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[27978] Re2:魚の色 
2006/9/6 (水) 08:00:12 小西英人HomePage
▼ 名無しさん

 魚の色は簡単にいって色素胞という色素によってだすものと、構造色といって、薄膜干渉によって反射光を変える色があります。

 色素胞としては黒色素胞、赤色素胞、黄色素胞、白色素胞、青色素胞、虹色素胞があり、この虹色素胞というのが薄膜構造による干渉色、構造色になります。

 タチウオなどの銀白色や、ルリスズメダイの青色などは、この虹色素胞になります。

 簡単に言うと、青色素胞というのは、つい最近発見されたもので、非常に珍しい色素です。ふつう魚は青色の色素を持っていません。また、この色素による発色は、くすんだ青色になるそうです。

 それなら、ルリスズメダイはなんなんだということになりますが、これは光の薄膜干渉によってだしている構造色なのです。この薄膜構造を神経で変えているので、色が、ぱっと変わるのです。モルフォ蝶の青色も同じ仕組みですが、構造が安定しているので、色が変わることはありません。

 普通の色素胞は、凝集したり、拡散したりして、その色を出したり消したりします。

 人の日焼けなどはメラニン合成がさかんになって起こります。魚は黒色素胞の中のメラニン顆粒が細胞全体に拡散することにより黒くなります。だから変色が早いのですね。

 色素胞とか薄膜構造などを制御するのは、神経であったり、ホルモンであったり、いろいろです。いま、研究が進んでいますが、ほんと生物の多様さというのは、こういう色の発現でも凄いものがあるようです。

 後ろの色に合わせる背地適応(ヒラメなど有名ですね)という現象もあり、ホルモンにより婚姻色を出したり、興奮したり、威嚇したりするために神経で色を変えたり、ほんとうにさまざまなのです。

 釣り人が、単に興奮色っていっているのは、興奮してだしている色なんだろうといくうくらいの意味なんでしょう。まあ、そうなんでしょうね。

 それを、説明せよといわれても、ちょっと、ぼくは困りますね。

                          英人