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[14045] Re2: 書評>『性転換する魚たち』 
2004/10/18 (月) 09:37:32 小西英人HomePage
▼ BUNさん

 お久しぶりです。

 性淘汰って、面白いのですが、けっこう、ややこしいところもありますので、桑村さんの『性転換する魚たち』から読みはるほうが分かりやすいと思います。

 性淘汰って、おもしろいですから、たとえば、一般書では竹内久美子などが有名になりましたよね。療養所にいたとき、ひとり、本好きがいて、ぼくに性淘汰の議論をふっかけてくるのですが、かなりステレオタイプで、ぼく、いろいろ論破していたのです。そうしたら、おもしろおかしく書いた竹内の著書の受け売りだったのです。せめて長谷川真理子からはじめてよ…なんていいながら、そいつとは仲良くなりましたけどね。

 魚からはじめて、進化論に迷い込むのも、ほんと面白いと思いますよ。

 いいながら、このごろ、難しいことは考えずに生きていますけどね。ぼくは。

 このまえ、ぷいぷいユッケさんを、琉球大学の魚類学会懇親会で、中坊徹次さんに紹介したのですが、中坊さんは、『種の起源』を読めよと、酔っぱらって上機嫌にいっていました。

 中坊さんは、これからはじめろと、よく言います。

 ほんと、あの時代に、よくここまで考え抜いたなあと感心します。ダーウィンは、ウォーレスの業績を盗んだなどといわれたりしますが、あれほど緻密に理論を組み上げているのは、ほんとオリジナルです。

 ダーウィンは、大学教授かなんかだと思われがちですが、金持ちの偏屈じいさんだったようで、まあ偉大なるアマチュアの業績なんですよね。働かずに食べていけたようです。病気もあって、若いときのヴィーグル号はのぞいて、家に籠もって研究ばかりしていたようです。

 ちょっと、ばたばたしていて、しっかり本を読むことをしていなかったので、中坊さんが、若い学生に、そういうのを聞きながら、そうだ、ぼくも、また『種の起源』を読み直そうなんて思っていました。

                           英人