2008年1月28日

プーレ・ベール・エ・フィス・ソーヴィニヨン 2006

いろいろ雑用をしているうちに、こんな時間になったのだが、眠くもないし手持ちぶさたなので、さらに飲む。夕方から飲んでたワインも、すっかり抜けたしな。明日は午後から車で遠距離移動なのだが、まあ、大丈夫でせう。

Poulet Pere & filsと書いて、「プーレ・ベール・エ・フィス」と読むそうな。いわゆるブルゴーニュのどっかである。そいつの、ソーヴィニヨン・ブラン。1600円也。

ここまでユーロが高くなって、それもブルゴーニュで、日本で1600円というワインが、いったいかの地でいかほどのモノであるのか、野暮を承知で詮索してみる。価格は、ちょうど10ユーロ。それが中間のいろいろやら、輸送のいろいろやら、ニホンのデフレやらで、ざっと2倍になっているとして、現地の感覚では、まあせいぜい600円とか800円とか、そのクラスのワインだと思っていいのかもしれない。

ところが、これがうまいのだ。同じソーヴィニヨン・ブランであるにしても、さっきまで飲んでたモンテスと比べると、ちょっとだけ華やかで、ちょっとだけ穏やかでもある。飲んだ後に、いろんな味や香りが残る。純粋にクオリティで比較すれば、モンテスの方が上かもしれないけれど、このにぎやかさはいい。いかにも安っぽい気配も感じないではないのだが、それも含めておいしいと思う。

日々のがぶ飲みワインには、ちょっと高級というべきか、ちょうどいいというべきか、判断に迷うところだが、大体ワインなんて、純粋にサケとして考えればコストパフォーマンスは悪いのだ。学生の頃から長いこと、安ジンばかり飲んでいたのだから、それはよくわかる。

だがとりあえず、1600円でこのワインが飲めるなら、いい話じゃないかなと思う。近所のKALDIというコーヒー屋さんで購入。友だちが遊びに来た時に出せば、とりあえず喜んでもらえそうなワインだと思う。

ちなみに、こないだ仕事で宮崎のワインのことをまとめてみた。よければ、こちらをご覧のほどを。エビ・カニ好きな方はこちら(^^;)。


P.S.

半日置いて、残りの半分を飲んでみたら、昨夜より一段、おいしくなっていた。雑味が消えて、豊かさが出てきた感じかな。

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