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[647] 投稿>悩めるフサカサゴ科 
  【魚図鑑参照】
2002/5/3 (金) 22:35:38 宮本克己
◆画像拡大
▼小西英人様

 ムラソイの件、ありがとうございます。GW後半、遺憾ながら釣行予定がありません。しかしながら「マイファイル」の再チェック要です。

 すると出てきました。これは昨年の6月、丹後半島経ヶ岬沖の水深は40〜50mあたりだったでしょうか、アコウ(キジハタ)狙いでもってやってきてくれました。これ、淡いグリーンの背景で鰭もピン!と、背中側(写真上向き)に体が傾かず自分としては出来が良いほうの写真と思っています。

 今までの背景色の議論を拝見させていただいてきて、改めてこの淡いグリーンも結構嫌味がないように思えますね。

 改めて今までの写真を見ていますと、
@スカイブルーor明るいブルーはメリハリが効きすぎてかえって魚の存在感がなさそうに見える。
A木板ですと濡れて黒ずむ・・・乾燥時もさることながら鰭の模様が見づらくなる。
B石粒を多く絡めた防波堤等・・・ハゼ系統の魚あたりがあたかも保護色的に背景と同化する、これは木板でも同じような傾向が…。石を絡めないコンクリ系ならグッドですね。

 なんか話を蒸し返してるみたいですネ。あと魚体の傾き補正も難しい、私は時々オモリを背鰭の下あたりにアダプターよろしく置いてやることもあります。撮影姿勢が前かがみになりすぎると船上ではブレ・ピンボケの原因にもなりますから。

 基、質問は単純、これはフサカサゴなのでしょうか?このあたり、釣りの世界ではすべて「オコゼ」で片付けられていますね。あれやこれやすいませんが何卒よろしくお願いいたします。

[648] フサカサゴ>OKだと思います 
2002/5/4 (土) 00:15:08 小西英人
▼ 宮本克己さん

 フサカサゴにしては、ちょっと口が小さいかなともおもいます。側線が見えるといいのですが…。

 側線のカーブが深ければフサカサゴです。

 でも、やや深い岩礁域で釣れていること、全体の感じから言って、フサカサゴでいいと思います。

 背景ですが、明るいグリーン、そして明るい青の甲板は、まあ、釣り人から見ると、見慣れた背景だから、違和感はないと思います。実際に、それで透けている鰭や、白い斑紋が、どう見えるか、無意識に知っているからです。

 ただし、釣り人以外の人に違和感がないかどうかは、わかりません。

 まあ、ぼくは、図鑑のための撮影をしていますから、特殊ではあります。

 魚体の傾きですが、これには、いつも苦労させられますね。ぼくが、背景板にデコパネを使って、カッターで穴をあけて魚をいれるのは、魚が船の揺れで滑らないようにすることと、傾かないようにするためです。

 また、船で撮そうと思うと、マストの影やら、舷側の影がはいってきたり、船が回って、太陽の位置が、すぐに変わる問題があります。

 フサカサゴのような魚なら、ボードに、小さめの穴をあけて魚体をそこに入れてやると、魚は怒って鰭を張り、ボードを持って、影のないところに移動できるし、船が回ると、ボードを回してやるといいし、いろいろメリットがあります。魚の下に何か入れてやるのではなくて、ボードの下に何か入れて調整します。ペットボトルをいれて浮かしてやることが多く、カメラに向けて、ボードを斜めにしたります。撮影が楽になります。

 ただし、現場での一刻を争う撮影ですので、いつも、こちらの思うとおりにはいきませんが…。

                         英人

[649] Re:投稿>悩めるフサカサゴ科 
2002/5/4 (土) 10:08:37 宮嶋稔HomePage
愛媛県ではカサゴのことをホゴと呼びます。
ホゴって呼ぶのは愛媛県だけかなぁ。
西潟さんは『ホゴってどんな魚かな?』って言ってたし。

[650] Re2:投稿>悩めるフサカサゴ科 
2002/5/4 (土) 11:46:54 西潟正人
どうも、魚の剥製作りは進んでますか?
カサゴの地方名って多いんだなぁ、身近な魚と、けったいな風貌からであろうなぁ。ホゴとは米藁で編んだ袋で、口が大きく開いたものを言うんだって。あるいは赤い魚で火魚、でホゴ。海底を這う魚で這魚、でホゴ。などがあった。
文献は小西さんが、あまり信用してはあかん!と言っていたものだが、まぁよく調べたもんだ。ホゴとは広島、四国、九州で言うとあった。
ちなみにカサゴのカサは、皮膚病の総称であり梅毒の俗称とある。おいおい、大丈夫かなぁ。

[651] カサゴ>ほご、ががね、がしら 
2002/5/4 (土) 17:33:13 小西英人
▼ 西潟正人さん

 いや、まあ、信用したらいかんというより、楽しむべきでしょうという感じですよ。とくに語源に関してはね。難しすぎるんよね。

 地方名の難しさの例をちょっと…。

 愛媛の伊予中島で、ヨロイメバルを釣ったとき、地元の人がいて、「ほご」というから、いや違います。ヨロイメバルですというと、これは「ほご」だ「めばる」と抜かすか、魚を知らないやっちゃという顔で、ほんとうに叱られてしまいました。

 愛媛の「ほご」には、はばがあるようです。

 四国で「ほご」というのかもしれませんが、徳島では、そんなこというと馬鹿にされます。「ががね」も知らないのか…と。

 関西の流通では「赤めばる」です。

 どちらにしても、身近な魚は名が多くて困ります。

 また、フサカサゴ科のカサゴ属というのは、この地球上に3種しかいません。

 カサゴ、ウッカリカサゴ、アヤメカサゴです。

 ただし、釣り人が見て、これは「かさご」に違いないという魚は、多いですよね。磯で、とげとげで、赤いか黒かったら、たいがいは「かさご」だもんね。

 大阪では「がしら」といわなあかんけど…。

 そうそう。香港の磯で、もっともポピュラーな外道が、カサゴです。

 これは、まんまカサゴでした。香港って、みょうなところで、南シナ海で熱帯性の魚が多いかと思うと、温帯性の魚もいっぱいいるのです。

 イサキもいます。

 クロダイもいるし、キチヌもいるし、オキナワキチヌもいるし、ナンヨウチヌもいるという、クロダイ属の宝庫でもあります。

                            英人

[663] 図鑑>フサカサゴ>登録しました 
2002/5/5 (日) 20:15:48 小西英人
▼ 宮本克己さん

 フサカサゴ登録しました。ありがとうございます。

                       英人

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