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クロメバル
スズキ目  フサカサゴ科
Sebastes ventricosus   Temminck and Schlegel,1843

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茨城県
茨城県鹿島港
2004/07/08


茨城県
鹿島港
2009/01/27
(躯幹部)


茨城県
鹿島港
2009/01/27


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東京湾
2006/04/09
(胸鰭)


千葉県
東京湾
2006/04/09


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内房勝山漁港
1999/04/10


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南房館山
2005/04/09


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横須賀猿島沖
2009/06/07


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横須賀猿島沖
2009/06/20


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横浜市磯子海釣り施設
2010/02/08
(頭部)


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横浜市磯子海釣り施設
2010/02/08
(尾部)


神奈川県
横浜市磯子海釣り施設
2010/02/08
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種名
クロメバル   
Sebastes ventricosus   Temminck and Schlegel,1843
綱名 条鰭綱
Actinopterygii
目名 スズキ目
Perciformes
科名 フサカサゴ科
Scorpaenidae
属名 メバル属
Sebastes
食味・危険 食味レビュー みんなの総合評価: ★★★★(全14件)
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分布 岩手県・石川県〜九州。朝鮮半島南部。岩礁域に生息し、底から少し浮いていることが多い。
特徴など ●形態・特徴:
頬および眼窩の下縁に棘はなく、涙骨は顕著な2棘がある。主上顎骨には鱗がある。アカメバル・クロメバル・シロメバルの3種は、20世紀の初めから100年にわたって何種にも分けられたり、1種として扱われたりと、研究者の間でも混乱があった。2009年に発表された論文によって、それまでメバルとして扱われていたものが、3種に分けられることになった。
クロメバルは、その名の通り黒っぽい個体が多く、背側は緑色っぽい色をしているのが特徴的。アカメバルやシロメバルとは、胸鰭軟条数が15〜17本(普通は16本)で、臀鰭軟条数は7〜8本であること、側線有孔鱗数は43〜49枚(普通は45〜46枚)であること、体側の横帯は不明瞭な傾向にあること、体側背面の背鰭基底付近に見られる白斑が明瞭な傾向にあることなどを総合的に見て区別するのが良さそうである。

●生息環境・生態:
外洋に面した沿岸域の岩礁帯の藻場に生息する。カサゴやムラソイのように底に着いておらず、海藻や岩礁付近の中層をホバリングしていることが多い。また、アカメバルやシロメバルと異なり、小規模な群れを作らず、単独で行動していることが多いようである。胎生魚であり、冬に交尾を行い産卵する。

●食性:
甲殻類、軟体動物、多毛類、小型魚類などを捕食する動物食性。

●その他:
アカメバルやシロメバルと同様に、春告魚といわれることも多く、旬は春とされる水産上重要種。遊漁での人気も高い。
参照 アカメバル
シロメバル
ウスメバル
トゴットメバル


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