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[3344] ホシササノハベラ>合格です 
2002/10/31 (木) 07:04:06 小西英人
▼ 渡辺謙司さん

 『新さかな大図鑑』初版のササノハベラ属の同定は、すべてあっていますよ。

 『似たモン魚譜』のスクラップは事務所に置いてあるので、また、後で見ますね。

                           英人
ps
 魚って、わけわからんままに見ていて、ぱああっと見えてきたとき、ほんとうに興奮しますね。この辺が、分類屋という研究者にとっても、たぶん悦楽なのだと思います。

 たとえていえば、頂上も見えず、ひたすら足下を見つめて山を登っていて、気がついたら、ぱああああっと壮大な景色が360度、すべて見えて、頂上に立っていたという、いきなりの快感です。

 ぼくらは、それを「追体験」するわけですが、研究者は、世界で初めて、それを見るわけですから、世界初登頂と同じようなものです。山の世界で未踏峰はなくなりましたけど、魚は、まだまだあります。

 ササノハベラも、ながいこと、赤いのは「沖合型」「海洋型」などといわれ、ひどい図鑑になると「婚姻色」などと書かれながら、研究者も誰も、「ササノハベラ」1種で不思議に思っていなかったのです。

 馬渕博士は、それを潜水観察していて、生態行動から、分離してしまったのですね。すごい観察力だと思います。動物行動学とか生態学とか、最先端のようにいわれますが、もし、馬渕博士の眼力がなく、ササノハベラを、ササノハベラとしか認識せずに、産卵生態行動を記録して、それを論文にしていたら、その研究は2種を混同していたものだから、まったく無意味なものになっていたでしょう。そういう意味で、分類学こそ、生物学の基礎中の基礎になるのです。

 馬渕博士は、それを解決するために、まず分類から中坊博士の門をたたいて、はじめたのです。そのころから、ぼく、聞いていましたから、ササノハベラにしか見えなかったものが、ホシササノハベラとアカササノハベラに分かれて見え始めたとき、馬渕、中坊の追体験をしているようで、ほんと、興奮しました。

 それで、分かったような気になっていても、また、分からんのがでてくるから、恐ろしいといおうか、おもしろいといおうか…。

 渡辺さんも、はまりはじめていますね。

<3292> 投稿>ホシササノハベラ(雄)でしょうか? 渡辺謙司〔10/30 03:19〕
<3297>ホシササノハベラ(雄)>うーーーーーーん... 小西英人〔10/30 06:13〕
<3306>ホシササノハベラ(雄)>登録しました 小西英人〔10/30 06:55〕
<3309>Re:ホシササノハベラ(雄)>登録しました 渡辺謙司〔10/30 12:50〕
<3315>Re2:ホシササノハベラ(雄)>登録しました 小西英人〔10/30 14:40〕
<3317>ホシササノハベラ(雄)>考えすぎでした 小西英人〔10/30 16:06〕
<3332>Re:ホシササノハベラ(雄)>考えすぎでし... 渡辺謙司〔10/31 00:01〕
<3344>ホシササノハベラ>合格です 小西英人〔10/31 07:04〕
<3345>ホシササノハベラ(雄)>合格です 小西英人〔10/31 09:42〕
<3346>Re:ホシササノハベラ(雄)>合格です 渡辺謙司〔10/31 23:24〕