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[3547] 食味>ホシササノハベラの煮付け 
2002/11/10 (日) 23:01:03 JUN
流星号さんにボートに乗せていただいて、
ひさしぶりに日向のキス釣りをしてきました。

狭いポイントですが、そこにはまると入れ食いという感じで、
2人で70尾以上のキスが釣れ、ほかにカサゴ、ホシササノハベラ(良型)、
ギンガメアジ幼魚をいただいたので、こやつらをまとめて煮付けてみました。

食味ランキングの先入観としては、
1位:カサゴ、2位:ぐっと下がってホシササノハベラ、
3位:ほぼ同着でギンガメアジ(その差は好みの範囲)、
という感じだったのですが、

実際には、
1位:カサゴ、2位:ほぼ同着でホシササノハベラ(子供は圧倒的に支持)、
3位:ちと差がついてギンガメアジ、
となりました。

ホシササノハベラ、うまいです。
小骨が少なくて、骨離れがよく、カサゴよりも食べやすいくらいで、
うちの5歳の女の子など、22センチくらいの良型を、
みるみる、一人で食べてしまいました。

身だけをカサゴと比べてどうか、となると、総合的にカサゴ優位かもしれませんが、
なんのなんの、わしはベラでなくてはならぬという人がいても不思議ではないです。

キュウセンの塩焼きなどは、それは大変おいしいものですけど、
ササノハの煮付けというのも、これはこれで、良いものだなと見直しました。



[3548] ホシササノハベラも生息してるんですね・・ 
2002/11/10 (日) 23:42:16 あらら@宮崎HomePage
▼ JUNさん

キス釣行お疲れ様でした。昼間釣果の確認電話しましたけど、ちょうど入れ食いって言われてましたね(^_^;)

私は今日は午前中用事があったので、昨晩流星号さんから電話ももらったのですが残念ながらご一緒できませんでした。でも昼から行きたくなって、またも宮崎市・堀切下へ。今日は何処に投げてもアカササノハベラ入れ食い・・・。(昨日もそうだったんですけど)思ってたのはすべてがアカササノハベラでホシは居ないんだ・・・ということ。ニシキベラはまれに釣れるんですけど。宮崎に生息してないんだと思ってました。
ベラは刺身でも甘みがあって美味しいと聞いてますけど、持ち帰ったことがありません。20Cm級は試してみようかなぁ・・・
※ちなみに堀切下はベラが居るからミズイカ(アオリイカ)も多いと聞いてます。

[3551] 食味>アカササノハベラの造り 
2002/11/11 (月) 06:24:37 小西英人
▼ JUNさん

 いままで、アカササノハベラとか、ホシササノハベラとか釣ると、京大に送っていたのですが、このまえ、和歌山県の志原で、カサゴとコバンヒメジとアカササノハベラを釣ったとき、すべて造りにして食べてみました。

 やはり、カサゴが美味しくて、身に味があり、こりこり歯ごたえもありますが、新鮮すぎて、やや硬いかなと。コバンヒメジとアカササノハベラは、そう期待していなかったのですが、身の味が、やや頼りないものの、身は柔らかすぎず硬すぎず、なかなかのもので、これほど美味しいとは思いませんでした。好みによっては、JUNさんと同じく、カサゴより上に行くなという感じでした。

 釣り人の魚は、なんでも美味しいですね。

 あららさん。

 ちょっと内湾気味だとホシササノハベラ、ちょっと外洋気味だとアカササノハベラ、その中間地帯では、入り混じって生息しています。もちろん釣って確かめたわけではないですが、宮崎で言えば日向くらいから内湾性になるのかもしれませんね。愛媛で言えば、松山沖でも、けっこう黒潮の影響があるのですが、瀬戸内になるのでホシササノハベラ、佐多岬を回って、豊後水道側になって、両者が混じり、高知に近くなってアカササノハベラという感じです。

 両者は、ほんとうに産卵期でも入り混じっていますので、基本的には種を見分けて産卵行動をするという生殖的な隔離があるのですが、まれに、相手をまちがう慌て者もいて、そういうことで、まれに、交雑種も出ているようです。

                          英人

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