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ホテイウオ



総合評価:(全4件)
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食味評価: 投稿者:もげら 投稿日:2025/10/10
採れた場所:北海道  時期:2月上旬  料理方法:醤油味の汁物
非常に身が柔らかくかつ粘液質の魚で箱に入れるとほぼはこの形になるほど流体です。
熱湯をかけるか湯通しして表面の粘膜を固めると同時に身を縮ませることで扱いやすくなります。
メスは旬の時期には非常に大量の卵を蓄えており感覚的には重量の半分が卵です。卵はとびっことほぼ同じサイズで醤油漬けなどにされますがやや滑りがあり、この点が好き嫌いが分かれます。
(個人的には安価で肉の多いオスの方がコスパいいと思います)
また肝も美味とされます。

大根、人参、生のり、ネギと醤油味で汁物にします

身は煮た豚足くらいのゼラチン質、骨は軟骨で軟骨魚類特有のアンモニア臭があります。
軟骨ごと煮るとものすごく出汁がでますが、香りが独特なので好き嫌いがあると思います。似た食感、香りの魚は思いつきません。独特です。


食味評価: 投稿者:bigbend 投稿日:2017/02/16
採れた場所:山形県(酒田北港火力岸壁)  時期:12月上旬  料理方法:鍋(醤油あじ)
ハタハタをサビキで釣っているときに、急に重くなって、といって魚の引きもなく、いったい何なんだと思って巻き上げたら、こいつでした。オスの30cm600g。
ネットで調べて、醤油味の「ごっこ汁」にしてみました。ぷよぷよのゼラチン質、身の味はよくわからず、骨も透明で柔らかく、その気になれば噛んで食べられそうでした。吸盤部分は柔らかくで、もっちりで、不思議な食感でした。たまたま釣れたから食べたけど、わざわざ買ってまでは要らないかな。


食味評価: 投稿者:kenkenpapa 投稿日:2009/05/22
採れた場所:宮城県(マリンパル女川魚屋)  時期:5月上旬  料理方法:鍋
ごっこ(布袋魚)は、三浦半島及び若狭湾以北の日本各地の沿岸に生息しています。腹部には吸盤があり、腹びれが変形したもので、それは、岩盤にしがみつくためのものだと思われています。沖合の水深100メートルから200メートルの深海に生息しているごっこは、産卵期の12月〜2月に沿岸の岩礁に接岸します。
 以前は下魚として扱われ一部の人しか食さなかったのですが、近年その淡泊でアンコウに似たゼラチン質の食感が好まれ、価格が高騰してきました。


食味評価: 投稿者:マッキー 投稿日:2008/09/03
採れた場所:北海道  時期:1月上旬  料理方法:鍋物(醤油味)
地域名は「ごっこ」冬の鍋の材料として地元では非常にポピュラー。味はゼラチン質で独特の食感。メスの卵はヌメリが強いが非常に美味。


※魚の味の評価は季節や場所、食べた方の感覚によってよって大きく変動しますので、
あくまで参考としてご利用ください。★評価の凡例は、 こちら をご参照ください。


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