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[10976] 投稿＞アマゴ？サツキマス？

▽ 2004/4/12 (月) 00:21:16 ▽ 宮本克己

◆画像拡大

　初めて川釣りに行きました。三重県の名張川です。
　う～ん、難しい。アマゴは全然釣れませんでした。というわけで、同志が釣り上げたものをパチリと一枚。体はほとんど銀色の細かい鱗に包まれておりまして独特の模様は鱗の下に隠れていました。ただ写真のものは少し鱗が剥げ落ちてますが。

　アマゴ／サツキマス、これはどっちの呼び方がよろしいのでしょうか？

　あと尾びれの部分、銀色鱗に覆われたものは先が少々尖った感じですが、独特の模様があるアマゴタイプはここがもっともっと丸くなっているそうです。これってアマゴとサツキマスの違い、あるいは養殖地の違い、それともそれらのどれでもなく、どこにでもどのタイプでも混在してるのでしょうかね。この辺りではアマゴタイプとサツキマスタイプで尾びれの形が違うように聞きました。

[10977] アマゴ＞でいいんじゃないですか

▽ 2004/4/12 (月) 06:26:14 ▽ 小西英人 〔HomePage〕

▼ 宮本克己さん

　おひさです。

　銀毛化しかけて、降海、もしくは降湖の準備をしているようですね。しかし、パーマークがあるうちは、アマゴと呼ぶ方がしっくりくると思いますよ。

　いいや、これはアマゴなんかじゃない、降海しようとしている「ます」なんだからサツキマスだと、釣った人が言うのなら、それでもいいでしょう。

　また、サケ科魚類は、もともと変異が多く、斑紋や、体形で、いろいろ分けていくことは、これほど養殖、放流が進んでしまうと、非常に残念なことですが、意味はないでしょう。ぼくは、これも、釣り人が自然に圧力を加えて、ねじ曲げてしまった例だと思っています。ほかにも例は、なんぼでもあります。アユ、ゲンゴロウブナ、ブラックバス…。内水面は哀しいです。

　サケ科魚類にあたえられていえる「和名」は生態型に対して、このアマゴ、サツキマスのように、ふたつ、なんとなく与えられていて、明確な基準もなく、なんとなく呼びならわされています。

　日本魚類学会標準和名検討委員会の瀬能宏委員長も、ひとつの種には、ひとつの和名であるべきだと、著書に書いていて、サケ科魚類の生態型名を「複雑怪奇」と批判されているので、将来的には、なんらかの整理が試みられるかもしれません。

　ぼくも、このふたつの名の呼び分けは経験による「常識」みたいなところがあるし、いけないと思いますが、いざ直すとなると、どう直していいか、アイデアはありません。

　けっこう、難しい問題です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　英人

[11031] Re:投稿＞アマゴ？サツキマス？

▽ 2004/4/17 (土) 21:30:27 ▽ Y、T 〔HomePage〕

▼ 宮本克己さん
：それ、アマゴマスだと思いますよ。

[11040] Re2:投稿＞アマゴ？サツキマス？

▽ 2004/4/18 (日) 00:08:44 ▽ 小西英人 〔HomePage〕

▼ Y、Tさん

　あんまり適当な名前をいうのは、よくないと思うなあ。まあ、「あまごます」の定義などまったくないけど、いうのならばパーマークのないものをいうのでしょうね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　英人

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