さかなBBSトップ
魚のことならおまかせ。WEBさかな図鑑
釣具の通販・Gear-Lab
HOME 似たもの検索  携帯版  | Gear-Lab

新コミュニティ(掲示板)オープンのお知らせ

WEB魚図鑑では、2013/7/25より新しいコミュニティをオープンしました。 「このお魚何?」というQ&A専用のページもあります。是非新しいコミュニティを使ってみてください。新コミュへの投稿はズカンドットコムへのアカウント登録が必要です。2013年1月以前にWEB魚図鑑へ投稿したことのある方はアカウントの引き継ぎを行うことができます。


[▲前のスレッド]

<525> data error. 削除

<526> data error. 削除

<528> data error. 削除

<531> data error. 削除

<538> data error. 削除

<539> data error. 削除

[540] Re2:画像補正>アンダーの直し方その2 
2002/4/28 (日) 04:57:08 小西英人
▼ iwachanさん

 ふうん。

 と、うなるしかないのですが…。

 銀塩カメラマンが、あそこまでいろいろやれると、もう写真じゃない…。

 とぼやき。

 デジタルカメラマンが、もう、もどれない…。

 とうめいている。

 そういう世界を、ちょい垣間見られました。

 ぼくはいま、ポジで撮り、印刷屋はDTPですから、印刷所に、「ああせい、こうせい」と指定して、ある程度の修正をさせているのですが、昔の修正なんて、なんにもできなかったのですが、このごろ、少々のことはやりよるなと思いつつ、時代に取り残されています。

 色って、かなり主観的なところがあり、たとえば「記憶色」というのがあります。海は青く、空は青く、木は緑で…というやつです。

 実際には、そうじゃないかもしれないのに…。

 たとえば魚の赤色斑と思いこんでいると、ついつい赤みを強く記憶していたりするのです。

 淡水魚専門のプロカメラマンで、銀塩しかやらないのが、どんな婚姻色でも、思いのままにいじれるから、あれは写真ではない…とぼやいていたのです。

 やはり、ついつい派手になる傾向があるのです。

 ぼくも、頭の中で、そう考えて、デジタルをいっさいやらないのですが、どんどん取り残されそうですね。

 要は、なんであれ技術、それを使いこなすのは人、賢く使わなきゃならないんでしょうね。

 と、ちょっと、しおらしくなりつつ、わからなくって困ったちゃんモードの英人であります。ま、ちょこちょこついていきますから、よろしくね。

                        英人
ps
 このまえ、血のついている魚の写真を雑誌に使ったのですが、まあ、言ってみようと「できるならば血をとって、きれにししてください」と指定しておいたら、色校正では、血がついていたことさえ忘れてしまっていたほど、きれいにぬいてありました。これくらい朝飯前なんでしょうが、怖いやら、いいやら、わからん。

 しかし。やはり。

 ぼくとしては、血のついているのを、そのまま写すような愛情のないカメラマンにはなってほしくない…。赤というのは、人がいちばん気にする色であり、それをファインダーで見て気がつかないというのは、まあ、カメラマン失格なんですが。たとえ殺して食べるのであっても、その生きている映像を残す場合、輝くように撮ってやるのが、カメラマンの愛情なんだろうけどな。

[543] Re3:画像補正>銀塩vs.デジタル 
2002/4/28 (日) 11:13:59 iwachanHomePage
▼ 小西英人さん

僕は今、デジタルと銀塩と、両方に触れる機会があるわけですが・・・。

ちょっとひねくれた見方をすれば、銀塩だって、実際よりずいぶん
派手な色してるやんけ。となります。
フィルムちうのは、科学的にずいぶん色を強調する仕掛けが施されて
いるのですが、その仕上がりを当たり前と感じてしまう人の目とは、
記憶色とは、かくもいい加減なのか、ということになります。
というか、そこまでしないと、当たり前に感じないから、色を強調
する仕掛けが施されるようになったのですが。

デジカメもCCDに写ったそのままの画像では
フィルムや、記憶色にまけてしまうので、
通常は、カメラ内の回路で高彩度処理をしたのちに出力されるのです。
気の利いたカメラ(高価ですが)では、CCDから出力されたままの、
生のデータを出力できる物もあります。
持ち帰って、明るさや色を直すには、この状態の方が加工適性は高い
ですね。
言い換えたら、フィルムだと任せっきりになってしまうのに比べ、
デジタルならそこまで踏み込んで調整し、正しい色を再現できる訳です。


まぁ、結局は人がどう使うかと言うことなのでしょう。

・・・と、一言で片づけるには、覚えることが多くて敷居が高いのは
事実ですね。(笑)


>  このまえ、血のついている魚の写真を雑誌に使ったのですが、・・・《後略》

フィルムの時代から、レタッチと言う技術はありましたけど、
ものすごく時間の掛かる、熟練を要する作業であった訳です。
デジタルの恩恵で、それが誰でも出来るようになったと言えますが、
一方で、誰にでもできる物では無いとも言えます。
フィルムに直接筆で書くレタッチと、デジタルのレタッチの違いは、
本質的にはデジタルは失敗してもやり直せると言う事だけじゃないかと
思っています。

手間が掛かる事に変わりはないし、それなりにセンスや熟練を要します。
出来たら、そんなことはやりたくないですね。
やっぱり撮影の時に綺麗に撮れたら、それに勝る物は無いと思います。
撮影の瞬間に、きっちりと画面の隅々まで気を使って、後処理のいらない
画を作ると言うのが、プロのつとめでありましょう。
そう言う意味でフィルムとデジタルって、
本質的には違わないと思っているのですが。
むしろ露出のシビアさを言ったら、本当はデジカメってポジと同等か、
それ以上の物があるとおもいますし。

ただ、僕のように地方でやっていると、
まっとうな現像所が近くにないので、フィルムを処理するために
都内の現像所に行き、テスト現像をみて本番処理するのに
まる一日費やし・・・と言う無駄が無くなるのはありがたいですね。

                          iwachan@群馬
                          keep clean our field.

[550] Re4:画像補正>銀塩vs.デジタル 
2002/4/28 (日) 14:03:05 小西英人
▼ iwachanさん

 ははは。おっしゃるとおりです。ポジも、ごまかしが多いです。ただし、その「ごまかし」の幅に歴史があるから、社会的な信用もある…なんてこといいだしたら、引かれ者の小唄ですね。いけないいけない。

 ポジでも、できるだけ渋い発色のPKR、いわゆるコダクロームが好きで、それしか使わなかったのですが…。

 国産は、派手な色で、記憶色を刺激して、売りまくったからなあ。

 しかし、PKRも大阪の現像所がなくなって横浜送りになって、不便で、しかたなく、いまはフジの軍門にくだっています。

 そっか。デジタルで写したことなくて、ああいうものはラチチュードが広いのに違いないという思いこみがありました。

 ポジと同等に狭いのですか…。知らなかった。

 ごめんね。みなさんラチチュードとは露出の許容範囲で、ポジは一般に狭く、適(てき=適正露出のこと)をどう考えるのかによりますけど、ふつう半絞りまでとされています。

 まあ、ほんとうや、デジタルもやらないかんやらないかんと思いながら、ほんと、文字通り、敷居が高くて、なかなかようまたがん、あかんたれなぼく…というところなのです。

 まあ、技術は技術で、考え方は同じということが、ちょっと実感できました。

 ありがとう。              英人

[562] Re5:画像補正>銀塩vs.デジタル>蛇足 
2002/4/28 (日) 18:38:07 iwachanHomePage
▼ 小西英人さん

>  そっか。デジタルで写したことなくて、ああいうものはラチチュードが
> 広いのに違いないという思いこみがありました。


まぁ、はじめっから、持ち帰って直す前提であれば、
先にも書いた、生データの状態で保存すると、ネガの様な気楽さになりますが。
でも、撮影の内容によりますからね。
一日に数百枚撮影する様な場面では、あとで1枚々々直すのなんて不可能ですから。
そうすると、ポジと同等の集中力を要する事になります。

ニコンのD1シリーズには、あらかじめセットした幅で自動的に露出を
前後にばらす、オートブラケット機能が付いています。
デジタルの露出がシビアな証拠では無いでしょうか?

                          iwachan@群馬
                          keep clean our field.

[▼次のスレッド]