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[4082] ドンコ>チゴダラ>エゾイソアイナメとの関係 
2002/12/30 (月) 07:55:18 小西英人HomePage
▼ さとうさん

 深場にいるのはチゴダラで問題ないのでしょうが、浅場にいるものはエゾイソアイナメかチゴダラか、どちらなんでしょう。

 ぼくは、浅場のものもチゴダラだと、ここでは扱っています。

■チゴダラ
http://fishing-forum.org/cgi-bin/zukan/zkanmei.cgi?sel_no=0&mas=000169

 ちょっと引用しておくと。

■チゴダラとエゾイソアイナメは、ちょっとややこしい。『日本産魚類検索 第二版』(中坊徹次編 2000年)で中坊は、Paulin(1989)によって、エゾイソアイナメはチゴダラのシノニム(新参同物異名=同じものに間違えて違う名前つけたやんかということ)にされたが、諸形質と生息場所の相違から考えて、別種と思われるので本書ではそのように扱ったと注記を入れ、両種の見分けを下のように書いた。
■チゴダラ @体は淡褐色 A眼は大きく、吻長の2/3より大きい B水深150〜650mに生息。
■エゾイソアイナメ @体は濃褐色 A眼はやや小さく、吻長の2/3 B水深数10m以浅に生息
■論文にはなっていないが北里大学の岡本誠らは、両種の形態を比較して同種としている(1997年日本魚類学会年会講演要旨)のを受けて、ぼくは『釣魚図鑑』(小西英人 2000年)で、同種と扱った。つまりエゾイソアイナメをシノニムと考えて消したのである。基本的には北に多い魚で、ぼくは、そうそう見たわけではないのだが、ぼくの見た限りでは、なかなか、びしっと分けられない。ぼくの師、中坊さんの意見を無視するのは心苦しいけど、ここでは暫定的に、エゾイソアイナメはチゴダラと同じと考える。

 なんて、ちょっと恐ろしい記載を書いているのですけど、これ、どうなんでしょうね。ぼくは、深海のチゴダラを見たことがないのです。簡単に言えば、眼が大きいという説と、眼が出ているから分からないだけだという説にわかれるようですね。

                        英人