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[52649] 質問です!! 
2009/6/18 (木) 13:13:56 ようこ
魚は食用と観賞用がありますが、なぜそのように分けているのでしょうか?
そのように分けていない国もありますか?
あとそのように分ける基準はなんでしょう?

[52652] Re:質問です!! 
2009/6/18 (木) 20:56:07 ぷいぷいユッケHomePage
▼ ようこさん

> 魚は食用と観賞用がありますが、なぜそのように分けているのでしょうか?
> そのように分けていない国もありますか?
> あとそのように分ける基準はなんでしょう?


これは難しい質問ですねぇ。

食用も観賞用も,主観が入るので,はっきりした基準がある分け方ではないと思います。

食用に関しては,フグの仲間のように身に毒があって,食べたら危険な魚がいますので,それを示す工夫の一つとして機能する場合があります。
しかし,美味しくない(と思われている)魚や調理が面倒な魚も,食用にはあまり向かないということで,食用から除外されている例もよく見られます。

私は,毒がない食べても危険じゃない魚は全て食用じゃないか?と思っています。
少し世間一般の認識とは違うかもしれませんが,食用の基準は人それぞれということです。

ただ,一般的な食用は,食べて美味しい魚で,そこそこ食用で市場流通している種という解釈が一番合う気がします。


観賞用は,観賞魚として市場に流通しているというこでしょうね。
つまり,水槽等で飼育するために取引されている種を示す分け方でしょうか。
ただ,魚類は自家採集される方も多いので,そういう方々が観賞して楽しむ魚種の幅は広く,一般にいう観賞魚よりもその幅は広い傾向があります。

私の考えでは,深海魚や冷水性・熱水性の魚,また超特大水槽でないとなかなか飼育できないような魚みたいな特殊な装置を必要として,飼育するのが困難な場合を除いて,全ての魚は観賞用となり得ると思っています。

まぁ,やはりこの観賞用という言葉の基準も人それぞれということです。

そして,一般にいう観賞用は,やはりそこそこ観賞用で市場流通している熱帯魚や金魚・錦鯉などに代表されるような綺麗な魚ということになるでしょうか。


分けていない国……に関しては,ちょっとよくわかりませんが,貧困な国・地域ではそもそも観賞という概念がない可能性はあり得ると思います。
そして,「食える・食えない」というのは死活問題でもありますから,どこでも何となく分けているとは思います。

こんな感じの回答で,質問に答えられているか,ちょっと自信ないですが,また疑問がありましたら,遠慮なくどうぞ!

[52662] Re2:質問です!! 
2009/6/19 (金) 07:51:16 田中宏幸HomePage
▼ ぷいぷいユッケさん
> ▼ ようこさん

普段鑑賞魚ばかりやっている素人からの意見です。

 分けた方が便利だからですが、単純に分けられない種類も多数居ます。水族館で飼われている魚がすべて綺麗と言うわけではないですね。ブリも飼育する必要があります。研究所で飼育する魚は観賞用ではなく食用が多いのです。

 飼育の対象となりうるものは飼育魚、一般小売りで鑑賞の対象となるものが観賞魚、食べられるものはすべて食用魚と成り得ます。観賞魚は活きていなければ意味がありません。そこで輸送手段がまったく異なります。これら2つは用途に応じて便宜的に分けているという事でしょう。

 深海魚などは飼育可能かどうか、また鑑賞に値するか、あるいは食用となり得ないかも知れません。食用にも向かず、特に飼いたいとも思わない種類などはどちらにも属さないと思います。しかし世の中には変わった魚を飼ってみたいという人も大勢居ますから、ここまでが観賞用だとする線引きは出来ません。逆に鑑賞用としても食用としても価値のある魚はいっぱい居るので、これらはオーヴァーラップするのです。

 つまり2つをキッチリと分ける必要は無いと思いますし、分けられる種類もある、という程度のものでしょう。

 食用と観賞用では輸出入に関する法律もまた違ってくるでしょう。死んだ個体を外国へ輸出する事を法律で禁ずる国さえあるのです。

 鑑賞魚専門家のご意見は?

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