77cm、6.8kgの個体でした。 過去、四万十川産(10月捕獲5.8kg、5月捕獲4.0kg)を2匹喰ってますが、脂っ気の無い魚の印象でした。 下処理ではウロコはそぎ落とした方が簡単です。 アカメのウロコは皮膚への埋没部分が多くかつでかいウロコなので、バリバリやると飛び散ります。 季節や捕獲場所での肉質の変化が大きいのか?今回の個体は非常に美味しかった。 尾側の背身は薄造りに、腹身はそぎ造りに。 それぞれ旨かったです。 頭は塩を振りオープンで焼きました。 かぶと焼きですね。 骨が異常に硬く、頭を割れませんでしたので丸ごとです。 水分が飛びますから肉質が締まってしまいますが、肉をむしりながら美味しく頂きました。 1日置いたもの(腹身)を湯霜造りに。 やはり脂の乗った部位は美味しい。 3日置いたもの(腹身)を皮付きであぶり、寿司ネタとしました。 これまた非常に美味しい。 皮もクセは無く、処理方法しだいで美味しく活用できますね。 また、一旦冷凍したもの(背身:処理後、2日後冷凍 翌々日解凍)を4〜5mmくらいにスライスし、シャブシャブにしました。 半解凍の状態で包丁を入れると処理がしやすいです。 ここで少し、独特の淡い風味を感じます。 旨みの少ないパサ付く白身魚では無いです。 アラは塩・コショウを振りうすくマヨネーズを塗って魚焼きグリルへ。 マヨネーズが焦げた風味が加わって非常に美味しい。 魚焼きグリルは水を引かない(水っぽくなる)。 てんぷら(背身)も美味しい。 海水域で捕獲した個体は旨いと聞きますが、個人的に3本しか喰ったことが無いので、よく分かりませんね。 個体差があるのは確かです。
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