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[6520] Re:標本写真 クツワハゼ 
2003/5/18 (日) 22:24:21 小西英人HomePage
▼ ぷいぷいユッケさん

 ぼくは標本写真は撮ったことありませんが、基本的には光をつくって撮影するのですから、光をソフトに回して、あんまり飛ばないようにした方がいいよ。

 この一連の写真は、いったん液浸標本にしたものを写しているのではなくて、液浸標本にする前の展鰭をした状態での撮影ですよね。眼が白くなっているのが気になるけど…。

 それとリバーサルフィルムは、ネガにくらべて、ラチチュードが狭いです。ラチチュード、分かりますよね。露出の許容範囲です。いちおう「適」から、プラスマイナス0.5絞りだといわれています。一絞りのあいだしかないということですね。コダックのKMとかPKRとかは、もっと狭いのですが、いまの富士のプロビアとかだと、ちょっとは広いですけどね。

 それで、リバーサルの場合、「適」をアンダー気味にもっていかなければなりません。0.5絞りアンダーだと思ってください。白く飛ぶと、あとでなにもできません。そうそう「適」って、適正露出のことね。

 プロの場合、露出の「適」を決めて、0.5絞りで3段階撮影することが多いです。1絞りの範囲で撮影するのです。これだと1絞り勘が狂っても、使える写真が残ることになります。

 けれども、外で、白バックで魚の撮影などしたら、こんなもんですみません。ぼくは、あかんと思うと、一絞りごとに3段階撮ったりしておきます。

 「適」って、決まりがあるものではなくて、その撮影者と見る人によって、それぞれの「適」があるのです・難しいところだし、面白いところです。

                          英人
ps
 スタジオの場合、露出の決定は、反射光より入射光でやるほうがいいのですが、このごろ、そんなこといってもねえ。