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[59120] Re:勉強法 
2009/12/16 (水) 00:06:13 ぷいぷいユッケ
▼ 林さん

おぉー!
熱心ですね。

魚のお勧めしたい本は色々ありますけど,いくつかの段階を経た方が良いでしょうね。
最初は,MSさんがご紹介されている図鑑類がお勧めです。(あと,魚類学実験テキストも読みやすいかも?)

これは,基礎の基礎です。
そこから,さらに何に興味を持つかによって,お勧めする本もまた変わってくると思います。


しかし,MSさんの挙げていらっしゃっている図鑑類も,かなり専門的ですので,書かれていることをしっかり理解するためには,高校生物までの基礎知識は必須です。
つまり,いま林さんは中学生ということですから,生物学の授業もあるはずですので,そこはしっかり会得していく必要があります。


また,そこから先に何に興味を持つかで変わってくるのですが……

とりあえず魚の勉強に関しては,中学・高校生の頃であれば,ちょっと専門的な図鑑を読みまくるだけで充分だと思います。
あとは,とにかく海や川に出て,魚を生で感じて,楽しんで考えることをお勧めします。

この水辺という現場に目一杯出て,五感を使って,魚や,魚を取り巻く地球環境を知るという経験を積むことは,自然を相手にした仕事をする上ではかなり重要な素養となるはずです。


特に私は学問の場にいますので,研究方面に進みたいということを前提にした話もしますね。

生理系や生物化学とか遺伝子方面とかに興味があれば,化学の基礎的なことはしっかり理解していないとなりません。

生物系の分野全般にいえることですが,生態学ならば統計学は特に必須なので,数学的な知識はしっかり持っている必要があります。

そして,学問の公用語は英語ですので,語彙力はともかく,英語もしっかり勉強していないと,全ての情報の発信源である科学論文を読むことができません。

と,いわゆる理系の分野と英語は,しっかり中学・高校で勉強しておいた方が後で苦労しないです。

魚の知識は,それらの方面をきちんと抑えておけば,後でいくらでも簡単に得ることができます。


私のように,高校時代は自分の好きな分野だけを集中して勉強してきたような人間は,大学や大学院で大変苦労します……。
(個人的な高校時代は,生物学にあまりに偏った勉強をしていまして,数学と英語に悩まされる日々です……)


魚の知識は後で入れても良いですが,やはり実物の魚に接したり,あるいは魚を取り巻く地球環境を肌身をもって感じるという経験は,コツコツと積み重ねないと得られません。

やはり中学・高校時代は,学校の勉強をしっかりやって,そして魚の経験をしっかり積む。
これが,一見遠回りのように見えるかもしれませんが,一番の近道かもしれません。

そして,もう一つ。
視野を拡げるために,本は,魚に限らず何でも一杯読んだ方が良いです。
本は,自分の世界を拡げてくれます。

魚一辺倒でも成功しないとは言いませんが,ある程度色々な分野も知っている,深みのある人間の方が,どの分野においても魅力的なものです。
また,そういう広い世界観から,独創的な魚の見方なり発見があるものです。


ちょっと,長くなってしまいましたが,是非,一意見としてご参考にして頂ければ幸いです。
(自分でも達成できていない,かなり理想の話で進めましたけど,実際そんなにうまくいかないのも,これまた人間の悲しい性でしょうか。^^;;)

また,他に知りたいことや,こういう分野の魚の本でお勧めとかないですか?など,何か質問などありましたら,是非お気軽に声をかけてください〜