2008年4月29日

映画>茄子 アンダルシアの夏

『茄子 アンダルシアの夏』(高坂希太郎監督/2003)。

これも二度目。珍しく階下のプラズマテレビ(42)で観た。このテレビはせっかく買ったのに、子供らのWii専用テレビになってしまっており、まったくこんなことならわざわざ画質がどうの、ナニがどうのと悩むことはなかった。まあ、プラズマは動きが速いのでゲームには向いているが、あきらかに過大投資、オーバークオリティ、要するに無駄な買い物である。

しかも主なソースであるCATVは、標準画質が多いため、そばで見ようとすると画面が荒れて見れたものではない。地デジがあるではないかというと、宮崎は民放2CHという離島なみの電波過疎地域であるため、見るものがない。頼みの綱のBSは、NHKはBS-hiをやめるという。四面楚歌とはこのことだ。

映画の話だった...。

なんで自転車レースの話が「茄子」なのだという疑問が解けないでいる人は、数十万人くらいはいると思う。ぼくだってよくわからない。まあ、原作が「茄子」という漫画であることはクレジットで知ったのだが、さすがに「茄子」ではなんのことだかわからないし、しかも47分の尺でそれを長々と説明するわけにもいかないから、「アンダルシアの夏」をつけたと。なおかつ、茄子は外してはならぬという原作者、出版社サイドの要望も強くて、まったくちがうタイトルをつけるわけにもいかなかったと、そういうことなのだろう。

これも昨年、続編「茄子 スーツケースの渡り鳥」が出た。いよいよわからないタイトルなのだが、どうも主人公ぺぺが日本にやってくるという。やっぱり茄子の浅漬けかなんか食べたりするのだろうか。ぼくは一本漬けが好きなのだが。

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コメント

原作の名前が「茄子」
ヴェルタ・ア・エスパーニァを描いた回のサブタイトルが「アンダルシアの夏」でした。

 茄子にまつわるアンソロジーでして、毎回読みきりで茄子がどこかに出てくる話を描いていました。名作です。単行本そろえています。

 「アンダルシアの夏」は自転車に乗る前にモチベーションを高めるために、見ます。冒頭で、ぺぺがシフトアップしながらケイデンスを上げ加速していくシーンでは血が滾ります。
 真似して走ると乳酸が溜まるのか息が上がって、もう堪りません。

 作品に出てきた「茄子のアサディショ漬け」。想像で作ってみました。小茄子にニンニクとトウガラシと岩塩を擦り込んで、酢とオリーブオイルとハーブに漬け込みます。
 当てずっぽうで作った割りに美味しいものでした。が、二度と同じ味のものが作れません。どうしたら良いでしょうか?

鵜住居さん

はい。ぼくもこれを観て、やたらに速いクロスバイクを買い、ある夏にぐんぐん加速している途中でこけて、今だに右肩が上がらなくなっております。

遅くても遅いなりに、最高速度に達した瞬間の恍惚感というのはあって、ひそやかにささやかにそうしたものを楽しんでいたのですが、やはり無理があったようでした。

昨日、今日と数年ぶりにヘビーなメニエールに苦しんでいるのですが、もしかするとあの事故は、最高速度に達した瞬間に平衡感覚がなくなって宙に浮いちゃったのかもしれないなと思います。そうすると、パラグライダーはもう無理で、自転車もロードやクロスバイクはむずかしいかなあ。

茄子のアサディショ漬け、なるほどそんな感じですね。あれを食べに、アンダルシアに出かけた人も多いでしょう。ギターの国でもあるので、一度は行きたいなと思っているのですが。

 ギャオ痛事件の時ですね。

 オートバイの事故より自転車の事故のほうが後を引く事が多いようです、スピードは遅いのに。お大事にしてください。

 ロードやクロスがだめでも、ランドナーというノンビリ長距離走行向けがありますよ。輪行も簡単で、疲れたら電車で帰ってこられます。合理的です。

そうですね。ちょっとホイールベースの長い、手放しでも安定して走れるくらいの、でもラグ周りの溶接なんか、ちょっと職人技だったりする(^^;)、クロモリフレームのランドナーはいいなあと思っています。

とりあえず、長女が乗っていた3段変則のママチャリで、あの夏以来初めて100mほど走ってみたのですが、うれしかったなあ。

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