2007年8月 9日

映画>ダ・ヴィンチ・コード

『ダ・ヴィンチ・コード』(ロン・ハワード監督/2006)。

いつも古い映画を観ることが多いので、こういう最新の大作を観る時は、音や映像はどうなんだろうなという期待がある。また、劇場で観る習慣がないので、人よりワンテンポ(というのは、ぼくの場合、3年以内ということだけど)遅れて観ることへの照れも、ちょっとある。

映像はさすが最新作で、非常に美しい。音響設計も変な誇張や脅かしもなく、スピーカーマトリクスの音場が自然に広がる。音質もいい方だ。AVとしてのクオリティはかなりいいといえる。

映画としても、二転三転のどんでん返しと画面に引きつけるリズム感が、いい塩梅なのだけど、エンディングを少し引っぱりすぎたので、後半がちょっともったいなかった。でも、映画の面白さ、映画でしか表現できないものが存分に盛り込まれて、ごちそうさま、お腹いっぱい。であります。

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