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[1161] アナゴとウナギ>血清毒と体表粘液毒 
2002/6/10 (月) 23:11:57 小西英人
▼ 宮本克己さん

 ウナギ類だけではなく、アナゴ類や、ウツボ類などのウナギ目魚類の血には毒があります。これらの魚類の血が目にはいると、激しい灼熱感をおぼえ、結膜が赤くなったりすると、いわれていると、『海洋動物の毒』(塩見一雄・長島祐二・成山堂書店・1997年)には書かれています。

 以下、同書をもとに、ウナギ目魚類の血清毒と体表粘液毒について簡単に書いておきますね。

 ウナギとマアナゴの血液は毒性があります。同じくらいの毒性で、マウスと人が同じ毒の感受性を持つと仮定したら、血液を1リットル飲んで、体重60kgの人の致死量になります。まあ、大丈夫ということでしょうが、血はきちんと洗い流して料理しましょう。

 ウナギの体表粘液にも毒があることが近年に分かり、これは、血液とは比べものにならないくらい強い毒性を示したそうです。血液は血清1mlで体重20gのマウスを60〜150匹殺せて、体表粘液は1gでマウスを2000〜8000匹殺せるそうです。

 この体表粘液毒は、ハモにも強毒があり、マアナゴは弱毒、ウツボは無毒だったそうです。

 ウナギの血液で苦しむというのは、体表粘液の仕業かもしれないとも書かれています。

 まあ、日本人も海洋民族で賢いというか、ウナギ目魚類の刺身はありませんものね。こういう「毒」を先人たちは知っていたのでしょう。

                        英人