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新コミュニティ(掲示板)オープンのお知らせ

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[▲前のスレッド]

[8528] 白バックはまってます>ボラ 
  【魚図鑑参照】
2003/9/16 (火) 23:40:28 きくやの常連
◆画像拡大
こんにちは。
おととい白バックの味をしめたので、我慢できず今日も撮影に行ってきました。

場所は鳥取県堺水道です。

胸鰭基底上半部が青いのでボラだと思います。
20cm。
僕の初ボラです。

初めて釣った魚は食べることにしているのですが、「くんくん...おえーっ!」という感じで、リリースしました。
ボラは食べたことあって美味いことは知っているのですが、いつかは自分で釣って食ってみたいです。

写真はiwachanさんに教えて頂いたとおり、完全な白にはこだわらず、リアルな魚に見えるよう心がけました。

ただカメラを構えて左手側にストロボがあって、レフ板もUの字状にしているため、手の肌色が反射され左側が若干赤い、変な写真になってしまいました。

自分的には、それ以外合格だったのに...

[8529] 白バックはまってます>サッパ 
  【魚図鑑参照】
2003/9/16 (火) 23:50:46 きくやの常連
◆画像拡大
サッパも釣れました。

シロギスは6匹、16cmくらいのが釣れたのですが、サッパは1匹だけ、15cmという中途半端さで、持って帰るか迷いましたが、ままかりの実力を知りたかったので持って帰ってついさっき刺身で食べました。

脂が乗っていましたが、残念ながら美味しくはなかったです。
まだ硬直が終わっていなかったような味でしたので、真の実力ではないかもしれません。
ただ、刺身というより、ままかり漬けの方が絶対に美味しくいただけると感じました。

サッパを断面図にすると逆三角形なので、穴をうまく作らないと撮影板と背鰭が接触しませんでした。
時間がかかってしまって、撮影時はもう死んだか死なないかくらいです。
おまけに背側の鱗が何枚かとれちゃってます。
うーん、むずい。

その他イトヒキハゼ、スジハゼ、シロギスのアップは今日はもうできません、ごめんなさい。

[8532] 境水道>サッパ>OKです 
2003/9/17 (水) 00:04:23 小西英人HomePage
▼ きくやの常連さん

 サッパ、OKです。           英人

[8544] 白バックはまってます>シロギス 
  【魚図鑑参照】
2003/9/17 (水) 17:44:34 きくやの常連
◆画像拡大
シロギスです。

以前小西さんが「臀鰭は断念しました」とおっしゃっていた意味が分かりました。

本当に鰭を立ててくれないです。

うまく臀鰭を立てて撮影できたと思ったら背鰭が立っていなかったので、臀鰭はあきらめます。
穴あけ等を含めると、30分ほどは格闘していたと思います。

薄造りにして食べました。

[8545] 白バックはまってます>スジハゼ 
  【魚図鑑参照】
2003/9/17 (水) 17:51:18 きくやの常連
◆画像拡大
スジハゼです。
8cm。
シロギスより鰭を立ててくれない上に非常に小さい!

かなりストレスが溜まりました。

鰭を立てようとするとかなりの集中力を要します。
撮影し終わると、もう帰りたくなりました。
しばらくは何も考えられず、ポウーッとしていました。

[8546] 白バックはまってます>イトヒキハゼ 
  【魚図鑑参照】
2003/9/17 (水) 17:54:48 きくやの常連
◆画像拡大
イトヒキハゼです。
きれいに撮影できたと思っています。

イトヒキハゼはハゼ科でもすぐに鰭を立ててくれるので、無理することなく撮影できました。

撮影は本当に根気が必要ですが、できあがった作品を見ると報われますね。

[8547] 白バック感想 
2003/9/17 (水) 18:22:12 きくやの常連
今まで白バック撮影してみたかったけど、難しそうだったので、なかなか挑戦できませんでした。
挑戦しようか迷っている人の参考になるか分かりませんが、感想を書かせてもらいたいと思います。

@魚が弱りにくい
撮影板の上で撮影すると、魚の弱り方が全然違うことに気づきました。
硬くて、熱い地面の上は魚にとってかなりつらいのでしょうね。

A鰭を立てやすい
鰭を立てることついては穴を開けてぴったり魚をはめることができるので楽に行えるようになりました。
ただ、鰭が立っているかいないかが一目でわかるので、鰭を立てるまでがんばってしまいますが。

B人の反応が変わる
今まで普通に撮影していたのですが、ネンブツダイやスズメダイなど、全然珍しくない魚を撮影するのに少し恥ずかしさを感じていました。
白バックで撮影していると、覗き込んだほとんどの人は「すごい!」と感動してくれます。
恥ずかしいどころか得意になれます。

Cコストがかかる
残念ながら撮影板を買わなくてはいけません。
僕はホームセンターでA2の撮影板を650円で購入しました。
2回釣りに行きましたが、半分はまだ未使用です。
だからそれほどでもないと思います。
小西さんが使っておられるデコパネは1枚あたりが安くなるので、そちらを買うのもよいかもしれません。
発見したのですが、汚れたら、まな板等を殺菌・漂白してくれる塩素系の洗剤をかけてしばらくすると、またきれいな白に戻ります。
もちろん、家でしてくださいね。

D少し時間がかかる
もちろん釣りはできますが、撮影に時間がかかります。
手伝ってくれる人がいると非常にスムーズに進みます。
でも思ったより時間はかかりません。
鰭を立ててくれない魚だけは時間がかかります。

偉そうに書いちゃいましたが、これを見て、思ったよりよさそうじゃんと思っていただければ嬉しいです。

[8552] Re:白バック感想 
2003/9/17 (水) 22:03:18 小西英人HomePage
▼ きくやの常連さん

 釣りと撮影をしていたら、あっという間に時間がたつでしょう。

 しんどいことはしんどいけど、一粒で2度美味しいような感覚はありますよね。

                              英人

[8551] 白バック>イトヒキハゼ>すごい! 
2003/9/17 (水) 22:01:26 小西英人HomePage
▼ きくやの常連さん

 たしかにイトヒキハゼは写しやすいハゼ科ではありますけど、なかなか、ここまでは写せません。

 すごいや!                   英人

[8550] 白バック>スジハゼ>くたくただし 
2003/9/17 (水) 22:00:13 小西英人HomePage
▼ きくやの常連さん

 小さいいし、苦労するよね。

 ここまでやるとは、たいしたもんです。         英人

[8549] 白バック>シロギス>臀鰭は 
2003/9/17 (水) 21:59:00 小西英人HomePage
▼ きくやの常連さん

 シロギスの臀鰭は立てるのが難しいということもありますが、たてても透明で、
白バックでは写らないという問題もあるのです。

 透明の鰭は、白バックでも、黒バックでも難しくて、これ課題です。

 今年の行橋で撮った、アオギスを見てください。がんばって、臀鰭も背鰭も立てています。それでも、臀鰭は、ほとんど目立たないのです。

 アオギスの臀鰭は、まだ前方が黄色いからましではあるのですが、シロギスは、ほんと、透明です。

                             英人

[8554] 白バック>上手いなぁ 
2003/9/17 (水) 22:18:59 ぷいぷいユッケHomePage
▼ きくやの常連さん

写真、上手いなぁ。
私もちゃんとやっていかないと。(^_^ゞ

撮影板をケチッていたから、なかなか良いようになりませんでしたが、
これからはケチッてられませんね。(^_^;;


きくやの常連さんは小物も随分、釣られているようですし、こっちもウズウズしちゃいます。
これからも関西方面の「けったいな小魚」期待してま〜す!!


シロギスは標本作成をする時も他の魚と違って、展鰭作業が難しいので厄介です。
何しろ鰭膜が見え難いし、破れ易いんですよね。

う〜ん。見ていると現場に行きたくなっちゃうなぁ。

[8556] ありがとうございます。 
2003/9/18 (木) 00:39:21 きくやの常連
▼ 小西英人さん
▼ ぷいぷいユッケさん


褒めていただき、素直に喜んでいます。
よい写真をたくさん撮ってみなさんに見ていただきたいです。

アオギスの臀鰭の写真、本当に美しいです。
写真であの臀鰭の質感をみごとに表現されていますね。
すごすぎます。

シロギスの臀鰭は本当に軟らかくてきれいな無色透明ですね。
写真に写せても軟条がうっすら見える程度になってしまいます。
あの薄い鰭を標本用に展鰭するのはかなりきつそうですね。
というよりも固定できるのですか?
標本も根気が必要ですね。
でも魚本体をいつでも見られるというのは魅力的ですね。

[8557] 白バック>あれこれ 
2003/9/18 (木) 06:19:29 小西英人HomePage
▼ きくやの常連さん

 ぼくはポジでやっています。デジタルはわかりません。

 ぼくは、最終的には、図鑑にするための印刷物のために撮っています。それで、アオギスの臀鰭などは、基本的には、完全に光を回して、完全に理想的な形に、現場でするのは無理なので、露出を0.5絞り単位でかえて、全体で言うと、アンダーからオーバーまでのポジを保存しておきます。

 それで、実際に図鑑に使うことになったら、臀鰭に露出があったのと、ボディに露出があったのとを、組み合わせて使うことになると思います。

 そこまで凝らない出稿の時は、臀鰭を強調したかったら、そこに露出があって、全体にアンダーのポジを出稿、ボディを強調したかったら、ボディに露出があって臀鰭が飛び気味のポジを出稿ということになります。

 こういう、もともと露出条件の違いやすいものを、合成するのは、デジタルは大得意なんでしょうけど、ぼくポジからデジタルに直すときは、買ってきたままで、デフォルトのフィルムスキャナーで、とにかく取り込んで、それから、明るさと、コントラストの調整だけをちょっと入れて、それでアップしています。

 デジタル、ようわからん。

 とにかく、なにがいいたいかというと、シロギスの臀鰭のように、透明な物は、白バックでも、黒バックでも、グレーバックでも、なかなか写りません。

 たぶん、鰭にあった露出と、ボディーにあった露出の2枚を、合成していかなければいけないのでしょうね。

 けど、ぼく、もともと釣り週刊誌でプロとして写真をはじめましたし、中学の時から、キャパにあこがれていて、報道系にいきたかったから、写真は一発で決めて終わりだと基本的には思っているのね。

 しかし、世の中は変わっています。なにか考えなければいけないかなとは思っています。

 けど、ほんと、うまくなったね。あっというまに。驚きます。

 ストロボがiwachanのアドバイスで、うまく散らばっているのもいいいのでしょうね。

 ちょっとだけ気をつけた方がいいのは、光が回りすぎて、ちょっとリングライトで撮影したように、厚みのあるものは、周囲に影ができています。

 これ、別に、いいといえばいいのですが、太陽はひとつなので、人の眼は、光源がひとつに慣れています。リング状になると、ちょっと違和感がでるのですね。

 ストロボの光源をちょっとずらして、背の方からの光がちょっとだけ多めになるように調整して、腹側に影がでるようにした方が、より自然になります。

 また、シロギスのように透明でなくても薄い色の臀鰭の魚は、白バックで困るのですが、ちょっと鰭を浮かせるようにして、臀鰭の影ができるようにしてやると、そんな臀鰭でも、写ります。

 このマトウトラギスは、そんな例です。これ、大雨の中、防波堤にうずくまって、すぐに力をなくす、弱い小さな魚を、一発瞬間芸で撮りました。鰭を立てたのは一枚だけでした。そんなこと言っても、知らない人には、ふうんとうだけなのでしょうが、常連さんは分かっていただけるでしょう。

■マトウトラギス
http://fishing-forum.org/cgi-bin/zukan/zkanmei.cgi?sel_no=0&seq=000602&kisai=1

 いまでも、常連さん、十分で、あとは慣れだけでも、かなり行くと思いますが、よりステップアップを考えるときには、気にしてみてください。

                          英人
ps
 しかし、白バックで、魚を撮っていると、あれの鰭はこうなっているとか、いろいろ観察眼も増しますね。これも魅力ではありますね。

 とにかく、ぼくは生きている魚で、標本写真のような写真を撮って、釣り人のみなさんに魚の美しさを知ってほしかったのです。ぽいと捨てる小魚の美しさをね。

 それが、見るだけではなくて、見せる方に回ろうという人が増えてきてくれて、ほんとに嬉しいです。

 ここに、できるだけきれいな写真を集積して、魚の美しさをアピールしましょう。

[8559] Re:白バック>あれこれ 
2003/9/18 (木) 06:55:09 小西英人HomePage
 そうそう。

 マトウトラギス、これ、10cmもなかったと思います。小魚です。

                            英人

[8564] Re2:白バック>あれこれ 
2003/9/18 (木) 14:34:47 きくやの常連
▼ 小西英人さん

マトウトラギス見ました。

説明がなければ小魚に見えません!
力強さがあります。
この写真を見ると小西さんの言う「ちから」の意味がよく分かります。
この魚、力んで自分で鰭を立てていますね。

やはり魚が鰭を立てたか、人が無理やり立たせたか、なんとなく分かるなー。
はあー。まだまだ遠いですね。
しかし大先輩達が見てくださっているので心強いです。

光源の話ですが、指摘されて初めて気づきました。
未熟だなー。
ちょっとレフ板の位置や角度を調整してみたいと思います。
その日は快晴だったので、スジハゼの写真は空の光がレフ板に反射されていたのかもしれません。

[8531] 境水道>ボラ>OKです 
2003/9/17 (水) 00:03:06 小西英人HomePage
▼ きくやの常連さん

 ボラ、OKです。                英人

ps
 サンフィッシュ科類、文献が事務所にあるので、解説はあす書きますね。

 ごめん。

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