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ブラウントラウト (外来種)
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サケ目 サケ科
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Salmo trutta Linnaeus,1758 |
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種名
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ブラウントラウト (外来種)
Salmo trutta Linnaeus,1758
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綱名 |
条鰭綱
Actinopterygii |
目名 |
サケ目
Salmoniformes |
科名 |
サケ科
Salmonidae |
属名 |
タイセイヨウサケ属
Salmo |
食味・危険 |
食味レビュー みんなの総合評価: ★★★★(全5件) レビューを読む 投稿する
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分布 |
ヨーロッパ原産。日本へは1877〜1926年の間にアメリカ合衆国経由でカワマスもしくはニジマスに混じって導入された。冷水で酸素が豊富な湖沼や河川にすむ。 |
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似てる魚は? |
特徴など |
●形態・特徴: 歯の配列はT字型。その名前が示すとおり茶色の体色をしており、体側には朱色斑が散在する。尾鰭に黒色点がないことなどが特徴。
●生息環境: 産卵期は9〜11月とされる。降海型も知られているが、日本ではニジマス同様に見られず、冷水域の河川および湖沼に生息する。
●食性: 小型魚類や甲殻類、昆虫などを食べる動物食性。
●その他: シューベルトの「鱒(マス)」は世界的に有名な曲であるが、この鱒に該当するのが本種だといわれている。その優雅なイメージの一方で、IUCNの「世界の侵略的外来種ワースト100」および「日本の侵略的外来種ワースト100」にランクインされており、日本の「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」でも要注意外来生物リストに加わっている。本来の生息域(本種ではヨーロッパ)の外に導入されると、優雅だった存在も在来生態系を破壊する脅威となってしまった一例といえる。フライフィッシングやルアーフィッシングで人気が高く、日本での分布の拡がりも遊漁による理由が大きい。しかし、ブラウントラウトが日本の在来生態系に悪影響を与えている現状が明らかになってきており、地域によっては駆除を行い始めている場所も出てきている。 |
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