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[8557] 白バック>あれこれ 
2003/9/18 (木) 06:19:29 小西英人HomePage
▼ きくやの常連さん

 ぼくはポジでやっています。デジタルはわかりません。

 ぼくは、最終的には、図鑑にするための印刷物のために撮っています。それで、アオギスの臀鰭などは、基本的には、完全に光を回して、完全に理想的な形に、現場でするのは無理なので、露出を0.5絞り単位でかえて、全体で言うと、アンダーからオーバーまでのポジを保存しておきます。

 それで、実際に図鑑に使うことになったら、臀鰭に露出があったのと、ボディに露出があったのとを、組み合わせて使うことになると思います。

 そこまで凝らない出稿の時は、臀鰭を強調したかったら、そこに露出があって、全体にアンダーのポジを出稿、ボディを強調したかったら、ボディに露出があって臀鰭が飛び気味のポジを出稿ということになります。

 こういう、もともと露出条件の違いやすいものを、合成するのは、デジタルは大得意なんでしょうけど、ぼくポジからデジタルに直すときは、買ってきたままで、デフォルトのフィルムスキャナーで、とにかく取り込んで、それから、明るさと、コントラストの調整だけをちょっと入れて、それでアップしています。

 デジタル、ようわからん。

 とにかく、なにがいいたいかというと、シロギスの臀鰭のように、透明な物は、白バックでも、黒バックでも、グレーバックでも、なかなか写りません。

 たぶん、鰭にあった露出と、ボディーにあった露出の2枚を、合成していかなければいけないのでしょうね。

 けど、ぼく、もともと釣り週刊誌でプロとして写真をはじめましたし、中学の時から、キャパにあこがれていて、報道系にいきたかったから、写真は一発で決めて終わりだと基本的には思っているのね。

 しかし、世の中は変わっています。なにか考えなければいけないかなとは思っています。

 けど、ほんと、うまくなったね。あっというまに。驚きます。

 ストロボがiwachanのアドバイスで、うまく散らばっているのもいいいのでしょうね。

 ちょっとだけ気をつけた方がいいのは、光が回りすぎて、ちょっとリングライトで撮影したように、厚みのあるものは、周囲に影ができています。

 これ、別に、いいといえばいいのですが、太陽はひとつなので、人の眼は、光源がひとつに慣れています。リング状になると、ちょっと違和感がでるのですね。

 ストロボの光源をちょっとずらして、背の方からの光がちょっとだけ多めになるように調整して、腹側に影がでるようにした方が、より自然になります。

 また、シロギスのように透明でなくても薄い色の臀鰭の魚は、白バックで困るのですが、ちょっと鰭を浮かせるようにして、臀鰭の影ができるようにしてやると、そんな臀鰭でも、写ります。

 このマトウトラギスは、そんな例です。これ、大雨の中、防波堤にうずくまって、すぐに力をなくす、弱い小さな魚を、一発瞬間芸で撮りました。鰭を立てたのは一枚だけでした。そんなこと言っても、知らない人には、ふうんとうだけなのでしょうが、常連さんは分かっていただけるでしょう。

■マトウトラギス
http://fishing-forum.org/cgi-bin/zukan/zkanmei.cgi?sel_no=0&seq=000602&kisai=1

 いまでも、常連さん、十分で、あとは慣れだけでも、かなり行くと思いますが、よりステップアップを考えるときには、気にしてみてください。

                          英人
ps
 しかし、白バックで、魚を撮っていると、あれの鰭はこうなっているとか、いろいろ観察眼も増しますね。これも魅力ではありますね。

 とにかく、ぼくは生きている魚で、標本写真のような写真を撮って、釣り人のみなさんに魚の美しさを知ってほしかったのです。ぽいと捨てる小魚の美しさをね。

 それが、見るだけではなくて、見せる方に回ろうという人が増えてきてくれて、ほんとに嬉しいです。

 ここに、できるだけきれいな写真を集積して、魚の美しさをアピールしましょう。