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[4160] 安浦>トラフグ(幼魚)>OKです 
2003/1/2 (木) 07:06:17 小西英人HomePage
▼ 西潟正人さん
▼ 渡辺謙司さん


 黒斑に白い縁取りがあり、西潟さんもおっしゃるように、臀鰭が白いから、トラフグです。背面に白色斑があるのはトラフグの幼魚時の特徴ですが、ふつうこの白色斑は小円斑ではなく、やや虫食い状斑になるのですが、これは小円斑ですね。

 西潟さん、ナメラダマシは、また違うフグです。マフグ(なめらふぐとも呼ばれます)に似ているので、この名前があります。

 カラスはトラフグと、よく似ています。遺伝的にもかなり近く、お互い分化の程度の少ない種だと思われます。一般的な見分けは臀鰭で、白ければトラフグ、黒ければカラスです。またカラスの背部の体色は紫がかった黒色で、ちょっとトラフグの体色とは違います。

 しかし遺伝的な距離が近く、よく似ていて、中間型がよく出ます。これは自然交雑しているのが多いようです。

 臀鰭が黒いといっても、先がちょっと黒いのから、段階的に真っ黒になるまであって、交雑種か、違うのかを判断するのは、よく見て慣れなければ、かなり難しいと思います。

 またカラスは渤海と黄海が主産地で、日本ではあまり獲れず、表層部に多いようで、浮き延縄で獲れます。また沖合性が強いようです。

 トラフグは日本各地に分布し、主に底底延縄で漁獲され、底にすみ、沿岸性が強いようです。

 釣り人は、あまりカラスを意識しないでもいいのですが、調理人としては、カラスとトラフグは見分けなければいけないでしょうね。

                            英人