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新コミュニティ(掲示板)オープンのお知らせ

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[27418] Re3:確認してみました 
2006/8/9 (水) 07:05:13 小西英人HomePage
▼ 西村さん

> もしそれがご迷惑になっているのであれば今後は自重します。

 いえいえ、自重などなさらないでください。

 いい機会だから、【WEB魚図鑑】の考え方を書いておきますね。

 これをはじめるとき、ぼくは写真同定など至難のわざだし、できないものも多いから嫌だと、なかなか引き受けませんでした。

 ぼくの周りの研究者は、厳しい人が多かったのです。

 迷っていたときに、ある厳しい研究者と話をしていて、写真で同定できないのは、無理なのではなくて、われわれ研究者の勉強不足だ。どこかが違うはずだ、それを蓄積ししていけば、見えてくるはずだというようなことを聞いて、引き受けようと思ったのでした。

 それでも、自然倍数体のいるギンブナなど、写真ではどうしようないですよね。

 海は、比較的簡単だと考えられていますが、雑種により、種が形成された可能性の高い、有明海産スズキなどもいて、スズキとタイリクスズキなど、ほんとうに分けようと思えば、遺伝子を見るほかはありません。

 また、ソコダラ類や、深海ザメ類など、釣り人の釣った写真は、新鮮すぎて研究者が見ても分かりません。

 深海釣りのテル岡本さんにお願いして、これらは、京大に標本として寄贈してもらって同定をすすめています。

 そういう形で、できるだけ同定が可能なように努力していき、最終的には、機会を見て、その分類群の専門家に見てもらって、ややこしいのは外していくつもりです。

 まあ、そのように考えて努力をしております。

> 以前にタナゴ類の研究者にニッポンバラタナゴとタイリクバラタナゴの
> 両者の同定と外部形態のみの区別方法を伺ったことがありますが、


 ぼくも、長田さんから伺ったことがあります。遺伝子を見ても、パーセンテージでいわなければいけないような世界ですね。まあ、もともと亜種くらいの分化しかないと考えられていたものを、一緒にしてしまったのがいけないのですが…。

 ある研究者が、酔っぱらって、世の中に種などない、俺はそれを証明するために、せっせせっせと分類して、記載をしていく、死ぬときにな、それを全部ほうりなげて、種などないぞと高笑いして死んでやる! などと怒鳴っていましたっけ。

 西村さんは、おわかりと思うけど、こういう分類記載はアルファ分類とよばれ、系統分類の遺伝屋などにいわせると、バカなことしていると冷ややかな目で見ます。

 けど、アルファがなければはじまらないんですよね。

 まあ、それの、ほんのちょっとした、お手伝いができたらとがんばっております。

 だから、とりあえず、なんでもいいから見えたら放りこむというようなことはしません。

 これは、投稿していただいている、みなさんにもお願いしておきますが、とりあえず暫定的に、その種にしたとしても、疑問が出たり、あとで、きちんとしたものが入った場合は、どんどん削除していきますね。

 今回のものは注釈付きでキンブナに入れるのも、まずいかなあと、ちょっと扱いに悩んでおります。

                           英人