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[630] 第1背鰭>ネズミゴチの雌 
2002/5/2 (木) 12:28:07 小西英人
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■写真はネズミゴチの雌の第1背鰭。

 ほんまに。

 なんやかんやと書くけど、だいたいやなあ、がっちょの第1背鰭って、なんやねん…と大阪弁ばかりではないだろうが、ぼやきが聞こえてきそうだ。

 背鰭に、1や、2や、3や、あるんかいな。

 あるんですねえ。タラ目なら第3まであるんだもんな。鰭(ひれ)は離れたものは、1基、2基と数えて、頭部から順番を決めます。

 鰭式(きしき)って、知っているかな?

 哺乳類を記載するのに歯式ってあるのだが、魚類を記載するのに、いちばん元になるのが鰭式になる。ネズミゴチの鰭式を書こうね。

 D IV-9; A 9; P1 i+17〜19; P2 I,5; C i+7+ii.

 これやこれや、これやからいやや。こんな式、どないして解くねんと、また叱られそうだ。解かなくていいよ。ただ鰭の数を並べただけだから。

 Dは背鰭(せびれ=dorsal fin)
 Aは臀鰭(しりびれ=abal fin)
 P1は胸鰭(むなびれ=pectoral fin ※1は小さく書く)
 P2は腹鰭(はらびれ=pelvic fin ※2は小さく書く)
 Cは尾鰭(おびれ=caudal fin)

 という意味で、I II III IV V …というのはローマ数字で鰭の棘の数をあらわして、アラビア数字は鰭の軟条の数をあらわすのです。また、ローマ数字の小文字は不分枝軟条をあらわして、ハイフン(-)は鰭が分離していること、コンマ(,)は連続していることをあらわします。

 ネズミゴチの鰭式を日本語で書くと

 第1背鰭4棘、第2背鰭9軟条。臀鰭9軟条。胸鰭1不分枝軟条と連続して17ないし18分枝軟条。腹鰭1棘と連続して5軟条。尾鰭上から連続して1不分枝軟条7分枝軟条2不分枝軟条。

 ということになる。この、ややこしさを防ぐために、式であらわしているだけだから、怖がらないように。式なら、数は一発で分かるが、日本語で表記されると、ややこしくて間違うだけなのだ。

 はははは。

 大脱線。よけいややこしくしたかな?

 とにかく。ネズミゴチは、背鰭がふたつにわかれていて、第1背鰭が4棘、第2背鰭が9軟条になっていると知っておいてほしい。

 4棘といっても、クロダイのような、ごつい棘ではなくて柔らかい。ここに白縁取りある眼状斑を持つネズッポ科は、こそこそいるのだが、代表は、ネズミゴチの雌だろう。

 頭のすぐ後ろの背鰭が、第1背鰭で、4棘があり、そこに白縁取り眼状斑を持つのが、ネズミゴチの雌ね。

 この第1背鰭、ぬるぬるして、ぴったりひっつけて、大暴れするから、なかなか見せてくれないよ。自然は、その姿を、隠すもんなんだ。

                             英人