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[1195] あららさん:ハコフグ。 
  【魚図鑑参照】
2002/6/13 (木) 01:40:45 西潟正人
◆画像拡大
ハコフグは、県によっては毒フグに扱われています。よって、フグ包丁師(県によってはフグ調理師)免許が無いと営業として調理することはできません。
表皮から出る、パフトキシンという毒のせいでしょう。一般に知られるフグ毒テトラドトキシンとは異質のようですが、カワハギに近いハコフグでも料理には気を付けてた方がいいと思われます。
とはいえ。
房総地方の漁師は、昔から食べていました。
生きたまま袋に入れると、おびただしい泡を出し悪臭を放ちます。これが、たぶん毒素なんでしょう。間違って目をこすると、とんでもなく痛むようです。タワシで表面を洗い、肛門からハサミを入れ腹を割ります。
大きな肝臓だけを取り出し、他の内蔵は捨てます。肝臓は味噌と長ネギでよく叩いて合え、ハコフグの腹に戻しましょう。
コツとしては、肝臓の半分だけを合え、残りの半分はブツ切りにして合えることです。すべてを味噌に混ぜては、つまらないのです。
たき火で焼くのがベストですが、家庭では背側を下にして直火で焼きましょう。脂がたれてコンロを汚すのは致し方ありません。アルミホイルに包む方法も考えられますが、蒸し焼きではハコフグの旨さは半減します。ならば、オーブンの方がいいかもしれません。でも、経験ではやっぱり直火です。
皮以外は、すべて食べられます。トロッとした肝臓と味噌を、わずかな白身にからめ熱々を口に運びます。

まぁ、あえて言えば。ひっくり返るほど旨いものですよ、ハコフグは。
本心は、こんな料理方紹介したくないのですよ。磯釣り師がみんなハコフグ狙ったら、とんでもないことになるもんね。
でもね、最近はハコフグ料理がけっこうなブームになってまして、近い将来高級食材になること間違いなしです。

この辺からは、小西さんの出番ですが。近年南方系のハコフグが、日本近海に入り込んでますよね。ウミスズメも危ないとは聞きますが、一風変わったハコフグは食べない方がいいでしょうね。

[1206] Re:あららさん:ハコフグ。 
2002/6/13 (木) 22:28:23 あららHomePage
▼ 西潟正人さん
ハコフグ料理の事。どうも有難うございます。
言われる通りに料理できたらほんとに美味しいでしょうね。
宮崎でこの魚の料理を見たこともないし、食べられる話は聞いたことがあるものの実際に中がどうなっているのか興味はありながら、持ち帰る事ができませんでした。それ以前にそんなに釣れません。私も磯場で2匹めです。磯際にユタッと浮いている時がありますが、タモですくったほうが勝負が早いかもしれません。

> 本心は、こんな料理方紹介したくないのですよ。磯釣り師がみんなハコフグ狙ったら、とんでもないことになるもんね。

磯師は割りとこだわって目的の魚意外はリリースすることが多いと思います。ちょっと前なら本カワハギ(宮崎ではキンツと呼びますが)もリリース対象でした。でも最近目的魚がほんとに釣れなくなってますので、とりあえず釣れた魚を食べてみようという傾向です。ハコフグがそんな対象になったら今ですら少ないと思うのですが、大変なことですね。

ブームになっているとは・・・?高級食材?
食べ方、および情報は私の心の奥にしまっておこう。(ここを見た方のみの極秘情報ということで・・・)あんな愛らしい魚を食べるのはちょっと気が引けますもんね。

[1209] Re2:あららさん:ハコフグ。 
2002/6/14 (金) 00:59:32 西潟正人
▼ あららさん

うーん、わからんこともないが・・・。
愛らしい魚を毎日食べているのが、私ら人間でもあるのです・・・。
ありがとう、とか、いただきます、の言葉はそんなところから生まれてきたのでしょうね。私らにできることは、せめて釣った魚は逃がしてやるか、ムダなく食べてあげるしかないのです。

この「釣った魚は逃がしてやる」「食べてあげる」が、また問題なんです。短絡的には「ならば釣らなければいいだろう」になってしまうからです。
魚との共生方法には、いろんな考え方がありますが、食べて”美味しい”と感じるのも一つの方法だと思います。

そのためには、生きているハコフグを知らなくてはなりません。断末魔を知らずして、生き物を食べる資格はないと思います。都会の真ん中の活け魚料理屋なんちゅうトコで、得意そうにハコフグをパクつかれたら悲しいよね。

しっかり見つめて、しっかり味わう。今なら、許されると思いますよ。今ならね・・・・。生き物を食べることについての私見は、後日また書き込みましょう。

[1212] 図鑑>ハコフグ>登録しました 
2002/6/14 (金) 08:25:03 小西英人
▼ 西潟正人さん

 ハコフグ登録しましたが、次に備えて、名前だけです。

 幼魚の背面…というような、ここの説明をどういれるか、いま、じゅん坊さんが考えてくれていますから。

                        英人
ps
 ぼくも、いまのあいだに、説明のないものに、すべて説明を入れなくっちゃね。あせあせあせあせ…と、あせっているつもり。

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