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新コミュニティ(掲示板)オープンのお知らせ

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[1042] 眠れる獅子、そろそろ起きますか(^^) 
2002/5/31 (金) 02:36:33 JUN
▼ 西潟正人さん、竿徹さん

フォーラムのパソコン通信環境がだんだん古くなってきて、
WEB化を意識し始めてから、もう3年くらいたちます。
その間、ずっと考えていたのは「釣りフォーラムって、結局何だ」
ということでした。

ニフティのクローズトサービスなのか、自動巡回できる通信環境なのか、
かつて唯一の場であり、日本最古のネットコミュニティだというブランドなのか、
長い間に熟成されてきたネットマナーなのか、あるいは、そこに集う人たちなのか。

そのどれでもあり、結局は「人」なんだと結論を出したのが昨年で、
とにかく、これまでみんながんばってきたのだから、せっかくWEBに出て行くのなら
「わしらがニフティ釣りフォーラムだ」と、胸を張って出ていけるように
しようと考えていました。

今、もうちょっとイメージが具体的になってきています。

釣りフォーラムは、
「あらゆるジャンルの釣り人が集い、ゆるい連帯感の中で
コミュニティを形成して、それが風通しよく共存し、
隣の部屋へ行けば、いつでも新しい釣り、新しい世界・仲間に出会える場所」
なんだと思っています。

「人」というのは、登録会員14万人という頭数のことではなくて、
そうした釣りフォーラムを守り、楽しむために、それぞれに自分にできることを
積み重ねてきてくれたネットワーカーたちであって、
また、これから出会う人たちのことでもあるのでしょう。

それぞれに温度差があり、価値観もちがい、いろいろですが、
釣りや魚をめぐるあらゆる話や世界が、風通しよく共存している場が
釣りフォーラムで、ジャンルや地域に特化していかざるを得ない、
業界やマスコミとは、その意味で逆の方向をむいているのかもしれません。

そういうものを、WEBでこしらえてみたいと思っています。
道ははるかに遠く険しいですけど、みんなで手をつなげば、
なんとかなるだろうと思います。

多士済々の仲間がいるのですから。


………………………………………………………………………………………

何やらおおげさで恥ずかしいのですけど、先日、週刊釣りサンデーに
書かせていただいたAQUAノート21の文章を転載しておきますね。


ネット界のライオンは眠らず
「釣り人をつなぐ夢」を追うニフティ釣りフォーラム。


パソコン通信。といっても今では知らない人の方が多くなった。

日本におけるインターネット元年は1995年といわれているが、パソコンを電話回線でつないでコミュニティを形成していくパソコン通信は70年代からあり、87年には日本最初の商用ネットとしてニフティサーブ(現@nifty)が開設されている。

釣りフォーラム(FFISH)は、ニフティのスタートと同時に立ち上がった。初代SYSOP(代表)は服部善郎さん。運営スタッフに山川隆さん(現ドコモAOLのCEO)、小西英人さん(現週刊釣りサンデー代表取締役)を擁するという、今にして思えば大変豪華な顔ぶれだった。
2002年3月現在、登録会員数は約14万人。日本最大の釣り人コミュニティであり、当時すでに始まっていた釣りの専門化を越えて、あらゆるジャンルの釣り人を同じ土俵につないでいくという役割を果たしてきた。

たとえばフライマンが明日から鮎釣りを始めようと思えば、鮎系のメンバーが手とり足とり教えてくれるというのは、釣りフォーラムの美点であり、ジャンルの壁がもたらす無用のトラブルや偏見もない。

が、インターネット(以下、WEB)の時代になって、さすがに翳りがみえてきた。今でも1万人に近いアクティブユーザーがいるのだが、大勢としてみればパソコン通信からWEBへ大きくシフトしていて、この巨大な釣り人コミュニティをどうやってWEB化していくかというのが、ここ数年の課題になっていた。

WEBの時代、釣りの世界で何が起こったかというと、釣りフォーラムが10年にわたって取り組んできた「釣り人をつなぎ、ジャンルの壁をなくす」というコンセプトが、まずぶっ壊れたということがある。
WEB上での成功をホームページへのアクセス数で測るという風潮は商用サイトはともかく、アマチュアの世界では的外れだと思うのだが、どうしてもその傾向が強い。また閲覧する側からみれば中途半端に総合的なジャンルを扱うサイトよりも、テーマをしぼり込んでいった方が価値が高いということも確かなので、釣りのサイトはどんどん専門化している。
いわば、ジャンルと地域と運営者のパーソナリティによって「釣り」がコマギレにされているというのが現状だ。

ブラックバス問題も、むやみな放流がもたらす遺伝子の撹乱の問題も、釣り人同士の変な偏見やトラブルも、自分の釣りと自分の水辺しか見ない釣り人の視野の狭さから起こった。

それに対する危機感が釣りフォーラムの根にあったので、今のコマギレの状況をみて一度は目の前が真っ暗になったのだが、それをもう一度、つないでいこうと考えた。WEB化にあたってもこの「つなぐ」ということがコンセプトになる。

現在、釣りフォーラムのホームページでは約1700のデータを納めた「全国釣行データベース」と「WEBさかな図鑑」の二つのデータベースがある。
これらは著作権は釣りフォーラムにあるものの、釣りサイトを運営している人が、あたかも自分のところのコンテンツのように直接リンクを張ることを許可している。いわゆるパブリック・ドメインの考え方であり、コンテンツを広く共有することでより面白いものに育てながら、サイト同士を「つなぐ」役割も期待している。

ほかにも小西英人さんが運営してくださっている「さかなBBS」や投げ釣り専門の「すなはまBBS」を直接リンクフリーにしており、今後も可能なかぎり釣りフォーラムが開発したシステムやコンテンツはオープン化していく予定だ。

また、ジャンルごとに入門テキストやリンク集、仕掛け、コラムなどを集めたサテライトページを作っていきたいと考えている。イメージとしては「オール・アバウト・ジャパン」の釣り版だ。これらがひとつ屋根の下に集まることで、「隣の部屋に行けば新しい釣りの世界がある」ようなものをこしらえてみたい。

昨年末には、規模が小さいなどの理由でなかなか流通にのらない釣り具の名品・逸品を集めたショッピングモール「【Gear-Lab】(みんなの釣り具研究室)」をオープンした。開発者と釣り人がコミュニティを通じて常に話しあいながら、新しいものを生み出していく場にしたいと考えている。
WEBの時代。眠りこけていた釣りフォーラムがようやく目を覚ました。眠れる獅子吠ゆ。なのである。