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新コミュニティ(掲示板)オープンのお知らせ

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[▲前のスレッド]

[624] アオハン・クエスト始めましょう(^^) 
2002/5/2 (木) 01:14:05 JUN
◆画像拡大
第一背鰭の斑紋がブルーメタリックに輝くネズミゴチがいます。

関西では「がっちょ」、関東では「めごち」ですか。
九州では、みな自信なさそうに「めごち・・・」といいます。
鹿児島では自信満々で「ごっばば!」といいますが。

そのネズミゴチの、今だ図鑑に載っていない背鰭の青いタイプを
最初に釣りフォーラムに報告してから、3年近くたちました。
ずっとこいつの、分布調査ができたらなあと思っていたのですが、
へたに動くと、研究者にかえって迷惑がかかることもあったりするので、
実はなりをひそめていたわけです。

でも、まあ、石の上にも三年。
そろそろ、よかでしょうということで、動いてみることにしました。

宮崎で最初に見つかったこの魚、高知にもいたという話がありました。
そうすると、和歌山にもいるかもしれませんし、房総半島くらいまで
いてもおかしくないし、瀬戸内海にも可能性があるのかもしれません。

とにかく、分布も魚についても、まったくわかりません。
もしネズミゴチを釣ったら、背鰭を持ち上げて斑紋の色を見てください。
青ければ、「あおはん」です。
それから、口元が黄色いという特徴があります。

今、はっきりとわかっている分布は、宮崎県だけで、
高知県は未確認ですが、たぶんいるのでしょう。
あとは、真っ白です。
皆さんの報告が、その地域の第一号になる可能性が高いのです。

やってみましょう。
ネズミゴチの背鰭を持ち上げて、青ければ当たりです。
ここに報告をお願いします。

アオハン・クエスト。
はじまりはじまり。



[627] ネズッポ科>第1背鰭から始まる不思議の世界 
2002/5/2 (木) 06:11:54 小西英人
▼ JUNさん

 青斑ねえ。ぜひ、集めてみたいな。情報と、そして標本も。

 そのまえに、呼び方に困る、がっちょ、めごち(関東はめごちだよ)、てんこち、ごっばば…ですが、ここではネズッポ科魚類から、ネズッポと呼びますね。

 このネズッポ、性的2型があるのを、みなさん、知っていますか?

 雌雄で斑紋や色、そして形態まで差があるのです。

 茶色くて、ねばねばで、くさくて、厭なヤツだとだけ思っていませんか?

 鰭を拡げてみると、その美しさに驚きます。そして体表をよく見ると、鮮やかすぎる色と斑紋に飾られていることに気がつくでしょう。

 ネズッポたちの華麗な世界の入り口は、ウサギを追ってウサギの穴に落ちる…のではなくて、第1背鰭を拡げてみることです。すると、思っても見なかったワンダーランドが拡がるでしょう。

 青斑も、JUNさんが、騙されたと思って第1背鰭を拡げたことから始まったのです。

 ということで、とりあえず入門として『怪投乱麻』に書いた、ネズッポ科魚類の話を転載しておきます。


======================================================
【怪投乱麻】vol.47
淡路島●ふんふんふんふん吹上浜で興奮の巻


淫靡な蝶。
がっちょの華麗な世界


■ふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふん…。ぼくの鼻息しか聞こえない。自分の世界に没入し、まるで、蝶の展翅をしているような気分だ。展翅…? ふと1965年のウィリアム・ワイラー監督、テレンス・スタンプ主演の映画「コレクター」の淫靡な世界を感じる。どんな世界かって? あのテレンス・スタンプを知らない人にいくら説明しても無駄だから知っている「ぼくら」だけ、にやりとしておく。ともかくコレクターというのは偏執的で変なところが昔からあるのかもしれない。それにしても「がっちょ」が蝶に見え、淫靡に感じるようになった、ぼくって変?
       ■
■ネズッポ科魚類って呼び名に困る。「ネズッポ類はね…」などといって、頭の中にその魚のイメージができる人は研究者だけかもしれない。「がっちょはね」「てんこちはね」「めごちはね」といって、やっと分かる人が増えるだろうか。「のどくさりはね」といって分かる人は全日本サーフの会員だろう。
■底が磯でない限り、どこにでもいるし、いれば釣るのは難しくない、いや、釣りたくなくても掛かってきて、棘をたて、ぬめりは多くべたべたで、タオルに引っかかりまくって始末に悪いうえに、タオルをずるずるにして使い物にならなくしてしまう嫌われものである。ずず茶色い体は、お世辞にも美しいとはいえない。しかし、鰭を立ててみると瞬時に世界は変わる。
       ■
■去年出版した『釣魚図鑑』のネズッポ類は側面から見た鰭立て写真をずらりと並べてみた。この美しい世界を釣り人みんなに知って欲しかったからだ。あんなに美しく、どうやって撮すのかと聞かれることも多い。魚の鰭立て写真に「こつ」や「技術」などない。きれいに撮すんだという「気持ち」しかない。美しい魚を美しく、映像として残して見て欲しいという、強い欲求だけで撮影している。
■研究者が鰭立て標本写真を撮るときは、死んだもので鰭を拡げフォルマリンを刷毛で塗って鰭を固定するか、虫ピンでとめる。生きている場合は動かないように麻酔剤を使う。魚の色ってとても微妙なもので、フォルマリンを塗っても、麻酔剤を使っても、一瞬で色が変わる。
■ぼくは釣りあげたら、すぐに竿を放りだして、魚から丁寧に鉤を外し、撮影用のバック板に魚体にあわせた穴をあける。そこに魚をいれて、海水をかけて濡れて元気になるようにしながら、鰭を拡げていくのだ。簡単に鰭の拡がる魚もいる。難しくて癇癪を抑えて抑えて抑えて抑えて、根気のいる魚もいる。
■がっちょは、むちゃくちゃ根気がいる。まずぬめぬめだから鰭を拡げるのが難しい。第一背鰭、第二背鰭、臀鰭、尾鰭と拡げているうちに、元気のいいがっちょは、鰭を、ぱたんとすべて閉じたり、跳ねあがって逃亡しようとする。また始めからやり直し、やり直し、やり直し、やり直し、やり直し…。何度やり直すか分からない。しかし、ふんふんふんふん、自分の鼻息を聞きながら鰭を拡げることに没頭して、何度も何度もやっていると、ほんと、蝶の展翅をやっているような錯覚に陥る。
■淡路島の吹上浜で釣った、このがっちょは、トビヌメリの雄であった。全長十センチあまりであったが、はっきり雄の特徴はでている。まず臀鰭に黒褐色の特徴的な縞模様がある。これだけでもトビヌメリの雄と同定できる。あと尾鰭に暗色点があって下部が暗色になり、第二背鰭に二列の暗色点があり、第一背鰭の四棘のうち第一と第二の棘がのびる。頬に多くの黄色点があるのだが、これはまだ不完全であった。ネズッポ科魚類は雌雄の模様が違うものが多い。なぜなのか。決まっているでしょ、求愛のためなのである。
       ■
■ネズッポ類の産卵は夏の間に行われることが多い。トビヌメリでいうと、トビヌメリの雌は夕方の産卵時刻になると目印のない砂底でも、必ず同じ場所に現れる。ここで雄の求愛を受けるのだ。この場所をジャック・モイヤー博士は「ランデブー・サイト」と名づけた。そこに雄は集まり喧嘩をし、残った雄は雌に気に入られるために派手で大きな鰭を閉じたり開いたりする。このための、美しい鰭なのだ。雌がその気になると雄は大きな腹鰭を雌の腹の下に入れ、優しく持ちあげるようにしながらゆっくりゆっくり上昇する。それは仲良く手をつないで泳ぐ新婚旅行なのだ。そして放卵、放精して、素早く海底に戻る。嘘だろうって? もちろんぼくは海底の大恋愛ドラマを見たことない。一九九四年に東海大学出版会が出した『さかなの街』という写真集を見て欲しい。中村宏治カメラマンのトビヌメリの雌雄の素晴らしい生態写真とモイヤー博士のわくわくどきどきする解説が載っている。
       ■
■ちっちゃなトビヌメリの雄に苦労している。鰭を立ててくれない。じっとしてくれない。あたりまえだけど。でも、トビヌメリの華麗な世界の一端を知って欲しくて、いや、ただ写真を手元に置いておきたいというコレクターの情熱からなのか、とにかく熱中する。結局三〇分ほどかかって、息も絶え絶えになったカメラマンは、ごめんなごめんなとつぶやきながらトビヌメリを逃がしてやった。食べるには、ちっちゃすぎるもんね。「がんばれワカゾー。その鰭でうまく雌を誘惑するんだぞ」
       ■
■ほんとは大ちぬを釣りに来たのだった。淡路島の地図を見ていて、そうだ、吹上浜だと思いついたのだった。ぼくの釣りはこんな思いつきで決める。釣れているか釣れていないか、あまり気にしない。ところが、家を出る頃には「釣れる」という確信に満ちているから、我ながら単純だなあと思う。暮れなずむ吹上浜で大ちぬを夢見ながら投げていたのであった。一晩中、動き回った。夜中が満潮であったから、何度も何度も投げなおした。餌は時々盗られるだけ、さすが大物場、来たら大物だ。わくわくしていた夜は明けた。釣れたのはクサフグだけ…。
■朝になっても意地になって釣っていたらマコガレイがぽろりと釣れた。それでがんばっていたら、ちっちゃなトビヌメリがぽろりと釣れたのであった。
       ■
■日本産のネズッポ科は三十七種もいる。そのうちネズミゴチやトビヌメリ、ハタタテヌメリはどこにでもいる。でも、その美しさを伝える写真は少ない。こつこつ撮りだめ、いひひいひひと楽しむのに飽きたら、また魚類図鑑にまとめようっと。


週刊釣りサンデー2001年6月10日号【怪投乱麻】より転載

[630] 第1背鰭>ネズミゴチの雌 
2002/5/2 (木) 12:28:07 小西英人
◆画像拡大
■写真はネズミゴチの雌の第1背鰭。

 ほんまに。

 なんやかんやと書くけど、だいたいやなあ、がっちょの第1背鰭って、なんやねん…と大阪弁ばかりではないだろうが、ぼやきが聞こえてきそうだ。

 背鰭に、1や、2や、3や、あるんかいな。

 あるんですねえ。タラ目なら第3まであるんだもんな。鰭(ひれ)は離れたものは、1基、2基と数えて、頭部から順番を決めます。

 鰭式(きしき)って、知っているかな?

 哺乳類を記載するのに歯式ってあるのだが、魚類を記載するのに、いちばん元になるのが鰭式になる。ネズミゴチの鰭式を書こうね。

 D IV-9; A 9; P1 i+17〜19; P2 I,5; C i+7+ii.

 これやこれや、これやからいやや。こんな式、どないして解くねんと、また叱られそうだ。解かなくていいよ。ただ鰭の数を並べただけだから。

 Dは背鰭(せびれ=dorsal fin)
 Aは臀鰭(しりびれ=abal fin)
 P1は胸鰭(むなびれ=pectoral fin ※1は小さく書く)
 P2は腹鰭(はらびれ=pelvic fin ※2は小さく書く)
 Cは尾鰭(おびれ=caudal fin)

 という意味で、I II III IV V …というのはローマ数字で鰭の棘の数をあらわして、アラビア数字は鰭の軟条の数をあらわすのです。また、ローマ数字の小文字は不分枝軟条をあらわして、ハイフン(-)は鰭が分離していること、コンマ(,)は連続していることをあらわします。

 ネズミゴチの鰭式を日本語で書くと

 第1背鰭4棘、第2背鰭9軟条。臀鰭9軟条。胸鰭1不分枝軟条と連続して17ないし18分枝軟条。腹鰭1棘と連続して5軟条。尾鰭上から連続して1不分枝軟条7分枝軟条2不分枝軟条。

 ということになる。この、ややこしさを防ぐために、式であらわしているだけだから、怖がらないように。式なら、数は一発で分かるが、日本語で表記されると、ややこしくて間違うだけなのだ。

 はははは。

 大脱線。よけいややこしくしたかな?

 とにかく。ネズミゴチは、背鰭がふたつにわかれていて、第1背鰭が4棘、第2背鰭が9軟条になっていると知っておいてほしい。

 4棘といっても、クロダイのような、ごつい棘ではなくて柔らかい。ここに白縁取りある眼状斑を持つネズッポ科は、こそこそいるのだが、代表は、ネズミゴチの雌だろう。

 頭のすぐ後ろの背鰭が、第1背鰭で、4棘があり、そこに白縁取り眼状斑を持つのが、ネズミゴチの雌ね。

 この第1背鰭、ぬるぬるして、ぴったりひっつけて、大暴れするから、なかなか見せてくれないよ。自然は、その姿を、隠すもんなんだ。

                             英人

[631] :第1背鰭>わあお!! 
2002/5/2 (木) 12:29:19 小西英人
◆画像拡大
■写真はネズミゴチの第1背鰭

 わあお。これはなんだ!!!

 という疑問から、おもろいことははじまるんだなあ。

                             英人

[656] Re:アオハン・クエスト始めましょう(^^) 
2002/5/4 (土) 23:54:51 宮本克己
▼ JUNさん

 アオハンですね…今年はネズッポ系、真剣に釣ります。

 あれって、針がまだ口に掛かっている時、全部の鰭がピーンと立ってて、なのに外してからちょいとそこらに置くと鰭はペチャン。鰭にきれいな模様があるから何とか工夫してうまく写真を撮ってやろうか、でもどっちから撮って良いものか…小西さんの“ネズッポの「展翅」”を釣りサンデーで読んで、「よっしゃ!!」と意気込み…、でもでもあのいやな思い出が…、そう、ヤリヌメリを釣ってしまったんですよ。
 あの変な臭い、唯一私のデータベースで新たに1種増えるはずの撮影対象を簡単に放棄してしまいました。それ以来あれには遭いたくないものの視覚以外で種の同定ができる「貴重な」ヤリヌメリはおらず、今にして自分に腹の立つ経験であります。

 今年は一匹ずつ背鰭のチェックします。

 これから真夏にかけて、ボートでキス釣りに出かけようかというところ、昨年も京都・宮津湾にて、わが総称「テンコチ(orがぁっちょ)」を求めていたのですが、あのヤリヌメリはおろか、なぜでしょうか狙うと釣れない、あるいは数が少なくなったのか。

 毎年梅雨の頃から真夏にかけて数回はキスのボート釣りに興じるのですが、キスの釣れ具合は年によりムラがあったりするように思えるものの、テンコチは年々その姿を見なくなっているようが気がします。そちらではいかがでしょうか。少なくなってませんか?こっちは日本海の話なんですが。

 ヤリヌメリ対策、今年は任せてください、石鹸持ってボートに乗りますよ…待てよ、これは環境汚染、こういうことをするのが良くないのか。

[657] ヤリヌメリのこと 
2002/5/5 (日) 00:15:38 JUN
▼ 宮本克己さん

小さなボートでヤリヌメリを釣ると、逃げ場がないですよね。
ぼくも、ゴムボートの釣りが好きで、毎年、梅雨明け頃に一度はやるのですが、
始めたばかりの頃、気づかずにクーラーボックスに放り込んでしまって、
ほかのキスだのキュウセンだのを、全部だめにしてしまいました。

ヤリヌメリの匂いのするキスの刺身というのは、情けないものです。
なんか、タマネギの腐ったような、硫黄系とかそういう匂いですね。
ドリアン羊羹が近いといえば近いけど、あれに比べれば、
まだ人の道をわきまえた匂いといえます。

で、そういう事態になっても、まだヤリヌメリという魚の仕業であることに
気づかず、「これは変だ。唐揚げにしてみよう」ということになり、
新婚ほやほやだった、わがオクサンが揚げてくれたのですが、
たまたまというか、運悪くというか、いや今となっては貴重な経験ですが、
そのヤリヌメリを口に入れてしまったわけです。

すごいもんです。
口の中が腫れていくような感覚がありました。

その後、英人さんの図鑑のおかげで、ヤリヌメリという魚のことを知り、
以来、ネズッポを釣るたびに仕掛けをつまんで、鼻先でくんくんと
匂いをかいでから鈎を外す習慣になったのですが、運が悪いということはあるもので、
いざ匂いを嗅ごうとして鼻先に寄せた時に、うねりが入ってボートが揺れ、
そいつの粘液を、鼻に「ぺちゃり」とつけてしまったことがありました。

しかも、当たりです。
海上で「うおおおお」と雄叫びをあげてしまいました。

あの苦労があって、神はぼくにアオハンを与え給うたのでしょう。
きれいな魚です。「背鰭観察」よろしくお願いします。

[658] Re:ヤリヌメリのこと 
2002/5/5 (日) 00:39:56 宮本克己
▼ JUNさん

 ああ、あれを口まで…。臭いだけではないそうですね。
 とにかく、今年はマジで真剣にやります。1枚しかないんです、このシリーズ。結構釣ってきたはずなのに。

 よろしくお願いします。まずは洗濯バサミから…。

[659] ヤリヌメリ>中毒例なども… 
2002/5/5 (日) 00:59:00 小西英人
▼ 宮本克己さん

 ヤリヌメリの写真を、きちんと撮れないのは愛情不足さ…と、2000年に、三重の紀伊長島に釣りに行きました。『釣魚図鑑』のためです。

 ボートを出して、苦労しましたが、なんとか1尾、釣り上げました。

 それからの「展翅」が大変です。

 なんやこれくらい!

 強がって、膝の上にボードを置いて、そのまま一所懸命に「展翅」していたのですが、。何度やっても、すぐに鰭を閉じてしまい、うまくいきません。ボートは木の葉のように揺れるし、そのうち、においはだんだん強烈なり、気持ち悪くなってきて、ふらふらです。

 船に弱い相棒が、港に戻ろうと懇願するので、仕方なく、撮影を中断して、港に戻り、揺れないところでまた、やり直しですが、ぼくの足にもヤリヌメリの粘液がどろどろ流れて、臭いというものではありません。

 やっと撮影するときには、臀鰭を、ぼろぼろにしてしまいました。

 結局、1時間以上大騒ぎして、ぼくも、においにへろへろになり、臭いは、頭痛いはで、もうボートを出す気にもなれず、大阪まで相棒に運転してもらって、やっと帰りついたのでした。

 でも臀鰭がぼろぼろになって、愛情を感じられる写真でもないので、また、挑戦したいなとは思っています。

 釣ろうと思うと釣れないのですよね。なかなか。

 『海洋動物の毒』(塩見一雄・長島祐二・1997年)で塩見博士が書いていますが、1977年に神奈川県三浦半島金田湾で釣ったヤリヌメリを食べて、食中毒になったという情報があったそうです。そのヤリヌメリを入手して食べてみると、よく食べてみたなというほどの、強烈な辛みがあったそうです。

 その成分を分析してみたのですが単離はできなかったそうです。しかし、この成分をマウスの腹腔内投与すると、マウスは1分間、大暴れ、七転八倒して、ばったりと倒れ、60分間ほとんど動かなくなって、死ぬかと思うと、90分後には起きあがって完全に回復したそうです。

 危なかったね、JUNさん。ばったり倒れなくてよかったね。

 また、辛み成分はマウスの腸管に強い収縮を引きおこしたので、下痢原因物質だろうと書かれています。

 ただし、この辛みは、個体差があるようです。辛くないヤリヌメリも多いようなのです。

 悪臭のにおいの本体は、メチルメルカプタンとメチルジサルファイド、硫黄化合物なんだそうです。

 いろいろ嫌われることの多いネズッポ類ですが、連中、かなりナーバスな魚です。きっちりとすみわけるのです。たとえば長崎の志々伎湾では、湾奧の砂底にネズミゴチ、湾中央の砂泥底にハタタテヌメリ、湾口部のあらい砂底にはヤリヌメリが多いそうです。ネズミゴチなど、きれいな砂底の「指標生物」であるという言い方もできるでしょうね。

 大阪湾や瀬戸内では、確実にネズミゴチは減っています。釣れなくなってきました。それは、きれいな砂底がなくなってきて、泥をかぶっているからなのです。

 そのうちに、絶滅危惧種だなんてことにならなきゃいいのですが…。

                            英人

[660] Re:ヤリヌメリ>中毒例なども… 
  【魚図鑑参照】
2002/5/5 (日) 09:39:17 宮本克己
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▼ 小西英人さん

 おはようございます。あれは確か2年ほど前の話、全長わずか3メートルのボート上、あの瞬間私の「ん?」と相棒の「あ!」がほぼ同時でした。即バックハンドでスローイング、しばらく臭いが残ってましたよ。
 1時間も現場に…、超人的努力にはただただ恐れ入るばかりであります。こりゃ、洗濯バサミじゃ話にならんかも、ボート上はまずいからどこか100均ショップなどで適当な容器を探しにいこうか、なんかこれじゃぁ「アオクエ」ならぬ「ヤリクエ」になっちゃいますね。

 まずはアオクエ・日本海支部がんばります。投げ釣りの好きな友人もおりますから、時間が合えばついていくようにしたいと思います。参考までに唯一所蔵のネズッポ写真つけておきます。ヤリヌメリ事件当日撮影したもの、当然ながらこれはヤリヌメリではありませんが、なんとなく“しょぼくれた”表情に見えます。まるでその時の自分自身を写しているみたい…。

 ついでに、半ば根性を失いかけてますが、「ヤリヌメリ釣れた時はご一報を!現場までカメラ持って駆けつけます!」。言うだけなら簡単、トホホ。

[661] トビヌメリ>の雄ですね 
2002/5/5 (日) 13:30:35 小西英人
▼ 宮本克己さん

 宮本さんの撮ったネズッポは、トビヌメリの雄ですね。

 ほほを見ると、青色地に褐色で縁取りされた黄色斑点が並ぶでしょう。トビヌメリの雄の特徴です。また、臀鰭に、美しい暗色斜線が並びます。

 「がっちょ」なんて、まったく苦手で、分からなかったのですが、「展翅」を趣味にし始めて、やっと、とっかかりが分かるようになりました。

 いつやら、探偵ナイトスクープをやっている放送作家から電話がかかってきて、釣ったとたんに臭い魚っているのですか?

 ああ、ヤリヌメリですねと返事したら、嬉しそうでした。釣ってほしそうだったから、やなこったと、紀伊長島を紹介して、京大系の研究者を紹介して、逃げの一手です。

 そうしたら、しばらくして、電話がかかってきて、いま、最終の企画会議の真っ最中なんですけど、どれくらい臭いのですか…と聞くから、どれくらいって、かなりのもんではありますけどと返事をしました。卒倒しますか…って聞くから、そこまででもないでしょう…と返事して、それでぽしゃったようです。

 そんなもん、どれくらい臭いかって電話で聞かれてもね。

                         英人

[662] 図鑑>トビヌメリ雄>登録しました 
2002/5/5 (日) 20:14:46 小西英人
▼ 宮本克己さん

 トビヌメリの雄、登録しました。ありがとうございます。

                      英人

[699] :ヤリヌメリ>もうしわけない 
2002/5/7 (火) 16:14:16 小西英人
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 ■集中力がとぎれて、愛情を感じられない写真になってしまった。ヤリヌメリの写真です。

 ヤリヌメリ君にに対して、ほんとうにもうしわけない。

                            英人

[875] アオ・クエ>口の黄色い変なヤツ 
2002/5/20 (月) 16:13:44 小西英人
◆画像拡大
 広島のタツヤさんから聞かれ、違うスレッドで「アオハン」の頭部背面写真をいれておきましたが、「アオ・クエ」本体が、いつのまにやら、えらく沈み込んでいましたので、口の黄色い頭部背面写真を、ここに再掲して、本体を浮上させておきますね。

 ほんと。変なネズミゴチです。ふつうのネズミゴチは、こんなに黄色くありません。宮崎の流星号さんは、たしか「輪ゴムのような口したやつ」なんていっていましたっけ。

 第1背鰭を広げるのは、けっこう大変ですが、口ではすぐに分かるのです。

                      英人

[876] Re:アオ・クエ>口の黄色い変なヤツ 
2002/5/20 (月) 16:34:12 タツヤ
みんなで注意して背鰭を広げてたら違う色も出て来たりして。
アカハン発見!なんて事になったら・・・

[878] Re:アオ・クエ>口の黄色い変なヤツ 
2002/5/20 (月) 17:00:43 タツヤ
ちなみにネズミゴチって最大で何センチになるんです?

[880] アオ・クエ>ネズミゴチの最大長寸 
2002/5/20 (月) 18:55:09 小西英人
▼ タツヤさん
> ちなみにネズミゴチって最大で何センチになるんです?

 こんな簡単な質問にも、なかなか答えられないのが、いまの魚類学の現状かな? 簡単な魚の情報が、なかなか記録としては蓄積できていないのです。もちろん、それぞれの専門研究者の頭の中には、すごい情報があるのですが…。

 でも、週刊釣りサンデーが集めた釣魚の日本記録表を見せると、たいてい、その分類群の専門家でも、その、あまりの大きさに唸ることが多いようです。今年の5月9日に高知県沖ノ島で釣れた、拓寸67.5センチの日本記録のメジナ(口太)も、すごい迫力でっせ。

 ちなみに、ヨメゴチの日本記録は全長で55.6センチです。ほかの釣魚記録にも興味のある人は

http://www.tsurisunday.co.jp/

 にいって、「●釣魚日本記録表」というのをクリックしてみてください。ヨメゴチは日本記録の写真も見られるよ。

 さてさて、ネズミゴチだな。

 ちょっと文献を当たってみましたが、『日本産魚類大図鑑』(東海大学出版会・1984年)のネズミゴチの記載にある「体長17センチ」というのが、引用されて、一人歩きしているようです。

 前に説明しましたが、この体長というのは、標準体長です。吻から下尾骨の後端までで尾鰭は入りません。だから尾鰭を抜いた数字が17センチというのは、平均的な大きさとしては、こんなものでしょう。

 最大がわかりません。

 むかし、全日本サーフキャスティング連盟の大物賞の基準は「のどくさり」(ネズッポ科全般を全日本サーフではこう呼ぶ)で、Aランク=27センチ、Bランク=30センチ、Cランク=35センチ、Dランク=40センチであって、紀伊半島の三重県側、いわゆる紀東で、「尾長がっちょ=ヨメゴチ」が発見されるまでは、このランクを埋めるのが難しくて難しくて、みんなで、うんうん言っていました。

 Aランクの27センチでもなかなか釣れなくて、Bランクはほとんど宝籤でした。これらのネズッポ科魚類は、ネズミゴチとトビヌメリが中心だったと思います。

 それから類推すると、ネズミゴチとトビヌメリは、全長が27センチを超えると最大クラスで、30センチを超えると日本記録クラスになるのではないでしょうか。

                         英人

[919] Re:アオ・クエ>ネズミゴチの最大長寸 
2002/5/22 (水) 12:49:05 タツヤ
>ネズミゴチとトビヌメリは、全長が27センチを超えると最大クラスで、30センチを>超えると日本記録クラスになるのではないでしょうか。

3年ほど前に33cmのネズミゴチを釣ったんです。
その時「これは記録かも・・・」と思ったんですけど、正式な最長寸の記録が分からなかったので放っておきました。今回ちょうど良い機会だと思って聞いてみた次第です。
かなり良い所いってるんですね!

[920] Re2:アオ・クエ>ネズミゴチの最大長寸 
2002/5/22 (水) 14:21:00 西潟正人
▼ タツヤさん
関西地方でいう「放った」とは、捨てたということですか?
33センチのネズッポ?「旨そうやないけぇ!」。
さぞ食い応えがあったでしょうに。そうそう、そこまで大きいと私なら刺し身で2人前はとりますよ。透き通った、美しい白身です。

[922] Re3:アオ・クエ>ネズミゴチの最大長寸 
2002/5/22 (水) 14:56:14 タツヤ
▼ 西潟正人さん
記録云々について放っておいただけで、美味しくいただきましたよ。
基本的に美味しい魚ですが、あのヌルヌルが無ければもっと人気が出るのでしょうけどねぇ。
青いヤツ釣れないかなぁ・・・

[923] 日本記録>ネズミゴチの最大長寸 
2002/5/22 (水) 15:49:46 小西英人
▼ タツヤさん

 それは凄い!

 日本記録かもしれませんね。

 とはいっても、釣り人みんなが同定できるような魚は、記録魚種として認定しやすいのですけど、同定がほとんどできないものは、無理なのです。ネズッポ科の見分けができる釣り人というのは、やはり、まだまだ少数派ですから。

 それで、ネズッポ科全般としてくくって、いちばん大きくなるヨメゴチしか、認定としてはできないのです。

 まあ、タツヤさんの「心の日本記録」として、長く記憶にとどめておいたら、いいと思います。

                         英人

[936] 英人さんからの報告 
2002/5/23 (木) 20:29:56 JUN
今日から明日にかけて、英人さんは徳島県と高知県の県境あたりで
竿を出しているということ。今頃は、一人で夜釣りをかけているのかな。

夕方近くに連絡があったのですが、ここでアオハンネズミゴチを
3尾、釣ったそうです。やはり、いるのですね。

3尾とも尻鰭が黒っぽいので雄ではないかということですが、
特徴的な青斑は、しっかり入っているということでした。

明日の夜には帰ってこられるでしょうから、報告が楽しみです。

[937] Re:英人さん留守中に。 
2002/5/23 (木) 23:39:41 西潟正人
▼ JUNさん

相模湾でも、けっこうズッポ類は揚がるのですが。市場でそれとなく覗きながら背鰭を引っ張ったりして・・・、しかし、アオハンはいませんねぇ。南の海だけのモンでしょうか?もう少し、探索します。

[948] 標本>お願い 
2002/5/25 (土) 18:14:58 小西英人
▼ 西潟正人さん

 ぼちぼち、青斑を大量に集めて、研究できる下準備をした方がいいかもしれません。西潟さんは、魚市場で買えるのですよね。

 そこでお願いですが、もし青斑がいて、それの産地がわかっているのならば買いつけて京都大学に送っていただけませんか。同じ場所で獲れた、ふつうのネズミゴチも比較のために必要です。

 数百個体は集めなければ研究にはかかりにくいのです。どこかの時点で、魚市場の買いつけに入らなければならないかなと思っていましたが、見かけたら、よろしくお願いします。費用は釣りサンデーで持ちます。数万円ならかまいません。

 それにしても南方系なのかな?

 しかし相模湾は黒潮圏だから、そういう意味では海の中は亜熱帯でもあります。

 甲浦で、おもいがけず釣れたので、ちょっと驚いていますが、気をつけると普遍的なネズミゴチなのかもしれません。

                            英人

[949] Re:標本>お願い 
2002/5/25 (土) 19:26:29 西潟正人
▼ 小西英人さん

ネズミゴチを数百匹買っても、数万円になんかなりませんよ。
それより全国的にネズミゴチを専門に狙う漁師は皆無かと思われます。相模湾では現在、延縄の外道として入ったヒメジやヒメコダイ、例のカナドなどと一緒にして一箱いくらで取引されています。
そんな中から、ネズミゴチの背鰭をつまんで眺めているのです。今は、くちばしの黄色い輪ゴムで探してますが・・・。
シラス網は、日によっては底引きに近い漁をしてますから、外道として入ったら全部引き取るようにします。なぁに、店でも使えますから。
ところで、ネズミゴチの下ろし方って、みなさん知ってるかな?
ヌメリは取る必要がありません。キスより簡単に素早く下ろせます。知らなかったら、手を挙げてくださいな。文字だけで、なんとか説明いたしましょう。

[950] ネズミゴチ>関東では喜ばれるのかと… 
2002/5/25 (土) 20:51:13 小西英人
▼ 西潟正人さん

 同じ標準和名のコチ科がいて、間違えやすいのですが、ネズミゴチは、関東では「めごち」、名物料理でしょう?

 数百まとまると高いのかと思いましたけど、安いのですね。あまり喜ばれないのですか?

 ネズミゴチのおろし方、おしえて!!!!

 嫁さんにやってもらうからね。       英人

[953] Re:ネズミゴチ>関東では喜ばれるのかと… 
2002/5/26 (日) 01:32:58 西潟正人
▼ 小西英人さん
関東では確かにメゴチと言います。私はこの言い方がイヤで、力強くネズッポと言い改めさせております。
さて、アオハン(?)の撮影に失敗し、やけ酒でも飲みたい気分ですが・・・。
気を取り直して、ネズッポ類の料理教室です。
@魚は頭を左に、まな板にのせます。
背鰭の最終位置から包丁を入れ、皮ごと(多少の身は付く)背鰭を頭の方向に向かって切り進みます。
Aネズッポの後頭部まで包丁がきたら、垂直に頭を落とします。ただし、腹側の皮一枚は、残さなくてはいけません。
B包丁の位置はそのままに、魚を裏返すと、頭は右になります。包丁の刃は、裏返った首根っこの背骨に、しっかり固定します。
C左手にネズッポの頭を持ち、右手の包丁はしっかり骨を押さえ、頭を左方向に引き抜きます。
D内臓と一緒に、皮もきれいに剥がれます。
E中骨に沿って身を開けば、天ぷら屋で見なれた姿です。
注意
頭を引くとき、包丁をかなり寝かせないと骨が切れてしまいます。
慣れると早いです。50本なんてアッという間です。キスより、楽ですよ!

[955] ネズミゴチ>料理>言葉だと… 
2002/5/26 (日) 05:35:09 小西英人
▼ 西潟正人さん

 ほんと、言葉だけだと難しそうに感じますね。

 たぶん、手順としては慣れれば簡単なのでしょうけど。

 あおんなこといいながら、ぼく料理したことがないから、プリントアウトして、嫁さんに渡しておきます。

                         英人

[939] Re:英人さんからの報告 
2002/5/24 (金) 09:00:54 タツヤ
四国にいたという事は広島や山口でも期待できるかもしれませんね!

[942] アオ・クエ>釣っちゃった 
2002/5/24 (金) 18:42:52 小西英人
 結局、5尾くらい釣りました。あとネズミゴチの雌も1尾混じりました。

 徳島県から、ちょっと高知県に入った甲浦港です。

 やはり口が黄色いので一目で分かります。そして背鰭を拡げると、それこそモルフォ蝶のようなブルーメタリックの輝きがきれいです。

 そうそう珍しい魚が釣れたわけではないのですが、夜釣りも含めて、いろいろ忙しくて、20本持っていたフィルムがなくなりました。特別な取材でない限り、いつも20本持っていて足りなくなることはないのですが…。

 まあ、青斑は難しいので、それでフィルムの消費量も増えたのでしょうが…。

 きのうは、1時間ほど、うつうつっとしただけで、眠たいよお。

 ああ、もちろん青斑は昼間に釣れたのです。

 夜は、基本はハナアナゴ、あとクロアナゴ、あとアミメウツボ、あといっぱいです。長モンは大阪市立自然史博物館の波戸岡さんとこ送って、青斑はじめ、雑魚類はすべて京都大学総合博物館の中坊さんとこ送って、ぼくは、いまからシロギスとオオモンハタとクロホシフエダイの刺し身を食べます。

 そうそう、いちおうシロギス狙いで行ったのですが、はじめに青斑が3尾きて、竿をほったらかして、撮影に大わらわ、そのあとシロギスの25センチがきて、いいぞと思っていたら、シロギスは、けっきょくこれだけでした。

 まあ、いろいろ撮影できたからいいけど。       英人

[951] Re:アオ・クエ>釣っちゃった? 
2002/5/26 (日) 00:53:51 西潟正人
▼ 小西英人さん
>

[952] Re2:アオ・クエ>釣っちゃった? 
2002/5/26 (日) 01:05:29 西潟正人
◆画像拡大
あせりまくって、とんでもない写真です・・。
東京湾の金田港から、キス釣りに出かけた友人が、30本ほどのネズッポを持って帰りました。その中の一本ですが、アオハンじゃないですか?
これって、どんどん色が退化していくんですね。もっとピンのあった写真もあるのですが、最初の一枚だけにブルーが残ってます。
白い発砲スチにピンを打って、客が帰った後の大仕事・・・。結果がこれじゃぁなぁ!くやしい!ふがいない!ざんねん!
ネズッポは、全て冷凍保存しました。こんな写真ですが同定を、よろしくお願いいたします・・・。

[954] アオ・クエ>標本>お願いします 
2002/5/26 (日) 05:32:33 小西英人
▼ 西潟正人さん

 いやあ。ちょっとわかりにくいですけど、青斑のようです。でも、断定はできません。

 そうなんです。色が変わっていくのです。だから撮影も難しいのです。生きている間でなければ無理なのです。でも、口の黄色いのは残っていませんでしたか?

 よければ、そのネズミゴチを京都大学総合博物館に送っていただけませんか?

 クール宅急便の冷凍、着払いで、釣った日時、場所(場所は読み仮名も入れておいてください。標本ラベルは英語で記入しますので、釣り場名は読みにくいものが多いですから)その他の情報をメモってお願いします。

 普通タイプも、欲しいです。比較研究のためです。

 送り先は以下の所です。

606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学総合博物館
TEL 075-753-3279
中坊徹次

 よろしくお願いいたします。               英人

[962] Re:アオ・クエ>? 
2002/5/26 (日) 13:13:20 西潟正人
▼ 小西英人さん
> ▼ 西潟正人さん
>
>  いやあ。ちょっとわかりにくいですけど、青斑のようです。でも、断定はできません。
>
>  そうなんです。色が変わっていくのです。だから撮影も難しいのです。生きている間でなければ無理なのです。でも、口の黄色いのは残っていませんでしたか?
>
>  よければ、そのネズミゴチを京都大学総合博物館に送っていただけませんか?
>
>  クール宅急便の冷凍、着払いで、釣った日時、場所(場所は読み仮名も入れておいてください。標本ラベルは英語で記入しますので、釣り場名は読みにくいものが多いですから)その他の情報をメモってお願いします。
>
>  普通タイプも、欲しいです。比較研究のためです。
>
>  送り先は以下の所です。
>
> 606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学総合博物館
> TEL 075-753-3279
> 中坊徹次
>
>  よろしくお願いいたします。               英人

[963] Re2:アオ・クエ>? 
2002/5/26 (日) 13:16:49 西潟正人
◆画像拡大
どうも途中でEnterを押してしまう・・・。
アオハンらしきものは、かなり強烈に美しいブルーでした。
思わず声が出るくらいですが、残念ながら写真にはおさめられなかった・・・。

[964] Re3:アオ・クエ>? 
2002/5/26 (日) 13:19:09 西潟正人
◆画像拡大
アオハンらしきの頭ですが。
それほど、黄色っぽくはなかったです。時間がたったせいかな?

標本の件、ラジャーです。明日になりますが、説明文と共に、確実に送っときます!

[965] アオ・クエ>強烈に美しいブルーなら 
2002/5/26 (日) 14:29:29 小西英人
▼ 西潟正人さん

 青斑に間違いないでしょう。

 標本、ありがとうございます。よろしく。   英人

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