2015年2月18日 22時12分 宮崎県は18日、県内の70代女性がアオブダイの煮付けを食べ、肝臓に含まれる有毒物質パリトキシンによる食中毒で死亡したと発表した。県はアオブダイの入手経路などを調べている。 県によると、女性は16日午後6時ごろ、自宅でアオブダイを煮付けにして1人で食べた。午後9時ごろに体調が悪くなり、17日午後8時ごろ病院に入院。18日午後3時半ごろ、女性が亡くなったとの報告が病院から県にあった。 血液検査などで、パリトキシン中毒の症状である腎不全などを起こしていたことが分かった。パリトキシンは、アオブダイやハコフグの肝臓などに含まれ、呼吸困難などの症状が現れる。 (共同)
|