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[15455] マクロ撮影のこと 
2004/12/22 (水) 20:24:00 iwachan
▼ ぷいぷいユッケさん

ピントの位置が近くなればなるほど、見かけ上ピントが合って見える範囲は狭くなります。

多少トリミングはしているのでしょうが、
TL24mmでは、フィルムカメラで言う等倍の領域ですよね。
こうなるとピントを合わせた点から、手前&奥それぞれ数ミリしかピントは合いません。
フォーカスロックしてから、わずかでもカメラを持つ手が前後に動いたら、
すべてがピンぼけになってしまいます。
なので本当は三脚を使いたいですね。


こういう撮影では、よほど絞りを絞り込んであげないと、
胸鰭にピントを合わせても、背鰭はピンぼけと言った状態になります。

また、コンパクトカメラの場合、コントラスト検出式AFなので、
画面中でコントラスト差のはっきりした場所でピントを見ようとします。
背景が地面や防波堤など、模様のある場合には、魚を無視して背景にピントが合います。
白バックの場合なら、魚の輪郭部・・・つまり背鰭の位置でピントを見ます。
これでも胸鰭はたぶんピントがはずれるでしょう。


ある程度自分で絞りやシャッタースピードを調節できる一眼レフならいいのですが、
コンパクトカメラでは、シャッタースピードを遅くして絞り込むと言った操作ができませんので、
絞りを絞り込むには十分に明るくするしかありません。
室内の明るさそのままでは無理があります。
白熱電灯では、魚がこんがり焼けてしまいますので、
蛍光灯のスタンドなどをほとんど覆い被せるくらいの至近距離から照らさないと無理だと思います。


まぁ、はじめから画面いっぱいに写さず、
小さく写してトリミングしたら簡単な話ですので、
こういう小さい魚の場合は、大きさを変えて何枚かシャッターを切るようにしてみて下さい。


ちなみに、撮影距離や絞りと、ピントの合う範囲(被写界深度と言います)の関係については、
「被写界深度」「許容錯乱円」といったキーワードで検索すると、詳しく解説しているサイトがたくさんありますので、一度読んでみるといいと思います。