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[12910] 地方名■4>総まとめです 
2004/8/15 (日) 07:20:08 小西英人HomePage
▼ みなさん

 地方名、別名、漢字名、英名などの4回目の総まとめです。アイウエオ順で、ひらがな、漢字、アルファベットの順にならべています。

 ●をタブに置換したら、そのままエクセルに読み込めます。

 気になるところがあれば書いてください。

 少しずつ増えていますけど、まだまだですね。

 けど、この形で、集めながら、図鑑にリンクしていこうと思っています。データベースは、みんなの力で、日々育てていけるから強いですよね。

                       英人


■あい●アイゴ●関西●(広く関西地方でアイゴ)
■あかぎす・赤鱚●シロギス●徳島●(徳島、吉野川でシロギス。アオギスと区別するために使われた)
■あかちん●カサゴ●岡山●(岡山でカサゴ)
■あかはら●ウグイ●北海道●(北海道でウグイ)
■あかはら●マルタ●北海道●(北海道でマルタ)
■あかまち●カワムツ●広島●(広島北東部でカワムツ)
■あかめ・赤眼●メナダ●岡山●(岡山でメナダ)
■あかめばる・赤眼張●カサゴ●岡山●(岡山でカサゴ)
■あきあじ・秋味●サケ●北海道●(北海道でサケ、秋に産卵のために沿岸に回遊してきたもの)
■あこう●キジハタ●瀬戸内・大阪湾●(瀬戸内地方・大阪湾でキジハタ)
■あこうめばる●カタボシアカメバル●神奈川県三浦●(神奈川県三浦でカタボシアカメバル)
■あごなし●ギンメダイ●神奈川県三浦●(神奈川県三浦でギンメダイ)
■あぶらこ●アイナメ●北海道南部●(北海道南部でアイナメ)
■あぶらこべ●ニセカンランハギ●宮崎●(宮崎でニセカンランハギ)
■あぶらめ・脂魚●アイナメ●各地●(各地でアイナメ)
■あらかぶ●カサゴ●鹿児島・熊本●(鹿児島・熊本でカサゴのこと)
■あんじぬいゆ●モトギス●沖縄●(沖縄馬天でモトギス)
■いがめ●アオブダイ●宮崎●(宮崎で、ブダイ、アオブダイ、ヒブダイなどをいう)
■いがめ●ヒブダイ●宮崎●(宮崎で、ブダイ、アオブダイ、ヒブダイなどをいう)
■いがめ●ブダイ●宮崎●(宮崎で、ブダイ、アオブダイ、ヒブダイなどをいう)
■いしもち●イシガレイ●北海道●(北海道でイシガレイ)
■いたやま●シマガツオ●神奈川県小田原●(神奈川県小田原でシマガツオ)
■いな●ボラ●各地●(各地でボラの若魚)
■いなご●ボラ●各地●(各地でボラの幼魚、若魚)
■いなっこ●ボラ●千葉●(千葉でボラの若魚)
■うきそ●メバル●岡山●(岡山でメバル)
■うじゅる●ホシギス●沖縄●(沖縄でホシギス。モトギスも混称するようだ)
■うじゅる●モトギス●沖縄●(沖縄でモトギス。ホシギスも混称するようだ)
■うずわ●マルソウダ●南伊豆●(南伊豆でマルソウダ)
■うなぎ●ハガツオ●神津島●(神津島でハガツオ)
■うみぎす・海鱚●シロギス●東京湾●(東京湾でシロギス。河口に集まるアオギスと区別するために使われた)
■えのは●ハシキンメ●神奈川県小田原●(神奈川県小田原でハシキンメ)
■えのは●ヒウチダイ●神奈川県小田原●(神奈川県小田原でヒウチダイ)
■えば●ギンガメアジ属●九州●(九州で、南方系のアジ類の幼魚で、平たく体色が銀色のものを総称する)
■おきかさご・沖笠子●ウッカリカサゴ●関西●(関西地方の釣り人でウッカリカサゴ)
■おきがしら・沖がしら●ウッカリカサゴ●関西●(関西地方の釣り人でウッカリカサゴ)
■おきぎす●ギス●関東●(関東でギス)
■おしつけ●アブラボウズ●神奈川県小田原●(神奈川県小田原でアブラボウズ)
■おたま●アカイサキ●志摩●(三重志摩でアカイサキ)
■おっぺたんこ●シマガツオ●神奈川県三浦●(神奈川県三浦でシマガツオ)
■おぼこ●ボラ●関東●(関東でボラの稚魚)
■かいず●クロダイ●関東●(関東でクロダイの若魚)
■ががら●カサゴ●宮崎●(宮崎県北部でカサゴのこと)
■がく●タケノコメバル●岡山●(岡山でタケノコメバル。使われなくなってきている)
■がくめばる●タケノコメバル●岡山●(岡山でタケノコメバル。使われなくなってきている)
■がし●かさご●関西●(関西でカサゴ)
■がしら●かさご●関西●(関西でカサゴ。釣り雑誌などで、よく書かれるので広い地域で呼ばれるようになっている)
■かすご●マダイ●紀州●(紀州でマダイの若魚のこと)
■かめあじ●ギンガメアジ属●志摩●(三重志摩で、南方系のアジ類の幼魚で、平たく体色が銀色のものを総称する)
■かめんた●タナゴ属●岡山●(岡山でタナゴ類)
■からかさ・唐傘●アオギス●徳島●(徳島、吉野川河口でアオギスの老成魚。唐傘のように大きいという誇張表現。徳島のアオギスは絶滅のようで死語になった)
■がらかぶ●カサゴ●鹿児島・熊本●(鹿児島・熊本でカサゴのこと)
■がらんちょ●クロシビカマス●神奈川県三浦●(神奈川県三浦でクロシビカマス)
■かわぎす・河鱚●アオギス●東京湾●(東京湾でアオギス。アオギスは河口の干潟に集まるために、この名がある。東京湾以外のアオギス生息地でも使われるかもしれない)
■かわざい●ニゴイ●山形●(山形でニゴイ)
■かわだい・川鯛●クロダイ●北陸●(北陸でクロダイ)
■かんこ●ウッカリカサゴ●関東●(関東地方の釣り人でウッカリカサゴ)
■かんこ●ウッカリカサゴ●関東●(関東でウッカリカサゴ)
■かんだい●コブダイ●各地●(一部の図鑑で標準和名として使われたこともあり、広い地方でコブダイのことを、こう呼ぶが、もともとは関東での呼称)
■ぎーぎー●ギスカジカ●函館●(函館でギスカジカ)
■ぎざみ●キュウセン●広島・岡山●(広島・岡山で、キュウセン)
■きす・鱚●シロギス●東日本●(東日本でシロギス。単純に、きすと呼ぶのは東日本が多いようだ。西日本では、きすごと呼ぶことが多い)
■きすご・鱚子●シロギス●西日本●(西日本でシロギス。辞書には鱚子と当てて表記されることが多いが、シロギスの幼魚を呼ぶのではなく、ごは魚名の語尾。大きなシロギスでも、きすごと呼ぶ。このごろ、あまり聞かれなくなってきている)
■きびれ・黄鰭●キチヌ●関西●(関西方面でキチヌ。釣り雑誌など影響で、西日本で広く使われている。標準和名のキチヌと呼ぶ地方はあるのだろうか?)
■きんつ●カワハギ●宮崎●(宮崎でカワハギのこと。ウマヅラハギは指さない)
■きんつはぎ●カワハギ●宮崎●(宮崎でカワハギのこと。ウマヅラハギは指さない)
■きんむつ●ムツ●関東●(関東でムツ)
■ぎんむつ●ムツ●関東●(関東でムツ)
■くえます●クエ●志摩●(三重志摩でクエ)
■くちび・口緋・口火●ハマフエフキ●関西●(関西でハマフエフキ。フエフキダイ科は口の中が赤いものが多く総称する場合もあるようだ)
■くちぼそ●モツゴ●栃木●(栃木でモツゴ)
■くちみ●ハマフエフキ●関西●(関西でハマフエフキ。くちびの転訛だと思われる)
■ぐれ●メジナ●西日本●(紀州、徳島の地方名だったと思われるが、磯釣りブームで、関西の釣り雑誌が書きたてたので、九州をのぞく西日本の呼び名になった)
■くろいお●アブラボウズ●関東●(関東でアブラボウズ)
■くろがしら●クロガシラガレイ●北海道●(北海道でクロガシラガレイ)
■くろがしら●クロガレイ●北海道●(北海道でクロガレイ)
■くろてんしぶ●クロホシフエダイ●宮崎●(宮崎でクロホシフエダイ)
■くろはぜ●ウロハゼ●岡山●(岡山でウロハゼ)
■くろはた●アブラボウズ●神奈川県三浦●(神奈川県三浦でアブラボウズ)
■くろめばる・黒眼張●メバル●岡山●(岡山でメバル)
■けいじ・鮭児●サケ●北海道●(北海道でサケ、母川回帰まえの未成熟のもの)
■けいず●クロダイ●関東●(関東でクロダイの若魚)
■げた●ウシノシタ科●岡山●(岡山でウシノシタ類)
■けっけ●ヒイラギ●岡山●(岡山でヒイラギ)
■げぼう●ソコダラ科●静岡●(静岡戸田の漁師言葉でトウジンなどのソコダラ科魚類)
■ごぞ●ハシキンメ●西伊豆●(西伊豆でハシキンメ)
■ごぞ●ヒウチダイ●西伊豆●(西伊豆でヒウチダイ)
■ごっこ●ホテイウオ●北海道●(北海道でホテイウオ)
■さい●ニゴイ●関東・東北●(関東。東北地方でニゴイ)
■さくらだい・桜鯛●マダイ●瀬戸内●(瀬戸内一帯で産卵のために接岸してきたマダイをいう。ちょうど桜の咲く頃からになるのと、このころのマダイは桜色に輝くので、こう呼ばれる。旬のマダイのことである)
■さっとう●アブラソコムツ●静岡●(静岡県沼津〜由比であぶらそこむつ)
■さんばそう・三番叟●イシダイ●西日本●(イシダイの幼魚は、黄色と黒の縞になっており、これが能の三番叟の烏帽子に似ているから、こう呼ばれる。釣り雑誌に古くから、そう書かれて、西日本では広く使われる)
■しくち・朱口●メナダ●瀬戸内●(瀬戸内でメナダ)
■じだい●ホシレンコ●奄美●(奄美でホシレンコ)
■しつお●イスズミ科●宮崎●(宮崎でイスズミ類)
■しび●マグロ属●西日本●(西日本でマグロ類を総称して呼ぶ)
■しぶ●フエダイ●宮崎●(宮崎でフエダイ)
■しぶだい●フエダイ●宮崎●(宮崎でフエダイ)
■しまだい●イシダイ●関東●(関東でイシダイの幼魚)
■しまだい●イシダイ●函館●(函館でイシダイの幼魚)
■しゃけ●サケ●各地●(日本各地でサケ)
■しゅくち・朱口●メナダ●瀬戸内●(瀬戸内でメナダ)
■しょうべんたれ●タカノハダイ●志摩●(三重志摩でタカノハダイ)
■しろざけ・白鮭●サケ●各地●(日本各地でサケ)
■しろむつ●オオメハタ属●関東●(関東でワキヤハタ、オオメハタ、ナガオオメハタなど)
■すぼた●マルソウダ●志摩●(三重志摩でマルソウダ)
■すみやき●クロシビカマス●関東●(関東でクロシビカマス)
■ずるごち●ネズミゴチ●岡山●(岡山でネズミゴチ)
■せい●スズキ●西日本●(西日本各地でスズキの幼魚)
■せいご●スズキ●西日本●(西日本各地でスズキの幼魚)
■そま●ヒラソウダ●三重・和歌山●(紀伊半島一円でヒラソウダ。ヒラソウダとマルソウダは見分けが難しく混称する場合もあるので注意。ただし、ヒラソウダは新鮮なら生食できるが、マルソウダはヒスタミン中毒を起こしやすく生食はしない。そのため漁師さんなどは厳密に見分ける)
■たい・鯛●マダイ●各地●(各地でマダイ。真鯛などと真をつける必要もなかったのだろうが、あまりにも日本人に鯛が好まれ、タイ型の魚を、なんでも「たい」と呼ぶことが多くなって、真をつけるようになったのだろう。967年に施行された延喜式に名前がでており、平魚で、タヒとなっている。語源は、平たい魚というような意味であろうとされている)
■だぼ●ギス●神奈川・東伊豆●(神奈川・東伊豆でギス)
■だぼぎす●ギス●神奈川・東伊豆●(神奈川・東伊豆でギス)
■たもり●セトダイ●岡山●(岡山の日生でセトダイ)
■ちぬ・茅渟●クロダイ●西日本●(九州をのぞく西日本でクロダイのこと、ちぬという魚名はかなり古い。語源は諸説あるが定まらない。多く流布されているのは茅渟は茅渟の海、和泉国と淡路国との間の海の古称からきているといわれる。現在の大阪南部、大阪湾のこと)
■ちゃりこ●マダイ●紀州●(紀州でマダイの幼魚のこと)
■ちょうた●ソコダラ科●神奈川県真鶴●(神奈川県真鶴でトウジンを中心にソコダラ科の総称)
■ちょうたろう●ソコダラ科●神奈川県真鶴●(神奈川県真鶴でトウジンを中心にソコダラ科の総称)
■ちょっぴ●ソコダラ科●神奈川県三浦●(神奈川県三浦でトウジンを中心にソコダラ科の総称)
■ちん●クロダイ●九州・沖縄●(九州・沖縄でクロダイ、ちぬの転訛だと思われる)
■ちんぐゎ●ホシギス●沖縄●(沖縄知念でホシギス)
■ちんしらー●オキナワキチヌ●沖縄●(沖縄でオキナワチヌのこと。ちんはクロダイという意味、しらーは白いという意味、大型を呼ぶ)
■ちんちん●クロダイ●関東●(関東でクロダイの幼魚)
■つえ●クロダイ●三重●(三重でクロダイの老成魚をいう)
■つなし●コノシロ●関西●(関西でコノシロ)
■つばす●ブリ●関西●(関西でブリの幼魚)
■てかみ・手咬●イトヒキハゼ●瀬戸内●(瀬戸内地方でイトヒキハゼ、小魚なのに顎の力が強く咬みついてきて驚かされるから)
■てっぽうぎす・鉄砲鱚●シロギス●関西●(関西で大型シロギスの釣り呼称。小さな魚体に似ず大きな魚信を送ってくるが、とくに大型になると鉄砲のように、いきなり竿をひったくられ驚かされるから。インフレ傾向にあるが、せめて尺鱚から呼びたい)
■ててかみ・手手咬●イトヒキハゼ●瀬戸内●(瀬戸内地方でイトヒキハゼ)
■てんこち●ネズッポ科●瀬戸内●(瀬戸内海東部でネズッポ科魚類を総称する)
■でんでん●オオメハタ属●静岡県沼津●(静岡県沼津でワキヤハタ、オオメハタ、ナガオオメハタなど)
■でんぼ●カワハギ●島根半島●(島根半島でカワハギ)
■ときしらず・時不知●サケ●北海道●(北海道でサケ、春から初夏に沿岸に回遊してきたもの)
■とど●ボラ●関東●(関東でボラの老成魚)
■どぼ●トウゴロウイワシ科●志摩●(三重志摩でトウゴロウイワシ科の総称)
■どぼいわし●トウゴロウイワシ科●志摩●(三重志摩でトウゴロウイワシ科の総称)
■どろばえ●アブラハヤ●岡山●(岡山でアブラハヤ)
■どろばえ●タカハヤ●岡山●(岡山でタカハヤ)
■とろぼっち●アオメエソ●静岡●(静岡戸田の漁師言葉でアオメエソ)
■どんこ●チゴダラ●北日本●(北日本でチゴダラのこと、またエゾイソアイナメも)
■とんぼ●ビンナガ●西日本●(西日本でビンナガ)
■とんぼしび●ビンナガ●西日本●(西日本でビンナガ)
■なかね・中魚●アオギス●徳島●(徳島、吉野川河口でアオギスの若魚、中型魚。徳島のアオギスは絶滅のようで死語になった)
■ながらそい●クロソイ●北海道●(北海道でクロソイ)
■ねいら●アカカマス●神奈川県真鶴●(神奈川県真鶴でアカカマスの大型)
■のどくろ●ユメカサゴ●関東●(関東でユメカサゴ)
■のどくろ●アカムツ●新潟●(新潟でアカムツ)
■はえ●オイカワ●岡山●(岡山でオイカワ)
■はごとこ●スジアイナメ●北海道●(北海道でスジアイナメ)
■はごどこ●スジアイナメ●函館●(函館でスジアイナメ)
■はたじろます●マハタ●志摩●(三重志摩でマハタ)
■はちがら●オウゴンムラソイ●北海道●(北海道でオウゴンムラソイ)
■はちがら●アカブチムラソイ●北海道●(北海道でアカブチムラソイ)
■はなだい・鼻鯛・花鯛●チダイ●関東●(関東でチダイ、釣り人が広めて、いまや各地で呼ぶようになった。田中茂穂博士は、東京ではチダイに名称がなく、マダイと区別していないが、祝儀用に使うときには両種を区別していると不思議がっている。チダイは関西方面の呼び名で、血鯛とあてられるが、小さな鯛の意味だという説もある。小さくても雄の前額部が張りだすせいか、各地で、鼻折鯛とか鼻鯛とか呼ばれていた。この呼称が、いつのまにやら関東の釣船で使われるようになり、花鯛と、華やかな名に変わってきたようである)
■はね●スズキ●西日本●(西日本各地でスズキの若魚)
■はまち●ブリ●関西●(関西でブリの若魚)
■ばり●アイゴ●西日本●(西日本各地でアイゴ)
■ばりこ●アイゴ●西日本●(西日本各地でアイゴ)
■パンダメバル●ウケグチメバル●関東●(関東でウケグチメバル)
■びくしはぎ●カワハギ●志摩●(三重志摩でカワハギ)
■ひじたたき・肘叩●シロギス●関西●(関西で大型シロギスの釣り人呼称。ハリを外そうと魚体を握ると尾が肘を叩くほど大きいという意味。インフレ傾向にはあるが、せめて尺鱚から呼びたい)
■ひだりまき●タカノハダイ●西日本●(西日本各地でタカノハダイ)
■ひだりまき●ミギマキ●志摩●(三重志摩でミギマキ)
■ひつお●イスズミ科●宮崎●(宮崎でイスズミ類)
■ひね●アオギス●東京湾●(東京湾でアオギスの老成魚。ひねはアオギスに限らず老成魚に使われる。東京湾のアオギスの絶滅とともに消えた呼称)
■ひらめ●アマゴ●岡山・広島●(岡山・広島でアマゴ)
■ふかやーまじく●キビレアカレンコ●沖縄●(沖縄でキビレアカレンコ)
■べろかじか●ベロ●函館●(函館でベロ)
■べんこだい●キビレアカレンコ●奄美●(奄美でキビレアカレンコ)
■ぼうちょ●ウッカリカサゴ●西伊豆●(西伊豆でウッカリカサゴ)
■ぼーた●ウッカリカサゴ●西伊豆●(西伊豆でウッカリカサゴ)
■ほご●カサゴ●宮崎●(宮崎県中央部でカサゴのこと)
■ほご●カサゴ●瀬戸内●(愛媛県、広島県など瀬戸内西部でカサゴのこと)
■ほご●カサゴ●宮崎●(宮崎県中央部でカサゴのこと)
■ほしたるみ●フエダイ●宮崎●(宮崎でフエダイ)
■ほて●ハチビキ●志摩●(三重志摩でハチビキ)
■ぼらぎす・鰡鱚●アオギス●東京湾●(東京湾でアオギスの老成魚。ボラのように大きいという誇張表現。東京湾のアオギスの絶滅とともに消えた呼称)
■ほんちぬ・本茅渟●クロダイ●関西●(関西方面でクロダイ、まちぬの項参照のこと)
■ほんやま●ヒレジロマンザイウオ●神奈川小田原●(神奈川県小田原でヒレジロマンザイウオ)
■まき●クロサギ●紀伊半島●(紀伊半島でクロサギ。ダイミョウサギなども混称していると思われる)
■まぎす・真鱚●シロギス●東京湾●(東京湾でシロギス。絶滅したが東京湾にはアオギスも多く区別するため。白鱚という呼称も、もともとは東京湾でアオギスと区別するための呼称)
■まこ●マコガレイ●各地●(各地でマコガレイ)
■まじく●キビレアカレンコ●沖縄●(沖縄でキビレアカレンコ)
■ます●ハタ科●志摩●(三重志摩でハタ科の総称)
■まぞい●キツネメバル●北海道●(北海道でキツネメバル)
■まちく●タイワンダイ●知念●(沖縄の知念でタイワンダイ)
■まちぬ・真茅渟●クロダイ●関西●(関西方面でクロダイをキチヌと分けるときにいう。ふつうクロダイとキチヌは分けて呼ぶ。キチヌの方が簡単に釣れるので、釣り人は、クロダイの方が偉いと思っている)
■ままかり・飯借●サッパ●岡山・瀬戸内●(岡山を中心とする瀬戸内でサッパ)
■むぎめし●クロサギ●紀伊半島●(紀伊半島でクロサギ。ダイミョウサギなども混称していると思われる)
■むぎわらだい・麦藁鯛●マダイ●瀬戸内●(瀬戸内一帯で産卵後のまずいマダイのことをいう。ちょうど麦秋、初夏の麦刈りのあとになるのでこの名がある。麦秋に美味しい紀州の麦藁イサキの語感から、美味しい、いいマダイのことだと間違う人もいる)
■めごち●ネズッポ科●瀬戸内●(瀬戸内沿岸でネズッポ科魚類を総称する。ネズミゴチ、トビヌメリ、ハタタテヌメリ、ヤリヌメリなどが多い)
■めっき●ギンガメアジ属●紀州●(紀州で南方系の平たいアジ類の幼魚で、メッキしたようにきらきら光るものを総称する。それぞれの同定が難しく、関西の釣り雑誌が、めっき釣りと書きたてたので、関西全域に広がっている。ギンガメアジ、ロウニンアジ、オニヒラアジ、カスミアジなどの幼魚が多い)
■めっこ●アヤメカサゴ●志摩●(三重志摩でアヤメカサゴ)
■めひかり●アオメエソ科●関東●(関東でアオメエソなどを呼ぶ。比較的新しい呼び方)
■めんつ●ウッカリカサゴ●志摩●(三重志摩でウッカリカサゴ)
■もつ●カワムツ●岡山●(岡山でカワムツ)
■やあ●アイゴ●長崎●(長崎でアイゴ)
■やー●アイゴ●長崎●(長崎でアイゴ)
■やあのいを●アイゴ●長崎●(長崎でアイゴ)
■やいと・灸●スマ●関西●(関西地方で広くスマ。腹部にある黒色斑が、灸の跡のように見えることから呼ばれる。関西の子供たちは、悪いことをすると、やいとすえたろかと怒られたものだが、いまや、お灸とか、やいととか死語になった)
■やぎす・矢鱚●アオギス●東京湾●(東京湾でアオギスの小型魚。気をつけなければいけないのは、1913年の『日本産魚類目録』で日本産キス属は、きす、あおぎす、やぎすの3種と誤って記載された。それ以来、長く日本産キス属の分類学的な混乱が続いて、古い魚類図鑑では「やぎす」が標準和名にされていたりする)
■やず●ブリ●岡山●(岡山でブリの若魚)
■やっぱた●クロシビカマス●静岡県八幡野●(静岡県八幡野周辺でクロシビカマス)
■やまべ●オイカワ●関東●(関東でオイカワ)
■やまべ●ヤマメ●北海道●(北海道でヤマメ)
■ゆーじん●ドンコ●岡山●(岡山でドンコ)
■ゆごい●ウグイ●北海道●(北海道でウグイ)
■ゆごい●マルタ●北海道●(北海道でマルタ)
■よなばるまじく●タイワンダイ●沖縄●(沖縄でタイワンダイ)
■れんこ●キビレアカレンコ●知念●(沖縄の知念でキビレアカレンコ)
■ろうそく●マルソウダ●志摩●(三重志摩でマルソウダ)
■ろうそく・蝋燭●アオギス●徳島●(徳島、吉野川河口でアオギスの幼魚、小型魚。徳島のアオギスは絶滅のようで死語になった)
■わたなべ●スマ●千葉●(千葉でスマ)
■わに●ドチザメ科●中国地方●(中国の山地沿いでシロザメ、ホシザメなど)
■黄茅渟●キチヌ●漢字●(キチヌの漢字。茅渟は茅渟の海、和泉国と淡路国との間の海の古称からきているといわれる。現在の大阪南部、大阪湾のこと)
■黄鯛●キダイ●漢字●(キダイの漢字)
■黄鰭赤連子●キビレアカレンコ●漢字●(キビレアカレンコの漢字。1984年に赤崎正人博士により和名提唱されているが、小笠原諸島の、あかれんこなどと研究中とされたままになっている。学名は決定されていない。背鰭、臀鰭がキダイにくらべて黄色いために命名された)
■沖縄黄茅渟●オキナワキチヌ●漢字●(オキナワキチヌの漢字)
■海鵜鱚●アトクギス●漢字●(アトクギスを漢字で表記してみた。大当て字である。アトクギスは2001年、21世紀になってから西表島の浦内川で発見されて日本産第5のキス属となった。アトクとは採集された浦内川河口にあるアトク島から名づけられた。アトクを表記する漢字はないようだ。アトクとは海鵜のことである。それで海鵜の漢字を当てた)
■血鯛●チダイ●漢字●(チダイの漢字。鰓蓋の後縁が赤く血の色のようだからという説があるが異説も多い)
■元鱚●モトギス●漢字●(モトギスの漢字、鱚は国字。モトギスは1984年に沖縄で発見された。それまで知られていなくて日本産第4のキス属となった。日本産キス属の元になったと考えられ、和名は元鱚と名づけられた)
■豪州真鯛●スクワイアーフィッシュ●漢字●(ゴウシュウマダイという標準和名がつけられてもいるが、ここではフィッシュベースの英名に従う。オーストラリア・ニュージーランドに分布するが、日本のマダイと遺伝学的に似ていて、2000年にはマダイと亜種になるという論文も発表された。マダイの学名が変わる可能性もあるので、外国産魚だがいれておく)
■黒鯛●クロダイ●漢字●(クロダイの漢字)
■真鯛●マダイ●漢字●(マダイの漢字)
■星連子●ホシレンコ●漢字●(ホシレンコの漢字。ホシレンコは赤崎正人博士により新種記載された、体側に散在する青紫色の大きな円斑の状態から和名提唱したと書いている。れんことは、キダイの西日本の地方名、れんこだいから来ていて、連子は当て字である)
■星鱚●ホシギス●漢字●(ホシギスの漢字、鱚は国字。体側に斑紋があるため星と名づけられた)
■青鱚●アオギス●漢字●(アオギスの漢字、鱚は国字。体色が、やや青っぽい)
■台湾鯛●タイワンダイ●漢字●(タイワンダイの漢字)
■南黒鯛●ミナミクロダイ●漢字●(ミナミクロダイの漢字)
■南洋茅渟●ナンヨウチヌ●漢字●(ナンヨウチヌの漢字)
■白鱚●シロギス●漢字●(シロギスの漢字、鱚は国字。喜ぶはキスの意味とは関係なく音のキからとったもの。アオギスと区別するためシロギスとなった)
■鰭小鯛●ヒレコダイ●漢字●(ヒレコダイの漢字。ヒレコダイは田中茂穂博士によって命名されたが由来は書いていない。田中博士によると東京では、ちこと呼んでいたらしい)
■平鯛●ヘダイ●漢字●(ヘダイの漢字)
■Black porgy●クロダイ●英名●(ブラックポーギィ。クロダイのフィッシュベースによる英名、ポーギィはタイのこと)
■Crimson seabream●チダイ●英名●(クリムゾンシーブリーム。チダイのフィッシュベースによる英名。シーブリームはタイのこと)
■Goldlined seabream●ヘダイ●英名●(ゴールドラインドシーブリーム。ヘダイのフィッシュベースによる英名、シーブリームはタイのこと)
■Hoshirenko●ホシレンコ●英名●(ホシレンコ。フィッシュベースによる英名、フィッシュベースでの英名は Hoshierenko とスペルが違っている)
■Japanese sillago●シロギス●英名●(ジャパニーズシラゴ。シロギスのフィッシュベースによる英名)
■Kibire-akarenko●キビレアカレンコ●英名●"(キビレアカレンコ。学名が決定されていないのでフィッシュベースに英名はない。""Fishes of Japan""Nakabo,2002 から採録しておく)"
■Large-scale sillago●アトクギス●英名●(ラージスケールシラゴ。大きな鱗のきすという意味。アトクギスのフィッシュベースネーム)
■Okinawa seabream●ミナミクロダイ●英名●(オキナワシーブリーム。ミナミクロダイのフィッシュベースによる英名、シーブリームはタイのこと)
■Okinawa-kichinu●オキナワキチヌ●英名●"(オキナワキチヌ。学名が決定されていないのでフィッシュベースに英名はない。""Fishes of Japan""Nakabo,2002 から採録しておく)"
■Oriental sillago●ホシギス●英名●(オリエンタルシラゴ。ホシギスのフィッシュベースによる英名)
■Picnic seabream●ナンヨウチヌ●英名●(ピクニックシーブリーム。ナンヨウチヌのフィッシュベースによる英名、シーブリームはタイのこと、なぜピクニックかわからない)
■Red seabream●マダイ●英名●(マダイのフィッシュベースによる英名。シーブリームはタイのこと)
■Silver sillago●モトギス●英名●(シルバーシラゴ。モトギスのフィッシュベースによる英名)
■Small-scale sillago●アオギス●英名●(スモールスケールシラゴ。小さな鱗のきすという意味。アオギスのフィッシュベースによる英名)
■Taiwan tai●タイワンダイ●英名●(タイワンタイ。タイワンダイのフィッシュベースによる英名)
■Threadfin porgy●ヒレコダイ●英名●(スレッドフィンポーギィ。ヒレコダイのフィッシュベースによる英名、ポーギィはタイのこと、直訳すれば糸鰭鯛)
■Yellowback seabream●キダイ●英名●(イエローバックシーブリーム。フィッシュベースによる英名。シーブリームはタイのこと、直訳すれば黄背鯛)
■Yellowfin seabream●キチヌ●英名●(イエローフィンシーブリーム。キチヌのフィッシュベースによる英名、シーブリームはタイのこと)

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