウ網」と言います。ゴトウとは、五島列島のこと。佐島に古くからある淡島神社は、猿田彦を祀る四国の神様です。底の抜けたヒシャクを奉納して家内安全と子宝の授かりを祈願します。伝説は、まったく四国のそれと変わりありません。地元に多い「福本」姓も、四国地方の姓と言われています。

偶然にも小西さんの「よみがえれ淡水魚」を再読していました。人間も自然の中にあって、交雑しているのかもしれませんね。

1660
[1660] カワハギ・・ 
  【魚図鑑参照】
2002/7/25 (木) 17:45:37 西潟正人
◆画像拡大
最近、漁港の先っぽに餌を入れた駕篭を落とし、入る小魚を見ています。
2センチほどのメバルや、アミメハギ。今日は、こんなに小さなカワハギが跳ねていました。孵化してどのくらいなんでしょう。
魚市場で30センチもあるカワハギも見つけましたが、痩せぎすで見るからに美味しくなさそうです。カワハギって、どのくらい生きるんでしょうね。

先日紹介した44センチのウマズラハギですが、とんでもない発見をしました。身は、当然ながら美味しくないのですが、頭を塩焼きにしたところ骨しか残らないのです。骨と皮で生きていた、老婆だったかもしれません。歳をとっていたんですね。

[1661] カワハギ>稚魚>かわいいですね 
2002/7/26 (金) 09:47:35 小西英人
▼ 西潟正人さん

 釣り人はなかなか赤ちゃんを見る機会がないので、西潟さんが、こういう画像をアップしてくれると嬉しいです。

 孵化後どれくらいか調べようと思ったのですが、文献を探しきれませんでした。ごめんなさいね。

 東海大学出版会の『日本産稚魚図鑑』(沖山宗雄編・1988年)によると、カワハギは全長14.0〜16.0mmで各鰭条数は定数に達し稚魚になるそうです。31.0mmの稚魚になると、体形斑紋とも成魚に近いと藤田矢郎博士は書かれています。

                       英人

[1662] 図鑑>カワハギ(稚魚)>登録しました 
2002/7/26 (金) 14:57:39 小西英人
▼ 西潟正人さん

 カワハギの稚魚の写真、アップしていただいて、ありがとうございます。

 登録しておきました。             英人

1659
[1659] 棘鯛の系譜@>オキナワキチヌ 
2002/7/25 (木) 13:25:42 小西英人
◆画像拡大
写真■オキナワキチヌ
1999年2月20日、香港で釣る。

 『釣魚図鑑』から『棘鯛の系譜』を転載しますね。

 今回は「オーストラリアキチヌ」あらため「オキナワキチヌ」です。

 ぼく、『釣魚図鑑』の色校正をかかえて、2000年の魚類学会に行くと、そこで琉球大学の粂さんに声をかけられたのです。彼らは、オーストラリアキチヌの研究をしていたのです。

 もう、その最新情報を入れて書き直せなかったので、その情報は、先に『快投乱麻』から抜いておきます。

■快投乱麻
http://www.nifty.ne.jp/forum/ffish/hideto/ranma/37/37.htm

■この「棘鯛の系譜」でオーストラリアに棲むオーストラリアキチヌと、沖縄に棲むオーストラリアキチヌ、そしてミナミクロダイの関係は「いまのところ研究者でさえ、しっかりしたことは、なにもいえないという困りもの…」だと書いた。琉球大学理学部海洋自然科学科大学院生の粂正幸さん、吉野哲夫助教授、東京大学海洋研究所の西田睦教授によってオーストラリア産と沖縄産のオーストラリアキチヌとミナミクロダイとナンヨウチヌの遺伝子分析がされ、すべて同じ程度の遺伝的分化が確認された。つまりオーストラリアのオーストラリアキチヌと沖縄のオーストラリアキチヌはやはり別種であり、ミナミクロダイとも別種であると遺伝子からも確認された。(2000年度日本魚類学会年会講演要旨)

■この日本魚類学会年会は神奈川県立生命の星・地球博物館で十月六日〜九日まで行われた。そのポスターセッションという展示発表会場を歩いていたら声をかけられた。クロダイ属の話をするときに、眼を輝かせ、くりくりくりくり動かす好青年、琉球大学の粂さんだった。彼からオーストラリアキチヌとミナミクロダイの識別点をご教示いただいた。ただし、彼の研究は発表されていないので、まだ書けない。とにかく『釣魚図鑑』に書いたことは古くなりそうなのだ。また一九九七年に赤崎正人博士はオーストラリアキチヌを「おきなわきちぬ」という和名に変えようと提唱されたけどその提唱の方法が乱暴だから、しばらく使わないと書いた。しかし十二月二十日に出版されるであろう『日本産魚類検索・第二版』では、この赤崎博士の提唱を受けオキナワキチヌを採用したようだ。世紀末になってクロダイ属研究が動き始めた。
       ■
■今世紀は地球破壊の世紀になってしまった。新世紀は地球との共存の世紀にしなければ。生物としてのヒトを見直さなければならない。『釣魚図鑑』は、はや古くなりそうだけど世紀末に元気な分類学はうれしい。

 ということです。いまはオキナワキチヌという標準和名の魚だと思って読んでくださいね。


                          英人


■『釣魚図鑑』(小西英人・2000年)より転載
==============================================
魚あれこれ■棘鯛の系譜@

白い。強い。大きい。ちんしらーを実感してみたい
オーストラリアキチヌ■


■いちばん謎の多い黒鯛


==============================================
■ある日、ある時。仲間と世界の「くろだい」の話になった。いったい地中海に黒鯛はいるのか、いないのかという話である。イタリアに旅行した「ちぬ師」は、まんま黒鯛が市場で売られていたと驚いてしまったのだ。
■地中海にすむタイ科魚類の種数は日本よりもかなり多い。赤い「たい」もいるし、黒い「たい」もいる。しかし黒い鯛も体に横帯や斑紋があり、特に尾柄部に大黒斑を持つものが多くてこれは、どちらかといえば「くろだい」でなく「へだい」に近いグループなのである…。
■ぐだぐだぐずぐず説明していたら、件のちぬ師、なにやら、ぶつぶつぼそぼそ、つぶやいている。
■「それでも黒鯛はいる…」
■あかん。ガリレオを迫害した頑固爺みたいやんか、よし、きちんと調べてやろうと思いたったのである。
            ■
■まず「くろだい」を定義しよう。ちぬ師には、さまざまな思いこみがあるから、それぞれの「くろだい」があり、楽しくていいのだが、世界の「くろだい」の話をするのなら、その範囲を決めておかなくっちゃね。
■ここは簡単にいく。タイ科クロダイ属に含まれる魚を「くろだい」と呼ぶ。それではクロダイ属とは、どういう魚類のことだろうか、『魚類の形態と検索』(松原喜代松、1955)からクロダイ属の特徴を引用してみる。
■@背鰭棘は強く、1側から見ると幅の広い棘と狭い棘が左右交互に並ぶ。
■A臀鰭第二棘は大いに肥大し、甚だ強い。
■B背鰭軟条部及び臀鰭は基底部に密に鱗を被る。
■C各顎には前部の4〜6本の門歯状の歯に続いて、3〜5列の円い臼歯状の歯があって、各々は大きさほとんど又は全く相等しい。
■以下Hまであげているが専門的になるので省略。
■なるほど。研究者というのはしっかりと見ているもんだ。この背鰭棘が強く、幅の広いのと幅の狭いのが並んでいるのがクロダイの特徴だと知っていただろうか。
            ■
■Acanthopagrus というのがクロダイ属の学名だ。acantho とはギリシャ語の akantha からきていて「棘」の意味。pagrusとはギリシャ語の pagros からきていて「鯛」の意味。クロダイ属の学名は「棘鯛」という意味なのだ。クロダイ属の特徴を、よく表している、いい学名だと思う。1855年だから、ペリー来航の2年後、安政2年にピータースが命名していたが無視されていて、1984年の『日本産魚類大図鑑』(益田一・ほか編)の赤崎正人博士の記載から有効とされた。赤崎博士は1962年には『タイ型魚類の研究』で、ピータースの Acanthopagrus を使おうと提唱していたのだが、日本語論文なので無視されていた。そんなこんなで、ちょっと古い魚類図鑑では、Acanthopagrus を使っていないものが多い。
            ■
■世界のクロダイを見てみようといっても、赤崎博士以降、クロダイ属はあまり総合的に研究されてはおらず、最新のいい文献が見あたらない。仕方がないので世界中の魚類図鑑を片っ端からひっくり返し、ぼくが探せた範囲の世界のクロダイ属魚類を並べてみる。
■日本産クロダイ属は、クロダイ、キチヌ、ミナミクロダイ、オーストラリアキチヌ、ナンヨウチヌの5種。
■あと、オーストラリアには、Black bream(ブラックブリーム)とNorthwest black bream(ノースウエスト・ブラックブリーム)というのがいて、ペルシャ湾からアフリカ大陸東岸にTwobar seabream (ツーバーシーブリーム)がいて3種。
■なんとクロダイ属は世界で8種しかいない。そして魚類学用語でいうインド・西太平洋域にしかいない。その8種のうち、5種が釣れてしまう日本はクロダイのパラダイスなのである。地中海にクロダイ属魚類はいない。ただし、タイ科魚類の分類が難しいのは、普通の魚の形をしていて、特徴にとぼしいことであり、平べったい黒っぽい魚なら、ぱっとみて、「まんま黒鯛」に見えることはある。ヨーロッパを旅行する「ちぬ師」諸兄、こんどからは、背鰭棘と、顎の臼歯を見てくれたまえ。
■ただしスエズ運河なるものがあるので、分布が広く紅海にもいるナンヨウチヌなどが地中海に入っていても、ぼくは知らない。またツーバーシーブリームも紅海にいるので、地中海に入るかもしれない。ただし、この魚、英名のように眼とその後ろに世にも派手な黒色横帯が2本走り、尾鰭、背鰭軟条部、胸鰭、眼前部に、世にも派手な黄色がはいる。いぶし銀に慣れた「ちぬ師」には、百歩譲ってもクロダイに見えない。臀鰭軟条数などを見ても、ヘダイにも近い中間的な存在である。
■英名 common name は、その地域で中心になると思われる魚類図鑑のトップに載っている名前を使った。外国は日本のように「標準和名」という考え方はなく、英名はたくさんある。実際に調べたのは学名だ。この8種以外にも学名はあったが、同物異名という同じ物に違う名前をつけたと考えられるものと、混乱していてはっきりしないものは、とりあえず外した。ただしクロダイ属の整理は、まだまだついておらず、これからの研究に期待したい。なお「たい」のことを英語では Sea bream または Porgyという。Porgy は、属の学名と同じギリシャ語の「鯛」Pagrosからきている言葉だ。
            ■
■ははは。脱線しまくっているな。いよいよ本題、オーストラリアキチヌを考えてみよう。
■オーストラリアキチヌ。Acanthopagrus australis というのが日本にもいるといいだしたのは赤崎博士。『日本産魚類大図鑑』(益田一・ほか編、1984)で、沖縄のミナミクロダイの中に、腹鰭と臀鰭が黄色く、臀鰭第2棘が長いのがおり、それはオーストラリアにすんでいるAcanthopagrus australis と同種だとし「オーストラリアキチヌ」の標準和名を提唱した。
■『日本産魚類検索』(中坊徹次編、1993)で林公義さんは、赤崎博士が Acanthopagrus australisとした沖縄島産の標本と、オーストラリア産の Acanthopagrus australis と同定できる標本を比較すると、外部形態、斑紋などに差異があり、再検討が必要であると注記をいれた。「ちゃうんちゃうのん」というわけだ。
            ■
■沖縄のミナミクロダイは、たしかにふたつに分けられる。釣り人も分けて、ひとつを「ちんしらー」と呼ぶ。「白いちぬ」だ。ただし、その差は非常に微妙である。「ちんしらー」とは種内変異なのかもしれないし老成魚がそう見えるだけなのかもしれない。
■ぼくは、沖縄産のオーストラリアキチヌの実物を見たことがなく、長年疑問だったのだが、1999年に思いがけなく中国の香港でオーストラリアキチヌと思われるクロダイを釣り、しげしげ見ることができた。
■ミナミクロダイにくらべて、オーストラリアキチヌはここが違うという、ぼくなりの外見から見た「キー」をあげておく。ともに背鰭棘条部中央下側線上方横列鱗数は4.5枚、日本産で4.5枚は、この両種だけだ。
■体色が白っぽい。(黒っぽいのもいる)
■臀鰭中央が黄色い。(黄色くないのもいる)
■腹鰭と臀鰭は淡色。(淡色でないのもいる)
■尾鰭後縁が黒い。(尾鰭全体が黒いのもいる)
■背鰭縁辺が黒い。(黒くないのもいる)
■こんな例外だらけの「キー」しか、いまのところはない。でも、これらを複合的に組み合わせるとオーストラリアキチヌは、ミナミクロダイから分離できる。
            ■
■さて、日本の「オーストラリアキチヌ」をまとめておこう。沖縄本島から台湾、香港に分布。オーストラリア東北岸の Acanthopagrus australis と同種だといわれていたが、東アジアの固有種のように思われる。日本産クロダイの中で、いちばん謎の多いクロダイである。
■感覚でいう。ぽかっと浮いたとき「白い」クロダイ。力が異様に「強い」クロダイ。そして「大きく」なるクロダイ。それが「オーストラリアキチヌ」なのだ。
■「棘鯛の系譜」の中に混乱したのがいる。よし。釣ってみよう。釣り人が魚を「知る」のには、とにかく「引っ張り合い」をすることだ。いざ行かん。沖縄へ。

初出誌●『ちぬ倶楽部』1999年8月号

1649
[1649] ネズッポ類の大きさ。 
2002/7/23 (火) 00:04:07 西潟正人
◆画像拡大
ヒシコバンについては、大変ご迷惑をおかけいたしました・・・。
さて、ネズッポですが、最大はどのくらいになるんでしょうか。
ヨメゴチの雄(私はもう断定はしない)かと思われますが、写真の通りのデカサです。毎度のことで、汚い写真で申し訳ありません。もっとデカイのも、見たことがあります。
このネズッポは食いましたが、大味で水っぽかったです。やっぱり大きくなり過ぎると、味は落ちますねぇ・・・。

[1651] ヨメゴチ>日本記録の大きさ 
2002/7/23 (火) 05:49:03 小西英人
◆画像拡大
■ヨメゴチ日本記録
魚拓寸55.6cm 長崎県若松島
白井健一さん
1998年8月9日


▼ 西潟正人さん

 ヨメゴチの雄ですね。羹に懲りて膾を吹かないようにね。ぼくなんか、いつも恥のかきっぱなしですよ。でも、恥をかいてもいいから、どんどん話をすると、面白いし勉強になるのです。前に進みますもんね。聞くは一時の恥だもんね。ぼく聞きまくっています。

 ヨメゴチの雄は尾鰭が長いのです。

 全日本サーフでは、昔から、ネズッポ類を「のどくさり」として、大物賞の対象魚にしていました。全日本サーフは魚拓寸ですので、ヨメゴチの雄は「得」するのです。「尾長」と俗称して喜びます。この尾長のために、日本全国走り回ったのです。ぼくも高校、大学のころは、よく「尾長」を追いました。深いところに多いので、投げ釣りではなかなか難しいのです。相模湾は深いので多いのでしょうね。

 紀伊半島の東部を紀東と呼びますが、紀東が投げ釣りで開拓されたのは、このヨメゴチが原動力にもなったのでした。紀東の九鬼などは、当時シロギスの日本記録も出ましたが、毎週、のどくさりの日本記録が出たりしたのです。古き良き時代ですけど…。

 前置きが長くなりました。

 ヨメゴチの日本記録は魚拓寸で55.6cm、白井健一さんが長崎県若松島で1998年8月9日に釣っています。写真がそうです。

 他の日本記録魚を見たければ釣りサンデーのホームページに行って

●釣りサンデーホームページ
http://www.tsurisunday.co.jp/

 「釣魚日本記録表」というのをクリックしてみてください。

                         英人

1640
[1640] ウミタナゴ>KOUJIさん、アオタナゴに… 
2002/7/22 (月) 06:09:42 小西英人
 いま、ちょっとづつ、前に登録されていた図鑑の写真を再検討したり、記載を書いたりしているのですが、KOUJIさん、まえにウミタナゴで登録されていたのを、アオタナゴに変えました。

■アオタナゴ
http://fishing-forum.org/cgi-bin/zukan/zkanmei.cgi?sel_no=59&seq=88

 なにか、問題がありましたら、ご教示ください。    英人

ps
 この【WEBさかな図鑑】がはじまるまでの画像は、基本的に釣りフォーラムの【しおかぜ亭】にアップされていたもので、アップの時に、いまほど検討しているわけではありませんでした。また、こちらに移行するときに、学名だけ間違えないようにチェックしていますけど、再同定はしていません。

 いま、それらの見直しをしていますので、同定の変わるものが、これからもでてくるかもしれません。

 みなさん。よろしく。

[1645] Re:ウミタナゴ>アオタナゴでしたか 
2002/7/22 (月) 21:42:12 KOUJI
▼ 小西英人さん

 なるほど、改めて見ると頭の後部の凹みが大きいですね。
 見た目がこう言う魚は、この辺にはウミタナゴしか居ないと思ってたので、多分特に気にせずウミタナゴで上げたのでしょう。
 今ほど気にして見てなかったし。

 今後はウミタナゴとアオタナゴもちゃんと見分けなければ、ですわ。

1642
[1642] ヒシコバン・・・。 
2002/7/22 (月) 12:14:17 西潟正人
小西さん、JUNさん、そして皆さん・・・。
ご迷惑をおかけしました・・バカな私でした。いやぁ、まいった・・・。
小さな個体であって、大きな吸盤が必然的に下(ではない!)の方が座りが良かったわけでして・・。そういやぁ、2本のとんがった背ビレが不思議だったのは、ありゃ腹ビレだったんですね・・。
波戸岡さんより、丁寧な回答がありました。私のような間違いを後世に残さないために添付しました。
コバンザメは逆さま(じゃない!)にひっついてるんだよな、上とか下ではないのだよ。うーん・・また見つけたら、じっくり観察したいものだ。生き物(魚)って、おもしろいですね、小西さん・・・。


西潟さま

標本どうもありがとうございました.

いざりうお2個体ですが,
小さい方はイザリウオです.
もういっぽうの大きい方はハナオコゼです.(表皮がつるつるしていること,尾鰭の
分枝軟条が7本であること)

こばんざめはヒシコバンです.
なお,吸盤が顎の下にあるというのはどういうことをさしているのかわかりませんが
,英人さんの言うとおりだと思います.
魚を水平にし,横から眺めてみて,下顎の先端が吸盤の面より上にあったからそう思
ったのではないですか?
これは,たぶん,方向に関する認識のちがいから起こった誤解のような気がします.
上とか下とか,生物を扱うばあいほとんど意味がありません.
我々が寝そべったら,上とか下はどうなるでしょうか?

こんごともよろしくお願いします.

[1643] Re:ヒシコバン・・・。 
2002/7/22 (月) 18:22:02 小西英人
▼ 西潟正人さん

 ヒシコバンは、ぼくはメカジキに着いているのを小笠原、父島の二見港で見ました。漁師さんからもらって、写真を写しまくりました。

 へんなヤツですものね。

 ヒシコバンはカジキ類につきます。西潟さんがおっしゃるように、台風で、ひっくりかえったので迷い出たのでしょうか?

 釣り人は、なかなか見られないですが、ぼくの知る限り、いちど長崎でコバンザメが釣れています。コバンザメは、単独でも遊泳することが多いようです。

 体の断面が半円形の変なヤツで、そのうえに幼魚だったから、西潟さんが見間違うのも仕方がないでしょう。

 落ち込まないようにね。            英人

1612
[1612] 何魚!コバンザメ? 
2002/7/19 (金) 17:05:45 西潟正人
◆画像拡大
これも台風のせいなんでしょうか、定置網に引っ掛かるように妙な魚が揚がります。コバンザメは後頭部に吸盤がありますが、この魚はアゴ下にあります。
手持ちの図鑑では判別できません、何でしょう!これ?

[1615] コバンザメ?>わかりません 
2002/7/19 (金) 20:43:59 小西英人
▼ 西潟正人さん

 日本産コバンザメ科は7種いますから、これだけの情報では、ちょっと同定できません。

 しかし、コバンザメ類の吸盤は、すべて頭部背面にあります。逆さまになっているものはありません。

 西潟さん、ちょっと見間違えていません?

                         英人

[1616] 補正画像その1 
2002/7/20 (土) 00:22:03 JUN
◆画像拡大
吸盤らしきものが映っているもの。

[1617] 補正画像その2 
2002/7/20 (土) 00:22:44 JUN
◆画像拡大
こちらが背側のようですね。

[1618] Re:補正画像その2 
2002/7/20 (土) 02:45:11 西潟正人
▼ JUNさん

ありがとうございます、JUNさん。
小西さん、見間違えてませんよ!腹下に吸盤がるんですっ!!

[1619] コバンザメ?>波戸岡さんに… 
2002/7/20 (土) 06:12:26 小西英人
▼ 西潟正人さん

 補正画像から、拾えるだけの情報を集めてみますと…。

 ●吸盤の板状体は18。
 ●胸鰭先端が吸盤後端より後ろに出ない。

 あと、尾鰭先端の形と、胸鰭先端の形が知りたいのですが、ちょっとわかりませんね。

 しかし、上の2点だけをあてはめてみますと…。

 ナガコバンか、ヒシコバンになります。

 しかし、幼魚と成魚で体型に差があるかもしれませんので、断定はできません。

 それと、吸盤側の背鰭は、はっきりしませんが、腹側の臀鰭と腹鰭、それに少なくとも峡部(きょうぶ=左右の鰓膜が接するところ)は、見えるのですが…。

 と、書きながら気づきましたが、西潟さんは、腹側中央のへこみを「吸盤」だといっていませんか? これ、なんでへこんでいるのかわかりませんが…。

 頭の上にある小判型のものが、コバンザメ科の吸盤になります。

 まあ、画像では、はっきりとは見えません。

 波戸岡さんは、コバンザメ科も詳しいので、彼の所に送ってみませんか。忙しくなければ、同定はすぐにしてくれると思います。

                         英人

[1620] Re:コバンザメ?>波戸岡さんに… 
2002/7/20 (土) 10:56:11 西潟正人
◆画像拡大
▼ 小西英人さん

了解しました。

[1621] Re2:コバンザメ?>波戸岡さんに… 
2002/7/20 (土) 11:02:26 西潟正人
◆画像拡大
波戸岡さんには、これからイザリウオを送りますので、壊れないよう中に入れておきましょう。
決して、腹のくぼみではありません。吸盤の毛羽は尾の方向に向いてますので、頭を上にして衣類などにひっつきます。
冷凍しちゃいましたが、再度、最後の写真を送りました。
波戸岡さんの鑑定が楽しみです。

[1623] Re3:コバンザメ?>波戸岡さんに… 
2002/7/20 (土) 11:12:42 小西英人
▼ 西潟正人さん

 1621の、この写真が、背側を上ですよね。

 吸盤は、第1背鰭が変化したものだといわれています。

                          英人

[1625] Re:コバンザメ?>どっちが背中? 
2002/7/20 (土) 11:35:44 JUN
▼ 小西英人さん

上を下への大騒ぎというのはこのことですね(^^;)。

ぼくも最初、http://fishing-forum.org/cgi-bin/zk_bbs/zcyclame.cgi?tree=c1617
背側に見えましたけど、反対のような気もしてきました。

でも、現物を見てる西潟さんが、腹に吸盤があると書いてはるもんなあ。


[1626] Re2:コバンザメ?>どっちが背中? 
2002/7/20 (土) 11:48:02 西潟正人
▼ JUNさん
> ▼ 小西英人さん
>
> 上を下への大騒ぎというのはこのことですね(^^;)。
>
> ぼくも最初、http://fishing-forum.org/cgi-bin/zk_bbs/zcyclame.cgi?tree=c1617
> 背側に見えましたけど、反対のような気もしてきました。
>
> でも、現物を見てる西潟さんが、腹に吸盤があると書いてはるもんなあ。

>
その通りです。背側です。なぜ反対のような気がしてくるのか不思議です。
いわぉ〜!!現物を見せたい!腹に吸盤があんですよ〜!

[1622] Re2:コバンザメ?>波戸岡さんに… 
2002/7/20 (土) 11:08:22 小西英人
▼ 西潟正人さん

 あれ、ちょっと勘違いが入っているのかな?

 1620の写真が腹側が上ですよね。腹鰭がふたつ、上に見えますもんね。

                           英人


[1624] Re3:コバンザメ?>あぁ〜ん 
2002/7/20 (土) 11:26:19 西潟正人
▼ 小西英人さん
1620は、背側です。1621が腹側です!
吸盤は、腹側にあるのです。

[1627] Re4:コバンザメ?>あぁ〜ん 
2002/7/20 (土) 12:00:33 小西英人
▼ 西潟正人さん

 はあ〜い。了解です。誤解はないようですね。ぼくのほうからも波戸岡さんに質問メールをいれておきます。

                          英人

1613
[1613] 何魚!コバンザメ? 
2002/7/19 (金) 17:10:11 西潟正人
◆画像拡大
吸盤のある、腹側の写真です。
不思議な魚です、研究に必要ならば送ります。
中坊さんかな?波戸岡さんかな?今は冷凍になってますが、必要なければ乾燥保存するつもり。けっこう、かわいいのです。
「千と千尋」に登場した、妖怪が好きだった”黒トカゲ”ですよ、まったく。

[1614] Re:失礼!写真!! 
2002/7/19 (金) 17:14:21 西潟正人
こちらの写真が、背側でした。
ちょっと黒くなってしまい、わかりずらいですね。
JUNさん、興味があったら補正してご覧下さいナ。

1611
[1611] ブリ。 
2002/7/19 (金) 10:07:15 西潟正人
◆画像拡大
80センチ、4.85キロでは、まだブリとは言えず関東ではワラサです。
台風で相模湾の定置網も被害をうけましたが、久しぶりに大量にマルアジとワラサが二本入りました。ほんと、ひさしブリ・・。
ブリは冬の日本海物が有名であり、中でも富山県氷見港物が最上とされています。大型定置網には「九州式」「富山式」「南部式」とあり、それぞれ網の張り方が違うようです。最深部は70メートルもあり、網は張るだけで1.5億円もかかるそうです。地元の佐島漁港の定置網漁母船は、氷見漁港から来ています。富山の漁師に、定置網漁を教わっているのですね。
正月の氷見ブリはキロ当たり1万円は下らないと言いますが、夏の相模湾物はちょっとかわいそう。私が買って4.85キロx1.2千円でした。マルアジとワラサ二本じゃ、漁師はたまりません・・。

1591
[1591] イザリウオ 2 
2002/7/15 (月) 17:29:05 西潟正人
◆画像拡大
「新さかな大図鑑」「釣魚検索」には載ってませんが、釣れないのですか?
山渓の「日本の海水魚」には、おおきな大きなキュウセンをくわえたイザリウオの写真が載ってます。フィッシュイーターなんですね。
実は3匹捕れまして、漁港の水槽で私が保管しております。研究対象に必要ならば送りますが・・料理するのは、ちょっとかわいそうであります。海に帰しますか?

[1592] Re:イザリウオ 2 
2002/7/15 (月) 17:31:52 小西英人
▼ 西潟正人さん

 イザリウオは釣れませんからね。

 でも、ぼく、ハナオコゼと、イザリウオの写真を撮っていますから、次の図鑑には、少なくとも、この2種は載せまっせ。

                            英人
ps
 ちょっと標本にいらないか、波戸岡さんい聞いてみますね。

 ちょっと待っててね。

[1593] Re:イザリウオ 2 
2002/7/15 (月) 17:40:42 小西英人
▼ 西潟正人さん

 それにしても、西潟さんは、毎日毎日、魚を見られて、いい商売ですね。

 うらやましいな!

 これからも相模湾の風を、このBBSに吹きこんでね!

                          英人

[1609] イザリウオ>標本送付のお願い 
2002/7/17 (水) 17:42:56 小西英人
▼ 西潟正人さん

 波戸岡さん、産地がはっきりしていて(はっきりしていますよね)、長く飼ったものでプロポーションが変わっていないイザリウオであれば、欲しいそうです。

 ちょっとハナオコゼに見えるのもあって、ハナオコゼは体表は滑らかなのですが、すべてざらざらですよね。

 すみませんが、波戸岡さんに送ってあげてもらえませんか?

 クールの冷凍の着払いです。

波戸岡清峰 (Kiyotaka HATOOKA)
大阪市立自然史博物館
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23

TEL 06-6697-6222

 が送り先です。よろしく。           英人

[1610] Re:イザリウオ 2 
2002/7/18 (木) 10:50:42 タツヤ
▼ 西潟正人さん
カワイすぎる・・・

私は飼育も好きで正面から見た魚の顔が一番好きです。
魚に興味が無い人に言わせれば魚を見てカワイイという気持ちがわからん・・・と。

別にいいんですけどね〜。

1597
[1597] 黒鯛はどこまで黒い? 
2002/7/16 (火) 18:18:36 坊津灘
お初どぇ〜す。m(__;)m>ALL
黒鯛について、教えてほしい事があり、ここへ質問すれば、運よければ画像も見られるかもと教えられ(^^;)、やってきました。 で、質問内容は…

黒鯛(チヌ)は名前から黒い鯛であるが、実際はむしろ銀色かかった灰色に見える方である事は、釣り人なら良く知っていると思います。しかし、こないだボクは7/12釣りへ行った時、真っ黒い黒鯛(チヌ)(?)を目撃しました。釣った訳ではないのですが(^^;)、これは本当に黒鯛(チヌ)だったのだろうかと疑問が沸き、家に帰ってからも、さかな大図鑑(旧版)等の写真を確認しましたが、みな違うのです。横縞の出る黒鯛(チヌ)は良く見かけますが、横縞の黒い部分が、口先から尾びれまで全て黒い黒鯛(チヌ)ってのは居るのでしょうか?他にも周辺に3匹チヌが居たですが、それらとはコントラストが明らかに違いました。

なお目撃した黒鯛(チヌ)の大きさは約35センチで、場所は瀬戸内海西部の海水浴場(砂浜が多く、磯は少ない)です。

ではでは。

                        坊津灘@防府(山口)

[1598] クロダイ>婚姻色?>顔が黒くなる 
2002/7/16 (火) 18:59:04 小西英人
◆画像拡大
※写真説明=クロダイ 1999年3月10日 長崎県大瀬戸

▼ 坊津灘さん

 おひさです。釣りフォーラムの【さかな会議室】からの転載すみませんでした。

 ぼくは、全角でやりとりするのはエチケットに反する。みんなが読めるように半角カナで書けと脅すような理科系おっさんがいたころから「パソコン通信」をしていますので、NiftyのTTY環境には愛着があるのですが、画像のやりとりを始めますと、もうあきませぬ。

 そんなこんなで、ここをぼくのホームにしますので、よろしくお願いいたします。

 さてさて。

 黒いクロダイですね。

 ええと。 まあ、坊津灘さんの見たクロダイは水中だから、どの程度黒いか分かりませんよね。

 とりあえず、この写真に掲げた大瀬戸のクロダイを見てください。

 顔が黒くなっていますよね。そして体の背側も、かなり黒いと思います。これは死んで黒いのではありません。生きています。坊津灘さんが見はったのは、水の中で泳いでいるのを見たのだから、このクロダイを上から見ると、頭から尻尾まで真っ黒けに見えるでしょう。

 こういう顔の黒いクロダイについて、週刊釣りサンデーでは、当時、大阪府立水産試験場にいて(いまは大阪府立淡水魚試験場です)クロダイの人工ふ化の研究などをやってはった鍋島靖信さんに聞いて、1999年4月18日号で記事にまとめています。

 それを参考に書いてみます。

 鍋島さんはクロダイの顔が黒くなるのは、雄の婚姻色だといってはります。

 クロダイの性というのは、ちょっとややこしいのですが、簡単に書いちゃいますね。はじめは雄で雌に性転換するのがクロダイだと書いている人がいれば、その人を信用しないこと。

 クロダイは、はじめは雌雄両方の性巣をそなえるのです。外側に精巣があり内側に卵巣があります。そして生殖期には、精子を放出して、雄として機能することが多いのです。3歳になると、雌雄の性巣が分離して、雄か雌か、どちらかになるのです。体長でいえば20〜30cmのころに性は分化してしまうのです。大きいのは雌が多く、雄は少なくなります。

 黒鯛の顔が黒くなるのは、鍋島さんによると、この分化が完了した大きな雄の婚姻色だということです。

 雌に対するアピールだということです。

 水槽内の観察だと、クロダイの産卵は、雌が水面まで急上昇すると、複数尾の雄が追尾し、雌が水面に達して頭部を水上に出し、体をやや傾けて放卵すると、すべての雄は卵に向かって体をひねって放精するようです。自然産卵の観察例はありません。

 この顔が黒くなるのは、クロダイの雄の婚姻色である…というのを、鍋島さんに、お会いして、きちんと聞いて、まとめておかなければいけないなと思いつつ、まだ、機会がありません。

 実際、どうなんでしょうね。みなさんは見たことがありますか?

                             英人

[1599] クロダイ>婚姻色?>顔が黒い個体の2 
2002/7/16 (火) 19:01:08 小西英人
◆画像拡大
※写真説明=クロダイ 1999年4月11日 兵庫県神戸和田防波堤

▼ 坊津灘さん

 もう1個体、顔の黒いクロダイを掲げておきます。これも生きています。

                           英人

[1602] 黒いですね 
2002/7/16 (火) 20:06:26 坊津灘
画像は、どうもありがとうございました。
参考になりました。

まさに黒い黒鯛ですね。
ボクが目撃したのは、2番目の参考画像からみると、顔部分はほぼ同じでしたが、胴体部分も顔部分と同程度の黒さでした。快晴で波もなく、澄明な水深1mもない所を突堤から10mの距離で見たものですから、それ以上の特徴は判りませんが、ほぼ真っ黒けの黒鯛であったと納得しました。ありがとうございました。

                  坊津灘@防府(山口)


[1600] 参考>棘鯛の系譜…クロダイ>転載します 
2002/7/16 (火) 19:12:25 小西英人
 タイ科のクロダイ属は学名で Acanthopagrus といいます。読むとアカントパグルスですね。これはギリシャ語で「棘の鯛」という意味です。『棘鯛の系譜』という連載を、ぼく、むかし『ちぬ倶楽部』でやっていて、これを書き直して『釣魚図鑑』に再録しました。日本産クロダイ属5種について書いたので5本あります。しかし、オーストラリアキチヌの項など、ちょっと古くなってしまっています。

 5本すべてを転載するかどうかわかりませんが、とりあえず、このうちのクロダイの項を、参考のために転載しておきます。

                          英人


■『釣魚図鑑』(小西英人・2000年)より転載
==============================================
魚あれこれ■棘鯛の系譜A

南の海から北の吹き溜まりに。食べるマシンの旅
クロダイ■


■いちばん北に棲む黒鯛


==============================================
■マダイとクロダイの違いを、いえるだろうか。
■赤いか黒いか。顔が違う…。まあ、そんなとこなんだろうけど、もっと違うところはないのだろうか…。
            ■
■タイ科魚類を大きく分けるために研究者たちがよく使うのは歯だ。世界のタイ科は見直さなければならないのだろうけど6亜科いるとされ、日本にはヘダイ亜科、マダイ亜科、キダイ亜科の3亜科の魚が棲む。これを分ける形質で、いちばん決め手になるのは「歯」である。
            ■
■ヘダイ亜科。日本産で、ヘダイ、クロダイ、キチヌ、ミナミクロダイ、オーストラリアキチヌ、ナンヨウチヌの6種。マダイ亜科。日本産で、マダイ、チダイ、ヒレコダイ、タイワンダイの4種。キダイ亜科。日本産で、キダイ、ホシレンコ、キビレアカレンコの3種。
■以上の3亜科に分けて歯を見てみる。ヘダイ亜科の前部には上下それぞれ6本の「門歯状犬歯」がある。犬歯とは先のとがった歯であり、門歯とは鑿のようになった前歯であるが、ヘダイ亜科の前部の犬歯は基部の断面が楕円であり門歯状といってもいいくらい発達している。対してマダイ亜科、キダイ亜科の両顎の前部は、4〜6本のただの「犬歯」になっている。(5ページ参照)
■ヘダイ亜科とマダイ亜科の上下の顎の側部の外側には先のとがった犬歯が並んでいる。その内側には臼歯列があるが、ヘダイ亜科は片側3〜5列で、かなり発達している。マダイ亜科は片側2列である。キダイ亜科には臼歯列も犬歯列もなく、小さな円錐歯列があるだけだ。
■ヘダイ亜科の臼歯列は、こんなものに噛まれたくないと思うくらい凄い。見たことのない人は、こんど釣ったら、よく見て欲しい。ちなみに、この臼歯列の大きさがほぼそろっているのがクロダイ属で、後部の方に一本だけ、でかいのがあるとヘダイ属になる。
            ■
■門歯と犬歯と臼歯。まるで人の歯のように、この3セットがそろうのがヘダイ亜科、クロダイたちだ。門歯で噛み切り、犬歯でくわえ込み、臼歯で貝やカニなどを割り、殻などは吐きだして、中身だけ食べるというような高等な「食事」ができるように進化した、恐るべきクロダイたち。クロダイの稚魚は体長4pになると、臼歯が形成されると報告されている。そんな小さな時代から、さまざまな餌を追いかける。まさに「食べるためのマシン」が、タイ科ヘダイ亜科の魚たちなのだ。
            ■
■クロダイは琉球列島をのぞく北海道以南の日本各地、朝鮮半島南部、中国北中部、台湾に分布する。あまりにも、日本人になじみのある魚であること、外洋向きより内湾に多いこと、いぶし銀の渋い色であること、などなどから、温帯特有の魚であると思われているようだが、クロダイ属は南方系の魚。クロダイは、いちばん北にまで分布する「北限のクロダイ」ということになる。
            ■
■「大地中海」とか、「古地中海」とか、聞いたことがあるだろうか。これは「テーチス海」という古生代から古第三紀に、チモール、スマトラ、インドシナ半島、ヒマラヤ、パミール、ヒンズークシ、小アジア、地中海方面にひろがっていた古海洋のことで、アンガラ大陸とゴンドワナ大陸にはさまれた広大なこの海は、浅く、温暖な時代が多くて、熱帯から亜熱帯の海洋動物群が多く生息した。第三紀の中頃に北上したインド亜大陸がユーラシア大陸にぶつかり、ヒマラヤができ、東西に分断された。いまの地中海はテーチス海の名残だとされる。エベレストから浅海性の海洋動物の化石が発見されるのは、海底が持ち上がったのがエベレストだからである。
■『地理的分布から見たタイ型魚類の分散』(赤崎正人、1970)を参考に、クロダイ属の長い長い旅路を見てみよう。タイ科魚類は白亜紀の終わりから第三紀のはじめに、テーチス海で出現したらしい。白亜紀なら恐竜に原始タイ科魚類は喰われちゃったかもしれない。地中海にタイ科魚類の種数が多くタイ科の原型に近い形質を持ったものが多いのは、テーチス海起源の証拠とされる。
■クロダイ属は、東南アジア、東インド諸島を小さな分散の中心として、インド洋、オーストラリア、および日本の、いろいろな方向に分散したといわれる。東太平洋には深海があり強い海流もあったので、これらが「東太平洋障壁」となり、分散を遮断したので、日本とオーストラリアが分布の限界になった。
■一般に、各大洋の西岸に部分的な分布の中心地があるといわれる。それは暖流がそれらの沿岸にぶつかり、魚類の移動の終末地域になっていたこととテーチス海からの「分散」の影響が残っているためだといわれている。つまり日本は分布の中心から、どんどん送り込まれる周辺地域、「吹き溜まり」にあたるわけだ。日本近海が約四千種の魚類の生息する豊かな海になっているのは、こういう地理的に恵まれた特性があったためなのだ。日本に生まれ落ちたことを釣り師は感謝しなければ。
            ■
■クロダイには謎が多い。これだけふつうに見られ親しまれている魚なのに生態などの基礎的な情報は、ほとんどない。クロダイは「性転換する魚」として有名ではあるが、実際の詳しいところは分かっていないし、「性転換」という言葉さえ不適切なのかもしれない。
            ■
■魚は、ふつう雌雄異体とされているが、かなりの魚種で、さまざまな雌雄同体現象が知られている。1個体に雌雄双方の性機能があらわれるのを「機能的雌雄同体現象」とよぶ。それらのうち雄から雌に性転換するものを「雄性先熟」という。クロダイは一般に「雄性先熟の機能的雌雄同体魚」だとされている。
■『魚類の性転換』(中園明信・桑村哲生、1987)からおもな日本産タイ科魚類の雌雄性を抜く。クロダイ、キチヌ、ミナミクロダイ、ヘダイは雄性先熟の機能的雌雄同体魚になっている。マダイとチダイは、痕跡的雌雄同体魚になっている。「痕跡的雌雄同体魚」とは、機能的には雌雄異体であるが、将来雄になる個体の生殖腺が未成魚期に卵巣様の構造をみせてから満2歳までに精巣になるからそう呼ばれる。ただし、台湾産のマダイでは、雌性先熟の機能的な雌雄同体魚だという報告もある。キダイは雌性先熟の機能的雌雄同体魚とされる。赤い鯛は雌性先熟、銀色の鯛は雄性先熟が多いといわれる。
■『タイ型魚類の研究』(赤崎正人、1962)から、簡単にクロダイ、キチヌ、ミナミクロダイ、ヘダイなどの性を見てみると、体長が14〜25pくらいまで、雌雄の性巣をそなえ、外側の精巣と内側の卵巣は、ほぼ同じ大きさになる。両性巣の精巣は、生殖期には精子を放出して雄の機能を備えるが、卵巣の部分に季節的な変化は見られず、雌の機能も持たない。クロダイは体長20pくらいになると、両性巣が分離して雌か雄になるが、体長35.6pで両性巣のクロダイが採れたこともある。ヘダイ亜科の生殖巣の分化はふつう体長20〜30pの時期に起こる。
■簡単にまとめてしまうと、とにかく幼魚の頃は卵巣部と精巣部をあわせ持った雌雄同体魚であり、はじめは雄として機能するものが多く、成長するに従って、雄と雌に分化して、5歳以上の大きな個体の生殖腺は、卵巣か精巣であり「性の分化」は完了しているらしい。
            ■
■性転換というよりは雌雄同体魚の性分化という方がいいようだ。なぜ、こんなややこしい性をヘダイ亜科は持つのだろう。ギスリンの考えた「体長・有利性モデル」というのが、性転換する機能的雌雄同体現象の説明とされる。体が小さいときと、大きいときで、雌雄が変わった方が多くの子孫が残せる場合、このモデルになる。たとえば大きな雄が多数の雌を独占する場合は雌性先熟が進化しやすい。ベラ科の魚などがそうだ。逆に雄の繁殖の機会が体の大小に関係なければ、体の大きい方が雌の産卵能力が増加するので、雄性先熟が進化しやすい。また雌雄がランダムにペアをつくって産卵する魚種は雄性先熟が進化するという説もある。
            ■
■クロダイ属の自然産卵を見た人はいない。婚姻システムはまったく分かっていないのだ。

初出●『ちぬ倶楽部』1999年8月号

[1601] 全面的に真っ黒けのクロダイ 
2002/7/16 (火) 19:26:58 JUN
▼ 小西英人さん

アップしていただいたクロダイの顔の黒いのが、
全身まんべんなくいきわたって黒い、というクロダイを見たことがあります。
宮崎県耳川の河口で、サイズは40センチくらいでした。

「地着きのやろうか。こんなのが時々釣れる」と、釣り人は話していました。

けっこうふつうにいるのかと思っていましたけど、
英人さん、まっ黒けのクロダイの写真、撮ったことありません?


[1603] Re:全面的に真っ黒けのクロダイ 
2002/7/16 (火) 20:29:18 小西英人
▼ JUNさん

 ぼくは、黒っぽいのは見たことあるけど、あきらかに黒いのは見たことがないです。

 この記事の時に鍋島さんに取材に行ったのが、魚に詳しくない編集部員で、どうも、はっきりしないところもあるのですが、鍋島さんによると、全身が真っ黒になるのも珍しいけどいるみたいで、ふつうは顔が黒く、それも、わからないくらい薄かったりするそうです。

 しかし、鍋島さんのは、たぶん水槽観察なので、また実際とは違うとも思われます。ぼくの勉強不足かもしれないのですが、鍋島さん以外で、黒鯛の雄の婚姻色という話を聞いたことがないのです。

 JUNさんの、その真っ黒けのクロダイは、産卵期と合うのですか?

                           英人

[1604] Re:全面的に真っ黒けのクロダイ 
2002/7/16 (火) 20:40:57 JUN
▼ 小西英人さん

魚を見た季節を、はっきりと思い出せません。
増水して非常に濁っていたのだけを覚えています。

ほんと、墨を塗ったみたいに真っ黒けでしたよ。

P.S.
「大きさのわりには引かなかった」と釣り人はいっていました。
いわれてみれば、抱卵していたような気も・・・?。

[1607] Re:クロダイ>婚姻色?>顔が黒くなる 
2002/7/17 (水) 14:34:02 たっちゃん
▼ 小西英人さん

>  実際、どうなんでしょうね。みなさんは見たことがありますか?

僕が釣りをはじめたばかリの頃、一度だけ真っ黒な43cmの黒鯛(白いのは腹だけ)を釣ったことがあります。
5月の初め頃、愛媛県津波島の砂浜で、エサはすなもぐりでした。
藻に絡まって上がらなかったので、腰まで入って取り込んだので良く覚えています。
当時釣り暦20年あまりの同行者達も、異様な黒さに驚いていました。
それ依頼一度も出会っていません。


[1608] Re2:クロダイ>婚姻色?>顔が黒くなる 
2002/7/17 (水) 17:35:00 小西英人
▼ たっちゃん

 情報ありがとうございます。

 やはり少ないようですね。そんなに珍しくて婚姻色なのかなとも思います。

                       英人

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