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新コミュニティ(掲示板)オープンのお知らせ

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4287
[4287] 小さな宇宙。 
2003/1/7 (火) 18:39:54 西潟正人
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青森県は陸奥湾、馬門漁港で見つけた一こまです。ホタテ網のブイが軽トラで運ばれる途中でした。小さな宇宙に思わずシャッターを切った一枚です。一人で眺めていても、もったいないので公開します。かといって、なにがあるわけでもなし。ふ〜んって、眺めてくれたらいいのです。ふ〜ん、ですよね。失礼しました。

4167
[4167] 奄美深場>第2弾 
2003/1/2 (木) 18:11:56
今度は12月30日の魚
なんと!水深300mだって、未知の世界だ!
ぢゃ、ぶらさげます

[4168] Re:奄美深場>キビレアカレンコ 
  【魚図鑑参照】
2003/1/2 (木) 18:16:11
◆画像拡大
キビレアカレンコでいいですか?
船長の話では漁師曰くコイツは2タイプいるんだって
聞いた事ありますか
死後は綺麗な橙色していて、鯛よりおめでたい感じだそうです。

[4172] 奄美深場>キビレアカレンコ>OKです 
2003/1/2 (木) 19:14:15 小西英人HomePage
▼ 忠さん

 体側に黄色斑はないし、顔つきから、タイ科のキビレアカレンコでいいと思います。

 漁師さんの2タイプというのは、キビレアカレンコの性的2型かもしれませんし、キダイとの違いかもしれません。

 どちらにしても、面白い話で、いろいろ研究の必要があるでしょう。南海のキダイ属は、釣ったら、京都大学にいれるようにしましょう。

                          英人

[4169] 奄美深場>ハナフエダイ 
2003/1/2 (木) 18:19:07
◆画像拡大
ハナフエダイだと思いますが、どうですか?
うーん深場は見たことない魚がいるなぁー

[4173] 奄美深場>ハナフエダイ>OKです 
2003/1/2 (木) 19:16:39 小西英人HomePage
▼ 忠さん

 フエダイ科のハナフエダイでOKです。     英人

[4170] 奄美深場>エソ 
2003/1/2 (木) 18:31:44
◆画像拡大
エソ科の魚は普段ヒトスジエソとかしか見たことないから
このタイプは初めて見ました
写真は、あまり良くないけど
水深300mぐらいにこのタイプが生息しているのは珍しいのかな?
こんぐらいの深場だとへんな形のエソの仲間ばかりだと思っていましたが
これは、さとうさんに聞いてみたいですね
さとうさん、見てる?

以上3種です、数が少なくてゴメン


ps
ぶらさげる場所ミスってしまた
今度はうまくいくかな

[4174] 奄美深場>クロエソ>だと思います 
2003/1/2 (木) 19:26:51 小西英人HomePage
▼ 忠さん

 ちょっと写真からははっきりしませんが、胸鰭後端が腹鰭起部に達していて、尾鰭の上縁に黒色点列があって、深場で釣れていますので、エソ科のクロエソだと思います。文献には腹面は黒っぽいとあるのがちょっとひっかかりますが、まあ、間違いないと思います。

 このクロエソは、近年になって、マエソから分離されて、報告されていますが、現在研究中であり、学名もついていません。

 山田梅芳さんによると。

 ●南日本・東シナ海の水深100m以浅の砂泥底に生息する…マエソ

 ●高知沖〜九州東岸・西岸〜台湾の水深100m以深砂泥底に生息する…クロエソ

 ということになっています。           英人

[4261] Re:奄美深場>エソ 
2003/1/6 (月) 10:15:37 さとう
忠さん、小西さん、BBSのみなさん、あけましておめでとうございます。

▼ 忠さん
> これは、さとうさんに聞いてみたいですね

奄美や沖縄の浅海では、アカエソ属(Synodus)の種類をよく見かけると
思います。
この写真は口を閉じてもほとんどの歯がむき出しになっていることから、
アカエソ属ではありません。写真からの判断は難しいですが、水深で判断
すると、マエソ属のおそらくクロエソだと思います。

後輩が、現在、クロエソ、マエソの分類学的研究を行っています。
尾鰭上縁の黒色斑点はクロエソとマエソを区別する形質としては問題があるよう
です。今のところ、一番の区別点は、クロエソには腹側に黒色素胞が散在し、
マエソにはないということです。この色素胞が、クロエソの腹面を黒く見せて
います。ということですので、お腹側のアップの写真があれば、クロエソか、
マエソか判断できると思います。

標本があれば、おくってくださいね。

ちなみに、奄美の浅海で、マエソ属(Saurida)を見かけるとしたら、マダラエソ
か、ウチウミマダラエソだと思います。

[4265] Re2:奄美深場>エソ 
2003/1/6 (月) 18:27:31
▼ さとうさん
返事ありがとうございます
> この写真は口を閉じてもほとんどの歯がむき出しになっていることから、
> アカエソ属ではありません。

この辺の話、以前も教えていただいた気がします (^^;

> お腹側のアップの写真があれば、クロエソか、
> マエソか判断できると思います。

写真は一枚しか撮っていないようです
小西さんとさとうさんがクロエソと思うとの意見なので
私もそう思う事にします。
ちなみにマエソ属でいいのかな?

> 標本があれば、おくってくださいね。
ゴメンナサイ、
今度私も深場釣りに誘われています(一応なんでもやってみる)
釣れたら標本同定をお願いするかも?


[4286] Re3:奄美深場>エソ 
2003/1/7 (火) 18:30:49 さとう
▼ 忠さん

> 私もそう思う事にします。
> ちなみにマエソ属でいいのかな?

OKです。

> > 標本があれば、おくってくださいね。
> ゴメンナサイ、
> 今度私も深場釣りに誘われています(一応なんでもやってみる)
> 釣れたら標本同定をお願いするかも?

そのときは、よろしくお願いいたします。

[4268] Re2:奄美深場>エソ 
2003/1/6 (月) 23:52:08 小西英人HomePage
▼ さとうさん

 今年もよろしく!

 クロエソの情報ありがとうございます。尾鰭上縁の黒点列はしんどいのですね。

 日本産魚類検索に腹面は黒みを帯びると書いてあるのは、黒色素胞があるのですか、勉強になりました。ありがとうございます。

                        英人

[4171] Re:奄美深場>第2弾 
2003/1/2 (木) 18:32:39
今から今日の磯釣りチームの釣果見てきます

4217
[4217] 昨日の釣果 
2003/1/5 (日) 08:55:01 あららHomePage
◆画像拡大
昨日は初釣りでした。(今年の釣果を占う大事な釣り・・・)結果ボウズ(-"-)
場所は宮崎県門川町の沖磯・枇榔(ビロウ)島ブリ礁。
ヒラマサ狙いで行ったんですが、同行の私の釣師匠に2回アタリがあり、1回は瀬切れして、1匹は上がりました。いやぁ引きの強いこと!
大きさは69Cm・2.85Kgですが、船長の話では最近釣れてるサイズとしてはちょっと小ぶりなんだとか。でも釣れる事自体、運が良いって言っておられました。
私自身は釣れなかったものの楽しみました。

[4218] オトメベラ 
  【魚図鑑参照】
2003/1/5 (日) 09:01:26 あららHomePage
◆画像拡大
WEBさかな図鑑に、まだ掲載されてない魚が2種釣れました。
1つが写真のオトメベラ(ですよね・・・)
Takaxさん・ぷいぷいユッケさんの投稿されたヤマブキベラだと思い込んでたんですが、帰って図鑑を見て、確認しました。

[4219] オトメベラ(頭部) 
  【魚図鑑参照】
2003/1/5 (日) 09:17:02 あららHomePage
◆画像拡大
釣魚検索で見て、胸鰭の様子からオトメベラと判断。
今回は強風の中での撮影で、撮影ボードが吹き飛ばされてしまうため、風裏の暗がりで写した結果、画質が悪かったです。私のデジカメの場合、明るさがとっても重要で、鮮明さに影響がでます。

あっ・・・KOUJIさんの
画像編集、参考になります。
私もほとんど同じ手順で加工を施してました。大前提で直接見たイメージ(色合い)を残すように調整しているつもりです。(でも所詮、素人・・・)

[4223] 図鑑>オトメベラ>登録しました 
2003/1/5 (日) 10:02:57 小西英人HomePage
▼ あららさん

 オトメベラでOKです。

 ちょっと雌雄の判定ができないので、「成魚」にしておきました。

 オトメベラは、雌雄の色彩や斑紋は変わらず、雄が鮮やかになるそうです。この、あららさんの写真は、生きているときですよね。雌かなとも思いますが、まあ、成魚としておきます。

 写真のアップありがとうございました。登録しておきました。

                          英人

[4278] 画像>オトメベラ雄>参考です 
2003/1/7 (火) 12:28:45 小西英人HomePage
◆画像拡大
オトメベラ雄■1987年、12月7日。中国・海南島。

 オトメベラの雄の画像をアップしておきます。海外産ですけど。

                       英人

[4220] クマノミ 
  【魚図鑑参照】
2003/1/5 (日) 09:29:33 あららHomePage
◆画像拡大
こんな魚も釣れる事あるの?って感じです。
写真を写すとき、突風吹き荒れており、鰭がなびいて歪な形になってしまいました。
ところでこの撮影の後、大きな鮫(1.5〜2m?)が目の前に現れたり、カモメを釣ってしまったり(強風で仕掛送りが上手くできず、餌が浮いてしまったか・・)※空中でなんとか外れたのですが。
いろんなエピソードがありました。

[4221] クマノミ(頭部) 
  【魚図鑑参照】
2003/1/5 (日) 09:34:10 あららHomePage
◆画像拡大
これも撮影失敗です。(ぼけちゃって)でも、この魚を釣る事が少ないと思いますので、とりあえずアップします。

[4224] 図鑑>クマノミ(雌)>登録しました 
2003/1/5 (日) 10:05:48 小西英人HomePage
▼ あららさん

 クマノミの図鑑へのアップ、ありがとうございました。登録しておきました。

 磯釣りの外道で、けっこうクマノミは釣れます。イソギンチャクから遊び歩いているのでしょうか。

 雄から雌に性転換し、2次性徴があります。雄の尾鰭はオレンジ色で上下葉がとがり、雌は乳白色になって上下葉はまるくなります。

                           英人

[4279] 画像>クマノミ雄>参考です 
2003/1/7 (火) 12:30:50 小西英人HomePage
◆画像拡大
クマノミ雄■2001年7月27日、鹿児島・甑島。

 クマノミの雄の画像をアップします。尾鰭の色がオレンジ色で、尾鰭上下葉が尖ります。

                     英人

[4222] Re:昨日の釣果 
2003/1/5 (日) 10:00:42 小西英人HomePage
▼ あららさん

 正月早々、いい目の保養をしましたね。

 あららさんの、優しい人柄が出たんでしょう。今年はいいことあるよ。

                             英人

4180
[4180] 綺麗な魚 
  【魚図鑑参照】
2003/1/2 (木) 21:27:52 takaxHomePage
◆画像拡大
八丈島の魚第4弾は、10cm程度の小さな魚です。
色がすごく綺麗でまるで熱帯魚のようでした。
ベラの仲間かと思ったのですが、
図鑑では良くわかりませんでした。

[4184] 八丈島>ヤマブキベラ(雄?)>OKです 
2003/1/2 (木) 21:47:37 小西英人HomePage
▼ takaxさん

 ちょっと典型的ではないのですが、ベラ科のヤマブキベラです。未成熟の雄だと思われます。

 胸鰭が黄色く先端が青いのが特徴です。もっと成熟すると、それぞれの色がはっきりして、尾鰭の上下葉は、もっとのびます。

                        英人

[4187] 完全な雄? 
2003/1/2 (木) 23:36:42 ぷいぷいユッケHomePage
◆画像拡大
▼ 小西英人さん,takaxさん

この写真が典型的な雄でしょうか?

同じ八丈島で、藍ヶ江港産です。
2001年08月15日 TL:25cm位 釣法:ブッ込み釣り エサ:岩イソメ

ちょっと写真が悪いですけど、、。(^^ゞ
コレ釣った時は別種かと思ったほどでした。。。
結構釣れる魚みたいですが、コイツを知ってから文献で見ても、こういった個体って見ない様な?
むしろ、takaxさんの様な感じの色合いの個体のがよく見かけるかな?

小西さんの言う典型って尾鰭が延長するってことなのでしょうか?

#デジカメは叔父に合格祝いで買ってもらっちゃうかもしれません。(笑)

[4192] ヤマブキベラ>雄>典型的ですね 
2003/1/3 (金) 06:42:26 小西英人HomePage
▼ ぷいぷいユッケさん

 そうですね。この写真くらいになると典型的な雄といってもいいでしょう。

 ヤマブキベラの雌は、その名の通り、全身が山吹色です。真っ黄色の鮮やかなベラで、それに青色がはりはじめて、雄に変わるようです。この青色、全体に、ぼけてはいりだしたり、胸鰭の後ろに横帯のようにはっきりはいったり、さまざまな変異があります。

 takaxさんの個体は、雄と書いてもいいのかもしれませんが、小さいのと、尾鰭の伸長がまだなのと、青色がはっきりしないので、未成熟かなと思うのです。

 ヤマブキベラは珊瑚礁域では、ごくごくふつうの種であり、小笠原など、内湾の岩礁域の足下を狙うと、よく釣れてきます。

 ぼけたの、くっきりしたの、青いの、黄色いの、実にさまざまな変異のものが釣れます。おもしろいですよ。

 ぷいぷいさんの写真個体のような色合いのものも釣れますし、もっと派手なものも、もっとぼけたものも釣れます。

 興奮色とか、産卵の時のディスプレイとか、そういう関係があって、くっきりしたり、ぼけたりするのかもしれませんが、そういう情報を、ぼくは知りません。

 誰か知らないだろうか?

                          英人
ps
 合格祈願!!

 デジカメ祈願!!

 手に入ったらいいね。鬼に金棒、ぷいぷいにデジカメなんてね。

[4210] 図鑑>ヤマブキベラなど4種>登録しました 
2003/1/4 (土) 08:03:28 小西英人HomePage
▼ takaxさん

ヤマブキベラ ベラ科
イシガキフグ ハリセンボン科
クロメジナ メジナ科
ブダイ ブダイ科

 の4種の図鑑へのアップありがとうございました。

 登録しておきました。            英人

[4277] 画像>ヤマブキベラ雄>参考です 
2003/1/7 (火) 12:25:40 小西英人HomePage
◆画像拡大
ヤマブキベラ雄■1997年6月21日、東京都・父島、宮浜。

 父島のヤマブキベラの雄を参考にアップしておきます。雌は、典型的なのは写真が撮れていませんでした。

                       英人


4059
[4059] 福島県いわき市に行きました 
2002/12/29 (日) 13:49:28 さとう
◆画像拡大
たまには、話題提供をしたいと思います。

先日、福島県いわき市へ行ってきました。小名浜漁港など
市場巡りをしたときの写真です。釣りじゃないですけど、たまには
こんな写真もどうでしょうか。

小名浜漁港です。朝4:00ごろ、すでに、仕分けの作業が始まっていました。
昔は、沖合遠洋漁業の基地として随分にぎわったとのことですが、近年は、
漁船、水揚げともに随分減ったそうです。


[4060] 小名浜>どんな魚があがっていましたか? 
2002/12/29 (日) 14:01:08 小西英人HomePage
▼ さとうさん

 話題提供、ありがとうございます。

 写真は図鑑に投稿されていましたが、修正しておきました。

 小名浜漁港は有名ですが、ぼくは行ったことありません。

 どんな魚があがっていましたか?        英人

[4063] Re:小名浜>どんな魚があがっていましたか? 
2002/12/29 (日) 14:26:18 さとう
▼ 小西英人さん

こんにちは。

底曳網でとれる魚を見に行きました。
小名浜、四ツ倉、久ノ浜漁港を回りました。

主なものは、シロザメ、マアナゴ、ギス、マルアオメエソ、タラ類、チゴダラ、
アイナメ類、ユメカサゴ、マトウダイ、ニベ類、マアジ、メバル類(メバル、
キツネメバルだったかなぁ、これは刺網です)、ヤナギムシガレイ、ババガレイ、ムシガレイ、ヒラメ類、ウマズラハギ、ヒガンフグ、ショウサイフグ、マフグ、
ズワイガニ、ヤナギダコ、イカ類、ほっき貝などです。

いわきに到着した次の日が、ズワイガニ漁の解禁日でした。小名浜ではなくて、
もう少し北の原釜では水揚げ量が随分あるそうです。

少し、写真を投稿しますね。


[4061] 底曳漁獲物 
2002/12/29 (日) 14:04:42 さとう
◆画像拡大
底曳網でとれた漁獲物です。

ユメカサゴ、タチウオ、マダラ類、アイナメ類などです。
ユメカサゴは小さくても結構いい値段です。

[4062] マルアオメエソ 
2002/12/29 (日) 14:12:44 さとう
◆画像拡大
いわき市の魚にされたマルアオメソです。15cmぐらいの小型の魚です。
目が緑色に光ることからメヒカリと呼ばれています。底曳で大量にとれます。

南日本の太平洋側には近似種のアオメエソが生息しています。
静岡、愛知、高知、宮崎、鹿児島などでも地魚として売り出しています。

干物や唐揚げにして食べると美味しいです。
最近は値段もあがり、愛知産のアオメエソが、いわき市まできているそうです。
土産物屋さんでは20匹で1500円ぐらいです。

[4081] マルアオメエソ>アオメエソとの関係は… 
2002/12/30 (月) 07:46:46 小西英人HomePage
▼ さとうさん

 アオメエソ類のような深海の小魚は、釣り人は苦手です。ぼくは、まったくわかりません。さとうさんは、お得意ですね。

 岡村大先生は、マルアオメエソをアオメエソのシノニム(同物異名=同じ物に違う名前がついちゃってる)の可能性が高いとしていて、中坊さんも『日本産魚類検索 第二版』で、それを引用しながら、暫定的にわけておいたと注記を入れ、いちばんめのキーには相模湾以南がアオメエソ、銚子以北がマルアオメエソとしています。

 頭長と眼径が、やや違うと岡村さんは書かれていますが、どうなんでしょう、専門家が見はって、形態的な差異はありますか?

 形態的な差異があって地理的な分布であれば、海水魚ではあまりやりませんが、亜種と考える方法もあるのでしょうか。

 銚子で分かれるのなら、親潮系群と、黒潮系群(うっかり定義せずに系群を使うと中坊さんにしばかれるかもしれませんけど)のようなものがあるのでしょうか。

 また、クライン(地理的な傾斜。魚ではあまり報告例がないのですが、哺乳類の体のおおきさなどは南北の温度によって連続的に変わっていきます)の可能性もあるのでしょうか。

                             英人

[4088] Re:マルアオメエソ>アオメエソとの関係は… 
2002/12/30 (月) 09:34:57 さとう
小西さん、こんにちは。

実は、この問題を研究しようと思い、いわき市にいったんです。
実際に自分の目で見ないとなんともいえないですものね。

アオメエソ、マルアオメエソは随分前から同種なのか、別種なのか、
問題になってきました。その前に、実はアオメエソ属自体の分類が混乱しています。大西洋産の種(Chlorophthalmus agasizii)と日本産のアオメエソが同種だ
なんていう研究者もいるくらいなんです。ちなみに、日本近海だけでも、まだ学名のついていないアオメエソ属が2種類もいます。
アオメエソ、マルアオメエソの問題の決着には世界産全種の分類学的な再検討が
必要だと思います。

2種の主な分類形質は、眼径の違いです。マルアオメエソの方がより小さいと言われています。他の計数形質はほとんど一緒です。
見たところ、確かにマルアオメエソの方が眼径が小さい気がします。

小名浜の土産物屋さんで、売っているアオメエソ類を見ると、明らかに目の
大きいものがいます。店のおじさんに聞いてみると小名浜で採れた物ではない
らしいのです。水産関係の方に聞くと、おそらく愛知産のもののようです。
しかし、統計的に違いがでるかどうかは測定してみないとわかりません。

小西さんがおっしゃるとおり、クラインの可能性もあるのかも知れません。
しかし、各地の標本を集めないとわかりません。これからの課題です。

銚子以北に分布するのがマルアオメエソ、以南がアオメエソといわれていますが、そんなにきっちり分かれるはずないですし、現在の分布情報は怪しいかもしれま
せん。

実は、マルアオメエソ、アオメエソ、ともに生態が全く分かっていません。
福島沖から鹿児島までの太平洋側で、成魚は大量に漁獲されているのに、
成熟卵を持った個体は1個体も見つかっていませんし、仔稚魚も謎のままです。

東京水産大の方がマルアオメエソの資源生態を研究されているのですが、
マルアオメエソは意外と回遊するらしいのです。マルアオメエソは常磐沖の
漁場に2月ごろ新規加入し、翌年の6月ぐらいになると、その年級群は常磐沖
から姿を消してしまうらしいのです。寿命は4年ぐらいじゃないかといわれ
ているので、死んでしまうわけではないようです。東水大の方も何処に
いるのかと困っていました。とにかく謎の多い魚です。

いわき市の小名浜にある水族館、アクアマリンふくしまでは、
このマルアオメエソを飼育しようとがんばっています。この水族館はサンマを
展示していることで有名です。
夏場に採集された個体が、12月初めまで生きていたらしいのですが、
僕が行ったときにはもう死んでしまっていて、残念ながら生きた
マルアオメエソをみることができませんでした。ほんと残念です。
飼育が可能になれば世界初です。

[4098] Re2:マルアオメエソ>アオメエソとの関係は… 
2002/12/30 (月) 11:40:03 小西英人HomePage
▼ さとうさん

 詳しい解説、ありがとうございました。

 ほんとうに勉強になります。あれほど大量に漁獲される魚でも、謎に満ちているのですね。

                             英人

[4064] ドンコ 
2002/12/29 (日) 14:30:31 さとう
◆画像拡大
チゴダラです。
地元ではドンコと呼ばれています。鍋にすると美味しいそうです。
僕は残念ながら、食べる機会がありませんでした。

深場にいるので、胃が口からでてしまっています。
風船ガムみたいで面白いですよ。

[4082] ドンコ>チゴダラ>エゾイソアイナメとの関係 
2002/12/30 (月) 07:55:18 小西英人HomePage
▼ さとうさん

 深場にいるのはチゴダラで問題ないのでしょうが、浅場にいるものはエゾイソアイナメかチゴダラか、どちらなんでしょう。

 ぼくは、浅場のものもチゴダラだと、ここでは扱っています。

■チゴダラ
http://fishing-forum.org/cgi-bin/zukan/zkanmei.cgi?sel_no=0&mas=000169

 ちょっと引用しておくと。

■チゴダラとエゾイソアイナメは、ちょっとややこしい。『日本産魚類検索 第二版』(中坊徹次編 2000年)で中坊は、Paulin(1989)によって、エゾイソアイナメはチゴダラのシノニム(新参同物異名=同じものに間違えて違う名前つけたやんかということ)にされたが、諸形質と生息場所の相違から考えて、別種と思われるので本書ではそのように扱ったと注記を入れ、両種の見分けを下のように書いた。
■チゴダラ @体は淡褐色 A眼は大きく、吻長の2/3より大きい B水深150〜650mに生息。
■エゾイソアイナメ @体は濃褐色 A眼はやや小さく、吻長の2/3 B水深数10m以浅に生息
■論文にはなっていないが北里大学の岡本誠らは、両種の形態を比較して同種としている(1997年日本魚類学会年会講演要旨)のを受けて、ぼくは『釣魚図鑑』(小西英人 2000年)で、同種と扱った。つまりエゾイソアイナメをシノニムと考えて消したのである。基本的には北に多い魚で、ぼくは、そうそう見たわけではないのだが、ぼくの見た限りでは、なかなか、びしっと分けられない。ぼくの師、中坊さんの意見を無視するのは心苦しいけど、ここでは暫定的に、エゾイソアイナメはチゴダラと同じと考える。

 なんて、ちょっと恐ろしい記載を書いているのですけど、これ、どうなんでしょうね。ぼくは、深海のチゴダラを見たことがないのです。簡単に言えば、眼が大きいという説と、眼が出ているから分からないだけだという説にわかれるようですね。

                        英人

[4091] Re:ドンコ>チゴダラ>エゾイソアイナメとの関係 
2002/12/30 (月) 10:03:55 さとう
▼ 小西英人さん

>  深場にいるのはチゴダラで問題ないのでしょうが、浅場にいるものはエゾイソアイナメかチゴダラか、どちらなんでしょう。

これも、諸説あるようですね。僕も見ただけでは区別できません。
深海性の魚は、目や内臓がでてきちゃいますから、眼径もどうなんでしょうね。

人だったらホラーですよね。魚で良かった。

[4065] ババガレイ 
2002/12/29 (日) 14:36:23 さとう
◆画像拡大
ババガレイです。地元では「なめた」とよばれています。
煮付けにして最高です。大きい物は高級魚だそうですよ。

煮付けを頂いてきました。身が厚くてぷりぷりでした。
おいしかったなぁ。

[4083] ババガレイ>いいですねえ 
2002/12/30 (月) 08:01:37 小西英人HomePage
▼ さとうさん

 ほんとうに、美味しいらしいですね。

 また、筋肉質で、力が強く、よく引くので釣り味もいいそうです。

 日本海では釣れるので、関西でもいないことはないのですが、やはり珍しいですよね。

 日本記録は北海道で出ていて、全長70cmです。

 このババガレイと、ホシガレイは、カレイファンなら、いちどは釣ってみたい憧れのカレイです。

                          英人

[4092] Re:ババガレイ>いいですねえ 
2002/12/30 (月) 10:11:55 さとう
>  ほんとうに、美味しいらしいですね。
いつも標本ではおめにかかっていたのですが、初めて食べました。

地元の方は、小さいのは“ババガレイの味”がしないけど、大きいやつは
“ババガレイの味”がして美味しいといってました。

僕が食べたのは、“ババガレイの味”がしたのだろうか。
また行かなきゃ。



[4066] ヤナギダコ 
2002/12/29 (日) 14:38:24 さとう
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たこはよく分かりませんが、ヤナギダコだと思います。
かなり大きくて1m以上ありました。

[4084] ヤナギダコ>知りませんでした 
2002/12/30 (月) 08:08:44 小西英人HomePage
▼ さとうさん

 ぼくは、北の海で、でかいタコがいれば、ミズダコしかいないと思いこんでいました。ヤナギダコというのもいたのですね。知りませんでした。ありがとうございます。

 ミズダコが世界最大のタコだから有名なのと、よく似ていて、分布も、ほぼ重なるようではありますね。

 こういうことがあるから、頭足類は厭やといって、【WEBさかな図鑑】からも外そうと思うのですが、釣り人は、美味しいから好きなのが多くて困ったもんです。

 しかし、頭足類は、ほんと、分類むずかしそうだな。わからん。

                            英人
ps
 ヤナギダコは眼の間に白色横帯があると書かれていますが、それ、見えました?


[4089] Re:ヤナギダコ>知りませんでした 
2002/12/30 (月) 09:45:03 さとう
▼ 小西英人さん

ごめんなさい、僕も全然分かりません。僕もはじめてみました。
ヤナギダコじゃないかも...
ただ、大きいのはヤナギダコだよってきいたので...怒られそうだ

> ヤナギダコは眼の間に白色横帯があると書かれていますが、それ、見えました?
ごめんなさい、そんな知識はなかったので、確認してません。
というか、魚の方に夢中だったので、頭足類まで気がまわりませんでした。

[4067] ほっき貝 
2002/12/29 (日) 14:44:50 さとう
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四ツ倉漁港での写真です。
船一杯にほっき貝を積んで戻ってきていました。
積みきれなくで、船のともにはほっきがゴロゴロ転がっていました。
大きさは手の甲より2まわりぐらい小さいぐらいだったと思います。

お刺身で最高です。
南日本ではあまりなじみがないですよね。

[4121] Re:ほっき貝 
2002/12/31 (火) 07:25:33 しん
▼ さとうさん

はじめまして。いわきの「しん」といいます。

ほっき貝、美味しいですよね。焼き蛤みたいにしても美味しいです。
それから、これを餌にして根魚が釣れます。
釣りしながら、ほっきの刺身でビール飲んだりしてます。

何年かおきに、砂浜に大量にほっき貝が揚がることがあります。
たしか「寄りほっき」って言ったと思います。
バケツに何杯も捕れるそうです。

[4068] ほっき貝アップ 
2002/12/29 (日) 14:46:15 さとう
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ほっき貝です。

[4069] シマガツオ 
2002/12/29 (日) 14:53:06 さとう
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シマガツオです。

地元では、エチオピアと呼ばれています。漁獲対象ではありません。
冬場は南方の海域へ回遊すると聞いていましたが、意外と数がとれていました。
今年は、黒潮が北上しているらしいので、その関係もあるのでしょうか。

食べたら美味しいそうですよ。

[4080] :シマガツオ>なぜエチオピアなのか… 
2002/12/30 (月) 07:22:45 小西英人HomePage
▼ さとうさん

 シマガツオ情報ありがとうございます。

 魚の地方名や流通名で、由来の分からないものは多いのですが、この「えちおぴあ」に関しては、かの澁澤敬三が『日本魚名の研究』のなかの、ひとつのモデルとして、かなりしつこく追跡調査して、かなり詳しく論考しているので、ほぼ間違いなく突きとめられている珍しい例です。

 この話を、どこかに書いたのですが、いま、その原稿が見つかりません。ぼくが釣りサンデーに連載している『似たモン魚譜』の「シマガツオ vs ヒレジロマンザイウオ」に、ちらりと書いているので、それを転載しておきましょう。

■週刊釣りサンデー『似たモン魚譜』より

■魚名の中には、何に由来するのか、見当がつかないものもいる。シマガツオに「ぴあ」という「あだな」がついた経緯を、澁澤敬三が『日本魚名の研究』で論考している。
■シマガツオは関西では狙わないが関東では深場釣りのターゲット。シマガツオ科は日本産で10種いて世界の大洋に分布する。シマガツオは両眼間隔域が前方にかなり突出し尾鰭の後縁は白くない。ヒレジロマンザイウオは尾鰭の後縁が白い。釣るとすぐ黒くなる。
■シマガツオは、なかなか標準和名で通らず流通名の「えちおぴあ」とか「ぴあ」で通ることが多い。いまも標準和名にチカメエチオピアとツルギエチオピアが残る。澁澤によると昭和9年にエチオピア皇太子妃候補に黒田雅子さんが決定して日本がわいていた(後にイタリアの干渉で破談、その後、伊エ戦争はじまる)ころ、大磯で豊漁された色の黒い魚があり、神奈川県三崎の魚市場と東京魚河岸で連絡をしている間に東京の若衆がエチオピアといいだし略してピアにもなったという。黒いからエチオピアは失礼であろう。いまはコガネガレイになったが、これはロスケガレイとされていた時期もあった。 小西英人■

 という経緯らしい。色が黒いから、そのころ話題になっていた黒人国のエチオピアを連想して、それがあだ名になったようなのです。来年から、瀬能さんたちが中心になって魚類学会内に和名委員会が立ち上がるでしょうけど、この「エチオピア」系の名前も問題になるかもしれません。

 この伊エ戦争でイタリアは北アフリカを手に入れて、それを巻き返されないように、ムッソリーニはヒトラーに援軍を依頼し、ヒトラーは、気乗りはしないけど、ロンメルを北アフリカに送ったのです。これが「砂漠のキツネ」ロンメル伝説の始まりです。連戦連勝で、イギリスのモントゴメリーなど、あほに見えますが、地中海の補給線を切られて敗退、フランス上陸作戦阻止の責任者になるけどノルマンディーに上陸をゆるしてしまいます。のちヒトラー暗殺計画に連座したとして、毒を飲んで自殺したら国葬に、拒否したら銃殺と二者択一をせまられ服毒自殺をしています。

 ひやあ、大脱線。

 とにかく昭和初期に、エチオピアと日本で、こんな話があったのですね。東京オリンピックのマラソンでアベベが英雄になったとき、日本がエチオピアに暖かかったのも、こういう経緯があったせいかもしれません。それにしても黒いからというのはいけませんよね。

 「露助がれい」も、思わず笑ってしまいますが、「正露丸」も、もともとは「征露丸」であって、超超強大国、ツァーリの軍隊を相手に存続をかけて戦った、極東の弱小国としては、まじめに、そういう名前をつけて、がんばろうとしていたのでしょう。これ、標準和名ですから、学術論文にも「ろすけがれい」ってでてきます。このネタを書きたいから、コガネガレイの写真を撮したいのですが、まだ撮れていません。動機が不純なのがいけないのかしら。

                          英人

[4087] Re::シマガツオ>なぜエチオピアなのか… 
2002/12/30 (月) 08:35:07 さとう
▼ 小西英人さん

魚の標準和名でさえも問題ありそうなのは結構ありますよね。
メクラウナギ、イザリウオ等々...

東海大学出版会から出版されている青木淳一、奥谷喬司、松浦啓一編著、
「虫の名、貝の名、魚の名−和名にまつわる話題」(¥2800です)では、
この差別的和名問題についても書かれています。

このほかにも、標準和名とは何なのか、標準和名は誰が何処で命名するのか、
標準和名が変わるときとはどんなときかなど書かれています。

和名に興味がある方はどうでしょうか。
http://www.press.tokai.ac.jp/bookdetail.jsp?isbn_code=ISBN4-486-01592-4

[4070] ケムシカジカ 
2002/12/29 (日) 14:58:23 さとう
◆画像拡大
ケムシカジカです。

怖い顔ですが、本には食べると美味と書いてあります。
本当でしょうか。数はまとまってとれません。

地元では、「やまのかみ」、「たろ」、「おこぜ」とか呼ぶそうです。

[4085] ケムシカジカ>北海道では… 
2002/12/30 (月) 08:13:29 小西英人HomePage
▼ さとうさん

 北海道では「とうべつかじか」と呼ぶことが多いです。

 鍋にいいと地元の人はいっていましたが、どうなんでしょうね。ほんと。

 怖い顔をしているのと、皮弁、びれびらがいっぱいあるのと、それと釣り上げると、水を飲んで、いつまででもふくらんで、水風船みたいになって、変な奴です。

 北海道のひと、どんな味か教えて!!       英人

[4093] Re:ケムシカジカ>北海道では… 
2002/12/30 (月) 10:16:24 さとう
▼ 小西英人さん

>  怖い顔をしているのと、皮弁、びれびらがいっぱいあるのと、それと釣り上げると、水を飲んで、いつまででもふくらんで、水風船みたいになって、変な奴です。
いわき市では、数が揚がらないし、形も小さいので、市場に放り出されています。
やっぱりお腹がふくらんでました。
みんなに踏まれてかわいそうなので、写真を撮ってあげました。

[4273] 画像>ケムシカジカ>参考に… 
2003/1/7 (火) 12:17:52 小西英人HomePage
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ケムシカジカ■1998年6月19日、北海道・釧路沖

 ケムシカジカ科のケムシカジカの一連の画像を参考のためにあげておきます。

                             英人

[4274] 画像>ケムシカジカ>腹部から 
2003/1/7 (火) 12:19:39 小西英人HomePage
◆画像拡大
ケムシカジカ■1998年6月19日、北海道・釧路沖

 腹部から撮したものです。釣り上げると海水をのんで、ぱんぱんにしています。

                           英人

[4275] 画像>ケムシカジカ>頭部側面 
2003/1/7 (火) 12:20:47 小西英人HomePage
◆画像拡大
ケムシカジカ■1998年6月19日、北海道・釧路沖

 頭部側面からの怖そうな顔です。        英人

[4276] 画像>ケムシカジカ>頭部背面 
2003/1/7 (火) 12:22:02 小西英人HomePage
◆画像拡大
ケムシカジカ■1998年6月19日、北海道・釧路沖

 頭部背面からです。こういう魚は三面図ででも見なければ、なかなか写真では実像がつかみにくいですよね。

                         英人

[4071] ギス 
2002/12/29 (日) 15:27:47 さとう
◆画像拡大
ギスです。

細長い体です。
ウナギなどでおなじみのレプトケファルス(葉形幼生)という
仔魚期を経て成長します。

[4086] ギス>おもしろい魚ですね 
2002/12/30 (月) 08:28:29 小西英人HomePage
▼ さとうさん

 ギスって、釣り人になじみはありませんが、面白い魚ですね。

 ソトイワシ科のギス亜科にされたり、ギス科で独立されたりしますが、『日本産魚類検索 第二版』ではギス科にしています。とにかくソトイワシ目の魚というのは、ソトイワシ、カライワシ、イセゴイなど、浅いところの表層にすむ魚が多いのですが、ギスだけは深いところにいます。

 また、ギス科魚類は全世界に2種しかいなくて、ギスは日本の固有種になります。学名は、ヒルゲンドルフがつけていて Pterothrissus gissu と「ぎす」になっています。フィッシュベースの名前も Japanese gissu となっています。

 2種しかいなくて、一方が日本固有なら、もう一方はどこにいると思いますか、みなさん?

 フィッシュベースによると、東大西洋のモーリタニアからナミビアにいるそうです。変な分布ですね。なにかあるんだろうなあ。

 学名は Pterothrissus belloci でフィッシュベースの名前は Longfin bonefish です。

 ソトイワシ目魚類としては、例外的に背鰭基底が長いので、「鰭の長い、そといわし」と呼ばれるのでしょう。

                           英人

[4090] Re:ギス>おもしろい魚ですね 
2002/12/30 (月) 09:53:27 さとう
▼ 小西英人さん

>  ギスって、釣り人になじみはありませんが、面白い魚ですね。
ほんと、変な魚です。レプトケファルスからあの立派な尾鰭がどう
形成されていくのか見てみたいです。

南日本でも底曳で時たま採れるのですが、福島ではたくさん採れているの
には驚きました。ところ変わればなんちゃらで、いろいろ勉強になります。

>  フィッシュベースによると、東大西洋のモーリタニアからナミビアにいる
>そうです。変な分布ですね。なにかあるんだろうなあ。

変な分布ですよね。たぶん何かある!

[4072] おしまい 
2002/12/29 (日) 15:33:56 さとう
◆画像拡大
何処でもそうですが、やはり後継者不足が問題だそうです。
小名浜では50、60は若者だっていってました。
難しい問題ですね。

四ツ倉漁港では、おいちゃんが寒風の中、
大きなヒラメを〆ていました。

[4073] Re:おしまい 
2002/12/29 (日) 16:36:58 小西英人HomePage
▼ さとうさん

 いろいろな写真のアップ、ありがとうございました。ぼくは早朝は釣りをしていますので、案外、魚市場をのぞいたことがないのです。楽しいでしょうね。

 来年からは、ちょっと魚市場をのそきに行くようなこともしようと思っています。

                          英人

[4094] Re2:おしまい 
2002/12/30 (月) 10:28:51 さとう
▼ 小西英人さん

>  いろいろな写真のアップ、ありがとうございました。ぼくは早朝は釣りをして>いますので、案外、魚市場をのぞいたことがないのです。楽しいでしょうね。
市場巡りはたのしいです。もっぱら、底曳船が水揚げする漁港ですけれど。
高知にいたころは、港で漁獲物をより分けしている船に乗せてもらって、
一緒により分けを手伝ったりしてました。というより、面白そうな魚を
見つけてたんですけどね。
たまに、手伝ったお礼に、大きなマゴチをもらったりして楽しくやってました。
ゴミやら何やらのなかから、意外と面白い魚が見つかるんですよ。

最近は、沖で漁獲物をより分けてしまうところが多くなってきたので、
ちょっと残念です。

4245
[4245] 放流>教えて 
2003/1/6 (月) 00:11:15
◆画像拡大
こんばんは
今日は快投乱麻Vol.70を呼んでいて
思い出したように書きます
放流っていい事なの?教えて
私は基本的に反対なのだけど

少し奄美での例を書きますね
■放流御三家(マダイ、シマアジ、イシガキダイ)

放流する理由として、数が少なくなったからとか言いますが
数が減った理由を考えんと
魚ってどんな種でもハンターでしょう
ハンターばかり放流しても餌がない・・・

■先月の12月だったかな、新聞でスジアラ稚魚を放流
新聞を捨ててしまい正確に覚えていませんが
こんなコメントだったと思いますが
「スジアラは奄美で人気の魚、もともと数が少ないし最近は量が捕れませんので放流」

もともと数がいない魚をなんで放流するの?
鯛の場合、年寄りに言わすと昔は湾内(大島海峡)でマダイなんて釣れんかった

■写真の魚は放流されたヤツだと思いますが
放流されたヤツが少し大きくなって
市場にでて地元産って本当?
養殖でこれくらいのサイズで奇形も結構でますよ
写真は奇形ではありませんが
話がそれましたが養殖の安全性も問題ですね。

■自然体験?
放流する際に小学生などに放流を手伝わせて
「自然を感じてほしい」

これって自然?
最近ゆとり教育で土曜日が休みだけど
その、ゆとりを使って自然を体験させたら
あっ!話がそれました。

話が長くなりましたが、結局私には放流が良いかわかりませんので
みなさん教えて下さい。


[4246] Re:放流>教えて 
2003/1/6 (月) 01:08:02 西潟正人
▼ 忠さん
日本は海洋国と言われるほど海を愛していないし、海のことを知りません。だから平気で海岸線を埋め立てます。沿岸がダメなら沖合へ、沖合がダメなら遠洋へ!が日本の漁業戦略だったのですから。
私たちは土地には異常なまでに執着するのに、海や空気のような自然資本に対しては、まったく勉強されていなかったように思います。
干潟を埋め立て直立海岸にしてから、生態系や私たちの環境は想像した以上に壊滅的だったはず。それでも、生き物ってしぶとく生きるのですが、だからといって甘えるのはいい加減にしたいですよね。
行政指導のもとに、養殖漁業から栽培漁業へ!とうたわれていますが、明るい未来が見えてこない”目”は、魚を海を知る人だけにあるようです。地球をすっかり使い切って、クローン海やクローン地球なんてあり得ないもんね。
釣り人が、大言する時代だと思いますよ。さかなBBSから一歩が始まる予感です、さりげなく力は静かに。

[4263] Re2:放流>教えて 
2003/1/6 (月) 18:17:22
▼ 西潟正人さん

最近は埋めるだけでは、物足りなくなって
海底の砂を掘っていますよ
漁協などは反対していましたが、その後どういう流れになっているか謎です
新聞なども最初にちょこっと記事を載せるだけで
途中経過や結果などが・・・
いつも尻切れトンボです。

放流や開発もPDCA(デミングサークル)ちゃんとやってるのかな?
PLAN(計画)→DO(実施)→CHECK(検査)→ACTION(処置)
いつもDOで終わっているのでは?と思います。
間違いと思ったら次につながる計画しなきゃネ。


[4253] 放流>日本の希少淡水魚と系統保存 
2003/1/6 (月) 06:28:27 JUN
英人さんの文章をご紹介します。


■誰がために鐘は鳴るや■
■日本の淡水魚を■われら魚好きで守るために■耳を澄まそう■

------------------------------------------------------------------
 そのとき、そこに、ぼくはいた。たったひとりの釣り人として、研究者や、行政担当者のなかにぽつんと座り、不思議な熱気に包まれていた。
 1994年4月1日、東京水産大学。日本魚類学会年会が終わった翌日開かれた「日本の希少淡水魚の現状と系統保存」という1994年度日本魚類学会サテライト研究集会の中に。
      ■
 そして『よみがえれ日本産淡水魚・日本の希少淡水魚の現状と系統保存』という本が、このたび刊行された。編者の長田芳和・細谷和海両博士の「はじめに」から少し引用する。
      ■
 (前略)依頼した12人の話題提供者は、希少淡水魚の系統保存にかかわる活動を、生息地、実験室、および行政において経験された方で、それだけに示唆に富む話題が次々と提供された。参加者からも熱心な質問・意見・提案が述べられ、午前10時から午後5時までの予定時間内にはとても収まるようなものではなかった。会場全体が淡水魚の存続の危機感にあふれ、期待感と絶望感が交叉した一種独特の雰囲気がかもしだされていた。このままでは終われない。これが当研究集会の結論であったように思う。本書はその証である。(後略)
      ■
 会場の熱気はすごかった。
 交雑し遺伝子がぶれたニッポンバラタナゴ、いったいどういう個体がニッポンバラタナゴなのか分からなくなったという長田博士の問いかけは重すぎ、会場を、饒舌に沈黙させた。
 絶滅した沖縄のリュウキュウアユを戻すための放流活動に、鋭い批判がわきおこり、返す刀で、湖産アユの全国規模の大量放流に批判が集中した。あるオブザーバーがすくと立った。
 「アユは経済種である、議論の必要なし」
 彼は断じた。白熱していた研究者はいっせいに興ざめし、議論をうち切った。
      ■
 淡水魚は、地理的隔離によって独自の分化を遂げようとする遺伝的固有性と、異なる集団間でときどき交配して変異性を回復しようとする遺伝的多様性という、いわば相反する特徴を併せもつ。−−と細谷博士は書いている。
 地理的隔離によって固有種が生まれてくる。これは現在同種とされている種内でも、そうであり、たとえば、琵琶湖のアユは固有の遺伝子プールを持ち、日高川にのぼってくるアユも固有の遺伝子プールを持つ。自然は数十億年をかけた微妙なバランスの中で、これらの種を地球に残してきた。日本人は数十年で、何も考えずこのバランスを崩そうとしている。
 基本的にはすべての「放流」はいけない。淡水魚とは風土が創ったものであって、その風土固有の遺伝子プールなのだ。
 日高川のアマゴは、あくまでも日高川のアマゴであって、わけのわからん種苗からとったアマゴは、あくまでもわけのわからんアマゴであって、これを放流してしまうと、日高川のアマゴの遺伝子プールは攪乱され、下手をすると永久に消える。
 保護というなら、「放流」ではなくて、たとえば「産卵床」の整備をして、その地域個体群を保護しなければいけなかったのだが、日本の社会は安易で危険な道を選んでしまった。
 釣り人は、この危険を知らない。知らなさすぎる。知らないまま、いつのまにか圧力化し日本の風土を破壊している。
 「アユは経済種」という言葉は恐ろしい響きを持つのだ。
      ■
 海水魚も問題は同じ。ただ大きいから、問題が顕在化しにくいだけで、放流は悪である。
 科学的検証を受けない放流は自然保護ではなく自然保全でさえなく、遺伝子の攪乱、または汚染という、取り返しのつかない生物学的被害をあたえる。
 知らないというのは、現代では罪悪である。
      ■
 系統保存を考えるとき、遺伝的固有性と多様性という矛盾が問題を難しく、見えにくくしているのは事実だ。本書は、研究者が最大限に「ふつうの言葉」で書こうとしてくれている。しかし、集団遺伝学的な知識が下敷きにないと、ちょっとわかりにくいかもしれない。しかし、この本に詰まっている、あの会場の熱気と、研究者の、血を吐くような言葉に、釣り人は耳を傾けてほしいと思う。
      ■
 『トゲウオのいる川』(森誠一・中公新書)から引用する。
 『淡水魚保護』が一九九二年で終刊になった。十数年にわたって刊行されてきた淡水魚保護協会(理事長木村英造)の機関誌が存在しなくなった。しかも、協会自体も解消された。これは大変なことだ。
 この出来事は多分、きわめて近い将来において、われわれにその事の重大さを一層痛感させるだろう。これで全国レベルでの情報誌はなくなるからであり、誰が何をどのようにやったかは知られないままになることがより多くなる。記録として残ることもなくなり、淡水魚保護の過程や歴史の証言が個人の記憶だけという羽目に陥ってしまうのだ。(後略)
      ■
 研究者や魚好きをとりまく行動環境も悪くなった。淡水魚保護協会の解消は微妙な陰影をおとしている。このサテライト研究集会の発端も『淡水魚保護』終刊号の座談会にある。
 淡水魚好きのネットワークがなくなった。
 それに代わる、いや、これからの出発点にしなければならないのが本書『日本の希少淡水魚の現状と系統保存』だと思う。買うという経済行為によって連帯できることがあり共通の土俵にあがれることがあると思う。われわれ魚好きは、淡水魚保護協会を、そういう意味で、見捨ててしまったのかもしれない。同じ轍は踏まないでほしい。
      ■
 河口湖にクルメサヨリやクサフグが泳ぐという。ブラックバスが漁業権魚種に認定され、北浦や霞ヶ浦のブラックバスを買いあさり放流を続けるからである。河口湖は放流釣り場でもなければプールでもないが、そういうことが現実にある。
 放流義務の伴う第五種共同漁業権というのは、成果はおさめたと思うが、もう、見直さなければいけないのだろう。
 細谷博士は本書で釣り具メーカー、漁業協同組合、釣り団体にミチゲーションをもとめる提案をしている。
 ミチゲーションとは、簡単にいうと「補償」である。自然を使わせていただいて損ねてしまうのなら、その分を補償しましょうという考え方である。
 釣りは悪いことだとは思わない。水辺の環境を五官で知ることができ、魚を好きになる。しかし、知らず知らず、すさまじい環境負荷をわれわれは水辺にかけてしまっている。
 ローインパクトをこころがけて、なおかつ、われわれの補償をも真剣に考え、議論しなければいけない時代なのだ。
 そして漁業権魚種のみ、どぼどぼ放流したら資源は守られ、人は幸福だという二十世紀は、ぼくらの、頭と口と手で、終わらさなければいけない。
      ■
 希少魚は絶滅すべくして絶滅しているのであって、それを守ったからといって、人の役には立たないという議論がある。
 そういう人は、人も生物であって、環境に厳密に規定されてきたということを忘れている。日本の風土が産んだのが「日本人」であって、その自然は、美しく多様だった。どぶと化し、さまざまな日本の固有種を、あっというまに消し去るような風土に育つ「新日本人」なんて、想像もしたくはないのだ。
 釣り人ならば、はっきりと聞きとれるだろう。葬送される日本の魚たち、その弔鐘を。
      ■
 ゆえに問うなかれ
 誰がために鐘は鳴るやと
 そは汝がために鳴るなれば


----------------------------------------------------------------------

週刊釣りサンデー1997年10月12日号より転載



[4254] 放流>移植・放流についての基本的なスタンス  
2003/1/6 (月) 06:31:09 JUN
ぼくの文章もありました(^^;)

……………………………………………………………………………………………

移植・放流についての基本的なスタンス
FFISH SYSOP 山出 潤一郎

釣りフォーラムで10年近く、さまざまな立場や考えの人たちとともに移植・放流について議論してきた。釣り人としてある種の痛みを感じつつも、なべて魚の放流は「悪いことである」というところから、議論は始まらなくてはならないというのが、今の時点の結論であり始点である。

生態系という言葉はここ20年ほどの間に急速に広がり、人間の営みのあらゆる局面においてそれが考慮され、あるいは考慮されなくてはならないという風潮が出てきたが、言葉として一般的なわりには、これをわかりやすく理解するイメージがなかなかない。

生き物は個別に存在するのではなく、またバス対タナゴなどというような単純な図式に描けるような相互関係の中で存在しているのでもなく、バクテリアなどごく微細なものたちも含めて、人間に実感不可能な長い時間をかけた、想像不可能な精妙な平衡の上で存在している。これを乱すことで生じる結果もまた、予測が不可能だが、少なくともよくなることはない。

私がここで生きて、息をしているという事実自体が、生命誕生以来35億年の間、先祖が一度も絶えずに血を伝えてきた証拠であり、結果として自然がこしらえた精妙な平衡の上を危うく生き抜いてきた、ひとつの生物の進化の歴史でもある。そしてすべての生き物は同じように、平等に自然の手にゆだねられてきた。

それを乱すことが「悪い」ことであることは、論を待たない。
ひとつの生態系にある人為が加えられ、仮にそれが1000年間、何の変化ももたらさないようにみえ、しかしそれが原因となって2000年目にある種が絶滅したとする。それは生物の時間のスパンからみれば「一瞬」なのだ。しかもその種は「人間」であるかもしれない。

さて、なぜ放流が生態系を乱すのか。

これには大きく二つの側面がある。
ひとつはブラックバス問題に顕著なように、本来そこにいなかった種が持ち込まれることによって、長い時間をかけたその場の平衡が乱されること。
もうひとつは、鮎やサケ、ヤマメ、マダイなど広範な魚種で行われている放流が、その生息場所に適応した在来の魚たちの遺伝子プールを撹乱することである。

ヒラメはすべてが同じヒラメなのではない。他の生物を含めた生態系が長い時間をかけて平衡に至るように、生存競争という長い時間をかけた種内の競争の中で「残るべき遺伝子」が残り、その結果、東京湾には東京湾のヒラメが、鹿児島湾には鹿児島湾のヒラメがいる。当然、その遺伝子プールは異なるだろう。それを放流の名のもとに「混ぜて」しまった時に何が起こるのか。また、人工産卵や増殖によって血が濃くなった時に何が起こるのか、ということに、これまであまりに人は鈍感でありすぎた。まして、外来種の放流においてをや。

かといって、このwebページはすべての魚の放流に反対するために開設したのではない。いったん、「原則的に悪いこと」としておいて、後はそれをやるかどうか、やるとすればどのようにやるのかは、その魚種や範囲、規模や方法などを含めて、社会の選択にゆだねられるべきことだろう。その際の議論の基礎的な資料としてわずかでも役立てば、というのがわれわれの願いである。

ただし、釣り業界に時おり見られる牽強付会や基礎的な知識に欠けたプロパガンダについては、その影響力から放流以上に問題があると考えている。こうした事柄については釣りフォーラムとして必要な意見表明は行っていきたい。

釣り人は水辺の番人だという好意的な見方がある。
番人であるならば、自分の楽しみのために水辺を乱すことをよしとしないだろう。
そうであることを信じたい。


[4255] 放流>われわれが違う流れを… 
2003/1/6 (月) 06:31:51 小西英人HomePage
◆画像拡大
※右が鼻孔に異常のあるマダイ。左が正常なマダイ(釣魚図鑑より)

▼ 忠さん

 放流は、基本的には問題がありすぎます。よくないことです。よしんば、よい放流であったとしても、そういう「薄っぺら」な解決策をとっていると、いつの日か、しっぺ返しを食らうでしょう。日本の内水面も、いま、眼を覆う惨状です。

■放流御三家(マダイ、シマアジ、イシガキダイ)

 基本的に、奄美にマダイ、シマアジ、イシガキダイが多かったとは思えません。内地に出荷しやすい魚を選んでいるのでしょう。自然の海を、都合のよいようには変えられません。どこかに無理がでます。また、どうしても放流するなら親魚は奄美のものにするべきですが、これらの種苗が内地から手に入れやすいと言うこともあると思います。非常に安易な放流の「臭い」がしますね。実情は知りませんけど。

■先月の12月だったかな、新聞でスジアラ稚魚を放流

 スジアラは、まだ親魚は奄美産のものかもしれませんね。けれども大型になるし、魚食魚だし、もともと、そう多くは存在できない魚ですから、稚魚をいれても、乱獲をやめない限り、あまり実効はないと思われます。漁師に獲るなといっても無理でしょうから、漁法とか、禁漁区とかで制限し、工夫し、教育をして、大型の根魚類を獲り尽くさないようにするべきでしょう。

■写真の魚は放流されたヤツだと思いますが

 養殖の魚は、その飼料と薬品が怖いです。またその飼料と薬品は海に投下されるのですから、まわりの魚まで危なくなってしまいます。がんがん、抗生物質など使われています。水産薬品は、あまり規制がないのです。牛とか豚とかの肉類には、獣医がいて、薬品も制限されるのですが、「魚医」などいなくて、水産薬品に制限はなく、基本的には餌に混ぜて経口投与するので、病気の魚も、そうでない魚も、まわりの自然界の魚も、ぱくぱく食べるから、実際に与えないければならない病気の個体より、元気な個体の方が、薬品の摂取率が高くなるという、怖いことがおこります。

 それにくらべれば、稚魚で放流して、その海で育ったもののほうが、食品としてだけみた場合は安全です。

■自然体験?

 稚魚を。どぼどぼ放流して、お魚さんよかったね。海の自然は守られます。これが「最悪」でしょうね。もし、子供に自然保全を手伝わせて、自然の凄さと危うさを知って欲しいのならば、たとえば産卵床の整備とか、そういうことを、うまくやってもらうことでしょう。ひとは汗をかかなければ実感はできないのです。そういう教育をできる人材も、余裕も、時間もないのが実情ですが。「総合学習」にあわせて、各地の自然博物館など、がんばって、磯遊びや、干潟のプログラムを研究したりしていますが、なかなか、大変なようです。とにかく、子供の時に、安易でひどい方法を教えて、マスコミも、記者など常識がないから、それを「美談」と書いてしまう、そういう社会の流れを変えていかなければならないでしょう。われわれ釣り人がね。

 長くなってしまいましたが、最後に、ぼくが書いた放流の話があるので、前にも転載しましたが、再転載しておきます。

                            英人


■『釣魚図鑑』(小西英人・2000年)より転載
=============================================================
魚あれこれ
ぎょぎょ事典C
=============================================================
それはマダイの悲鳴である! のかもしれない
放流■


■体重2sのマダイは、1000万粒の卵を持つという。さて1000万粒の卵から、何パーセントのマダイが生き残って生殖に参加したらマダイの群れは減らないと思う?
■8%、7%…1%…まだまだ。0.1%、0.01%、0.001%…まだまだ。0.00002%あればマダイは減らないのだ!
            ■
■ごめん。意地悪した。雌雄が同じ数だと仮定し、成熟した雌雄から2粒の卵が生き残って産卵に参加したら全体の数は変わらない。1000万粒から2粒、百分率にすると0.00002%になるが意味はない。実際の資源量を計算するのは不可能だし生残率を計算するのも不可能だ。
■しかし、ごく大雑把に考えて何百万粒の卵から産まれだそうと、2尾から2粒が残れば資源量は変わらない。硬骨魚類の生き残り戦略というのは、それほど凄まじい。卵から稚仔魚期にほとんどが食べられてしまう。こういう「生き残り戦略」を持つ生物が「大発生」したと世間が騒ぐと研究者は「ぷっ」と笑う。大発生ではない「生残率」がほんのちょっと「ぶれた」のだ。2粒残るのが3粒残っちゃうと、その年の群れは1.5倍になっちゃう。
            ■
■東北大学の谷口順彦博士の「魚介類の遺伝的多様性とその評価法」という『海洋と生物123号 AUG.1999』に載った論文を参考に書く。マダイのように多数の卵を産みっぱなし一腹子の生残率が低いのを「多産性放任型」という。マダイを100万尾捕まえ、兄弟姉妹関係にあるものを見つけようとしても不可能に近い。自然界のマダイで近親交配が起こる心配はない。マダイの養殖、つまり人工種苗生産というのは、稚仔魚期の「歩留まり」をいかに高くするかである。これは「多産性放任型」への挑戦だ。体長5pの幼魚を「種苗」というが、マダイ100万尾の種苗を生産するのに、親の数は、せいぜい50尾でいい。雌雄2尾あたりで4万尾を産むことになる。養殖集団のマダイでは、兄弟姉妹関係にあるものが多くなる。
■100万尾のマダイでも「野生集団」と「養殖集団」でまったく違う。100万尾を「集団の見かけの大きさ」とすると、遺伝的な類縁性のない親の数を「集団の有効な大きさ」という。この養殖集団の有効な大きさは簡単にいうと50尾である。野生集団では有効な大きさを推定するのは不可能とされているが、100万尾なら数万尾と見積もられることもある。見かけは同じでも50対数万、野生集団と養殖集団は遺伝的に、これほど大きな隔たりがある。「多産性放任型」への挑戦とは、集団の遺伝的多様性を破壊すること。栽培漁業は野生集団を攪乱し、その遺伝的多様性まで減退させる可能性があるのだ。
■国連食糧農業機関(FAO)は親魚を継代しないとう条件で「有効な大きさ」を50以上、継代するならば500以上は必要であるという目安を発表しており、あるマダイの人工種苗の「有効な大きさ」を実測したら63.7で、FAO基準より大きかったという。谷口博士によると種苗生産技術者たちはDNA鑑定を自前で行うところまできているし、その努力をあたたかく見てほしいという。
            ■
■「奇形養殖はまち」騒動を覚えているだろうか?
■1980年前後から大騒ぎになった。養殖のハマチの背中がどんどん曲がっていく。水揚げ魚の数十パーセントも曲がっていたりして、当時、船底塗料とか養殖生け簀網の防汚剤に使われた有機錫系毒物、トリブチル錫オキシド(TBTO)が原因として疑われた。その後、TBTOは全面禁止になり、事態はとりあえず沈静化した。
■研究者は「ブリの骨曲がり」と呼んでいるが、これはTBTOが主因ではなかった。数十ミクロン以下という小さな原虫類といわれる単細胞生物がいる。その仲間の粘液胞子虫が第4脳室に寄生すると、なぜかは解明されていないが脊柱が複雑によじれたり曲がったりする。ちなみに「騒動」のときTBTO説を唱える運動家の一部は、脳内寄生虫説を発表した研究者を「御用学者」と決めつけ攻撃した。声が大きいと真実なのではない。真実は都合のいいものでもない。いつも「心」しておきたい。
            ■
■1975年、沖縄海洋博のため、広大な生け簀に四国から運んだブリを25000尾放養した。そのすべてのブリの筋肉に粘液胞子虫が寄生し肉が霜降り肉のようになった。内地から沖縄に存在しない寄生虫が持ち込まれたのかと調査された。ところが、この寄生虫は沖縄のスズメダイ類にふつうにいる寄生虫だった。寄生しても1個体に1個くらいなので見分けられず、知られてもいなかった。天然宿主と寄生虫は長い長い年月できれいな平衡がとれていたのだ。そこに「感受性」の高い内地のブリが持ちこまれたものだから、いっせいにやられたのだ。
■1980年、長崎県の養殖スズキで骨曲がりがでた。調べると粘液胞子虫の新種であった。韓国からの輸入スズキであったために韓国原産かと疑われたが、男女群島で採れた「もじゃこ」から育てたブリにも同じ虫がいた。九州沿岸にもともといた虫の可能性もあった。
■「骨曲がり」はブリで1970年代から現れ、自然のいろいろな魚に広がっているように見える。ぼくの知っている限りでも各地のスズキ、メジナ、マダイ、クロダイ、イシダイ、シロギス、フエダイ、ムツ、ホウボウ、キタマクラ、などなどに骨曲がりが見られた。「養殖」という「無理」が「集団感染」を引き起こし、それが自然界に「伝播」したのではないか。また養殖集団の遺伝的多様性が失われると自然ではあり得ない「高い感受性」を持つのではないか。いまのところ感染源も伝播ルートもまったく分かっていない。これは原虫による寄生の例だけど、細菌やビールスによる集団「感染」と自然界への「伝播」も、いまや現実の問題になっている。
            ■
■養殖、種苗生産、稚魚輸入、放流…、育てる漁業は怖い。「放流」というと「善いこと」と美談にされるけどそれでいいのか。いやそれどころか種苗生産してもっと放流することこそ「善」であり生物の保護になるという論調さえある。マダイの放流、クロダイの放流、ヒラメの放流…、なんでも放流がいいんだ。「放流」の危険性を水産系や養殖系の研究者や水産庁は知らないからバラ色の未来を描くのか。いや、よく知っている。けれども黙っている。社会も釣り人も「放流の生物学的危険性」を知らなければ危なすぎる。とりあえず科学的検証のない、安易な放流や種苗生産は排除するべきなのだ。
            ■
■『新さかな大図鑑』を編んだとき26個体のマダイの写真を載せた。もちろん自然の海で釣ったマダイだ。ある研究者は、ほとんどが人工種苗産のマダイだという。
■鼻孔がおかしいのだ。マダイの鼻孔というのは片側から見ると円形の前鼻孔があり長円形の後鼻孔がある。ふたつの鼻孔は皮で隔てられる。人工種苗マダイは初期の栄養のアンバランスにより「鼻孔隔皮」に欠損や形態異常が6〜9割もでた。図鑑のマダイがそうだという。ふつうに釣ったマダイはほとんど「放流」されたものだろうか。「人工」は「自然」を駆逐するのだろうか。これこそ日本の海の「現実にある恐怖」なのではないか。

初出●『磯釣りスペシャル』2000年1月号

[4256] 放流>あれ?JUNさんと… 
2003/1/6 (月) 06:34:54 小西英人HomePage
 放流の文章、JUNさんがアップしてくれていたなあ。

 けど、この放流の文章、発表時と、あとでと微妙に違っています。

 その違いも面白いかから…、そのままにしておきますね。だぶりますけど。

                         英人

[4257] Re:放流>あれ?JUNさんと… 
2003/1/6 (月) 06:35:53 JUN
▼ 小西英人さん

ごめん。

たった今、削除しました(^^;)。

冬休みの宿題が終わらなくて、徹夜しちゃった。

[4262] Re:放流>なるほど 
2003/1/6 (月) 18:02:39
皆様、いろいろご指導ありがとうございます
少しわかった気がします

放流を消費者の為だとか、漁師の為だとか大義名分をうたっているから
いけない事だと気付かないのでしょうね

産業サイドの人達で漁師さん達も時々悪者にされたりしますが
彼らの方も被害者なのかもしれません
釣り人より海や魚の事を真剣に考えている人も多いはずです。


ps
幼魚放流されたヤツは尾鰭に細工があると最近知りましたが
鼻孔でもわかるのですね。

[4264] 釣りビトが出来る事って何だろう? 
2003/1/6 (月) 18:19:20 ぷいぷいユッケHomePage
▼ 忠さん
どもどもです♪

実は、うちのHPの掲示板でもちょっくら放流についてお話していた所でしたので、非常にタイムリーな話題でした。。。

キッカケは、私が@niftyの釣りフォーラムのコンテンツの1つである、バス問題資料室の中から引用して少し言及したことに始まったんですけど、

海川問わずに放流された個体は生態系に入り込む事が出来ずに例え淘汰されたとしても、悪影響を与える事に繋がると思います。

在来生物がそれに食べられたり、それがそこで呼吸をする以上、あってはならない筈であるエネルギーの流れが生じる事。

これのドコが良い事なのでしょう?

また、淘汰されずに完全に生態系の一員として加わってしまった場合が深刻ですよね。

こういった場合は外国産の生物ならば、バスやギル、そして昔大繁殖したガの一種のアメリカシロヒトリ(だったかな?)の様に、思い切り増えて、在来の日本産生物の存在を脅かすケースが多いですし、

日本産の魚を放流したとしても、アマゴ・ヤマメの様に亜種関係にあるものは遺伝子が入り混じってしまったり、オイカワの様に、生息していなかった生物が関東・東北地方に進出してしまうという、自然の流れでは有り得ない事が起こったりするものです。

これらの事象のドコが良いことと言えるのでしょうか?


ブラックバス等の放流を除く一般的な意味での魚の放流を、一般の殆どの人が「良い事」として捉える事が多いのは教育の失敗だと思います。

例えば、飼ってた魚を川に返すのも悪い事というよりも良い事をしたと思うヒトが多いでしょうし、クロダイやマダイ、ヒラメ等の放流については釣具屋に募金箱が置かれている程。

私は上に述べた観点から見て、断じて良い事だとは思っていない一人ですが、

アユやマス類の放流はそれを必要とする釣りビトがいるからであり、栽培漁業などの放流事業についてもそれを必要とするヒトビトがいる事実があります。

だからと言ってヒトの身勝手な論で実際に放流を行って良いのか?

何が本当に良い事なのかが考えるうちによくわかなくなってきます。

けど、「放流は良い事」では決してないハズです。

何が良くて何が悪い事なのか、先ず、魚に触れる機会が多いヒト達からちゃんとした知識を得る。ここからでしょう。
僕ら釣り人は海に、川に、魚について普通のヒトより身近である以上、その発言力もちょっぴり強いハズです。
正しい知識を周りのヒトや、そしてネットを通じたり、色々な手段で無知なみんなに教えていく事も出来ます。

その正しい知識を得るにはどうしたら良いのでしょうか??その場はドコにあるんだろう??

[4272] Re:難しい事はあまりわかんないんです。 
2003/1/7 (火) 00:42:13 秘ノ餌
こんばんは。
一度お邪魔した事がありますが、
ほとんど始めましてです。
よろしくおねがしいしまーす^^

ユッケさんのサイトのほうから来ました、
確かにタイムリーで僕もびつくりしてます。
ユッケさんの所の掲示板に書いたものですが
ほとんどそのまま書きこまさせてもらいます。

僕は生態系に入り込むとかじゃなく、入り込まなくても、移入生物がいる事自体、おかしいというか、何で、在来生物がどこからやってきたか知らないような、移入生物に捕食されなければならないのか、もしくは、移入生物と一緒になって生活しなければならないのか、と、もっとガキのころから思ってました。

そういうことを考えるようになったのですがN○Kのハリヨの特集の番組がキッカケだったのですが、ハリヨがバスに食べられるシーンが衝撃的で、何でハリヨは食べられなきゃなんないの?と、思いました。食われる側がハリヨじゃなくても、モツゴであろうが、イトミミズであろうが。

遺伝子の問題について知ったのなんてつい去年の4月です。それまでは、お祭りで採ってきたドジョウを川に放したりしてしまっていました。さらに固有の遺伝子で形態が同亜種でも違うことを実感したのなんて、12月です。多摩川でよくモツゴを釣って見慣れていたのですが、霞ヶ浦で釣ってびっくりしました。霞ヶ浦の個体は顔が気持ち太めで、短い感じでした。でも、だから、どうという言い方がまだ、できません。考えきれてません。放流はしない、そのくらいしか考えられません。答えなんて出そうもありません。

では失礼しました。

4208
[4208] ここのシステムについて質問 
2003/1/3 (金) 22:27:43 KOUJI
 過去ログを見て行ってたら、「同一IPアドレスでの一定時間内連続リクエスト許容回数をオーバーしました」となって表示出来なくなりました。
 どのくらいの時間でクリアになるのでしょう?
 因みに今はダイアルアップ・・・

[4212] Re:ここのシステムについて質問 
2003/1/4 (土) 10:35:01 JUN
▼ KOUJIさん

同一IPアドレスでの一定時間内連続リクエスト許容回数ですが、
10秒で20回を上限としています。

いわゆる荒し対策なのですが、通常の使用でこれに引っかかる
ヘビーユーザー(^^;)が出てくることは想定していませんでした(^^;)。

もう少し、ゆるくしておきましょうか?

[4213] Re2:ここのシステムについて質問 
2003/1/4 (土) 13:52:41 渡辺謙司
▼ JUNさん

私も同じ表示が出た事がありますが、しょぼいので意味がわからずじまいでした。
ダイアルアップです。

[4215] Re2:ここのシステムについて質問 
2003/1/4 (土) 19:42:00 KOUJI@荒らし屋
▼ JUNさん

 制限、ゆるくしなくて良いですよ。(^^;ゞポリポリ
 何時もそんなヘビーに使ってる訳ではないので。
 偶々過去ログをビシビシ見ていて引っ掛かったのだと思いますから。(^◇^;)

 しかし10秒間に20回越えるリクエストするような使い方した覚えは無いんですがね・・・

 これ、引っ掛かったらどのくらい時間置いたらロック解除されるんでしょう?

[4216] リクエスト制限のこと 
2003/1/4 (土) 19:59:19 JUN
▼ KOUJIさん、渡辺さん

どうも制限がきびしすぎるようでしたので、
ちょっとゆるくしておきますね。
また引っかかったら、ご連絡くださいませ。

P.S.
ロック時間ですが、ひとつのセキュリティ情報になるので、ご容赦を(^^;)。


4209
[4209] 画像編集>アップデートしました 
2003/1/3 (金) 23:08:48 KOUJI
 一応予告通り、修正、追加、削除等をして編集作業のところの画像を張り込みました。
 また修正するかも?ですが、一通り考えてた事はやってあります。

 なお、節操無く画像を張り込んだんで、少々容量が有ります。
 HTMLとJPEG:21枚で600KBくらいありますので、ナローバンドの方にはちょっと申し訳ないです。

URLは
 http://www007.upp.so-net.ne.jp/gokuaku/photoedit2.html

 また、それぞれ520KBと550KBくらい有るので、DLするのも少々時間が掛かると思いますが、一応ナローバンドの方向けで、LZHと自己解凍形式で圧縮したファイルも用意してます。
 MacはLZHなら開けるのかな?
 下のリンクの上で右クリックして、対象をファイルに保存、でダウンロードして下さい。
.EXEの方はDLしたファイルをダブルクリックすると解凍先を聞いて来ますので、適当に指定して下さい。
解凍して出来たHTMLファイルを開けばローカルで見られます。

 http://www007.upp.so-net.ne.jp/gokuaku/dl/photoedit.lzh

 http://www007.upp.so-net.ne.jp/gokuaku/dl/photoedit.EXE

[4211] Re:画像編集>アップデートしました 
2003/1/4 (土) 08:09:43 小西英人HomePage
▼ KOUJIさん

 詳しい作業手順をいれてくださり、ありがとうございます。

 スキャンニングのあと、トリミングと、明るさの調節くらいしかできないので、感心してみました。

 ぼくはフォトショップを使っているのですが、また、ちょっと、いじってみます。(と、いいながら、ほんま、画像処理は苦手です)

                           英人

[4214] Re2:画像編集>アップデートしました 
2003/1/4 (土) 19:32:40 KOUJI
▼ 小西英人さん

 何時も言いますが、触らなくて済むのならそれに越した事は無いです。
 残念ながら撮影技術が無いので、弄くり倒して見られるようにしている訳ですわ。

 アンシャープマスクはやってみて下さい。
 フィルムスキャナのヘビーユーザーの方から助言を頂いて、スキャナ画像の一文を追記しました。
 スキャナ画像に限らず、縮小した時は特に使った方が良いですね。

4203
[4203] ちょっと携帯テスト 
2003/1/3 (金) 15:04:02 じゅん坊
ちょっと、携帯テストね

[4204] 携帯返信テスト 
2003/1/3 (金) 15:07:52 じゅん坊
携帯からの返信テスト

[4205] Re:携帯からの返信 
2003/1/3 (金) 15:11:03 じゅん坊
ほほっ、上手く行きましたね〜。携帯電話から返信出来る様になりましたよ。
やっぱし、携帯で文章書くのは面倒だけど、まあ出来ると出来ないじゃ大きな違いがある
からね。

j-phone でも出来ると思うんだけど、持ってないからテストできません。持ってる人は
試してみてね

[4207] 携帯>ありがと 
2003/1/3 (金) 15:23:05 英人@携帯電話
返信できるようになったのですね!ありがとうございます!ぼくのはドコモです。

4155
[4155] 安浦>マハゼ 
  【魚図鑑参照】
2003/1/2 (木) 00:20:47 渡辺謙司
◆画像拡大
2002.12/30 広島県豊田郡安浦町三津口湾 23.5センチ 岩虫

毎年、年末から1月末位迄この近辺に、大型のマハゼ狙いで通います。
昨シーズンが良くなかったので、今シーズンは良型が期待できそうです。

[4161] 安浦>マハゼ>OKです 
2003/1/2 (木) 07:07:10 小西英人HomePage
▼ 渡辺謙司さん

 瀬戸内で、このサイズは立派ですね。      英人

[4163] 図鑑>マハゼ>登録しました 
2003/1/2 (木) 07:12:28 小西英人HomePage
▼ 渡辺謙司さん

 マハゼのアップありがとうございました。登録しておきました。

                        英人

[4189] Re:図鑑>マハゼ>登録しました 
2003/1/3 (金) 01:12:59 渡辺謙司
▼ 小西英人さん

登録ありがとうございます。

マハゼの30センチオーバーを釣るのが夢です。家の近くで29センチ迄は釣ったのですが、広島では厳しいです。実績のある島根の湖陵町、石川の能登島へ遠征したいのですが、雪の降る時期なのでなかなか実現しません。

[4191] Re2:図鑑>マハゼ>登録しました 
2003/1/3 (金) 06:25:13 小西英人HomePage
▼ 渡辺謙司さん

 瀬戸内で29cmなんて釣ったのなら、これは瀬戸内の記録でしょう。

 すごいな。だいたい研究者に20cmのマハゼなんて言っても、なかなか信用してくれませんよ。うちの図鑑を研究者がおもしろがるのは、信じられないような老成魚が載っていたりするから…というのもあります。

                          英人

[4194] Re3:図鑑>マハゼ>登録しました 
2003/1/3 (金) 11:17:47 渡辺謙司
▼ 小西英人さん

1996年が全国的にマハゼの当たり年でした。広島の私が釣ったポイントでも後日、他のクラブの人が、択寸30センチを釣っています。


[4196] Re4:図鑑>マハゼ>登録しました 
2003/1/3 (金) 11:53:40 小西英人HomePage
▼ 渡辺謙司さん

 へえ。知らなかった。瀬戸内で尺を超えているのですね。拓寸とはいえ、凄いですね。これも温暖化のせいなのかな?

                        英人

4153
[4153] 安浦>トラフグでしょうか? 
  【魚図鑑参照】
2003/1/1 (水) 23:56:43 渡辺謙司
◆画像拡大
2003年の一発目は、皆様に福が多くありますように願いを込めて!

2002.12/31 広島県豊田郡安浦町三津口湾 13センチ 本虫
湾内で河口の泥底です。コモンフグ、クサフグは多いけど、これは初めてです。

デジカメじゃないので、年を越してしまいましたがよろしくです。

[4159] Re:安浦>トラフグでしょうか? 
2003/1/2 (木) 02:40:09 西潟正人
▼ 渡辺謙司さん
尻ビレが白いようですので私はトラフグだと思います。
この時期の天然物じゃぁ、すごい価値でしょうね。
ところで小西さん。
ナメラダマシと一般に言うカラス(ガトラ)とは、どう違うのでしょうか。私はフグ包丁師免許(神奈川)をもっているのに、どうもわからん。大丈夫かなぁ・・

[4160] 安浦>トラフグ(幼魚)>OKです 
2003/1/2 (木) 07:06:17 小西英人HomePage
▼ 西潟正人さん
▼ 渡辺謙司さん


 黒斑に白い縁取りがあり、西潟さんもおっしゃるように、臀鰭が白いから、トラフグです。背面に白色斑があるのはトラフグの幼魚時の特徴ですが、ふつうこの白色斑は小円斑ではなく、やや虫食い状斑になるのですが、これは小円斑ですね。

 西潟さん、ナメラダマシは、また違うフグです。マフグ(なめらふぐとも呼ばれます)に似ているので、この名前があります。

 カラスはトラフグと、よく似ています。遺伝的にもかなり近く、お互い分化の程度の少ない種だと思われます。一般的な見分けは臀鰭で、白ければトラフグ、黒ければカラスです。またカラスの背部の体色は紫がかった黒色で、ちょっとトラフグの体色とは違います。

 しかし遺伝的な距離が近く、よく似ていて、中間型がよく出ます。これは自然交雑しているのが多いようです。

 臀鰭が黒いといっても、先がちょっと黒いのから、段階的に真っ黒になるまであって、交雑種か、違うのかを判断するのは、よく見て慣れなければ、かなり難しいと思います。

 またカラスは渤海と黄海が主産地で、日本ではあまり獲れず、表層部に多いようで、浮き延縄で獲れます。また沖合性が強いようです。

 トラフグは日本各地に分布し、主に底底延縄で漁獲され、底にすみ、沿岸性が強いようです。

 釣り人は、あまりカラスを意識しないでもいいのですが、調理人としては、カラスとトラフグは見分けなければいけないでしょうね。

                            英人

[4162] 図鑑>トラフグ(幼魚)>登録しました 
2003/1/2 (木) 07:11:41 小西英人HomePage
▼ 渡辺謙司さん

 トラフグのアップありがとうございました。登録しておきました。

                          英人

[4188] Re:図鑑>トラフグ(幼魚)>登録しました 
2003/1/3 (金) 00:52:13 渡辺謙司
▼ 小西英人さん

登録ありがとうございます。フグ科の魚が釣れても喜ぶ釣り人になりました。

釣った時は、臀鰭が白いのでトラフグだと思いましたが、帰って『新さかな大図鑑』初版第1刷のナメラダマシを見て、あれれ?と。分布を見落としていました。

[4190] 図鑑>誤同定のことなど… 
2003/1/3 (金) 06:23:01 小西英人HomePage
▼ 渡辺謙司さん

 『新さかな大図鑑』の1刷のナメラダマシは、誤同定です。ごめんね。あれは、トラフグの幼魚です。ちょっと研究者が誤同定して、ぼくも、そのころトラフグの幼魚が沿岸で簡単に釣れて、背面に白色斑があるというのを知らなかったのです。トラフグの成魚は背面に白色斑はありませんから。

 ごめんなさいね。いま見ると、あの能登の「なめらだまし」は典型的なトラフグの幼魚です。いま手元に資料がないので何刷で直したかわかりませんが、いまの8刷では直しています。

 間違えておいて、偉そうにいうわけではないですが、魚類図鑑に誤同定はつきものであって、注意深く疑って見なければなりません。ぼくも『日本産魚類大図鑑』などでも誤同定を見つけましたし、ふつうの図鑑では誤同定だらけといっても過言ではありません。このまえ、リュウグウベラとキヌベラを迷って『日本の海水魚』を参考に見ていましたけど、これも、ちょっと混乱しています。

 ここで書いたっけな。ぼく、ショウサイフグをコモンフグに見間違えて、「ぼくはあほや」と書いたと思うけど、そのときに、一連のフグの写真をチェックしていて、ぼくの書いた『釣魚図鑑』のナシフグの写真がショウサイフグになっているという、ドチョンボをやっているのに気がついて、3日ほど顔を赤くしていました。

 だれだったか、研究者が、俺らの仕事は、一所懸命整理して、あとで、ここが間違えている、あそこが間違えていると批判の引用をされて、間違えを記録する仕事だ…といっていましたけど、ほんと、間違えの多い仕事であるなあと、このごろ、その怖さの一端が、やっと分かるようになってきました。

 しかし、そのとき、その研究者に、間違えるからこそ、進歩があるのであって、批判を受ける仕事ほど、重要な仕事やんかと、生意気なことを言いました。

 と、関係ないけど、ちょっといいわけ。

 この『釣魚図鑑』の誤同定を、読者にごめんちゃいした、週刊釣りサンデーに連載している『似たモン魚譜』の一文があるので、転載しておきましょう。

                           英人

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『似たモン魚譜』
連載■222

ショウサイフグ●胸鰭上方の暗色斑はないか割れている
VS
ナシフグ●胸鰭上方の暗色斑は菊花状の縁取りがある


■胸鰭上方に暗色斑のあるフグ類は見分けが難しいから気をつけなければいけない…、なんて、ぼくが偉そうに書いたらピピーッと笛を吹いてイエローカードを渡して欲しい。
■ぼくの書いた『釣魚図鑑』(2000年・小社刊)の 136ページ、ナシフグとして掲げている写真は、ここに掲げたショウサイフグである。申し訳ない間違えた。ショウサイフグの背面の斑紋は黒点が集まって複雑な斑紋を描くことが多いのだが、この写真個体のように網目模様のものもいるようだ。ナシフグは尾鰭下縁が白く、胸鰭上方の斑紋が暗褐色で、そのまわりの白斑が菊花状にひろがっているのが特徴だ。ショウサイフグは胸鰭上方の斑紋は、ほとんどないか、斑紋が割れている。ショウサイフグも尾鰭下縁が白いものいる。また両種とも臀鰭は白い。クサフグ、コモンフグ、ナシフグ、ショウサイフグ、マフグ、トラフグなど、たがいに似ている、気をつけなければいけない。ピピーッ。ごめんね。
■本に誤植、魚類図鑑に誤同定はつきものだが、これほど恥ずかしいことはない。本人は顔を赤くして、ひたすら小さくなっているから、どうか堪忍してやってね。小西英人■

[4195] Re:図鑑>誤同定のことなど… 
2003/1/3 (金) 11:33:21 渡辺謙司
▼ 小西英人さん

了解ですよ。年末から、手持ちの『釣魚検索』『新さかな大図鑑』『日本産魚類検索』(全て初版)を並べて悩んでいましたが、楽になりました。ありがとうございます。


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